今週のおすすめ

  • TERU/GLAYTERU/GLAY

    2024.11.08発売

    ついにヴォーカリストTERUが登場!GLAYのメンバーを徹底解剖するアーティスト・ブックの第4弾『TERU/GLAY』が発売

    GLAY の絶対的ヴォーカリスト、フロントマンとしてバンドの顔役を務める TERUさん。制作にあたり長時間のインタビューをさせていただきましたが、いつも明るく丁寧で気さくな人柄で、毎回の取材が本当に楽しいものでした。本書では、音楽面のコンテンツはもちろんですが、近年TERUさんが注力されている"現代アート作家"としての内容を収録しているのも注目です。これまでの作品のなかから10点をご本人の解説つきで掲載しているほか、"絵を描いているところ"も撮り下ろしました。これは表紙撮影時にスタジオに自前の画材を持ってきていただき、真っ白なキャンバスにその場で即興で描いていただいたのですが、重ね塗りの過程など、絵画に疎い私には、"こうやって描いているんだ!"という新鮮な驚きがありました。誌面でもその過程を(ダイジェストにはなりますが)掲載しているので、ぜひ"画家TERU"のこだわりを感じてください。

  • All about HEATHAll about HEATH

    2024.10.23発売

    2023年10月に急逝したX JAPANのベーシスト、HEATHを偲ぶアーティスト・ブック『All about HEATH』が登場

    その訃報は、本当に突然でした。2023年10月29日、X JAPANのベーシストHEATHさん、急逝。その直前、8月にはYOSHIKIさんのディナーショーに出演したニュースも見ていましたから、まさに青天の霹靂でした。私自身、HEATHさんには生前2回取材する機会がありました。2000年代初頭、Dope HEADz時代のことです。X JAPANとはまた違ったゴリゴリのサウンドと、それに反した非常に物腰が柔らかく丁寧な人柄が印象に残っています。今回、ゆかりのあるミュージシャンやスタッフの方々にお話をお聞きしても、みなさんその人柄の良さを語っていらっしゃいました。HEATHさんはミュージシャンとしてはもちろん、人間としても魅力あふれる人だったのです。本音を言えば、もっともっと活躍する姿を見たかったわけですが、本書をとおしてHEATHさんという素晴らしいミュージシャンの存在が、語り継がれていくといいなと思います。

  • できる ゼロからはじめるCubase AI超入門できる ゼロからはじめるCubase AI超入門

    2024.10.22発売

    人気ソフトCubase AIに特化したパソコン音楽制作の入門書『できる ゼロからはじめるCubase AI超入門』が発売

    著者の侘美秀俊さんは『できる ゼロからはじめる楽譜&リズムの読み方超入門』や『できる ゼロからはじめる作曲超入門』でも知られる方で、わかりやすい解説には定評があります。しかしこの「侘美」という名字はかなりレアなので、「たくみ」と一発で読める人は少ないのではないでしょうか? ネットで調べるとなんと全国で侘美姓は230名ほどしかいらっしゃらないということですが、実はグループ会社にも侘美さんが在籍していて、今回の作業中、間違ってそちらの侘美さんにメールをしちゃったこともあったりしたものです。「いつかそういうことが起こると思っていました」と、笑って許してくれましたが。
    さてさて、本書はソフトのダウンロードやインストールの方法から実際の曲の作り方、ミックスまで、丁寧に順を追って手取り足取り説明をしています。ですから、「パソコンで曲を作ってみたいんだけど、なにから始めたらいいのか分からない!」という方には最適の内容といえるでしょう。Cubase AIには音源やループ素材もたくさん用意されているので、楽しく曲づくりを進められると思います。ぜひお試しを!

  • ギター・マガジン 歪みエフェクターBOOK 136ギター・マガジン 歪みエフェクターBOOK 136

    2024.10.17発売

    現行の歪みエフェクター136台をプロ・ギタリストが徹底レビュー!『ギター・マガジン 歪みエフェクターBOOK 136』が発売!

    次から次へとニュー・モデルが発売されるギターの歪みエフェクターですが、それを片っ端からプロ・ギタリストに試奏してもらいたい!という欲望を具現化したのがこのムックです。タイプ別に3部構成となっていまして、オーバードライブ/ブースター編(全60機種)の試奏者は田渕ひさ子、ディストーション編(全43機種)の試奏者はLiSAやHYDEのサポートなどで活躍するPABLO、ファズ編(全33機種)の試奏者は椎名林檎などでも活躍する名越由貴夫という、ペダル好きも納得の顔ぶれが名を連ねています。掲載モデルは定番のロングセラーから個人工房系のブティック・ブランドまで幅広く網羅。本書をもとにネットサーフィンするもよし、楽器店へ持って行って試奏のガイドブックにするもよし、あなたの人生を変える歪みエフェクターを探す旅のお供にぜひ!

  • 必殺シリーズ談義 仕掛けて仕損じなし必殺シリーズ談義 仕掛けて仕損じなし

    2024.10.18発売

    必殺シリーズ本『秘史』『異聞』『始末』に続く第4弾!『必殺シリーズ談義 仕掛けて仕損じなし』が発売に

    三度あることは四度ある。
    そんな諺はありませんが、高鳥都さんの『必殺シリーズ』本の第4弾が登場です。
    これまでの3冊はスタッフメインでインタビューを重ねてきましたが、今回は15名の俳優陣が登場し、逆にスタッフは7名のみとバランスが逆転しております。
    しかし俳優の皆さんがまたスゴイ。役づくりはもちろん、現場のあれこれから人間関係、さらには他の作品の裏話までを惜しげもなく披露。『必殺』の現場の雰囲気や、当時の空気感が如実に立ち上がってくるのです。これはまぎれもなく貴重な証言で、『必殺』テレビシリーズ15年の歴史は、日本の放送史においても特別なものだったことが実感されます。
    もちろん、おなじみ京都映画の初期メンバーは今回も絶好調でしゃべり倒しています。あの京都弁をまた体験できる、そんな喜びも本書の魅力のひとつだったりします。

  • できる ゼロからはじめるサックス超入門できる ゼロからはじめるサックス超入門

    2024.10.18発売

    アルト対応の一番わかりやすいサックス入門書!『できる ゼロからはじめるサックス超入門』発売!

    執筆前の打ち合わせの中で、著者の加度さんが真っ先に提案してくださったのは、さまざまなテクニックをただ解説するのではなく、曲を演奏する流れの中でサックス演奏の基本を体得していくという本書の進め方でした。吹きながらだんだんわかっていく、というのは、"演奏を楽しみたい"という読者にとって一番の目的をかなえるやり方ですよね。迷わずそのご提案を採用させてもらいました。また基本的な奏法はもちろん、ひとつの課題曲をリズムや音数を変えたりしながら弾くことで、演奏力を身につけるパートもあります。掲載曲数は少なめですが、あれこれ手をつけずに本書を読み込んでもらうだけで、アルト・サックス演奏の基本を手に入れることができる内容になっています。なお掲載譜面の大半は、YouTubeにアップしている模範演奏動画と連動しているので、譜面を読むのが苦手という方も安心してページをめくっていただけます。ぜひサックスに興味を持っている方は手にしてもらいたいです。

  • いちばんわかりやすいDTMの教科書 三訂版いちばんわかりやすいDTMの教科書 三訂版

    2024.10.11発売

    Cubaseユーザーに最適!DTM入門書の決定版『いちばんわかりやすいDTMの教科書 三訂版』が発売

    2010年に初版が刊行されたロングセラー商品の最新改訂版です。当然ながら細かな情報や操作方法についてはアップデートしていますが、章立てや基本的な本の構成としては変わっていません。DTMという分野で15年近くも構成を変えずに解説書として風化せずにいられたのは、ソフトウェアや環境の進化はあっても変わらない「音楽制作の本質」にフォーカスしているからでしょう。対象は入門者でありながらも、著者の長年のキャリアで培われた音楽に関する知見や考え方が(ほとんどのページの欄外にも!)詰まった本書は、コンピューターで音楽制作を志すすべての方の道標となってくれるはずです。制作に行き詰まったときには、本書でもう一度初心に帰ってみるのもオススメです!

  • 野村義男の"思わず検索したくなる"ギター・コレクション還暦記念増補版野村義男の"思わず検索したくなる"ギター・コレクション還暦記念増補版

    2024.10.11発売

    400本を超えるギター・コレクションを一冊にファイル!『野村義男の"思わず検索したくなる"ギター・コレクション還暦記念増補版』が発売

    分厚い本になりました。2015年に発売したオリジナル版は144ページでしたが、このたび出来上がった増補版は216ページ! 追加された72ページの中には、あれからまた増えたよっちゃんのギターとウクレレが100本以上詰め込まれています。合計で400本を超える一大コレクション本となりました。よっちゃんが改造好きであることは知られており、暇さえあれば部屋にこもって、あっちをいじりこっちを削り、ピックアップを交換したり、色を塗り替えたり、配線を換えてみたりしながら楽しんでいるわけですが、その模様をギター・マガジン・レイドバック誌上でコラムとしてまとめた「よっちゃんのギターいじりism」15回分も収録しました。今回追加した分は本の前半にまとめているので、何が増えたか一目でわかります。オリジナル版を楽しみたい人は、本の後半を読んでいただければOK。ギターも多様化するこの時代、世界中のギターをカタログ化したようなめくるめくギター・ワールドを楽しんでください。

  • 越境するギタリストと現代ジャズ進化論越境するギタリストと現代ジャズ進化論

    2024.09.20発売

    ギターがジャズの現代化を図る過程を克明に描く!『越境するギタリストと現代ジャズ進化論』が発売

    博覧強記の音楽評論家として知られる佐藤英輔さん渾身の書き下ろし作品です。コロナ禍でステイホームを余儀なくされた時期に一気に書き上げたという本書は、マイルス・デイヴィスとオーネット・コールマンという現代ジャズの大家を皮切りに、著名なジャズマンたちがギタリストをどのように起用し、自らの音楽を現代化=進化させていったか、という壮大なストーリーです。いわゆるストレードアヘッドなジャズを奏でるギタリストはあまり出てきませんが、一癖も二癖もあるスリリングなプレイを身上とするプレイヤーがこれでもかというほど出てきます。ジェイムス・ブラッド・ウルマー、ソニー・シャーロック、パット・メセニー、グラント・グリーン、ジョン・スコフィールド、ビル・フリゼール、アート・リンゼイなどなど。ジミ・ヘンドリックスやレディオヘッドがジャズ・ギタリストに与えた影響についても考察。正史では語られなかった現代ジャズの本質がここにあります。

  • 歌ってみた制作バイブル ~初心者歌い手とMIX師のための実践ガイド歌ってみた制作バイブル ~初心者歌い手とMIX師のための実践ガイド

    2024.09.20発売

    初心者必携!『歌ってみた制作バイブル ~初心者歌い手とMIX師のための実践ガイド』が発売。録音・MIXテクニックから、権利関係まで完全網羅!

    本書の編集を通して、歌い手やMIX師が直面する課題と、それを解決するために「なんとかしたい」という著者の情熱にあらためて触れることができました。実はこの書籍、初心者でも分かりやすくするためにできるだけ専門用語に気を遣い、スペースが許す限り図版や写真を掲載するよう工夫しています。
    また、『歌ってみたMIX』については基礎編だけでなく、応用編やマスタリング編も用意。読者のレベルに合わせて内容を段階的に選べるようになっているのもポイントです。 さらに『歌ってみた』における権利関係やネットマナー、SNSでのプロモーションノウハウについても深掘り。オンライン上で動画を配信したり、SNS経由でクリエイターへ制作依頼をしたりすることが主流となった今、安心して制作/公開するための知識は欠かせないでしょう。
    この書籍が多くの方にとって新しい挑戦の一歩となり、『歌ってみた制作』の楽しさを広げる手助けになれば幸いです。読者の皆さんが、このガイドを活用して素敵な作品を生み出してくださることを心から願っています。これからも『歌ってみた文化』が、ますます多様で魅力的に広がっていきますように。