内容
誰も見たことがない手塚治虫!
初公開の画稿をふんだんに収録した魅惑の1冊が登場!
『ブラック・ジャック』から始まり『三つ目がとおる』『火の鳥《望郷編》』『リボンの騎士』と、代表作を刊行してきた「ミッシング・ピーシズ」、シリーズ最大級の発掘原稿を収録した『手塚治虫ミッシング・ピーシズ』が登場。
今回は、1972年に発表された「マンションOBA」(1972年3月から6月にかけて『週刊少年ジャンプ』に全4回のシリーズ連載)の生原稿を中心に初出版を併載。それによって読み比べながら、手塚治虫の華麗な編集術を堪能できる趣向です。また、近年発見された未発表ネーム原稿やこれまでムックや特典本にしか収録されなかったネーム、キャラクタースケッチなど、さまざまな手塚作品のレアな画稿をこの1冊に集約させます。
マニアには垂涎の貴重な内容であり、初めて手塚作品に触れる人にとっても、その創造の源泉に触れることが可能な魅力ある作品集となっています。
▼コンテンツ
●単行本版の原稿と雑誌連載の初出版の差分を併載。
『マンションOBA(ライオンブックス・シリーズ)』
#1「マンションOBA」週刊少年ジャンプ1972年3月20日号
#2「春らんまんの花の色」週刊少年ジャンプ1972年4月17日号
#3「耳鴉」週刊少年ジャンプ1972年5月15日号
#4「でんでこでん」週刊少年ジャンプ1972年6月19日号
『低俗天使』週刊少年ジャンプ1975年5月12日号
●単行本版の原稿とネームまたは未使用原稿(一部)併載
「ぐっちゃんとパイコさん」
「あんてな一家」
「ひょうたん駒子」
「アラバスター」
「きりひと讃歌」
「ミクロイドS」
「どろんこ先生」(プロトタイプ)
「MW」
「未来人カオス」
「どついたれ」
「陽だまりの樹」
「七色いんこ」
「プライム・ローズ」
「ゴブリン侯爵」
「火の鳥(太陽編)」
ほか
●解題:濱田髙志