今週のおすすめ

  • NIRVANA T-SHIRT BOOK HOW LOWNG?NIRVANA T-SHIRT BOOK HOW LOWNG?

    2024.12.20発売

    ニルヴァーナの超希少なヴィンテージTシャツコレクション200枚掲載!『NIRVANA T-SHIRT BOOK HOW LOWNG?』が発売

    TV番組『クレイジージャーニー』で取り上げられたことも記憶に新しいヴィンテージTシャツの世界。近年、その人気とアイテムの高騰によって、ネット記事などで取り上げられる機会も多くなっています。そんなときに合わせて話題になるのが、"好きでもないバンドのTシャツ着ていいのか悪いのか問題"でしょう。本書は、ヴィンテージTシャツに的を絞った1冊ですが、同時に約7万字にもおよぶ、著者、門畑明男氏による入魂のカート・コバーン評伝も掲載することで、仮にTシャツをきっかけにニルヴァーナのことを知った人にも、彼らがなぜこれほどまでのカリスマ性を纏うに至ったのか、そのストーリーも知っていただける内容となっています。とはいえ、まずは1つのバンドのTシャツがズラリと並ぶ、その熱量のようなものを感じとってもらえたらと思います。

  • ゆる~く始める充実ギター・ライフゆる~く始める充実ギター・ライフ

    2024.12.20発売

    人気YouTuberのヨメトオレが"ギターの楽しみ方"を伝授!『ゆる~く始める充実ギター・ライフ』が発売

    プロ・ギタリストでもギター講師でもない、"ギターが超大好きなYouTuber"という立ち位置のヨメトオレ。だからこそ、"楽しむためにギターを始めるんなら、こういうスタンスでいいじゃん"という自然体な提案を、初心者の皆さんにできるのではないかと思います。それに、バンドでの演奏など、外に向けた活動を積極的に行なっていたMarcoさん、自分の世界をひとりで探求したヨメちゃん、という対照的なふたりの経験を合わせると、本当に多様なギタリストのライフ・スタイルが見えてきます。"何をすればいい?"という疑問や"わからないからハードルが高い"と不安に思ってしまうことに対して、ふたりの経験談を交えながら答えつつ、"楽しければいいんだから、一緒にやってみよう"と背中を押してくれる1冊です。ちなみにギター弾きである私は本書をとおして、"たしかに、こういう楽しみ方、忘れてたなぁ~"と初心に帰ることができました。

  • できる ゼロからはじめるドラム超入門できる ゼロからはじめるドラム超入門

    2024.12.18発売

    ゼロからのドラム挑戦にオススメの一冊!『できる ゼロからはじめるドラム超入門』が発売

    シリーズ累計8,000万部突破のベストセラー、できるシリーズの楽器/音楽教則にドラム版が登場しました。ギター、ベースはもちろん、サックス、ハーモニカ、三線、オカリナ、カリンバ、楽典や音楽制作などなど、本当に多種多様なタイトルが出ている中、満を持して......というか、すでに出ているものだと思われがちなドラム版。今回執筆いただいたのは、長い歴史を持つ日本最大級の老舗ドラム教室=RCCドラムスクールの講師陣です。あらゆるジャンル/レベルに対応した豊富なレッスン実績をもとに楽器の基礎知識や叩き方をはじめ、ドラム演奏ができるようになるまでを丁寧に解説いただきました。日本の住環境では導入が厳しいアコースティック・ドラムだけでなく、手軽に始められる電子ドラムもカバーしつつ、"ドラムの叩き方"をわかりやすくサポートしていきます。紙面と連動のYouTube動画もありますので、まったく触ったことのない人でも問題なく始められますので、この本をきっかけにぜひドラムをはじめてほしいです。

  • オフィシャル・スコアブック 坂本龍一 /04 復刻版オフィシャル・スコアブック 坂本龍一 /04 復刻版

    2024.12.18発売

    坂本龍一自ら監修した楽譜集『オフィシャル・スコアブック 坂本龍一 /04 復刻版』『オフィシャル・スコアブック 坂本龍一 /05 復刻版』がついに復刻・発売

    本書のDTPデータを見て驚きました。そこに並んでいたのは全ページのスキャン画像。それを拡大してみると、微妙にかすれていたり、にじんでいたり。あわてて原書を確認してみると、確かにデータと同じくかすれていたり、にじんでいたり。それもパっと見ただけではわからない程度に。これは本書のアート・ディレクションを務められた故中島英樹さんの手によるものと思われます。坂本龍一さんの本やCDのデザインでも知られる方ですから、恐らく、坂本さんの意図を汲んだ仕掛けに違いありません。これは想像なのですが、エッジの立った均一な印刷ではなく、柔らかく、揺らぎのある風合いを表現されたかったのだと思われます。楽譜を演奏される方は、印刷のことなど気にされる必要は全くありませんし、気になることもないと思います。ただ、本書にはそんな工夫も施されていることを知っていると、ページをめくるのがより楽しくなるのではないでしょうか。

  • インタビュー:坂本龍一インタビュー:坂本龍一

    2024.12.17発売

    坂本龍一の37年間におよぶ68本の取材記事と連載を1冊に。『インタビュー:坂本龍一』が発売

    TOWA TEIさんは、坂本龍一さんのことを、"『音楽図鑑』があって、さらに『async』を作るんですよ。教授、どんだけダイバーシティがあるんだっていう......』と表現されました(サウンド&レコーディング・マガジン2024年5月号より)。本書を制作していて実感したのは、まさにこの言葉通りの奥深さです。それは方向性の異なる楽曲が多数存在すると、というだけではありません。1つの曲を多彩なアプローチで追求、表現されていることにもあらためて気づかされました。例えば、12月ですから、さまざまな「Merry Christmas Mr. Lawrence」を楽しんでみるのはいかがでしょう? 『1996』『/04』『THREE』、"Playing the Piano"と"Playing the Orchestra"のシリーズ、そして『Opus』など。もちろん、「禁じられた色彩」もぜひ。

  • 歌い継ぎたい、にっぽんの弾き語り名曲選歌い継ぎたい、にっぽんの弾き語り名曲選

    2024.12.16発売

    アコースティック・ギター・マガジンならではの歌本アレンジが楽しめる!『歌い継ぎたい、にっぽんの弾き語り名曲選』が発売

    アコースティック・ギターを始めようとした時に、多くの人が目にする"歌本"。歌詞とコード進行とダイアグラムが掲載されていて、楽譜が読めなくても、指の形でコードを覚えていけるミニマムなギター教則ツールと言えます。本書は、一見するといわゆる普通の"歌本"ですが、実はカポの使用やコード使いを巧みに使ったアレンジが施されており、ギターの入っていない歌謡曲やJポップでも、アコースティック・ギターで弾き語りやすいようになっている専門誌『アコースティック・ギター・マガジン』ならではの仕上がり。その妙を、ぜひお楽しみください。

  • STUDIO GREAT~日本のスタジオ・シーンを創造した凄腕ドラマーたち~STUDIO GREAT~日本のスタジオ・シーンを創造した凄腕ドラマーたち~

    2024.11.22発売

    敏腕ドラマー達に焦点を当てたドラマガの人気連載が書籍化!『STUDIO GREAT~日本の音楽シーンを創造した凄腕ドラマーたち~』が発売

    "STUDIO GREAT"はリズム&ドラム・マガジンの季刊化に併せて、2020年にスタートした連載企画。誰もが一度は耳にしたことのある名曲の数々を彩ってきたレジェンド・ドラマーに焦点を当てた内容で、ポンタさんの「俺が叩いた!」シリーズや、林 立夫さんの「東京バックビート族」を手がけた、ライターの村田誠二さんが編集を担当。インタビューは毎回4時間を超える、ドラマガの中でも特にディープな企画です。本書はこれまでに同企画で取材してきた凄腕ドラマーの中から9名をフィーチャーし、さらに著者が厳選したそれぞれの参加作品のプレイリスト(Spotify)を加えた、超ディープな1冊となります! 帯コメントは掲載している7名のドラマーと共演歴のある、徳永英明さん(※「徳」は旧字体、「英」は草冠の間が空きます)に書いていただきました。"僕にとってドラマーは『魂の存在』"......徳永さんのこの言葉に、本書の魅力が凝縮されていると思います!

  • はじめてのアコースティック・ギター作り〜キットで始めて構造も学べる!はじめてのアコースティック・ギター作り〜キットで始めて構造も学べる!

    2024.11.18発売

    アコースティック・ギターの作り方を学ぶ一冊『はじめてのアコースティック・ギター作り~キットで始めて構造も学べる!』が発売

    アコースティック・ギター・マガジン連載『DIYキットでアコースティック・ギターを作ろう』の別冊化。アコースティック・ギターのメインテナンス/リペアに興味がある、ビルダーになりたい、など楽器製作に興味のある方へお届けする1冊。DIYキットを利用して、ちょっと一手間を加えたアレンジを施し、アコースティック・ギターの作り方を学んでいく。オススメの木材やアコースティック・ギター作りに必要な道具、材料やパーツを購入できるサイトの紹介コーナーや、Seagull/M.Shiozakiの塩崎雅亮氏、Skata Guitarsの坂田ひさし氏、Key Stone Stringed Instrumentsの西恵介氏らギター・ビルダーへのインタビューなど、追加コンテンツも充実。

  • TOSHI NAGAI MIND DRUMMERTOSHI NAGAI MIND DRUMMER

    2024.11.15発売

    還暦&ドラマー生活40周年を迎えたTOSHI NAGAIがドラマー/ミュージシャンのための"MIND"を語る!『TOSHI NAGAI MIND DRUMMER』が発売

    GLAYや氷室京介さん、男闘呼組、T-BOLANなど、数々のサポートをこなすドラマー、TOSHI NAGAIさん。今年は還暦&プロ活動40周年というアニバーサリー・イヤーで、武田鉄矢さんのサポートでプロ・ドラマーのキャリアがスタートしてから40年間、常に音楽シーンの最先端で活躍されてきました。アリーナ/ドーム・クラスの大規模な会場から場末のジャズ・バー、地元・宮崎でのドラム・セミナーなど、とにかく幅広くボーダーレスに演奏活動を続けてこられましたが、それ故に(良い演奏や日々の練習は大前提として)膨大な曲を覚えたり、大会場でのプレッシャーなど、ミスは許されないプロのクオリティを保つために、華々しい活躍の影で大変な苦労をされているのでは、と思ったことがあります。実際NAGAIさんは大の練習好きで日々の努力は当然されているのですが、何よりいつも楽しそうで常に笑顔。どんなにタイトなスケジュールだったり大きな仕事が重なっていてもひょうひょうとしていて、最後にはしっかりと"結果"も出すのです。そんなNAGAIさんのメンタルの持ちようや考え方を知ることができる本書。ドラマー/バンドマン/ミュージシャンだけでなく、"何かを続けること"を苦しく感じているすべての人に届く内容だと思います。盟友とも言えるGLAYのJIROさんとの特別対談や、ちょうど10年前にリズム&ドラム・マガジンに掲載されたTAKUROさんとのトーク・セッションの再収録も見どころです!

  • ブラック・ジャック ヒストリカル・カラー・ピーシズブラック・ジャック ヒストリカル・カラー・ピーシズ

    2024.11.15発売

    『ブラック・ジャック ヒストリカル・カラー・ピーシズ』(手塚治虫)が発売に。あのエピソードには色が付いていた!

    「君は天然色」(1981)や「色つきの女でいてくれよ」(1982)などの楽曲が語るように、やはりカラーっていいもんだよなあという感覚がわれわれの根底にはあるのかもしれません。いや、たった2年間の2曲だけを例に言い切るのも暴論ではありますが......。
    というわけで、雑誌での初出版ではカラー(4色)や2色で表現されていた『ブラック・ジャック』のエピソードを、発表当時の状態に忠実に収録したのが本書『ブラック・ジャック ヒストリカル・カラー・ピーシズ』です。さらに「友よいずこ」という重要エピソードに関しては、手塚先生の筆致もなまなましい原稿をそのまま掲載することで、美術作品のように鑑賞することを可能としています。これは前作『ブラック・ジャック ミッシング・ピーシズ』で採用して、とても好評を博した手法です。
    連載開始から50年以上経つというのが信じられないほどビビッドな『ブラック・ジャック』の世界は、やっぱりオリジナルの状態で味わいたいものですね。そうそう、セリフなども発表当時のままなので、そのへんも結構ポイントだったりします。