PA入門 三訂版

基礎が身に付くPAの教科書

定価:本体1,900円+税

品種書籍
著者須藤 浩(著)/小瀬 高夫(著)
仕様A5判 / 216ページ
発売日2019.09.25
ISBN9784845634187

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内容

コンサートやイベントの音響を支える「PA」の仕事がすべてわかる本!

2005年に刊行された初代の『PA入門』、そして2012年に改訂された『PA入門改訂版』は、いずれもPA業界を目指す方々の指南書として長年親しまれてきました。専門学校の教科書としても数多くご採用いただいているので、この本を片手にPA業界に足を踏み出したという方も少なくないようです。

そんなロングセラーが2019年、ついに3回目の改訂を行い、装いも新たになりました。 「基礎知識編」では、「そもそもPAとは何か?」「どんな仕事なのか」といったことから、エンジニアになるために必ず必要となる音響、電気、機材の基礎知識まで解説。また「応用実践編」では、会場の規模に合わせたシステム例を最新の情報とともに紹介していきます。さらに回線表や香番表、仕込み図、セッティング図などの例も掲載。入門書といいつつも、非常に実践的な内容となっています。

PAエンジニア志望の方はもちろん、イベント運営を手掛けるミュージシャンの方にも役に立つノウハウが満載です。ぜひ本書でPAの楽しさ、奥深さを実感してください。

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【基礎知識編】

PART 1 音について

01 PAとはどんな仕事か?
02 音はなぜ聞こえるのか?
03 音波の伝播
04 同じ音場、別の音場
05 音の伝わる速さはどれくらい?
06 周波数は振動の回数
07 可聴限界周波数
08 波の長さのことを波長と呼ぶ
09 振幅は波の大きさを表す
10 音色/音質の意味
11 音波の性質
12 音圧・音圧レベル・音量
13 騒音の定義
14 NC値(Noise Criteria Curves)とは?
15 音響心理について

PART 2 電気の基礎

01 電気について
02 オームの法則
03 電圧や抵抗の接続
04 アースについて

PART 3 電気音響機器

01 音響的振動と電気回路
02 マイクロフォン
03 スピーカー
04 コンソール
05 エフェクター
06 パワー・アンプ
07 DI
08 機器のスペック

PART 4 ケーブルと端子

01 マイク・ケーブル
02 スピーカー・ケーブル
03 マルチケーブル
04 変換ケーブル
05 電源ケーブル


【応用実践編】

PART 1 システムの実際

01 簡易PA(店頭・会議室程度のシステム)
02 ライブ・ハウス、小中ホール
03 スタンディング・タイプのライブ・スペース
04 ライブ・レストラン
05 アリーナ/ドーム/野外/シアター
06 ネットワーク構築/無線LANを使った調整及び管理
07 芝居/ミュージカルなどの効果音と音楽の音出し
08 簡易レコーディング/マルチレコーディング

PART 2 PA関係図表類

01 回線表/香盤表
02 仕込み図/セッティング図
03 ホール打ち合わせ表
04 機材リスト

PART 3 機器の接続と設置

01 各機器の接続に関するノウハウ
02 機材のセッティング

PART 4 現場で役立つ知識

01 ハウリング対策
02 モニター・エンジニアの重要性
03 PAマンの1日

APPENDIX

PA用語集

著者プロフィール

編集担当より一言

PAとは、簡単に言えば「大勢の人に音を届ける」ということです。では、PAはどんなところで必要とされるでしょう? ちょっと考えてみただけでも、その範囲はとても広いことがわかります。商店街のお祭り、カフェでのライブ、インストア・イベント、セミナー、ライブハウス、講演会、ホール・コンサート、劇場でのお芝居、野外フェス、スポーツ・イベント、アリーナやドームでのコンサートなどなど、音楽に限らず人が集まって音が必要とされる場面があれば、そこには必ずPAが必要となります。

多くの場合、そうした場には音響のプロが出向き、機材をセッティングして、その催しの内容に即した音の調整を行うことになります。しかし、イベントの規模によっては、町内会のスタッフのようなアマチュアの方が担当されることもあるでしょう。いずれにしても確実に言えるのは、「音の正しい扱い方を知っていれば、そのイベントは良い音で楽しめるものになる」ということです。

本書では、そんなPAにおける正しい音の扱い方を、基礎からじっくり解説しています。もともとは音響のプロを目指す方に向けて書かれた本ですが、アマチュアの方でもPAに携わる機会があれば、ぜひ一度、本書に目を通してみてください。自己流では気づけなかった問題点の解決方法や、よりよい音響環境を構築するヒントを得ることができるでしょう。
(第2メディア・コンテンツ事業部/永島 聡一郎)