今週のおすすめ

  • ヴィンテージ・エフェクターの真実ヴィンテージ・エフェクターの真実

    2024.02.20発売

    ギター・プレイヤー全員必読! ヴィンテージ・エフェクターを知り尽くすアキマツネオ氏が明かす、真実のヴィンテージ・エフェクター・バイブルが登場

    「(以下、著者の「まえがき」より抜粋)ネットなどの情報は、所詮他人が思ったり感じた事。千差万別だし、逆にわからなくなってしまう時もある。やっぱり自分で確かめないとわからない。それに、チョロっと試したくらいじゃわからない。やっぱり自分のモノにしてじっくり弾いてみないと。半年ぐらいして、あっ、こんな使い方出来たんだ、なんて気づくこともあるしね。そう考えると、この本も鵜呑みにしてはダメ、という事だ。あくまでも、俺の個人的な意見だし、ここに挙げているモノは最高に良いモノだけじゃ無いし。だから読み物として読んで欲しいね。もし 、参考にしてくれたら嬉しいけど」...以上、著者も書いている通り「読み物」としてもシンプルに楽しいですし、「ヴィンテージ・エフェクター購入・使い方」の参考にもなる1冊です。どう使って楽しむかはあなた次第! とにかくヴィンテージ・エフェクターを「チョロっと試したくらい」ではない経験を持ち「自分のモノにしてじっくり弾いてきた」著者だからこその説得力のある内容は一読の価値あり!です。P.S.校正していると「あ~このエフェクター試してみたい!!」という気持ちになり、業務を中断して中古市場検索をしたくなるのが困りものでした(笑)。

  • "苦手"をなくすドラム上達のタネ"苦手"をなくすドラム上達のタネ

    2024.02.17発売

    "パラメーター"で練習すべきポイントがすぐにわかる! 短時間/反復練習でグングンうまくなる、ドラム上達の"タネ"全55フレーズを収録

    約10年前に刊行され、長きに渡りヒットを飛ばした、染川良成さん著『ドラム個人練習のタネ』。本書はその新装改訂版になるのですが、当時の編集者は現在おらず、最初は "この本がなぜ良かったのか?"を分析するところから始まりました。いわゆるフレーズ集で、どちらかと言えば中級者向け、なかなか初見では叩けない譜面もあって、本の大きさ的に譜面はそれほど読みやすくない......なんて書くと前の本を批判しているみたいですが、個人的にこの本のポイントは、(1)エクササイズの難易度と強化できる項目が視覚的にわかる"パラメーター"、(2)目に優しい"グリーンの2色ページ"、そして(3)1エクササイズ1時間で"繰り返し夢中になって練習できること"、だと思いました。そんなわけで今回リニューアルした点ですが、良いところはそのまま引き継ぎつつ、より見やすい譜面にするべく判型を大きくし、時代に合わせて全フレーズを動画/ストリーミング音源対応に、原稿と譜面に少し修正を加え、新規コンテンツも収録。書名も新たに「"苦手"をなくすドラム上達のタネ」として、珠玉の55フレーズが1冊の本にパッケージされました。このエクササイズをひたすら練習していけば、きっと"苦手"のないバランスの取れたドラマーになれるはず! 間違いなく一生使える教則本です!

  • ケリー・サイモン徹底解説 超絶スウィープ・ギター完全攻略BOOKケリー・サイモン徹底解説 超絶スウィープ・ギター完全攻略BOOK

    2024.02.17発売

    "超絶ギタリスト"ケリー・サイモンが基礎から徹底的に解説する、まるまる一冊"スウィープ奏法"レクチャー教本が発売! メカニカルからネオ・クラシカルまで......圧倒的ヴォリュームでスウィープを極める!

    ギタリストの方であれば、一度は"スウィープ"に挑戦したことがあるのではないでしょうか? もちろん"自分のものにした!"という人もいるでしょうが、多くの人はその難易度から"習得ならず"だったのでは? 担当編集者の私も後者のひとりです。しかし、今もあきらめられない......。
    ならば"イチからではなく、ゼロ・レベルから教えてもらえばいいのではないか"、"しかもそれを本邦きっての超絶ギタリストで"という思いからスタートしたのが本書です。タイトルどおりケリー・サイモンさんが徹底的に噛み砕いてレッスンをしてくれておりますが、その譜面量がヤバかった(笑)! 通常の教則本を軽く凌駕する160ページというヴォリュームで、全篇で音符が炸裂しています。当然作業もハードでしたが、そこはケリーさんのお人柄。笑いの絶えない期間でもありました。
    ピックの動かし方からケリー印の超絶フレーズまで、一生分のスウィープ・フレーズが入っています。ぜひトライしてくださいませ!

  • Mutsumiのベース塾 ベースは筋トレ!Mutsumiのベース塾 ベースは筋トレ!

    2024.02.17発売

    4本の弦を鳴らすのに必要なもの、それは筋肉! YouTubeにて大活躍中のベーシストMutsumiによる、弾くだけで"ベース筋"が鍛えられる教則本が登場

    ベースを上手に演奏するには、筋肉は確かに必要ですし、例えばスラップで弾き続けていると腕がすぐに疲れてきて、体力や筋肉の足りなさを痛感したりします。でも、そのためにわざわざ筋トレをするのは億劫ですよね。「ベース演奏の筋肉は、ベース演奏で鍛える!」とMutsumiさんがこの本で言ってくれたおかげで、面倒な器具を買ったり、やりたくないことをやらずに、ベース演奏のための筋肉を鍛えることができそうです。
    それに、本書に登場する譜例のうち、成果を確認するためのフレーズ集は実用的なものが揃っています。鍛えられるのは筋肉だけでなく、ベースを演奏する際の音楽的センスも磨くことができるので、自分でベース・ラインを構築する際の助けになります。少し変わったタイトルの教則本ですが、内容はド真ん中をいく、王道のベース教本です。

  • ギター・マガジン特別編集版 進撃のジャズファンクギター・マガジン特別編集版 進撃のジャズファンク

    2024.02.17発売

    ジャズとファンクの融合が生んだゴキゲンなグルーヴ、ジャズファンク・ギターに特化した世界初の書! ギタマガの大ヒット特集『進撃のジャズファンク』がムックで登場

    2017年当時、ギター・マガジンでグラント・グリーンの表紙が公開された時は、巷がちょっとだけザワつきましたね。誌面でもなかなかにマニアックなギタリストたちを取り上げましたが、本書はさらにそれを上回る(?)顔ぶれが勢揃いしました。カル・グリーンのフレーズ分析なんて、多分ここでしか読めません(笑)。また、新規コンテンツの目玉としては50ページ程のギター・スコアを収録。この選曲にはかなり悩みました...なんせ1曲が長い!(ページが足りん!)グラント・グリーンは3曲入れられたものの、大ファンク・ナンバー「Jan Jan」は使用許諾の関係で掲載できず...涙。あと「Walk In the Night 」も載せたかったんですけどね...。ただ、「The Preacher's Tune」のギター・スコアは間違いなく世界初でしょう。オルガン・ファンク史上に燦然と輝き続ける、激アツなギター・ソロ・バトルが繰り広げられているので未聴の方は要チェック!

  • Guitar magazine Selections Vol.2 ジャズ・ギター名演選Guitar magazine Selections Vol.2 ジャズ・ギター名演選

    2024.02.13発売

    1940年代から現代まで、ジャズ・ギターの歴史を一望できるスタンダード名演15曲を厳選! ギター・マガジンが厳選して贈る楽譜集、"ギター・マガジン・セレクションズ"シリーズから第二弾が登場

    1940年代から始まったモダン・ジャズ・ギターの歴史を、一冊にギュッと凝縮した楽譜集です。本書中で最も古い1941年のチャーリー・クリスチャン「Swing To Bop」から、最も新しい2021年のジュリアン・ラージ「Call Of The Canyon」まで、実に80年もの時間の流れがあると思うと感慨深いですね。本書を眺めながら収録曲を聴いていると、トラディショナルな演奏の中の先進性や、最先端のアドリブの中で活きている伝統的なアプローチなどに気づき、脈々と受け継がれるジャズの系譜を感じることができます。コピーしてみることはもちろん、ぜひ方法論やニュアンスを学び取り、ご自身の演奏にお役立て下さい。

  • 〈きゅんメロ〉の法則 日本人が好きすぎる、あのコード進行に乗せて〈きゅんメロ〉の法則 日本人が好きすぎる、あのコード進行に乗せて

    2024.02.13発売

    スージー鈴木による新刊『〈きゅんメロ〉の法則』が発売! 「卒業写真」、「いとしのエリー」、「群青」など日本人が大好きな「きゅん」とするコード進行の謎に迫る

    Vocal Magazine Webの連載『きゅんメロの秘密』を全収録しつつ、大幅な加筆と特別対談を加えた本書。連載時に垣間見られていたアカデミックな部分が、より明確な形として表われたものになりました。すなわち「IV→V→III→VI(4536)」というコード進行が、なぜ日本人にここまで好まれているのか? その答えを解き明かすという命題が鮮明になってきたと言い換えて良いかもしれません。盟友・マキタスポーツ氏、そして音楽プロデューサー・作曲家の川原伸司氏との対談を経て書き下ろされた第4章に、スージー鈴木さんなりの考察が記されることとなりました。
    あまたのヒット曲を通して「きゅんメロ進行」の上で、名ソングライターたちが落としたメロディの妙味を味わいつつ、できれば鍵盤やギターでその響きを鳴らし、ご自身が「きゅん」を感じるメロディを作ってみてはいかがでしょうか? そういう意味で本書が皆様の「作曲」の第一歩となれば本望です。

  • 死ぬまでジャズ〜鈴木良雄・自伝死ぬまでジャズ〜鈴木良雄・自伝

    2024.01.19発売

    渡辺貞夫、アート・ブレイキーなどの大物ジャズマンとの共演を経て、自身の音楽を追求し続けるジャズ・ベーシスト鈴木良雄の自伝が発売

    本業は大学卒業間近のジャズ・ピアニスト(しかも本格的にピアノに取り組んで、まだ4年ほど)。遊び程度でしか触っていないベースをたまたま弾いてみたら、国内屈指の一流ミュージシャンから声がかかり、ベーシストとしてプロ・デビュー。海外有名ジャズ祭にも出演するなど4年ほど国内のトップ・グループで過ごしたのちに渡米。それから1年もたたないうちに米国の伝説的ジャズマンのレギュラー・ベーシストとして活躍......。そんな、マンガみたいな"チンさん"のキャリアが実現した秘訣とは何だろうと思っていました。もちろん、ご本人の"才能"はあるのでしょう。ただ、本書で語られるさまざまな転機では、出自にも由来するだろうそこはかとない上品さ、素直さ、そして前向きさが道を切り拓いていきます。読後には、"生涯現役"として喜寿を迎えた現在でも挑戦を続けるチンさんが、あなたの"これから"をそっと後押ししてくれるはずです。

  • METAL HAMMER JAPAN Vol.16METAL HAMMER JAPAN Vol.16

    2024.01.16発売

    表紙巻頭には最新アルバム『EVOLVE』をドロップしたNEMOPHILAが登場! メタル&ラウド・ミュージック総合誌『METAL HAMMER JAPAN Vol.16』発売中

    本号の表紙・特集は、アルバム・デビュー3年目にして、日本武道館公演を控えるNEMOPHILAです! メタルというジャンルにおいて、これは快挙と言ってもいいのではないでしょうか。もちろん本誌は、その前に発売となる新譜の全員インタビュー、武道館公演に向けての個人インタビューを実施。それぞれの想いをじっくりと聞きました。また写真も本誌撮り下ろし! 今回の個人アップ・カットは、これまた今までにない表情にうっとりです。両面ポスターも付属!
    また本号のもうひとつの目玉としてお薦めするのが、現代J-POPを代表するグループ=YOASOBIから、コンポーザーのAyaseさんが登場する《LET'S TALK METAL》。実はラウド・バンドのシンガーでもあったAyaseさん、今回はラウド・ミュージックとYOASOBIの音楽性の共通点を語ってくれています。
    このほかにもヴィジュアル系×デスコアでメジャー2nd EPをリリースのDEVILOOF、海外武者修行で一気に腕を上げた花冷え。、2023年ベスト・アルバム考察企画など、新世代のヘヴィ&ラウド・ミュージックにフォーカスした内容盛りだくさん! ぜひチェックくださいませ~。

  • 人気曲ではじめる! ドラム ビギナーズBOOK人気曲ではじめる! ドラム ビギナーズBOOK

    2024.01.16発売

    表紙巻頭にはストリートドラマーとして活動するリエイさんが登場! まったくのドラム初心者でも大丈夫。人気曲のフレーズをプレイしながら基礎を学べる『人気曲ではじめる! ドラム ビギナーズBOOK』

    リットーミュージックが自信を持っておおくりする、楽器初心者本の新シリーズです。このドラム編は36もの楽曲のなかからフレーズをピックアップしていますが、紙面ではまずドラマー必修の基本リズムを掲載し、そのリズムがそのまま、もしくは応用されている実際の曲のパターンを紹介していく構成になっています。打ち合わせの段階で、本書監修の森谷さんが「スピードの壁」と表現していたとおり、取り上げている近年のヒット曲は非常にテンポが速いものが多く、すぐにそのとおりに叩くのは難しいかもしれませんが、まずは各ページ冒頭で紹介している基本リズムを自分なりのテンポで練習することにより、ドラマーとしての基礎を固めていくことができます。フレーズごとのワンポイント・アドバイスや連動動画も活用し、ぜひ本書でドラマーとしての第一歩を踏み出してください!