ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論

定価:本体1,600円+税

品種書籍
著者いちむら まさき(著)
仕様A5判 / 128ページ / CD付き
発売日2019.05.17
ISBN9784845633845

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内容

丸暗記不要!
コードの性質を知ればラクラク攻略

ちょっとしたコツを知っていれば、何種類ものコードを覚えることができます。そもそも、コードは「ひとつ音を変える・加えるだけで、別のコードになる」という基本性質を持っているからです。本書はその法則をフル活用! ひとつのコードを何種類にも広げていきます。
また、「メジャー・コードはヒミコ」、「マイナー・コードはヒマゴ」など、語呂合わせも紹介しているので、覚えづらいコード理論もスムーズに暗記できます。
五線譜を使用せずに、鍵盤の図を使ってコードを解説している点もポイント。譜面が苦手な人にもピッタリで、鍵盤奏者だけでなく、すべての楽器プレイヤーが理解できる内容になっています!


【CONTENTS】
Introduction──本書を読み進めるにあたって

●第0章 鍵盤の配列の面白さ
鍵盤の基礎知識
黒鍵の数がバラバラな理由
白鍵の音の呼び方
12個でオクターブ
なぜかドはC
♯(シャープ)は半音上
♭(フラット)は半音下
同じ配列が2ヵ所にある
白鍵の配列を覚える方法
スケールとは?
キーとは?
コード名が構成音を表す
コード表記の一覧
「7」と「M7」の違いに注意
度数で考えると便利

●第1章 白鍵だけで出せるメジャー・コード
コードはひとつおきに3音積む
隣り合っている2音を同時に鳴らすと響きが濁る
メジャー・コードは「ヒミコ」
「ヒミコ」でGコードを見つける
「ヒミコ」でFコードを見つける
第1章のまとめ
CコードとGコードだけで弾ける楽曲
簡単な童謡は3つのコードで弾ける

●第2章 メジャーの「3」を半音下げるとマイナー
マイナー・コードの基本は「ヒマゴ」
Dmの3音
「ヒマゴ」でEmを見つける
「ヒマゴ」でAmを見つける
Bmだけ♭5が付く
白鍵だけを使ったマイナー・コード
ダイアトニック・コード
ダイアトニック・コードの覚え方
度数のイメージ
第2章までのまとめ

●第3章 メジャー⇄マイナーの変更ルール
マイナーをメジャーにするには?
DmをDに変更する
EmをEに変更する
AmをAに変更する
Bm(♭5)をBに変更する
マイナーをメジャーにするには?
CをCmに変更する
GをGmに変更する
FをFmに変更する
第3章のまとめ

●第4章 「平行移動」で黒鍵ルートのコードを押さえる
知っているコードを平行移動する
平行移動の考え方
早く見つかるほうを選ぶ
黒鍵だけで弾けるコードは2種類
D♯mはDmを平行移動
F♯はFを平行移動
黒鍵ルートで白鍵も混じるコード
D♯よりE♭で考えたほうが早い
F♯mはそのままF♯mで考えた方が良い
同じルート音でも♯か♭かは変わることがある
C♯よりD♭で考えたほうが早い
C♯mはそのままC♯mで考えたほうが早い
G♯よりA♭で考えたほうが早い
A♭mよりG♯mで考えたほうが早い
A♯よりB♭で考えたほうが早い
A♯mよりB♭mで考えたほうが早い
第4章のまとめ063
コード名の位置

●第5章 3和音に追加と変更
3和音に4つ目の音を足す
Cに「M7」を足してCM7
Cに「7」を足してC7
Cmに「7」を足してCm7
4和音の別の覚え方
CM7はC音+Em
Cm7はC音+E♭
「m」と「M7」を両方採用するCmM7
「変更ルール」を使ったその他のコードの見つけ方
3を4に持ち上げるサス・フォー
サス・フォーを4和音にする
シックス・コードは、7を半音下げる
6を使ったマイナー・コード
♭5はmで使うことが多い
♯5を使ったオーギュメント・コード
すべて3個差になるディミニッシュ・コード
1と5だけのパワー・コード
遊びタイム
第5章のまとめ

●第6章 4和音に音を加えたテンション・コード
7を使った4和音に9を足す
メジャー・セブンス・コードに9を足す
セブンス・コードに9を足す
3和音に9を足すアド・ナインス
マイナー・セブンス・コードに9を足す
シックス・コードに9を足す
♭9と♯9の使い方
基本的にはセブンス・コードの上に積む
セブンス・コードに♭9を足す
セブンス・コードに♯9を足す
ポップスで使うテンション・コードはここまで
コード名には、楽譜を書いた人の意図が含まれている
コード表記のまとめ

●番外章 転回形と両手弾きの基本
度数の順番を入れ替えても同じコード
指の移動が大きいコード進行
音を入れ替えて指の移動を小さくする
転回形では左手でルート音を出す必要がある
転回形には「513」もある
両手で3音でもOK
右手は便利さで選ぼう
マイナー・セブンスを転回して別コードにする
コードは両手でおもな構成音を鳴らせばOK
転回形の総括
転回形を練習してみよう
オーギュメントは転回形にしても同じサウンド
ディミニッシュも転回しても同じサウンド
番外章のまとめ

●第7章 オン・コード(分数コード)とは?
「オン・コード」の意味
G(onB)は、どう押さえる?
「3」を一番低い音にするパターン①
「3」を一番低い音にするパターン②
オン・コードが必要になる理由
コードの構成音以外の音を使うオン・コード
コード構成音を半音移動させる「クリシェ」
クリシェを転回させる
左手で「15」を弾くのもアリ
第7章のまとめ
ここまでのまとめ

●第8章 コードを覚えるもうひとつの方法
キーのダイアトニック・コードを見つける方法
キーごとのダイアトニック・コードは決まっている
マイナー・キーには37が出てくる
♯系のダイアトニック・コード①
♯系のダイアトニック・コード②
♯系のダイアトニック・コード一覧
♭系のダイアトニック・コード一覧
4和音のダイアトニック・コード
♭系のFキーでおさらい
楽譜でキーを見つける方法
♯が増える順番/ナナコの法則①
♯が増える順番/ナナコの法則②
♯が増える順番/ナナコの法則③
♭は逆ナナコの法則①Track85
♭は逆ナナコの法則②
平行調を探すには左に「3個差」
調号の便利な覚え方
すべてのまとめ

付録ダウンロード

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著者プロフィール

編集担当より一言

これまで、ピアノなどの鍵盤楽器でコードを覚える方法はふたつありました。ひとつ目は「コード・フォームの丸暗記」。この方法は何個かのコードを覚えるのには向いているのですが、すべての主要コードを覚えようとすると途方もない時間が必要となってしまいます。そこで、ふたつ目の方法「音楽理論を覚える」が必要となるわけです。しかし、独学で音楽理論をマスターできる人は、かなりの少数派ですよね。つまり、どちらにしても挫折の確率が高いと言えます。そういった理由から、コードが苦手という鍵盤弾きが多いわけです。しかし、本書は従来とは違った方法でレクチャーしています。
本書はまず白鍵だけで弾けるコードを覚えます。楽ですね。音楽理論も不要です。そして次に、それらのコードを1音だけ変えたり、加えたりします。すると、アッと言う間にたくさんのコードが覚えられます。あとは、覚えたコードをずらすだけで、すべてのコードに対応できるようになります。さらにこの方法は、使用頻度の多いコードから覚えていくことになるので、実際の演奏にもすぐに役立つのも利点です。いかがでしょうか? ちょっと立ち読みしてみたくなりませんか?(第2メディア・コンテンツ事業部/額賀正幸)