今週のおすすめ

  • ギター・マガジン・レイドバックVol.15ギター・マガジン・レイドバックVol.15

    2024.07.16発売

    表紙・巻頭インタビューは矢作萌夏!ゆる~くギターを弾きたい大人ギタリストのためのギター専門誌『ギター・マガジン・レイドバックVol.15』7/16発売

    半年のご無沙汰です。ギター・マガジン・レイドバック第15号をお届けします。今号の表紙は元AKB48で今はシンガー・ソングライターとして活躍する矢作萌夏さん。AKBを卒業した後、旅館に住み込みでアルバイトしながら作曲を続け、自作曲だけのEPで昨年ついにソロ・デビューしました。AKB時代の思い出、その後の動向についてインタビューで詳しく聞いています。キュートな写真たっぷりの10ページをお楽しみください。
    メインの特集は「トリオ・バンド最強説」。バンドの最小単位である、ギター、ベース、ドラムというトライアングルの魅力を深く掘り下げます。60年代からこの方、たくさんのトリオ・バンドが登場しました。そこから選りすぐった42組を相撲の番付風にランキングし、それぞれの特徴を解説します。果たして横綱は誰か?
    ギター・スコアはベック・ボガート&アピスの「迷信」です。イギリスが生んだ名トリオ・バンドの代表曲をぜひ弾いてみてください。

  • 三つ目がとおる ミッシング・ピーシズ三つ目がとおる ミッシング・ピーシズ

    2024.07.10発売

    『三つ目がとおる ミッシング・ピーシズ』が7/10に発売!『ブラック・ジャックミッシング・ピーシズ』に続き、手塚治虫の編集術を堪能できる貴重な1冊

    去年は『ブラック・ジャック』で、今年は『三つ目がとおる』の連載50周年。だから手塚先生は超ど級の名作を毎年のように描かれていて......いや、というか1974年には他にも『シュマリ』などの連載がスタートしていますから、毎年何本も傑作を描かれていたのです。そして多忙な中でも、雑誌連載を単行本化する際には大胆に手を入れて完成度を高めるのが手塚流でした。
    立東舎ではこれまで、修正がなされる前の雑誌初出版を「オリジナル版」として刊行してきましたが、「ミッシング・ピーシズ」では編集のビフォー/アフターを検証できる構成としました。そして、大好評をいただいた第1弾の『ブラック・ジャック』に続き刊行されるのが本作です。絵はほぼ一緒だけどセリフが変更されて違った話になっていたり(!)、第1話のラストシーンが別の話に組み込まれていたり......もう、すごいとしか言いようがありません。漫画の神様の華麗な編集術をぜひお楽しみください!

  • 新・ギタリストのための全知識 増補新装版新・ギタリストのための全知識 増補新装版

    2024.06.20発売

    『新・ギタリストのための全知識 増補新装版』が発売!演奏、機材、音楽理論など、ギタリストに必要とされる膨大な情報を1冊にまとめた総合ギター解説書

    演奏技術、譜面の仕組み、音楽理論、録音ツール&機材など、ギタリストが必要とされる膨大な知識を1冊にまとめた本です。通常は、上達に応じてそれらを順に学んでいくわけですが、それではあまりにも長い年月が必要となってしまします。よって、本書を用いて全体像を把握するというのが、非常に合理的な選択になるでしょう。
    また、知識というのは感性を豊かにしてくれます。例えば、「上級者はこんな機材を使ってレコーディングしているんだ」ということがわかれば、プロの音源を聴いた時の感じ方も変わってくるはずです。
    このように、本書に書かれてある「ギタリストの教養」を早い段階で身につけておくことは、今後の音楽人生において強力な武器となります。ですから、今すぐにでも本書に目をとおし、あなたの潜在能力を覚醒されてもらいたいと願っています。

  • ギター・アンプの真実【ヴィンテージ編】ギター・アンプの真実【ヴィンテージ編】

    2024.06.20発売

    全ギタリスト必読!真実のヴィンテージ・ギター・アンプ・バイブル『ギター・アンプの真実【ヴィンテージ編】』が発売

    練習スタジオやライヴハウスで実際に遭遇することの多い、ギタリストにとって馴染みの深いギター・アンプ、マーシャルのJCM-800やフェンダー・ツイン・リバーブに関する意外と知らなかった「へぇ」な話も楽しいですし、英国アンプ/米国アンプ/国内アンプと製造国によって章が分けられていることから浮き上がるギター・アンプの国籍による違いなんかも「ふむふむ」と愉しめる1冊です。
    特に1980年代~1990年代にバンド活動が多かった自分にとっては、国産アンプのJaggbox(とても心地よい真空管の歪みサウンドが出せました)のコーナー、興味はあったけれど実際に鳴らすチャンスがなかったセイモア・ダンカン製のアンプに関する話などは懐かしさも相まって校正するつもりでチェックし始めたはずなのに、気がつくと普通に読み耽っている始末。あなたが気になるギター・アンプのページはきっと私と同じように読み耽ってしまうはず。全ギタリストのみなさま、ぜひ御一読を。

  • 大人として知っておくべきギターのメンテと管理法大人として知っておくべきギターのメンテと管理法

    2024.06.18発売

    今さら聞けないギターの扱い方を実践的に伝授!『大人として知っておくべきギターのメンテと管理法』が発売

    ギター・マガジン・レイドバックに連載中の西村秀昭氏によるメンテ系セミナーをまとめたムックです。レイドバック世代のように何十年ギターを弾いていても、メンテや管理は苦手という方も多いと思います。そういう方に勧めたいのがこの本。ギターを始めた頃に覚えた弦の張り方を当たり前だと思っていませんか? 実はもっと合理的な張り方があるかもしれません。ネックが反ったかどうか自分で判断できますか? 実は簡単にできる方法があるのです。きちんとチューニングしたのに、どこか音程がおかしい。それには明確な原因があるのです。といったように、極めて身近なギターに関するハテナの解決法をプロのリペアマンが伝授します。連載時にはモノクロだった回は新たにカラー化し、全カラーの見やすい本にしました。大人のギタリストなら、これを読んで、愛器の面倒を自分で見られるようになりましょう。

  • 万能ドラム・フレーズ練習帳万能ドラム・フレーズ練習帳

    2024.06.18発売

    『これだけ覚えれば、たいていの曲が叩ける!万能ドラム・フレーズ練習帳』が発売!繰り返し叩いて身体に覚えさせていく、音源/動画連動のエクササイズ集

    20年以上に渡って、数々の人気ドラム教則本を執筆されている山本雄一さん。超がつくほどわかりやすい初心者本からストイックに練習するフレーズ集まで、幅広く手掛けてこられた山本さんの新刊を個人的にも心待ちにしていました。
    今回の本は一言で表現すると、"初心者でも叩けるストイックなエクササイズ集"。相反するような要素ですが、ポップスや王道のロックに出てくるフレーズって意外と集約されていて、難易度も初心者が叩けるようなシンプルなものが大半を占めています。プロ・ドラマーたちは、この"万能フレーズ"をとても良い感じに叩くわけですが、これを徹底的に練習しましょう!というのが本書です。とにかく繰り返し叩いて、身体に覚えさせる。もちろん演奏動画連動で、ストリーミング音源には、基本3種類ほどのテンポで課題フレーズが用意されている他、ベース・ラインが打ち込んでいるものもあり、至れり尽くせりの内容です。タイトル通り、"これだけ覚えれば、たいていの曲が叩ける!"はずです!

  • ギター・マガジン特別編集版 プロのペダル・ボード大図鑑ギター・マガジン特別編集版 プロのペダル・ボード大図鑑

    2024.06.18発売

    ギタリスト91人の愛用エフェクターを一挙に掲載!『ギター・マガジン特別編集版 プロのペダル・ボード大図鑑』が発売

    ギター弾きにとってエフェクターとは、単なる道具を超越した存在です。なぜなら、"憧れのギタリストと全く同じものを、気軽かつ安価で入手できる唯一のアイテム"だからです。しかも、ペダル・ボードの中身がすべて一緒である必要もありません。歪みペダルが1台だけだとしても、グレイトなギタリストと同じものが自分の足元にあれば無敵な気分になれるのです。自分の音が一段階も二段階も凄くなった気がするし、スタジオに向かうまでの道中は肩で風を切って歩いてしまいます。この感覚、ギター弾きならわかりますよね? そんなペダル好きギタリストへ向けたガイドブックとして、本書は名うてのプレイヤーたちがどんなエフェクターを愛用しているかを徹底的に取材・撮影しまくった大図鑑です。それと同時に、プロのサウンドメイクの一旦をほんの少し垣間見ることのできる、ペダル活用術の実用書でもあります。配線や接続、ペダルの組み合わせなどなど、十人十色のペダル・ボードをご堪能ください。

  • ウクレレ・マガジンVol.31 SUMMER 2024ウクレレ・マガジンVol.31 SUMMER 2024

    2024.06.13発売

    ウクレレに合う!ピックアップ/アンプ/ケーブルに注目!『ウクレレ・マガジン』2024年夏号が発売

    今年になって"自粛ムード"がほぼなくなり、ようやく、さまざまなタイプのイベントが全国各地で開催されています。SNSなどには"はじめて"、または久しぶりにイベントに参加し、ウクレレ演奏を披露する方のコメントがたくさん上がっていて、皆さんのウキウキ感が伝わりますね。イベント前になると、プレイに関することで頭がいっぱいになりがちですが、音作りについても考えておくことが大切。そこで今回は、ケーブルやアンプ、ピックアップなど周辺機器に関する記事を掲載。ただウクレレ奏者には、エレクトリックに関することが苦手な人が多く、そういった方に、どんな選択肢があるのか、どんな機材が必要なのかなどを、確認してもらえる内容になっています。アーティスト14名の機材に関するアンケートも掲載しているので、すでに周辺機器について知識がある方にも楽しんでもらえますよ!

  • AI時代の職業作曲家スタイル 逆張りのサバイバル戦略AI時代の職業作曲家スタイル 逆張りのサバイバル戦略

    2024.06.12発売

    生成AIが夢の印税生活を可能にする?音楽理論は学ぶ必要なし?書籍『AI時代の職業作曲家スタイル 逆張りのサバイバル戦略』が発売!

    「AIを使って創作することがこれからの作曲家の常道だ。恐れることはない、むしろ道は開ける」というコンセプトの書籍の編集にかかわりながら、思い出したのはアニメの初期『ルパン三世』の「先手必勝コンピューター作戦!」(72年)と「コンピューターかルパンか」(77年)のことでした。いずれも計算づくのコンピュータに対して、人間がいかに戦って勝利するかという内容で、そういえば『2001年宇宙の旅』(68年)のHAL9000も初期のAIでしたね。いや、そういう作品は本当にたくさんあるのです。
    要するに人間はどこか、コンピュータやAIに対する恐れがあるのでしょう。そして、新しいものに対する忌避感も。著者が例に挙げているのは、レコードが登場した時のラジオ業界の反応、打ち込み黎明期のミュージシャンの軽蔑、サンプラーに対するオーケストラの反対表明、サブスク批判、ラッダイト運動、最近のハリウッドの脚本家や俳優のスト......しかし三池崇史監督やすがやみつる先生、菊地成孔さんのように、AIを活用したクリエイティブに可能性を見出しているクリエイターもたくさんいます。ぜひ本書を手にとって、なぜクリエイターにはAIが必須なのかをお確かめください。

  • ボクのハートフルライフ―色彩の旅人の軌跡―ボクのハートフルライフ―色彩の旅人の軌跡―

    2024.05.20発売

    わたせせいぞうが半生を振り返る書籍『ボクのハートフルライフ』が発売!描き下ろしのカバー装画による画業50周年記念出版

    バブル時代のオシャレな恋愛マンガとして一世を風靡した『ハートカクテル』の著者、わたせせいぞう氏。さぞやご自身も華麗な恋を多数経験し、夜な夜な美女とグラスを傾ける日々だったのでは......なんて思ってしまいますが、実はわたせ先生は『ハートカクテル』の執筆当時は損保会社のサラリーマン。二足のわらじであんな人気作を生み出していたのです。当然、平日は遅くまで仕事や接待で忙殺され手一杯、優雅さとはほど遠い生活です。そんな日々の中、ご自身の夢を仮託するような形であの華麗な作品群は紡がれていったのです。
    初のメモワールとなる本書では、他にも意外な裏話やエピソード、わたせ先生が作品に込めた思いなどがたくさん披露されています。また、自選のコミック作品やイラストレーションも掲載、特に「バラホテル(門司港)」は単行本初収録の貴重な作品です。画業50周年を飾るにふさわしい本書を、ぜひお手にとってみてください。