2024.10.18発売
必殺シリーズ本『秘史』『異聞』『始末』に続く第4弾!『必殺シリーズ談義 仕掛けて仕損じなし』が発売に
三度あることは四度ある。
そんな諺はありませんが、高鳥都さんの『必殺シリーズ』本の第4弾が登場です。
これまでの3冊はスタッフメインでインタビューを重ねてきましたが、今回は15名の俳優陣が登場し、逆にスタッフは7名のみとバランスが逆転しております。
しかし俳優の皆さんがまたスゴイ。役づくりはもちろん、現場のあれこれから人間関係、さらには他の作品の裏話までを惜しげもなく披露。『必殺』の現場の雰囲気や、当時の空気感が如実に立ち上がってくるのです。これはまぎれもなく貴重な証言で、『必殺』テレビシリーズ15年の歴史は、日本の放送史においても特別なものだったことが実感されます。
もちろん、おなじみ京都映画の初期メンバーは今回も絶好調でしゃべり倒しています。あの京都弁をまた体験できる、そんな喜びも本書の魅力のひとつだったりします。