進化系ロック&フュージョン・ギター・スタイル レガート・ライン

3,024(本体2,800円+税)

品種ムック
著者栗原 務(著)
仕様菊倍判 / 112ページ / CD付き
発売日2018.02.19
ISBN9784845632046

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内容

スリリングなギター・プレイを自在に弾きこなすためのノウハウ満載

現代の最先端ギター・シーンに求められている、複雑かつスリリングなプレイ。そんなフレーズをレガート系スタイルで演奏するためのアイディアを紹介したのが本書です。ある程度インプロヴァイズができるギタリストならすぐに役立つアイディアや、インサイドとアウトサイドを行き来するインパクトの強いプレイまで、本書ならではの切り口で解説。本来は高度な音楽理論と卓越したテクニックが必要なため、非常に習得が難しいと言われているスタイルですが、理論・テクニックの両面から、無理なく独習できるよう工夫を施しました。著者はレガート・プレイの第一人者、栗原務。ギター・マガジン誌などの執筆でもお馴染みの彼が、長年の研究で得た実践的かつ汎用性の高いアイディアを紹介しています。

【本の内容】

《基礎編 Basic Line》

▶︎マイナー7thコードに対応したドリアン系レガート・ライン①
ハンマリングとプリングだけで譜割りをキープする
譜割りのコントロールでラインに緩急を付ける
インターバルによるメロディック・パターンを使って音程に変化を付ける
コード・トーンによるアルペジオを使って印象的なラインを作る①
コード・トーンによるアルペジオを使って印象的なラインを作る②
トライアドを使用したシーケンス・パターンでアクセントを付ける
ペンタトニック・スケールを使ったレガート・ライン
運指の組み合わせで作り出すメロディック・パターン①
運指の組み合わせで作り出すメロディック・パターン②
3ノート・パー・ストリング中抜きで構成するアルペジオ・ライン
ストリング・スキッピングを活用したワイド・インターバルなライン

▶︎マイナー7thコードに対応したドリアン系レガート・ライン②
4ノート・パー・ストリング・ポジションの各弦から3つ(2つ)の音をチョイス
4ノート・パー・ストリング・ポジション+ワイド・アルペジオ・シェイプ
4ノート・パー・ストリング・ポジション+ペンタトニック・シェイプ
4ノート・パー・ストリング・ポジション+ストリング・スキップ
トライアド・パー・ストリングを使ったレガート・ライン

▶︎メジャー7thコードに対応したリディアン系レガート・ライン
リディアン・スケールによるメロウでエレガントなレガート・ライン
リディアン・スケールに含まれる3つのメジャー・ペンタトニック

《実践編 Dominant Line》

▶︎コンビネーション・オブ・ディミニッシュ系ドミナント・ライン
ツー・ファイブ進行/コード・フォームをイメージして捉える
ワイド・インターバル・ポジションを活用したレガート・ライン

▶ドミナント7thコードに対応したオルタード系ドミナント・ライン
オルタード・スケール①〜ポジションの連結〜
オルタード・スケール②〜半音上のマイナー・メジャー7thアルペジオ・ライン〜
オルタード・スケール③〜短3度上のマイナー・ペンタトニック・ライン〜

▶ドミナント7thコードに対応したホールトーン系ドミナント・ライン

ホールトーン・スケール①〜オーギュメント・コード・フォーム〜
ホールトーン・スケール②〜ストリング・スキッピング〜
ホールトーン・スケール③〜オーギュメンテッド・トライアド・パー・ストリング〜

▶ドミナント7thコードに対応したリディアン♭7th系ドミナント・ライン
リディアン♭7thスケール①〜ノン・オルタード系ドミナント・コード〜
リディアン♭7thスケール②〜ワイド・ストレッチ&ストリング・スキッピング〜
リディアン♭7thスケール③〜オーギュメンテッド・トライアド&5度上のm△7アルペジオ〜

《Chromatic Line & Outside Line》

▶︎クロマチック・ライン
コード・トーンの響きを感じさせるクロマチック・ライン
3ノート・パー・ストリング・シェイプによるクロマチック・ライン
4ノート・パー・ストリング・シェイプによるクロマチック・ライン

▶︎アウトサイド・ライン
コンビネーション・オブ・ディミニッシュでアウトする
オルタード・スケールに含まれる♭9thで強烈にアウトする
マイナー・ペンタトニック・スケールを平行移動してアウトする

編集担当より一言

本書はインパクトの強いフレーズ作りのノウハウ書となっています。では、「なぜレガートにターゲットに絞ったの?」と思ったギタリストも多いでしょう。ということで、3つの利点を以下で説明します。

まず、1個目。フル・ピッキングより簡単に弾けるという点です。インパクトの強いフレーズの練習は、フレーズのノウハウ習得より、ピッキングの練習になってしまった、という経験はありませんか? そんなことのないように配慮した結論がレガートなのです。次に2個目。意識が左手優先になるので、指板のポジションが覚えやすいという点。本書はポジショニングがカギとなるフレーズが中心なんですね。そして、最後の3個目は、ピッキング中心のフレーズとの対比ができるという点。ギターの演奏の基本はピッキングで音を出す・・・・・・これを逆手に取り、インパクトを増幅していると考えるとわかりやすいでしょう。

本書はかなりマニアックな内容となっていますが、現代のギター・シーンの最先端に興味のあるギタリストなら、ご満足いただけるはずです。ぜひ、ご確認ください。(出版部/額賀正幸)