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2017.09.28

ギターはじめるなら、ブルースからでもいいかも

Text by いちむら まさき

ブルース・ギターは、ロックの基礎です

例えば、エリック・クラプトンであれ、ジミー・ペイジであれ、ジミ・ヘンドリックスであれ、多くの有名ギタリストのプレイは「ブルースから作られている」と言えるでしょう。

ブルースをプレイすることはロックの基礎を習得することになります。

「どブルースをやりたい!」という人ではなくても、ブルースの経験は、ロックやポップスなどの、ブルース曲ではない曲をプレイする際にも生かせ、役立つのです。

ブルース練習のポイントは2つ。

<その1:ひとつのコードで、たくさんのフォームを知ること>

例えば、下の動画のような練習をしてみてください。A7、D7、E7でそれぞれいろいろなフォームがあることがわかると思います。

<その2:弦をバラバラに弾き、少しずつフレットを移動する柔軟性を身に付けること>

この譜例は違うコードで、同じフレーズを弾くという練習です。まずはここから始めて、少しずつ押さえるポジションを増やしていけばいいのです。こちらの動画もドウゾ。

上の動画はどちらも、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』という本の譜例と付属音源を使って動画にしたものです。

この本では「ブルース・ギターの入り口」を用意しました。

譜例だけでなく、「弾いて良い音」を抜粋した図を見ながら、付属音源に合わせて練習していきます(ちなみに、上の動画では模範演奏だけを使っていますが、この後にカラオケも入っています)。

下は本の紹介動画です。最後に流れるBGMは、本書の最終トライ曲。このようなソロを、自分で作り出せるギタリストを目指してください。すぐに何もかもを網羅しようとせず、徐々に広げていくことが重要です。

ぜひ、本書でブルースの楽しさを味わってみてください!


ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ

ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ

品種書籍
仕様A5 / 128ページ / CD付き
発売日2017.09.21

<著者プロフィール>

いちむらまさき

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。さまざまな雑誌に記事を書きつつ、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』『同リズム強化編』『ギター上達100の裏ワザ』『ギター作曲100の裏ワザ』『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』『アコギ上達100の裏ワザ』『耳コピ上達100の裏ワザ』『ライブ上達100の裏ワザ』『ウクレレ上達100の裏ワザ』『目で見て確認DVDウクレレ』『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、(すべて小社刊)などを執筆。東京、神奈川でギター/ウクレレ楽器教室も。
◎公式サイト→http://www.geocities.jp/ichimuramasaki/