今週のおすすめ

  • いちばんわかりやすいDTMの教科書 三訂版いちばんわかりやすいDTMの教科書 三訂版

    2024.10.11発売

    Cubaseユーザーに最適!DTM入門書の決定版『いちばんわかりやすいDTMの教科書 三訂版』が発売

    2010年に初版が刊行されたロングセラー商品の最新改訂版です。当然ながら細かな情報や操作方法についてはアップデートしていますが、章立てや基本的な本の構成としては変わっていません。DTMという分野で15年近くも構成を変えずに解説書として風化せずにいられたのは、ソフトウェアや環境の進化はあっても変わらない「音楽制作の本質」にフォーカスしているからでしょう。対象は入門者でありながらも、著者の長年のキャリアで培われた音楽に関する知見や考え方が(ほとんどのページの欄外にも!)詰まった本書は、コンピューターで音楽制作を志すすべての方の道標となってくれるはずです。制作に行き詰まったときには、本書でもう一度初心に帰ってみるのもオススメです!

  • 野村義男の"思わず検索したくなる"ギター・コレクション還暦記念増補版野村義男の"思わず検索したくなる"ギター・コレクション還暦記念増補版

    2024.10.11発売

    400本を超えるギター・コレクションを一冊にファイル!『野村義男の"思わず検索したくなる"ギター・コレクション還暦記念増補版』が発売

    分厚い本になりました。2015年に発売したオリジナル版は144ページでしたが、このたび出来上がった増補版は216ページ! 追加された72ページの中には、あれからまた増えたよっちゃんのギターとウクレレが100本以上詰め込まれています。合計で400本を超える一大コレクション本となりました。よっちゃんが改造好きであることは知られており、暇さえあれば部屋にこもって、あっちをいじりこっちを削り、ピックアップを交換したり、色を塗り替えたり、配線を換えてみたりしながら楽しんでいるわけですが、その模様をギター・マガジン・レイドバック誌上でコラムとしてまとめた「よっちゃんのギターいじりism」15回分も収録しました。今回追加した分は本の前半にまとめているので、何が増えたか一目でわかります。オリジナル版を楽しみたい人は、本の後半を読んでいただければOK。ギターも多様化するこの時代、世界中のギターをカタログ化したようなめくるめくギター・ワールドを楽しんでください。

  • 越境するギタリストと現代ジャズ進化論越境するギタリストと現代ジャズ進化論

    2024.09.20発売

    ギターがジャズの現代化を図る過程を克明に描く!『越境するギタリストと現代ジャズ進化論』が発売

    博覧強記の音楽評論家として知られる佐藤英輔さん渾身の書き下ろし作品です。コロナ禍でステイホームを余儀なくされた時期に一気に書き上げたという本書は、マイルス・デイヴィスとオーネット・コールマンという現代ジャズの大家を皮切りに、著名なジャズマンたちがギタリストをどのように起用し、自らの音楽を現代化=進化させていったか、という壮大なストーリーです。いわゆるストレードアヘッドなジャズを奏でるギタリストはあまり出てきませんが、一癖も二癖もあるスリリングなプレイを身上とするプレイヤーがこれでもかというほど出てきます。ジェイムス・ブラッド・ウルマー、ソニー・シャーロック、パット・メセニー、グラント・グリーン、ジョン・スコフィールド、ビル・フリゼール、アート・リンゼイなどなど。ジミ・ヘンドリックスやレディオヘッドがジャズ・ギタリストに与えた影響についても考察。正史では語られなかった現代ジャズの本質がここにあります。

  • 歌ってみた制作バイブル ~初心者歌い手とMIX師のための実践ガイド歌ってみた制作バイブル ~初心者歌い手とMIX師のための実践ガイド

    2024.09.20発売

    初心者必携!『歌ってみた制作バイブル ~初心者歌い手とMIX師のための実践ガイド』が発売。録音・MIXテクニックから、権利関係まで完全網羅!

    本書の編集を通して、歌い手やMIX師が直面する課題と、それを解決するために「なんとかしたい」という著者の情熱にあらためて触れることができました。実はこの書籍、初心者でも分かりやすくするためにできるだけ専門用語に気を遣い、スペースが許す限り図版や写真を掲載するよう工夫しています。
    また、『歌ってみたMIX』については基礎編だけでなく、応用編やマスタリング編も用意。読者のレベルに合わせて内容を段階的に選べるようになっているのもポイントです。 さらに『歌ってみた』における権利関係やネットマナー、SNSでのプロモーションノウハウについても深掘り。オンライン上で動画を配信したり、SNS経由でクリエイターへ制作依頼をしたりすることが主流となった今、安心して制作/公開するための知識は欠かせないでしょう。
    この書籍が多くの方にとって新しい挑戦の一歩となり、『歌ってみた制作』の楽しさを広げる手助けになれば幸いです。読者の皆さんが、このガイドを活用して素敵な作品を生み出してくださることを心から願っています。これからも『歌ってみた文化』が、ますます多様で魅力的に広がっていきますように。

  • 小出斉のブルース雨アラレ~選りすぐりの名盤、迷盤、700枚超のディスク紹介を添えて~小出斉のブルース雨アラレ~選りすぐりの名盤、迷盤、700枚超のディスク紹介を添えて~

    2024.09.20発売

    稀代のブルース評論家が綴ったギタマガ長寿コラムが単行本化!『小出斉のブルース雨アラレ~選りすぐりの名盤、迷盤、700枚超のディスク紹介を添えて~』が発売

    1993年から2017年にわたって約25年も続いた長寿連載。自分が何代目だったのかは不明ですが、おそらく10人以上の編集者が小出さんのコラムを担当してきたと伝え聞いています。歴代担当の諸先輩方の話だと、90年当時は当然ジャケット写真もデータ化されておらず、小出さんと西新宿の喫茶店で待ち合わせをして、見たこともないブルースのレコードと400文字詰めの原稿をお預かりし、ジャケット写真をスキャンして後日お返しするという流れだったそうです。2000年以降はほとんどデータ上のやりとりとなりましたが、そうやって積み上がった連載数は全285回。合計700枚以上のレコードを紹介してくれています。気が付けば、合計592ページという辞典のように重たい一冊に仕上がりましたが、まるで日記を書くようにゆるーい文体で綴られた小出節は、抱腹絶倒とは言いませんが、音楽好きにとって非常にタメになることは保証します。ぜひPCやタブレット上ではなく、積年の重みを感じる書籍でお楽しみください。

  • ベース・マガジン R&B/ファンク・スタイル【改訂版】ベース・マガジン R&B/ファンク・スタイル【改訂版】

    2024.09.18発売

    究極のグルーヴ・ベーシストになるための、ノウハウを一冊に凝縮『ベース・マガジン R&B/ファンク・スタイル【改訂版】』が発売

    本書はタイトルのとおり、R&Bやファンクを中心としたブラック・ミュージックのベース・プレイを学ぶことができる教則本です。
    ブラック・ミュージック特有のファンキー&グルーヴィなベースを弾くためのノウハウに特化した他にはない一冊ですが、この本の良いところは誌面に掲載されている譜例のほぼすべてが、音源対応しているところ。そのため譜面だけでは表わしきれない、細かなニュアンスまで確認することができるのです。ベーシストならわかると思いますが、音価、ゴーストノート、アタック・ミュートなどは、音を聴いてみないと分かりづらい部分。実際に音で聴き、こういった"デティール部分"を突き詰めることで、ベース・プレイはワンランク上のものになるはずです。
    "R&B/ファンク"というワードが入った本ですが、すべてのベーシストが活用できる内容となっていますので、ロックやジャズ、ポップスなど、他ジャンルをメインとしているベーシストにもオススメしたいです。

  • ギター・マガジン 地獄のメカニカル・トレーニング・フレーズ 20年のお呪い!コンプラ遵守のスパルタ・ベスト編ギター・マガジン 地獄のメカニカル・トレーニング・フレーズ 20年のお呪い!コンプラ遵守のスパルタ・ベスト編

    2024.09.18発売

    最兇ギター驚速本、20周年記念!『ギター・マガジン 地獄のメカニカル・トレーニング・フレーズ 20年のお呪い!コンプラ遵守のスパルタ・ベスト編』が発売

    速弾き/テクニカル・ギターは、肉体への依存度が高いですよね。そのため、適切な練習をし続ければ、ある程度のレベルまでは到達できるという部分もあります。その練習素材としては、「日々のトレーニングに適している譜例」を選ぶのが近道でしょう。
    つまり、「覚えやすいメカニカルな符割り」、「反復練習しやすい譜例の長さ」などが重要になります。本書は、これらに特化した譜例で構成されているので、デイリー・トレーニングとして最適なエクササイズ集と言えます。
    「練習は裏切らない!」・・・・・・本書で、ぜひそれを体験してください。

  • 人気曲の「あのフレーズ」で上達!「だいち式」ドラム個人練習!人気曲の「あのフレーズ」で上達!「だいち式」ドラム個人練習!

    2024.09.18発売

    YouTubeで注目を集めるだいち氏による『人気曲の「あのフレーズ」で上達!「だいち式」ドラム個人練習!』が発売

    「練習するための練習」ではなく実際に曲で使われているフレーズというのがポイントです。単にメカニカルなトレーニングも有効だとは思いますが、やはりこちらのほうが楽しいです。そして本書で紹介しているフレーズを個人練習として何度も繰り返し叩いて身につけてもらえれば、ドラムの技術は確実に向上しますし、バンド演奏などでも大いに役に立つと思います。あと著者のだいちさんはYouTubeでいろいろな曲のドラム演奏動画をあげているのですが、コメント欄には「どういった練習をすればそうやって叩けるようになるんですか?」といったドラム演奏の悩みなどの質問があったりします。人気曲からフレーズ抜粋のページ以外にも、そういった方々へのひとつの回答となるような解説を書いてもらったページもあります。とにかくより多くの人のドラム技術がレベルアップして、ドラム演奏を楽しんでもらえたら、という想いで作った1冊。ドラマーの方々、ぜひ一度読んで叩いてみてください!

  • ジャム・セッション集中講座 超実践ブルース・ギター塾ジャム・セッション集中講座 超実践ブルース・ギター塾

    2024.09.17発売

    全ギタリストの必修科目、"ブルース"の最速上達術がココに!『ジャム・セッション集中講座 超実践ブルース・ギター塾』が発売

    一口にブルース・ギターといっても、スタイルは様々。アコギで奏でるカントリー・ブルースも、サステイン盛り盛りのブルース・ロックもカッコ良いのですが、本書の狙いはあくまでもコテコテ系エレクトリック・ブルース。巻末には「模擬セッション」と称したコーナーが設けられ、6つのスタイルでカラオケに合わせて練習ができます。ミディアム・シャッフルはマジック・サムの「I Don't Want No Woman」、ファストテンポはマディ・ウォーターズの「Got My Mojo Working」、8ビート・ブルースはアルバート・コリンズの「Honey Hush」をイメージして制作している......と言えば、本書の方向性、趣味趣向が伝わるかもしれません。
    そしてブルース・セッション開催店へのアンケート集が掲載されているのも本書の大きな特徴。本を練習して上手くなってからセッションへ行こう、というのではなく、まずは近所のお店のドアを叩いてみてください。セッションに参加してみると、色々な疑問や課題が見つかります。ギターが他にもいる場合、バッキングは何を弾けば良いんだろう? ペンタ一発でソロを弾いてカッコ良い人とそうでない人の差は? そういった疑問を解決するヒント集として本書をお役立てください。皆様の幸多きセッション・ライフをお祈りします!

  • ピアノ伴奏で吹くテナー・サックス ジャズ・スタンダード編(改訂新版)ピアノ伴奏で吹くテナー・サックス ジャズ・スタンダード編(改訂新版)

    2024.08.20発売

    ジャズの定番曲をテナー・サックス&ピアノで楽しむスコア集『ピアノ伴奏で吹くテナー・サックス ジャズ・スタンダード編(改訂新版)』が発売!

    明るく跳ねるようなトーンから、深く、憂いのある響きまで、テナー・サックスはジャズを奏でるには本当にピッタリの楽器。模範演奏のCDをチェックしながら、何度も思いました。本書は2013年に刊行した『ピアノ伴奏で吹くテナー・サックス ジャズ・スタンダード編』の改訂新版で、新録3曲を含むジャズ・スタンダード20曲が収録されています。著者の浜崎 航さんと新録曲でピアノを弾いていただいた松本 茜さんは、Big Catchというグループで長年一緒に活動しているだけあり、息の合ったプレイを聴かせてくれました。ライブにもお邪魔させていただいたのですが、グループのモットーである"楽しさ"に満ち溢れたステージは、本書のCDにもしっかり吹き込まれていると思います。
    もちろん、ひとりでもサックスを楽しめる内容ですが、タイトルにもあるように、ピアノの方と一緒に演奏を楽しんでいただき、ライブや結婚式など、さまざまな場面で素敵な演奏を披露していただければ嬉しいです。