ギター・マガジン プロの現場の機材メインテナンス

2,160(本体2,000円+税)

品種書籍
著者石原 行雄(著)/小倉 よしお(監修)
仕様A5判 / 176ページ
発売日2018.01.23
ISBN9784845631841

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内容

ついにプロの現場のノウハウが明かされる!
機材のポテンシャルを最大限に引き出すための指南書

ギター/ベースのサウンドを大きく左右するエフェクター、アンプ、電源などのギター周辺機材。しかし、重要度が高い割りに「こうすれば大丈夫!」と自信をもって言える人は少数でしょう。そこで読んでもらいたいのが、ギター周辺機材のメインテナンスについてレクチャーした本書です。

本書の監修は、トップ・プロのレコーディング、ライヴ現場などで長年実践を積んできた小倉よしお。常に最高のサウンドが求められ、絶対に機材トラブルが許されない過酷なプロの現場のノウハウが本書に凝縮されています。とは言っても、電気的な専門知識や、手先の器用さが求められるメインテナンスは皆無です。誰もが即実践可能で、かつプロの現場でも通用するノウハウで綴られています。

『ギター・マガジン』を刊行している弊社ならではの、徹底した"こだわり"をちりばめた内容となっています。プロ・レベルのサウンドを追求・研究しているプレイヤーは必見!

【本の内容】

■第1章:ケーブルの総点検

◎PART 1 ケーブルを変えるとサウンドも変わる
ハイファイケーブルは常にベストか?
必要最短のものを
使用時の注意点

◎PART 2 プラグの種類と選び方
インチ規格とミリ規格
ストレートプラグとL型プラグ
ブラス製プラグ
ネジ式プラグ

◎PART 3 ケーブルの点検
不具合の見つけ方

◎PART 4 起きやすい不具合
プラグの腐食
断線/ショート
交換時期の見極め方
カールコードの特記事項
ワイヤレスの特記事項

◎PART 5 ケーブルの修理/改造/製作
自分ですることのメリット

◎PART 6 ハンダ付けをする
ハンダごての選び方
ハンダのヤニ入り/ヤニなしの違い
揃えておきたい道具一式
ハンダ付けの基本
団子ハンダがダメな理由
コテ先の温度を見極める

◎PART 7 使い方に関する一工夫
新品購入後の馴らし運転
ノイズ対策
色の使い分け
COLUMN  ピックの保守管理


■第2章エフェクターの総点検

◎PART 1 各所の点検と起きやすい不具合
ジャックの不具合
ジャックやコントロール類の緩み
ジャックの破損
音が出ない場合

◎PART 2 コントロールノブ
ノブの取り外し
ノブの取り付け
使うたびにセッティングをリセットする
コントロールノブを取り外しておく

◎PART 3 ゲルマニウムファズを安定動作させるには
マンガン電池で駆動する
湿度管理に気を配る

◎PART 4 ワウペダル/ヴォリュームペダル
ワウペダル
ヴォリュームペダル

◎PART 5 フットマルチ/ラックマウントタイプの特記事項
マルチエフェクターはブラックボックス
ラックマウントは放熱に注意
ラック機器は奥行きにも注意

◎PART 6 使い方の注意点と一工夫
ガムテで床へ貼り付けない!
マジックテープのオス/メス
コントロールノブを固定する
コントロール位置のマーキング
エフェクターのエイジング
ヴィンテージの音を維持するには
手軽にできるモディファイ術

◎PART 7 電池で駆動する場合
プラグを刺しっぱなしにしない
電池の管理=電圧の管理
テスターの使い方
アルカリ電池かマンガン電池か
DC電源はAC電源より安定している
角形電池は大きさがまちまち
電池スナップを外へ出して使う

◎PART 8 AC電源で駆動する場合
専用のACアダプターを使う
パワーサプライは定格電流を守ること
パワーサプライの給電ケーブル
COLUMN  チューナー/音叉の保守管理


■第3章:ギターアンプの総点検

◎PART 1 アンプ回路部の点検
回路には触らない!
要修理のタイミングの見分け方
ジャック
ポット

◎PART 2 真空管の点検
きちんと刺さっているかをまず確認
交換時期の見極め方
バイアス調整
真空管は2本/4本セットのものを買うこと
勝負チューブをキープしておく
真空管のコンバージョン
真空管の耐久性

◎PART 3 真空管の抜き差しの仕方
抜き方とワンポイント
刺し方と注意点

◎PART 4 真空管ソケットの掃除
ソケットの汚れとは?
クリーニングの仕方

◎PART 5 スピーカー&キャビネットの点検
スピーカー固定ビスの増し締め
スピーカーネットとカバリング
キャビネット内のホコリを除去する
キャスター
スピーカーケーブル
電源ケーブル

◎PART 6 フットスイッチ&フットスイッチ用ケーブル
取り扱いの注意点
スイッチ自体の注意点

◎PART 7 使い方の注意点と一工夫
スピーカーケーブルの抜き差し
ギター/ベースのケーブルの抜き差し
ベースをギターアンプで鳴らさない
昇圧トランスを使う
マイクを立てて音を拾うなら
ハウリングを解消するには
馴らし運転をする
飲み物をアンプの上へ置かないこと!
COLUMN  ストラップの保守管理 125


■第4章:使用後のケアと保管

◎PART 1 使用後の基本ケア
ステージやスタジオで使ったら
ケーブルの使用後のケア
エフェクターの使用後のケア
アンプの使用後のケア

◎PART 2 保管に関する基礎知識
湿気は大敵
冷気と暖気
小まめに弾くことが一番のメインテナンス

◎PART 3 ケーブルの保管
すぐ使うときの保管方法
長期保管をする場合

◎PART 4 エフェクターの保管
いかに湿気を遮断するか
ポットを回す
電池を入れっぱなしにしない

◎PART 5 アンプの保管
一にも二にも湿気対策

◎PART 6 シチュエーション別ワンポイント
ケースへ収めて保管するなら
スタジオやステージでは位置関係に注意
ステージ上へギター/ベースを置き去りにしない
野外で使うなら
ビニールシートを被せて守る
COLUMN  スライドバー/カポタストの保守管理


■第5章:運搬と搬入/搬出

◎PART 1 ケーブルの運搬 1
運び方次第で寿命が変わる

◎PART 2 エフェクターの運搬
必要最小構成にする
ギターのソフトケースへは入れない
ラックマウント型の注意点
長いケーブルは外して運ぶ
キャリーカーで運ぶ場合

◎PART 3 アンプの運搬
どこを優先的に保護するか
真空管保護を重視した運搬方法
スピーカー保護を重視した運搬方法
コンボアンプの運搬方法
ツアーケースは必須か?

◎PART 4 事故防止に関するアイディア
いかに機材車の荷室を使うか
車内温度と急激な温度変化に注意
アンプを台車代わりにしない
倒れやすいものを立てておかない
友人やファンが手伝ってくれる場合
盗難/紛失
COLUMN  メインテナンスグッズの保守管理

著者プロフィール

編集担当より一言

本書は、『アコースティック・ギター・メインテナンス・ガイド ~プロの現場の調整術~』、『エレクトリック・ギター・メインテナンス・ガイド ~プロの現場の調整術~』の大好評を受けて刊行した、いわばシリーズ第3弾的な位置づけです。

とにかく、プロの現場は激シビア! 乾電池ひとつを使うにしても、マンガンかアルカリかといったポイントがあったりし(ヴィンテージ系エフェクターは特に大切)、ギターをアンプの横に置く時、右か左かなどのルールもあります。そんな、知られざるプロの現場の知識を、誰もが実践可能なレベルに落とし込みました。向上心の強いギタリスト、ベーシストなら、必ず楽しんでもらえる内容となっています。書店、楽器店で本書を見かけた際は、ぜひ内容を確認してみてくださいね。(出版部/額賀正幸)