音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ

1,728(本体1,600円+税)

品種書籍
著者いちむら まさき(著)
仕様A5判 / 128ページ / CD付き
発売日2018.02.23
ISBN9784845631438

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内容

ロックやポップスで使う「1/3くらいの音楽理論」が学べる本

ギターやキーボード、そして作曲の「初心者」に最適な音楽理論書の登場です。本書のコンセプトは「すべての音楽理論を網羅しない」というもの。なぜなら、ロックやポップスは音楽理論全体の1/3くらいを理解しておけば十分に楽しめるからです。すべてをいきなり覚えようとするから挫折してしまうんですよね。

また本書では、さまざまな「音のしくみ」について具体例を挙げ、それを理論に当てはめていきます。この「音のしくみ」がわかってくると「音勘」が身に付きます。音感ではなくて、音勘(もちろん造語です)。これは「次に弾く音は多分コレだな〜」という勘のこと。耳コピが早くなったり、コード進行を覚えやすくなったりする効果があります。

とにかく難しい用語などは後回し!「音って面白いな〜」と感じていただくことを最優先した音楽理論書です!

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【本の内容】
はじめに
Introduction ──本書を読み進めるにあたって

■第1章 ドレミの仕組みってこうだったんだ!

◎「ドレミファソラシド」の位置関係を覚えよう!
同じ音配列が2回あるの法則!
弦楽器でもわかりやすい場所がある!
同じ配列を覚える方法
隣が半音、2つ隣が全音
黒鍵は白鍵の音に「♯」か「♭」をつけて表現
ギター/ベースで最初に覚えるべきフレット音はココ

◎他の音階を見つけるコツ
Cキー以外で考えるための「度数」
ギターはズラすことで考えられるから楽

◎音の進みやすい方向を知る
音には進みやすい方向がある
ピタゴラスの見つけた順も音が進みやすい方向
音が進みやすい方向の覚え方
◎理解をするには最低限の用語が必要になる

■第2章 キーって結局、何?

◎キーと調号のこと
カラオケの「キー・チェンジャー」は「カポ」と同じ
キーはダイアトニックの先頭音(1度)のこと
五線譜の「♯」の数でキーを判別する方法
五線譜の「♭」の数でキーを判別する方法

◎キーを変えること
カポをして、もとのままのコードで弾くのは「移調」
相対音感は好都合
移調と転調

◎メジャーとマイナーの違い
ダイアトニック・スケールは「流行」?
メジャー・スケールとマイナー・スケール
マイナー・スケールの覚え方
メジャーとマイナーの違いの基本は3度にある
平行調 鍵盤
平行調 ギター
♯系と♭系ダイアトニックの一覧

■第3章 コードには行き先がある!

◎コードの考え方の基本
音楽は、縦と横の時間
近い音は共鳴しにくい!?

◎コード名の仕組み
mは3度の変化、Mは7度に付属する
オクターブを超えて鳴らす音
sus4は3を持ち上げる
6コードは5と交換

◎コードの行き先を教えてくれる「ダイアトニック・コード」
ダイアトニック・コードを見つける
ダイアトニック・コードを思い出す方法
ダイアトニック・コード、7 入り
書くと覚えるダイアトニック
♯を置く順番
♭を置く順番
ダイアトニック・コードにもマイナーがある
8個目に使いやすいコードは3度7

■第4章 コード進行の仕組みで耳コピ&作曲力が上がる!

◎コード進行の仕組み
コードにも進みたがる方向がある
メジャーは3つで、その代理がマイナー

◎コード進行の具体例を見ていこう!
進行を物語で覚える方法
代理コードの具体例
5度進行の具体例
7が5度進行を促す
コードの転回形という手法
分数コードのアレンジの具体例01
分数コードのアレンジの具体例02
dimアレンジの具体例
5度7には、もうひとつ裏コードという代理
他の裏コード
物悲しいエンディングの進行
トリッキーなエンディングの進行
音楽は美しい「川の流れ」である

■第5章 知っておいてもよいスケール名

◎超重要スケール「ペンタトニック」
ヨナ抜きのペンタトニック
こう覚えるのでもよい!
別コードでペンタトニックの確認
弦楽器でキーを見つける方法
もうひとつのキーを見つける方法
ペンタトニックの使い方はコレで良い!
ペンタトニックの特典!ブルー・ノート
経過音として使えるブルー・ノート
「ディミニッシュ」と「オーギュメント」
ディミニッシュ
オーギュメント

◎その他のスケールについて
モード手法ってなぁに?
フリー・ジャズってなぁに?
3つのマイナー・スケール
スケール・アウトってなぁに?

◎スケールのまとめ

■第6章 作曲に役立つ考え方

◎作曲の心構え
作曲って皆は、どうやっている?
理論は、付加価値としての鬼に金棒
歌わない人こそ、歌うことが大切
音楽は真似から入る

◎作曲に役立つTIPS
「ツー・ファイブ・ワン」ってなぁに?
部分転調は他のキーからのレンタル
作曲に使われるコード12

■第7章 本書になかった用語解説

◎コラム
理解のコツは「後で合体する」
理論書より歴史のほうがおもしろかった
音勘を身につける感覚
興味があればシンドクないはず
試してないことは知らないのと同じ
楽しいことに出くわす達人を目指そう
音楽理論とは何なのか?

付録ダウンロード

著者プロフィール

編集担当より一言

いちむらまさき先生の「方法」シリーズもいよいよ7冊目、ついに「音楽理論」を取り上げることになりました。これはシリーズ当初よりの目標でもあって、3冊目の『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』にも「音楽理論1/3くらいを理論らしからぬ方法で伝える本を執筆したい」と書かれていました。
実際、今回の本はピタゴラスのエピソードから始まり、「ドレミファソラシドの位置関係を覚えよう」「音の進みやすい方向を知る」など、従来の理論本とは全く異なるアプローチがとられています。そのため一見、「これは理論本なの?」と思われる方もいるかもしれません。

それこそが本書の狙いでもあります。理論は実践で使えてこそナンボ。そのために本書では、「具体例→理論」という順番で解説しているのです。
企画当初は、「方法」シリーズとは別の体裁にすることも検討していました。しかし、「128ページ」という限られたワクの中で、ポップスやロックに必要な「理論」だけを厳選することに意義があるのでは?ということで、いちむら先生には工夫に工夫を重ねていただきました。
さて、「方法」シリーズはこれで一つの頂に到達したわけですが、もちろん、まだ終わりではありません。峰はまだまだ連なっております。次回もお楽しみに!(出版部/永島)