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2019.04.24

リズム&ドラム・マガジン

go!go!vanillas・ジェットセイヤのこだわり溢れる新作『THE WORLD』

Text by Rhythm & Drums Magazine Photo by Takashi Yashima

ロックンロールにモダンなエッセンスを掛け合わせた楽曲でリスナー達の心を掴むgo!go!vanillas。4/25(木)発売のリズム&ドラム・マガジン6月号では、ニュー・アルバム『THE WORLD』でこだわりのシャッフル・ビートを聴かせるドラマー、ジェットセイヤにインタビュー! 5/15(水)にリリースとなる今作での工夫や、ドラマーとしての意識について話を聞いた。ここでは、その内容を一部抜粋してお届けしよう。

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意識しているのは
"リリックを載せるビート"

●go!go!vanillas のニュー・アルバム『THE WORLD』が満を持してリリースとなりますが、今作は、ロックンロールだけでなく、ブラック・ミュージックなどのエッセンスも含んだ楽曲もあるバラエティ豊かな作品ですね。

○13曲それぞれに個性があって、面白いアルバムだと思います。ロックンロールが大元にありつつ、50年代ジャズとかR&Bみたいにスウィング感のある音楽や、70~00年代のパンクを吸収した上で、2019年の音楽を作りたくて。今作は、色んな要素が入っているのでタイム・トラベル型ミュージックですね。最近は牧(達弥/vo、g)がヒップホップも取り入れているので、心の内を伝えるメッセージ性の強い曲も多いかなと思います。

●ドラムのアプローチ作りでは、歌詞も意識されるんですか?

○歌詞というよりはリリック(=心の内面を表す詩)を載せるビートみたいなところを意識していて。バニラズには楽器と歌がユニゾンする曲も多いので、(歌詞の)文字数に合わせたフィルを考えることもあります。

●M2「チェンジユアワールド」は、4つ打ち主体の中、タムを使ったフィルなどで展開に変化をつけている印象を受けました。

○この曲はクラブ・ミュージックの雰囲気を出すためにバス・ドラムの音を加工しているんですけど、べったりするフィル、ハネたフィル、流れていくようなフィルを盛り込むことで、楽曲の中でも人間味を出していく意識で作りました。

●サビではバス・ドラムと共にクラッシュも4つ打ちで叩かれていて、豪快さを感じます。

○ドラマーじゃなくても叩ける、原始的なビートだと思います。こういうサビのパターンは今までバニラズになかったと思うんですけど、ドラムをシンプルにすると歌詞のインパクトも増しますし、ライヴでも、お客さんが"あ、ここはノっていいんだ"ってわかりやすくなると思うんですよ。

●なるほど。M4「No.999」はロックンロール全開のワイルドな楽曲ですが、プレイでのこだわりは?

○マインド的なところなんですけど "怒り"をぶち込むとか、自分の殻をぶち壊すっていう気持ちでやっています。このアルバムの曲は全部プリティ(長谷川プリティ敬祐/b)が事故に遭う前に録って、この曲は事故の後にリリースしたシングルなんですけど"俺らのバンドはこれで終わらせないぞ"という思いに歌詞もリンクしてくるし、この曲が今作に入っていて良かったなとあらためて思います。

本誌では引き続き、新作『THE WORLD』はもちろん、go!go!vanillasにおけるビートのこだわりについても語ってもらっている。さらに、彼がイラストレーターと組んで主催するドラム×アートの異色イベント=CONTORT SESSION(コントート・セッション)や愛用のドラム・セットも詳しくご紹介! このインタビューの続きは、4月25日(木)発売の「リズム&ドラム・マガジン」2019年6月号にて!

▼「リズム&ドラム・マガジン 2019年6月号」コンテンツ内容
https://www.rittor-music.co.jp/magazine/detail/3119119001/

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