楽譜を見るのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ

1,404(本体1,300円+税)

品種書籍
著者いちむら まさき(著)
仕様A5判 / 128ページ
発売日2018.08.24
ISBN9784845632749

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内容

楽譜コンプレックスとおさらば!

「楽譜は苦手」という方すべてにお贈りする「楽譜が好きになる」本です。

楽譜を読むための知識は、「楽典」と呼ばれる種類の本を参考にするのが一般的です。「楽典」には楽譜に関するあらゆる情報が掲載されていますが、クラシックをベースにしていることが多いので、ロックやポップスを演奏する方にとって、そのすべてが必要とは限りません。むしろ全部覚えようとするから挫折してしまうのです。

そこで本書では、楽譜から「リズム」を読み取る方法を最初に解説しています。リズムだけでもわかるようになると、それだけでも楽譜を見るのが「うれしく」なってくること間違いなし。ギタリストやベーシストに不可欠なタブ譜の読み方も取り上げています。

また、「音の高さ」の読み取り方の解説ページでは「ドレミファソラシドを声に出す」「ドレミファソラシドを度数で数える」「音符の位置と演奏するポジションを一致させる」の3点セットで練習していきます。いきなり全部できる必要はないのです。最初はどれか1つだけでもOK。とにかく「トライ」してみることが最も大切というのが本書のポリシーです。

これまで「楽譜は読めなくても演奏はできる」と思っていた皆さん、ぜひ本書で楽譜の面白さに触れてみてください。きっとあなたの演奏のクオリティアップにもつながるはずです!

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【本の内容】

■Introduction ──本書を読み進めるにあたって
第0章 楽譜がうれしいって、どういうこと?
第1章 コード楽譜で進行のコツをつかもう

[歌詞にコードの楽譜]
音楽の概念は拍子
膝を叩けば拍子がわかる
ミュージシャンはドラムが叩ける
すぐにリズムは弾かない
多くは1列が4小節で書かれている
コード・チェンジの箇所は予想できる
イントロの斜め線や間奏などでの矢印
見慣れないコードの対処法
分数コードとは?
低音の動きを見つける
テンポは書いていない
テンポとは?
リズムとは?
シャフル記号は書いてはいないので
目線は常に先の小節

[曲の構成を覚えるために]
楽曲の構成を自分で紙に書く
コード譜を自作してみよう

第2章 進行構成のルールを知ろう

[楽譜の進行は双六(すごろく)]
曲を聴きながら1 曲で考えれば
くり返しマーク
カッコを知ろう
ジャンプ移動
さまざまなエンディング

[コードやフレーズが同じ場合のくり返しマーク]
書き込みを減らすための便利マーク
特殊な反復、長い休み
音符の省略
拍単位でくり返すマーク
実は市販の譜面は覚えにくい
くり返しを入れた自作譜の例

第3章 リズム譜だけをマスターしよう

[音楽の基本は2か4の倍数]
細かいリズムからマスターしよう Track 01
16分音符(じゅうろくぶおんぷ)の表記法 Track 02
16分音符と休符の組み合わせに慣れよう Track 03~05
読みにくいタイミングを読むコツ Track 06
16分音符の2 つ分の長さが8 分音符 Track 07
8分音符と休符の組み合わせに慣れよう Track 08~10
8分音符の2 つ分の長さが4 分音符 Track 11
4分音符と休符の組み合わせに慣れよう Track 12~14

[あとはまとまっていくだけ]
4分音符の2つ分の長さが2分音符 Track 15
2分音符の2つ分の長さが全音符 Track 16
ここまでを一旦まとめ
持っている楽譜でリズムだけを読んでみよう Track 17

[その他の法則]
3個分の音の長さは、1+0.5
1.5倍が含まれるリズム練習 Track 18~20
休符を1.5倍にする練習 Track 21~23
タイでつなぐシンコペーション Track 24~25

[複雑なリズム譜を読むコツ]
どんなリズムも16で考えれば答えは出る Track 26
両手でリズムを把握する Track 27

[別の拍子も表記の基本は4拍子]
3拍子の数え方 Track 28~29
途中で拍子が変わる例 Track 30
3連符
6連符 Track 31~32
跳ねるリズム=シャッフル Track 33~34
16分シャッフル Track 35~36
第3章のまとめ

第4章 ギタリストのプレイに直結する読譜
[弦楽器のみのTAB譜とは?]
TAB譜の見方
旗が上下に分かれているTAB譜

[少し戸惑う書き方]
アウフタクトとスラー Track 37~38
テクニック記号

[知ると上達する表記方法]
ダウン&アップ・ピッキング装飾音符について Track 39
ユニゾンは同時にピッキング Track 40
トリルとグリッサンド Track 41~42
まだあるギター・テクニック Track 43~48

第5章 音符を読むコツ
[音符が読める利点]
他楽器のメンバーと共有しやすく、視覚的に見やすい
数字は読む、音符は見る

[少ない音からはじめよう]
五線譜には2種類の表記方法がある
最初にマスターするポジションを決める Track 49
練習法は3種類
トライする癖を持とう Track 50~51

[これが読譜のコツだ!]
音は隣に移動&戻ることが多い
隣の隣はジャンプ
メロディは音のなめらかな流れ
まずはドとソの位置から覚えよう
ド(1)~ファ(4)に慣れる Track 52~53
ソ(5)~ド(8)に慣れる Track 54~56
オクターブ違いの表記法
他のポジションに置き換える Track 57
低音の開放弦に慣れよう Track 58
ベースの基本は1と5 Track 59

[この先の考え方]
♯(シャープ)は半音高く、♭(フラット)は半音低い
♯と♭の表記ルール
ナチュラルへの戻り方
他のキーの場合
♯と♭系キーの調号表記
難しい楽譜を簡単にする裏ワザ
間違いを修復すると上手に見える

[第5章のまとめ]
隣/ジャンプ/ 3段飛びのおさらい
もうひとつの提案

第6章 楽しんで読譜トレーニング

リズムと音符を同時に読もう Track 60
自分の表現を探そう Track 61
2音のハーモニーを弾こう Track 62
ハーモニーはコードの一部 Track 63
コードとメロディは関連している Track 64
コード名は常にチラ見しよう
4のノリの上で3を数えるコツ Track 65~66
真剣に1 回、楽譜を読んでみよう Track 67

[本書のまとめ]

コラム
階段は徐々に登るもの
楽譜が売っているならラッキー
料理にはレシピがあったほうがよい
曲の進行はルール記号のようなもの
屋根と布団
初見よりも表現のほうが大切

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著者プロフィール

編集担当より一言

2015年刊行の『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』から始まった、いちむら先生の「方法シリーズ」もついに第8弾となりました。

当初はシリーズ化など全く考えていなかったのですが、皆さんから多大なるご支持をいただくことができ、アレヨアレヨという間にここまでたどりつくことができました。あらためて読者の皆様に感謝を申し上げます。

しかも、今回の「楽譜本」は2月に発売した『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』と対をなす「シリーズ内シリーズ」となっています。そのため、表紙の雰囲気やタイトルをあえて似せました。

「理論」「楽譜」というテーマは、楽器プレイヤーにとって「大切だとはわかっているけど、ちょっと敬遠しがち」なものだと思います。ぜひ、この機会に「いちむら流」の攻略法に触れてみてください。これまで「難解」と思っていたことが、実はとてもシンプルで、すぐに役に立つことばかりであることを実感していただけると思います。

さらに! 「対をなす」と前述しましたが、実はこの「シリーズ内シリーズ」は「3部作」の予定です(これは「理論本」のときから予定していました)。次に控えしテーマは「リズム」。どんな楽器を演奏するにしても、「リズム」を抜きには語れません。今冬の発売に向けて、鋭意準備中ですので、ぜひお楽しみに!
(第3編集統轄部/永島聡一郎)