ベース・マガジン講義録 リズム&グルーヴ徹底攻略本

ベース・マガジン編集部(著)

定価2,200円 (本体2,000円+税10%)
発売日2023.02.21
品種ムック
仕様A4変形判 / 128ページ
ISBN9784845638703

内容

雑誌『ベース・マガジン』での奏法記事を“リズム”“グルーヴ”にフォーカスして厳選!

ベース・マガジン本誌で過去に掲載された奏法記事のなかから、"リズム"や"グルーヴ"に関するトピックを厳選して10編収録。メトロノームを使った具体的な練習方法はもちろん、音符の感じ方や休符への意識、"前ノリや後ノリ"、ドラムとの関係性といった実際の演奏で必要になる感覚についても解説する。リズムを制するものはベースを制す。本書でリズム&グルーヴへの感覚を研ぎ澄まそう!

【CONTENTS】
■Part 01 言葉遊びでリズムがわかる 1拍単位符割り大全集
(講師:金子信之)
・符割INDEX
・Aタイプ
・Bタイプ
・Cタイプ
・Dタイプ
・other
・練習フレーズ集

■Part 02 リズムまる見え!〇〇ビート特捜部
(講師:金子信之)
・ビートを極める前に!
・8ビート
・16ビート
・4ビート
・2ビート
・バウンス
・シャッフル
・3/4拍子
・12/8拍子
・6/8拍子
・ハーフタイム・シャッフル
・32ビート

■Part 03 最強のリズムを身につける アルティメイト・クリック・トレーニング
(講師:河辺真)
・なぜクリック練習が必要なのか?
・クリックの活用法
・実践クリック・トレーニング

■Part 04 魅惑の空間アプローチ 徹底!休符トレーニング・ドリル
(講師:下野ヒトシ)
・実践練習の前に
・休符コントロールカの基礎トレーニング
・休符コントロールカの向上ドリル
・休符で魅せるフレーズ・ドリル

■Part 05 ゴースト・ノート⻁の巻
(講師:前田"JIMMY"久史)
・ゴーストノートの基礎知識
・ジャンル別ゴースト・ノート活用術
・ゴースト・ノート総まとめフレーズ

■Part 06 リズム&グルーヴ向上の必須課題 ウラを極める!
(講師:石村順)
・ウラ感覚コンセプト篇
・ウラ感覚トレーニング基礎篇
・ウラ感覚トレーニング8分音符篇
・ウラ感覚トレーニング3連音符篇
・ウラ感覚トレーニング16分音符篇

■Part 07 苦手意識をすっきり解消 シャッフル・ビートの処方箋
(講師:石村順)
・コンセプト篇
・ベーシック・トレーニング
・レギュラー・トレーニング
・応用トレーニング

■Part 08 "なんとなく"を聴いて正そう! 前ノリと後ノリの真実
(講師:板谷直樹)
・リズムの"正解と不正解"を知ろう
・シンプルなプレイでリズム・コントロールを体感
・"部分的にズラす"ことで深化するグルーヴ
・多様なジャンルのベーシストのリズム・コントロール

■Part 09 究極のグルーヴ鍛練術 グルーヴを出す方法、教えます
(講師:高橋竜)
・ニュアンスを駆使してグルーヴ・アップ
・ゴースト・ノートを鍛えてグルーヴィに
・シンコベーションによるグルーヴ鍛錬
・"ノリ"の問題
・休符、音価で生まれるグルーヴ/"ワン"のグルーヴについて

■Part 10 リズム体の方法論
(講師:⻫藤 "TAK"貴之)
・"リズム体"とは何だ?
・8ビートを"重く"弾く
・"16ビート"の具体例
・"シャッフル"系リズムで数を数える
・"4つ打ち"系リズムで安定したリズム体を作る
・ラテン系リズム
・オカズの料理
・"合わせない"という選択肢
・"強・弱・長・短"で味付け
・ドラマーとの付き合い方
・クリック&ドラマーのクセ
・これまでの総まとめ

■Column
プロ・ベーシストのリズムの鍛え方〜納浩一
プロ・ベーシストのリズムの鍛え方〜川崎哲平
プロ・ベーシストのリズムの鍛え方〜瀧田イサム
プロ・ベーシストのリズムの鍛え方〜MASAKI

※本書は雑誌『ベース・マガジン』に掲載された奏法記事を再構成、加筆したものです。

編集担当より一言

“リズムに自信ありますか?”という問いかけに、胸を張ってイエスと答えられるアマチュア・ベーシストは、そう多くはないのではないでしょうか? さらに、“良いグルーヴとは?”といった、プロ・ベーシストに聞いても答えが曖昧になりがちなものも絡んでくるとなると、なおさら自信が持てなくなってきたり……。突き詰めても突き詰めても、まだその先がある。そんな永遠のテーマともいえる“リズム”と“グルーヴ”については、ベース・マガジン本誌でもさまざまな角度から特集企画を展開してきました。本書は、ベース・マガジンに掲載された“リズム”と“グルーヴ”に関する特集記事をまとめたものです。テーマや講師によって多角的な視点から“リズム”と“グルーヴ”を分析しているわけですが、改めてこうして並べてみると、なんとなく共通するポイントが見えてきます。きっとそれが、“リズム”と“グルーヴ”の核心なんでしょうね。ぜひ、そのポイントを発見&体得してください。
(編集担当/中村健吾)