2025.09.12発売
古希を記念してChar初の評伝を発売!日本のロック史にCharという稀代のミュージシャンを位置付ける壮大なドキュメント
僕が初めてCharさんを観たのは中学生だった1977年、当時放送されていたテレビ番組『ぎんざNOW!』でした。エレキ・ギターを派手に弾きながら、"チュチュチュルル"と歌う姿に一発でノックアウトされました。曲は忘れもしない「逆光線」。長身痩躯、そして長髪。それまでに見たことのないロックスターがそこにいました。日本にもこんな人がいたのかと衝撃を受けました。それ以来、長きにわたりファンであり続け、僕がギター・マガジンの編集者になってからは何度もインタビューし、今日に至ります。この本は、僕と同世代でやはり中学生の頃にCharさんの虜になった細川真平さんが渾身の筆で書き上げた評伝です。企画から2年、取材に通い続けること1年以上、Charさん本人はもちろんのこと、Charさんの人生に大きな影響を与えた関係者27人にもみっちり取材して、大ボリュームの640ページに仕上げました。今年古希を迎えたCharさんの波乱万丈の人生を活写した決定版です。