アフターケア

2017.09.20

ギター・マガジン 2017年10月号

『ギター・マガジン 2017年10月号』(2017年9月13日発売)にて、以下の誤りがありました。読者ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げ、ここに訂正させて頂きます。

P.084-087 「SPECIAL INTERVIEW 今剛×『Studio Cat』」

【誤】シンプルな機材の中で工夫して
オリジナルなサウンドを作るのが
おもしろい時代だったね。
【正】シンプルな機材の中で工夫して
オリジナルなサウンドを作るのが
おもしろい時代でしたね。

【誤】僕はもともとバンド志向の人間なんだけど、
その欲求はPARACHUTEを始めとする
いくつかのバンドで発散していたんだ。
【正】僕はもともとバンド志向の人間なんですけど、
その欲求はPARACHUTEを始めとする
いくつかのバンドで発散していたんです

【誤】ある時レコード会社のディレクターから"ソロ・アルバムを出すからね"と言われて、"それじゃあ、曲を作らなくちゃ"って、そんなノリでしたよ(笑)。
【正】ある時、突然"ソロ・アルバムを作ろう"と言われて、"それじゃあ、曲を作らなくちゃ"って、そんなノリでしたよ(笑)。

【誤】マーク・ジョーダンはいろんなレコードで聴いて興味があったので、
【正】マーク・ジョーダンはいろんなレコードで聴いて大好きだったので、

【誤】やっぱりスタジオ自体に歴史を感じたね。内部は質の良い木を使ってるし、スタジオ内のすべてにおいてメインテナンスが行き届いている。プレート・リバーブの鉄板も状態がすこぶる良かったし、良質なマイクを使っていましたね。そういったスタジオ自体の要因もあるけど、LAで録音して良い音になる最大の理由は、やっぱり電源と空気ですね。
【正】やっぱりスタジオ自体に歴史を感じましたね。内部の木に音が染み込んでる感じでしたし、スタジオ内のすべてにおいてメインテナンスが行き届いている。プレート・リバーブの鉄板も状態がすこぶる良かったし、良質なマイクを使っていましたね。そういったスタジオ自体の要因もありますけど、LAで録音して良い音になる最大の理由は、やっぱり電源と空気ですね。

【誤】-- この時期はもうライン録音でしたか? 
 ちょうど、アンプ出力からライン出力に変えた頃ですね。最初は単純に、重いアンプを持ち歩くのがイヤだったという理由だったんですけどね(笑)。バッキングでは、そのシャープでクリアなサウンドをあえて使っていこうと思っていたんです。逆に、リードを弾く時は音が細くならないように残響エフェクトの奥行き感に気を配っていました。このレコーディングでは、スタジオにあったプライムタイム(ディレイ)がサウンドを広げるために役立ってくれて、とても重宝したのを覚えていますよ。
【正】-- この時期はもうライン録音でしたか? 
 ちょうど、アンプ出力からライン出力に変えた頃ですね。最初は単純に、重いアンプを持ち歩くのがイヤだったという理由だったんですけどね(笑)。
-- ライン録音のサウンドが好きだったところもあったのでしょうか?
 バッキングに関してはそうかもしれないですね。逆に、リードを弾く時はサウンドの奥行き感に気を配っていました。このレコーディングでは、スタジオにあったプライムタイム(ディレイ)がサウンドを広げるために役立ってくれましたね

【誤】最近はフラクタルにしたから、外見上はとてもシンプルだけどね。当時はシンプルな機材ながら、その中で工夫してオリジナルなサウンドを作るのがおもしろかった時代だね。
【正】最近はフラクタルにしたから、外見上はとてもシンプルですけどね。当時はシンプルな機材ながら、その中で工夫して新しいサウンドを作るのがおもしろかった時代でしたね。

【誤】ラックは音質がいいし、スイッチャーでコントロールするから使わないパッチングはスルーできるしね。
【正】ラックはその点安心感があるし、アンプみたいに置く位置なんかも気にする必要もないですしね。

【誤】レコーディングだと1曲ごとに弦を交換することもある。
【正】レコーディングだと1曲ごとに 弦を交換することもあります

【誤】いや~、もう覚えていないな......。
【正】いや~、もう覚えていないですね......。

【誤】それをさらに掘り下げて、カントリーに行き着いたというわけですね。
【正】それをさらに掘り下げて、カントリーにハマっていくというわけですね。

【誤】だから僕の演奏を目の前で聴くと、ピッキングしている音がうるさいよ(笑)。
【正】だから僕の演奏を目の前で聴くと、ピッキングしている音が相当うるさいですよ(笑)。

【誤】弦はすぐに交換するほうで、レコーディングだと1曲ごとに交換することもありますね。
【正】弦はすぐに交換するほうで、レコーディングだと1曲ごとに交換しますね。

【誤】"松っちゃんがそう弾くなら俺はこう"、みたいな阿吽の呼吸。たまに松っちゃんが"ここは一緒に合わせようぜ"なんて言ってくれば、"ああ、いいよ"って合わせてみる。それくらいかな(笑)。
【正】"松っつぁんがそう弾くなら俺はこう"、みたいな阿吽の呼吸。たまに松っつぁんが"ここは一緒に合わせようぜ"なんて言ってくれば、"ああ、いいよ"って合わせてみる。それくらいですかね(笑)。

【誤】満足のいくレコーディングだった。学んだことも多くて、これを機会にエンジニアの作業に興味を持つこともできましたし。ただ、ギターは自分で重ねちゃったので、ライブでの再現性はなくなっちゃいましたけどね。
【正】満足のいくレコーディングでした。学んだことも多くて、これを機会にエンジニアリングに興味を持つこともできましたし。それで2枚目のアルバム(『2nd ALBUM』/09年)は自分でエンジニアもやったりしました。

【誤】ラリー・カールトン、バジー・フェイトン、ジェイ・グレイドンだね。
【正】ラリー・カールトン、バジー・フェイトン、ジェイ・グレイドンですね

【誤】いや、僕はもともとバンド志向の人間なんだけど、そちらの欲求はPARACHUTEを始めとするいくつかのバンドで発散していたんです。スタジオの仕事のほうが、と思っているわけではないけど、もちろんスタジオもおもしろいですよ。何よりスタジオにいる時間が好きだったし、そこで作り込む作業が好きだったんでね。
【正】僕はもともとバンドが好きな人間なんで、スタジオ仕事で忙しい合間にPARACHUTEで集まって合宿したりしてましたね。もちろんスタジオもおもしろいですよ。何よりスタジオにいる時間が好きだったし、そこで作り込む作業が好きなんですね

P.239 「NewProductsReview」

【誤】煩雑になりすぎないスイッチ群だ。ばずBlues Cubeならではのサウンドが楽しめる。
【正】煩雑になりすぎないスイッチ群だ。以降トル(本文と関係のない文章が混入してしまいました)