現在(イマ)ここで、ちゃんとやれ!そして、夢よ叫べ!

1,944(本体1,800円+税)

品種書籍
著者遠藤 賢司(著)/湯浅学(監修)
仕様四六判 / 256ページ
発売日2018.11.16
ISBN9784845631933

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内容

壁にぶつかった時にこそ聞きたい
不滅の男=エンケンの言葉

1969年にシングル「ほんとだよ/猫が眠ってる」でデビューを果たして以来、フォークやロックやジャズやクラシックや演歌といった、如何なるジャンルにも捕らわれず、自分の魂に描く「画」を形にしてきた"エンケン"こと遠藤賢司の、初となる著書。本書は、彼の力強い言葉の数々を一冊にまとめようと、生前から企画されていたものだ。

エンケンが、これまでに語ってきたインタビューやライブMCでの発言、雑誌や新聞などに寄稿された直筆文、さまざまなアイディアが書きためられた創作スケッチブック、実際に歌ってきた歌詞から構成された一冊だが、そこにはあらゆる芸術に通じる「創作」の原点が詰まっている。

「いつだって初な気持ちで死ぬほど一生懸命やらなきゃ、他人の気持ちなんてものは、決して撃ちはしないよ」、「あらゆる創造の本場は自身の魂にあり」、「努力は才能である」、「幾つになっても甘かあねェ!」「すべての音楽は平等だ」、「ラブソングは創造性の根本」など、"不滅の男"が遺してくれた音楽観/人生訓は、音楽や芸術の道を志す者達なら思わずハッとしてしまうものばかり。人生の苦難にぶつかった時、きっとエンケンの言葉が背中を押してくれるはずだ。

【コンテンツ】
・序章 現在ここで、ちゃんとやれ!そして、夢よ叫べ!
・第一章 純音楽の原風景
・第二章 FENで聴いたボブ・ディラン
・第三章 ただひたすらにこの現在を、あの産声を乗り越えろ
・第四章 みんな好きだよねカレーライスが
・第五章 東京の音 はっぴいえんどと四人囃子
・第六章 「我が代」を生きろ
・第七章 猫が想像力を与えてくれる
・第八章 裸の大宇宙〜ありったけの現代をかきなぐれ
・第九章 純文学のススメ
・第十章 あらゆる音楽は平等だ
・第十一章 淋しい夜にはギターを弾こう
・第十二章 ちゃんとやれ!えんけん! おい 努力してるのか 努力は才能なんだ
・第十三章 音楽はすべてラブソングであるべきだ
・第十四章 不滅の男 みんな「頑張れ」って言ってくれ!

著者プロフィール

編集担当より一言

僕はエンケンさんほど、自分の音楽に責任を持ち、迎合せず、闘い続けてきたミュージシャンを知りません。過去にも何度かエンケン本の企画はあったそうですが、単独の著書は一冊も完成しなかったそうです。打ち合わせの段階で、「俺は厳しいよ。覚悟しておいてね」と言われましたが、今思えば「初な気持ちで死ぬほど一生懸命やらなきゃ、他人の気持ちなんて決して打ちはしないよ」(本書33頁より)というのが真意だったかもしれません。それに応えたいとやる気十分だった矢先の2017年10月25日、エンケンさんは旅立たれました。その日は、ベッドサイドで初回のインタビューを行なう予定でした。船長を失い、一度は頓挫しかけた企画でしたが、エンケンさんが残した文章や発言を集められるだけ集め、音楽スタッフである奥さん、音楽評論家の湯浅学さんの協力を受け、「現在ここで、ちゃんとやれ!」という魔法の言葉を唱えながら、一生懸命作りました。エンケンさんが“満足できる”本になったかは神のみぞ知るところですが、「純音楽」、「不滅の男」が何たるかが詰まった一冊になったと思います。ぜひご拝読ください。(第3編集統轄部/坂口和樹)