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2023.12.18

ギタリストもウクレレ奏者も新しい弦楽器を始めてみよう! イチから学べるマンドリン教則本『はじめてのフラット・マンドリン』が発売!

 インプレスグループで音楽関連のメディア事業を手掛ける株式会社リットーミュージック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松本大輔)は、『はじめてのフラット・マンドリン〜ブルーグラスからポップスまでを彩る魔法の楽器の鳴らし方』を、2023年12月18日に発売しました。

 アメリカの音楽シーンを席巻するアメリカーナ/ブルーグラスの中で、最も花形の楽器とされるマンドリン。古くはビル・モンロー、デヴィッド・グリスマン、サム・ブッシュといったヒーローが一斉を風靡しましたが、近年もパンチ・ブラザーズのクリス・シーリーやシエラ・ハルなどの新たな若き才能が次々と登場し、マンドリンの可能性を一段上のステージに昇華させています。

 ロックの世界でもブルーグラスをルーツに持つギタリストは多く、グレイトフル・デッドのジェリー・ガルシア、バーズのクラレンス・ホワイトなどがその筆頭と言えます。はっぴいえんどや高田渡など、日本のフォーク/ロックの黎明期の音楽にもマンドリンは積極的に使われてきました。

 しかし、そんな音楽に憧れていざマンドリンを始めようと思っても、クラシック・マンドリンではなく、フラット・マンドリンを主題とした日本語の教則本はほとんどありません。本書は、ブルーグラスで歌われるトラッド・ソングを中心に学びつつ、ポップス、ロックでも応用がきくフラット・マンドリンの基礎を、イチから学べる決定版となります。さらに、意外と知らないマンドリンの弦交換の方法や、その歴史、素敵なマンドリンが聴ける音源の紹介も必見です。

 また、本書の譜例はすべてYouTubeにも対応しており、実際に映像を見て、聴いて、学ぶことができます。フラット・マンドリンの美しい造形に惹かれた方はもちろん、実は以前からマンドリンも弾いてみたいと感じていたギタリストやウクレレ・プレイヤーも、ぜひ一緒にマンドリンを始めましょう。

■書誌情報
書名:はじめてのフラット・マンドリン〜ブルーグラスからポップスまでを彩る魔法の楽器の鳴らし方
著者:前田宏樹
定価:2,640円(本体2,400円+税)
発売:2023年12月18日
発行:リットーミュージック
商品情報ページ https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3123212103/

CONTENTS
・まえがき
・マンドリン各部の名称
・マンドリンの種類
・マンドリンのチューニングについて
・マンドリンを演奏する時のフォーム
・タブ譜の読み方

基礎編
1.基本のピッキング
2.メジャー・スケールを弾いてみよう
3.メロディと開放弦を使った和音について
4.基本コードを使ったバッキング・パターン
5.イントロダクションをつける
6.エンディングをつける
7.イントロとエンディングのバッキングについて

中級編
8.ピッキングについて
9.トレモロを使った奏法
10.曲に抑揚を付けて感情豊かな演奏をする
11.ツイン・マンドリンに挑戦してみよう
12. ダブル・ストップ
13.クローズド・ポジション〜小指を使ったスケール

上級編
14.リックを使った演奏について
15. クロスピッキング..
16. プリング・オフと3連符を使った奏法.
17. バッキングのバリエーションについて.
18. テクニックを駆使したバッキングのアイディア
19. オブリガートの作り方
20.ソロ・フレーズのアレンジを作っていくプロセス..
21. ハイポジションで弾く
22. スプリット・チューニングにチャレンジ
23. ブルーグラス界の名曲にチャレンジ!
24ポップス&ロック・ミュージックの中のマンドリンとアレンジのアイディアについて

Column
・フォーク・ソングや歌謡曲になったアメリカン・ソングたち
・マンドリンの「何か私が知っていそうな曲を弾いてよ」問題を解決する方法
・マンドリンの歴史について

Appendix
・補習①スリー・コード(主要三和音)
・補習②転調とサークル・オブ・フィフス
・補習③マンドリンのアルペジオ・エクササイズ
・補習④弾き語りにも使えるオープン・コード
・補習⑤CAGEDシステム-複数のコードを認識する.
・補習⑥CAGEDシステムを基にした音の探し方
・補習⑦ブリッジ調整の仕方
・補習⑧意外と知らないマンドリン弦の張り方
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折り込み付録:マンドリン・コード表付き
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練習曲(Traditional)
・「Bile Them Cabbage Down」
・「Keep On The Sunny Side」
・「Wildwood Flower」
・「Golden Slippers」
・「Home Sweet Home」
・「Old Joe Clark」
・「Soldier's Joy」
・「Amazing Grace」
・「When I'm Gone」
・「Will The Circle Be Unbroken」
・「Little Annie(When Springtime Comes Again)」
・「Whiskey Before Breakfast」
・「Arkansas Traveler」
・「Shady Grove」
・「Red Haired Boy」
・「Sally Goodin'」
・「Liberty」
・「Back To The Cross」
・「Good Night Arene」
・「Midnight On The Water」
・「Pass Me Not」
・「Daley's Reel」
・「Faded Rose」
・「Shenandoah Breakdown」
・「Bury Me Beneath The Willow Tree」
・「Golden Slippers」(クロスピッキング・アレンジ)
・「The Maid Behind The Bar」
・「East Tennessee Blues」
・「Blackberry Blossom」
・「Soldier's Joy」
・「Black Mountain Rag」
・「John Henry」
・「Beaumont Rag」
・「おじいさんの古時計(Grand Father's Clock」

PROFILE
前田 宏樹(まえた ひろき)
マンドリン・プレイヤー、音楽講師、時たまプロデューサーとして、広島の瀬戸内の田舎でのんびり暮らしている。在米中は、ブッチ・ロビンス、ザ・サイドメン、BR549など、多くのミュージシャンと共演。テネシー州のあるコンテストでは、今やマンドリンの歌姫として知られる、シエラ・ハル(当時9歳)に敗れ、4位に。その頃、ブルーグラス界の登竜門とまで言われた老舗ライブハウス「ステーション・イン」での出演も果たし、そのドキュメンタリー映画にも出演。ナッシュビルでの活動後、2002年に帰国。その後、グラミー賞受賞者であるクリス・シャープの日本ツアーにもマンドリン・プレイヤーとして同行。2012年にはNHK・BS番組『カントリー・ゴールド』に出演。2017年には、オーストラリアのアーティストと参加したワイド・アイランドのアルバム『ゴーイング・ホーム』は、TOYOTAゴールデン・ギター・アワードの最終ノミネート作品に選ばれるなど、国内外での演奏活動も行なっている。


【株式会社リットーミュージック】https://www.rittor-music.co.jp/
『ギター・マガジン』『サウンド&レコーディング・マガジン』等の楽器演奏や音楽制作を行うプレイヤー&クリエイター向け専門雑誌、楽器教則本等の出版に加え、電子出版、映像・音源の配信等、音楽関連のメディア&コンテンツ事業を展開しています。新しく誕生した多目的スペース「御茶ノ水RITTOR BASE」の運営のほか、国内最大級の楽器マーケットプレイス『デジマート』やエンタメ情報サイト『耳マン』、Tシャツのオンデマンド販売サイト『T-OD』等のWebサービスも人気です。

【インプレスグループ】https://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証スタンダード市場9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「航空・鉄道」「モバイルサービス」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。

以上
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【本件に関するお問合せ先】
株式会社リットーミュージック 広報担当
E-mail: pr@rittor-music.co.jp