今週のおすすめ

  • Jazz Guitar Magazine Vol.15Jazz Guitar Magazine Vol.15

    2025.11.17発売

    『Jazz Guitar Magazine Vol.15』表紙はカート・ローゼンウィンケル&ピーター・バーンスタイン!特集「ジャズ・ギター最前線」「ソウル・ジャズ NOW & THEN」も必見

    今号の巻頭では、カート・ローゼンウィンケルとピーター・バーンスタインという、現代ジャズ・ギターを代表する二人の対談が実現しました。
    現場は終始和やかで、撮影中にも自然とジャムが始まり、取材班が聴き惚れてしまう......そんな瞬間が何度もありました。互いの音楽への敬意と信頼が、言葉の端々から感じられる対話です。
    誌面では、二人のアドリブ・アプローチを比較するために採譜と分析を行いましたが、進めるうちに意外な共通点も見えてきました。異なるスタイルの奥に通う"ジャズの血"を感じていただけるはずです。

    第二特集"ソウル・ジャズ"では、デヴィッド・T・ウォーカー、フィル・アップチャーチ、コーネル・デュプリーといったレジェンドの系譜をたどりながら、スパンキー・アルフォード、メラニー・フェイ、ジュブ・スミス、アイザイア・シャーキーら現代プレイヤーのアプローチへとつなげています。
    時代を超えて受け継がれてきた"ソウル"の感覚を、ぜひ譜面と照らし合わせて体感してください。この企画に合わせた紙版の付録CDも必聴です。

    そして紙版の巻末には、小沼ようすけがジャズ・ソロ・ギターを更新した傑作アルバム『Your Smile』から、オリジナル曲「Searching for The Mind」のコピー譜を、本人の執筆により掲載。従来のジャズのソロ・ギターとは異なるジャンルレスな発想と構成力が、譜面を通して浮かび上がります。
    ネオソウルを入り口に、いまのジャズ・ギターの広がりを知りたい方はもちろん、ジャズを軸にポップスやR&Bにも挑戦したいプレイヤーにもおすすめの一冊です。現在のジャズ・ギター・シーンの息づかいを、どうぞ感じてください。

  • 手塚治虫ミッシング・ピーシズ手塚治虫ミッシング・ピーシズ

    2025.11.14発売

    知られざる手塚治虫の思考と筆致!「ミッシング・ピーシズ」最新作『手塚治虫 ミッシング・ピーシズ』が11月14日に発売

    生涯で15万枚もの原稿と700タイトルもの作品を描いたと言われている手塚治虫先生。そのいずれもが傑作ぞろいですから、「漫画の神様」と呼ばれることに異論はありませんよね。
    立東舎ではこれまで手塚作品のオリジナル版を書籍化(雑誌掲載作を単行本化する際にかなり手を加えることが多いため、初出版をあえて復刻)、2024年からは「ミッシング・ピーシズ」シリーズとしてラフ(ネーム)→雑誌への初出版→単行本版という諸段階を確認できる書籍を刊行してきましたが、いよいよ『手塚治虫 ミッシング・ピーシズ』です。
    話は戻りますが、今回は、これまで存在が知られていなかった作品のネームを3種も収録。要は「15万枚」も「700タイトル」もあくまで概算で、正確なところは誰にもつかめない、これからも「ミッシング・ピース」は出てくるのでは?という恐ろしい話なのです......。
    しかも今回収録のネームはかなり描き込みもされ、ストーリーを追うのに支障はありません。推定される執筆の年代は、『ブラック・ジャック』直前の1972〜1973年。先生自身も「冬の時代」とされている苦しい時期でした。では、一体どのような作品が構想されていたのか? ぜひ本書でお確かめください!

  • Tail of Riddim レゲエとストリート・カルチャーの話1979-2020Tail of Riddim レゲエとストリート・カルチャーの話1979-2020

    2025.11.14発売

    日本におけるレゲエ/ストリート・カルチャーを牽引してきた石井"EC"志津男が自らの体験と足跡を語る書籍『Tail of Riddim』が発売!

    日本で長くレゲエを聴いている方なら知らない人はいない、オーバーヒート代表、ECこと石井さんの本です。ヒップホップが好きな人にもフリーペーパー『Riddim』の発行でお馴染みでしょう。企画がスタートしてからというもの、そのB5横長という変わったサイズ(初期は縦ですが)のフリーペーパーを長年発行してきた著者の本を、普通の本文縦組の本に落とし込むことにずっと違和感があり、たまたま書店で見かけたA5サイズの左右を短くした縦長・本文横組の特殊サイズの本を見かけて「これだ!」と即決。デザイナーさんにいくつもサンプルを組んでもらい、最終的に通常のA5サイズより18mm短い左右130mmに落ち着きました。特殊な判型が醸し出す存在感が、ジャマイカという遠い国を相手に数々のことを成し得てきた著者の規格外の人生ともマッチしているようでとても気に入っています。もちろん、中身もめちゃくちゃ面白いです!

  • ピアノスタイル 大人のためのやさしく弾ける! ピアノ名曲30 (2)ピアノスタイル 大人のためのやさしく弾ける! ピアノ名曲30 (2)

    2025.10.20発売

    アニメ主題歌からポップス、クラシックまで30曲のピアノ楽譜を収録!音名と指番号&生演奏CD付きで安心。大人のピアノ名曲集が登場

    ピアノを弾いてみたけど、最初のポジションがわからず、いきなり躓いてしまった経験ってありませんか? 本書では、最初のポジションを指番号とともに鍵盤イラストで描いているので安心です。また、全曲「ドレミふりがな付き」なので、ゆっくり練習をすれば必ず弾けるようになります。ただ、「ドレミふりがな」は、効率良く練習するための手段でしかないので、楽譜を読むことに慣れてきたら、実際の音符を見て弾くようにしましょう。譜読みをすることで、音符から読み取れることが数多くあるはずです。指番号については、弾く方の手の大きさや経験年数、曲の性質によっても変わってきますので、譜面の通りではなく、弾きやすい指番号に変えてしまっても構いません。ぜひ自分なりの運指を探求してみてください。

  • 至高のギター・トレーニング・バイブル至高のギター・トレーニング・バイブル

    2025.10.16発売

    一生何度でも使えるトレーニングが満載!ギター教則本「至高のギター・トレーニング・バイブル」が発売に

    底本を見直して、補足したい要素として、セッションなどでよく登場する曲(「Feel Like Makin`Love」「Just The Two Of Us」「Cantaloup Island」)のコード進行を用いたアドリブ練習のページを追加しました。用意した長めのカラオケ音源(ダウンロードorストリーミング)と合わせて弾くと、実際のセッション気分で楽しく練習できると思います。
    そしてフルカラーという仕様を最大限に活用すべく、演奏解説コメントや譜例内の強調箇所を多彩な色で追加するなど、改めて本書の追加&校正を終えた著者の宮脇俊郎さんからの感想の言葉は「...すごい広範囲のフレーズが載っている本ですよね」でした。演奏方法も対応ジャンルも、著者自身が驚くくらいさまざまな領域まで対応できているギター教本です。まさに「一生何度でも使えるギター・トレーニングのバイブル」と言っていいのではないでしょうか。
    初心者の方は1からの練習として、ベテランの方は演奏力キープのためとして、ギタリストのみなさま、ぜひ1冊お手元にいかがでしょうか。

  • トラック野郎 50年目の爆走讃歌トラック野郎 50年目の爆走讃歌

    2025.10.17発売

    スタッフ・俳優40名以上が語り尽くす!『トラック野郎』公開50周年記念の書籍『トラック野郎 50年目の爆走讃歌』が発売に

    トラッカー御用達の雑誌『トラック魂(スピリッツ)』での連載ということで、実は映画ファンにはあまり知られていなかった「映画トラック野郎 爆走讃歌」という記事ですが、これが俳優陣からメインスタッフ、助手、東映本社のスタッフなどへの丹念な取材を重ねた労作で読み応えバッチリなんです。今回は書籍化に当たり中島ゆたか、あべ静江、小野みゆき、黒沢年雄の俳優陣に加え、主題歌を制作した宇崎竜童+阿木燿子夫妻にも新たにお話を伺うことができ、新発見も多々ありました。第1作の公開から50年も経つのに、まだまだ未公開エピソードってあるものなんですねえ。
    そんな楽しいトラック話も盛りだくさんなら、秘蔵写真や資料がふんだんに掲載されているのも本書の特徴です。さらには、取材を通じて検証を積み上げた「全10作詳細クレジット」も超貴重。主要キャストやメインスタッフしかクレジットされなかった時代の、抜け落ちたピースを人力で拾い上げた著者の執念に感動です!

  • コードに合ったフレーズが弾ける! ギタリスト必修ペンタトニック入門 コードに合ったフレーズが弾ける! ギタリスト必修ペンタトニック入門 

    2025.10.17発売

    ギタリスト必修のペンタトニックを、最速で"使える武器"に変える!「コードに合ったフレーズが弾ける! ギタリスト必修ペンタトニック入門」が発売

    ソロ&メロディ作りの"もどかしさ"、これで一掃! 本書はそのための1冊です。伴奏に合わせたソロが思いつかない...。なんとなく弾けても「外した音」になっていないか不安...。そんなモヤモヤを、スッキリ解決してくれます。
    そして、もうひとつの注目ポイントは、著者・いちむら先生。独自の視点で、初心者にもわかりやすく解説するスタイルに定評のある先生が、ギタリスト必須のペンタを、驚くほどシンプル&明快にレクチャーしてくれます。ソロ作りやアドリブの第一歩に最適!
    ソロ&メロディ作りの楽しさを味わいたいあなたに――今すぐ手に取ってみてください!

  • ギター演奏の常識が覆る!99%の人が知らない「本当のスケール練習&活用法」【新装改訂版】ギター演奏の常識が覆る!99%の人が知らない「本当のスケール練習&活用法」【新装改訂版】

    2025.10.16発売

    「ギター演奏の常識が覆る!99%の人が知らない「本当のスケール練習&活用法」」新装改訂版が発売に。Charやジェフ・ベックに匹敵する自由なスケール感を身につけよう!

    本書にはSTEPが1から6まであります。STEP1でスケールとコードの関係を理解、そしてSTEP2では、従来よくあったようなスケールの音をいろいろな運指で弾いていくという「単なる筋トレ」になりがちなスケール練習ではない、音楽的な演奏をするための「本当のスケール練習」の方法を学びます。続くSTEP3以降は本書のタイトルにもある「活用法」となり、スケール活用におけるいろいろな例や考え方、手法などを解説していきます。編集部がオススメするのはまずSTEP1~2を熟読して理解したあとは、いったん本書を読み進めるのをストップすること。著者は本書のp.40で「このスケール練習はむしろ速く弾かないことの方が重要です。各音の響きを味わいながら狙った度数を弾くことを最優先してください」と書いていますが、この「響きを味わって弾いている」「狙った度数が弾けている」ができていると実感できるようになるまで練習してください。それができてからSTEP3以降を読めば、活用法の理解もよりスムーズになるかと思います。みなさまのスケール・ライフがより良いものになることを祈っております!

  • 小沼ようすけ アドヴァンスド・ソロ・ギター・アレンジ曲集小沼ようすけ アドヴァンスド・ソロ・ギター・アレンジ曲集

    2025.10.16発売

    スタンダードを題材に、ギター表現の可能性に挑むアレンジ集「小沼ようすけ アドヴァンスド・ソロ・ギター・アレンジ曲集」が発売

    ジャズ・ギタリストとして幅広く活動する小沼ようすけさんが、自身の音楽的アプローチをソロ・ギターに凝縮したアレンジ集です。
    スタンダード曲を題材に、ハッとするような代理コードの発想、ピアノ顔負けの内声の動き、ハーモニクスを使ったメロディ表現などなど、小沼さんならではの工夫が随所に盛り込まれています。
    収録された全曲には対応する演奏動画が用意されており、譜面だけでは伝わりにくいタッチの強弱や音の伸ばし方、間の取り方といった"ニュアンス"まで確認することができます。動画と楽譜を合わせて見ることで、「こういう響きになるのか」と気づきが得られる場面がきっと多いはずです。
    編集部内でも「これをそのまま弾ききるのは相当大変だ」と話題になるほど高度な内容ですが、すべてを完璧に再現する必要はありません。一曲ごとに散りばめられたエッセンスから、自分に取り入れられるヒントを気軽に見つけていけるのが、この曲集の大きな魅力です。
    プレイリストも用意していますので、まずは動画で雰囲気を感じていただき、ぜひ楽譜にも挑戦してみてください。
    https://youtu.be/nZU7-EYWJkI?list=PLFX7lM755PPhjSSh0E7Sjam7DGE9ttHSM

  • 自宅でドラム練習!自宅でドラム練習!

    2025.10.08発売

    ドラム・セットがなくても練習できる!ステップ・アップ式ドラム・トレーニング集「自宅でドラム練習!」が発売に

    本書は2006年に発売されてロングセラーとなった書籍『1日15分!自宅でドラム中毒』をさらに使いやすい仕様にしたムックです。まず判型を大きくしました(天地210mm→242mm)。ドラム譜のサイズも大きくなり、本も開きやすくなったので、掲載されたドラム譜を見ながら練習する際に使い勝手が良くなったと思います。そしてそのドラム譜と連動した音源。底本は付録CDに収録されていたのですが、CDのトラック数の関係でひとつのトラックに複数の練習フレーズが入っていたりしました。この『自宅でドラム練習!』では各練習フレーズごとに分けられたトラックをダウンロードorストリーミングで聴けるようにしました。音源はhttps://www.rittor-music.co.jp/e/3125217110/で聴くことができます。「目標フレーズ」は実際のドラム・セットで叩いた音源、「STEP1~」はパッドや雑誌などで叩いた音源です。自宅で練習する時のイメージをつかみつつ練習できますね。自宅にドラム・セットがなく、なかなかドラム練習ができないドラマーのみなさん、ぜひ本書を活用して名ドラマーになってください!