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2017.10.17

ギタマガ編集者が教える「Kindleセールで迷ったらコレを買え!」特集

Text by ギター・マガジン編集部

 2017年10月13日より、Amazon Kindleストアでは『ギター・マガジン電子化記念 ギター/ベース/ドラム演奏がもっと楽しくなる本セール』を開催中ですが、総勢168タイトルが半額ということでホクホクしているものの何を買えばいいのか悩んでいる諸兄! ギター・マガジン編集部がオススメのタイトルをレコメンドしました。題して、ギタマガ編集者が教える「Kindleセールで迷ったらコレを買え!」特集です!!

ドリル式!この1冊で譜面の読めるギタリストになれる本『ドリル式!この1冊で譜面の読めるギタリストになれる本』

 タブ譜で育ったギタリストたちの多くが思い描くであろう"こうなれたらいいな"という夢のひとつ......"譜面が読めるようになりたい"。そのスキルを身につけたい人にオススメしたいのが本書だ。『シャッフルの弾き方』や『指板上でのドレミの位置は?』といった気になるテーマごとに模範演奏を収録した音源データが対応しているのもポイントで、"同じフレーズを異なったフォームで弾く"や"すべての記号を弾こう"といった音源を聴きながら、五線譜に対して自身でTAB譜のポジションを書き込める(まさにドリル式!)ので、単なる"知識"だけでなく"経験"として学ぶことができる。

 譜面上に登場する暗号のような記号の早見表も非常に便利! より一層、演奏する楽曲を深く理解できるようになるはずだ。きっとパッと譜面を開いた瞬間、記された旋律やコードが"宝の地図"のように見えてくるだろう。レベルアップしたいプレイヤーにとって必携の一冊だ。(ギター・マガジン編集長/尾藤雅哉)


メタル・ギタリストのための鋼鉄の音楽理論『メタル・ギタリストのための鋼鉄の音楽理論』

 音楽理論? んなもんクソ食らえだ! ビールを浴びるほど飲んだら、あとはボリュームをフルにするだけだろ! ガッハッハッハッハ......。と、豪快にふるまってはみるものの、生まれ持ったセンスだけでは乗り越えられない壁があることも薄々気がつきはじめたメタラー諸兄へ。どう見てもあのイカしたジャケにしか見えない表紙にぴんときたならば、ぜひ本書を手にとるべし。メタル用語を随所に散りばめ、音楽理論をわかりやすく覚えていくという、諸兄にぴったりの1冊である。

 例えば"同名異音"の項を開くと"マイケル・アモットのクリニックに来たけど、アーチ・エネミーでもあり、カーカスでもあり......"とある。え?わかりにくくない?と思ったら、ぜひ違う本を選ぼう。そして、二度とメタルという言葉を口にしないで生きてほしい。己のメタルIQ、すなわち生き様そのものまでもが試されるのだ。手にとる勇気はあるか?(ギター・マガジン副編集長/河原賢一郎)


不滅療法~ウィルコ・ジョンソン自伝  『不滅療法~ウィルコ・ジョンソン自伝』

 70年代のイギリスのロック・ギタリストの中では少し異端でカッコいい不良っ子、ウィルコ・ジョンソンの自伝。彼は2012年、末期がんで余命わずかと宣告されるも、まさかの復活を遂げた奇跡の男として皆さんもご存知でしょう。そして、死が確定した5年前のあの頃、頑として延命治療をせず、怒涛の音楽活動を見せつけた真のロックンローラーであることもご存知でしょう!

 そんな男が自身のはちゃめちゃな半生を綴っているわけですが、本書のポイントはとにかく文が美しいこと。もともと詩人を目指していたからでしょうが、心情の表現や情景描写が本当に文学的で、単純に読んでいて気持ちが良いのです。ひとつひとつのエピソードも濃厚でおもしろいし、つい仕事中に一気読みしてしまいました。(ギター・マガジン編集部/山本諒)


6~5弦ルートのみから卒業!ギター・コード・ボイシング完全攻略!『6~5弦ルートのみから卒業!ギター・コード・ボイシング完全攻略!』

 "Cのコードを弾いて!"と言われて"片手で数えるくらいしかボイシングがわからない......"という方や、"メジャー・セブンスとかマイナー・セブンスって、聞いたことあるけどよくわかってない......??"という方、この本はアナタのためにあります! ギターのコードって、最初は形で覚えちゃいますよね。特にビギナーのうちは、Cコードだったらまず5弦の3フレットを押さえて、4弦の2フレットを押さえて......なんて感じで進めていって、そこに突然ディミニッシュや"Am7(♭5)"が出てきたらもう意味不明でコード・ブックを見なきゃ、という人も多いのでは?

 でも、コードの仕組みと指板上の音の関係さえ理解すれば、もうコード・ブックを見る必要はありません! 本書にはギターでコードを弾くうえで知るべき音楽理論がわかりやす~く書かれているので、脱初心者を目指すプレイヤーはぜひご一読を。一冊読み終える頃には、Cコードだけで20個以上は押さえられるようになっているはず!(ギター・マガジン編集部/田中雄大)


ロバート・ジョンソンより前にブルース・ギターを物にした9人のギタリスト『ロバート・ジョンソンより前にブルース・ギターを物にした9人のギタリスト』

 "戦前ブルース"の一部としてしか認識できていなかったディープなブルースマンたちが、読み進めるほどに人間味を帯びていく。ブルース好きとして、こんなに楽しい体験はないだろう!

 本書は"ロバート・ジョンソンより前に~"というタイトルどおり、1920年代のブルース録音最初期に活躍したギタリストが9名紹介されている。"マニアック過ぎる!"という声と"待ってました!"という声が同時に聞こえてきそうなラインナップだが、みなロバジョンと同等かそれ以上のビッグ・ネームばかり。読了後にあらためて彼らの音楽を聴き、音に彩りが加わった気がするのは私だけではないはずだ。そして純粋なブルース・ファンとして、続編を期待して第二段ラインナップを妄想している自分が......。間違いなくブルース好事家必読の1冊である!(ギター・マガジン編集部/福崎敬太)



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