ギター・マガジン

意味も知らずにブルースを歌うな!

ご丁寧に歌詞とコード譜とイラストに加え、ちょっと怪しい英語フレーズ付き

1,620(本体1,500円+税)

品種書籍
著者小出 斉(著)
仕様四六判 / 192ページ
発売日2016.10.25
ISBN9784845628735

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内容

有名ブルース曲の本来の意味を歌詞の方面から読み解く!

楽器を弾く人の共通言語としてブルースの3コード進行は必須でありますが、果たして歌の意味も含めてブルースを理解している人はどれくらいいるで しょうか? 女との別れを歌った悲哀ソング、日常を切り取った歌、当時の政治体制を嘆くプロテストものまで、多くの音楽家が秘めたる思いを"ブルースとい う歌"に乗せてきました。例えば有名なロバート・ジョンソンの「クロスロード・ブルース」は本当はどんなことが歌われているのか? 「ガット・マイ・モ ジョ・ワーキング」の"MOJO"って? 本書ではさまざまな種類のブルース・ソングを歌詞の方面から徹底的に解説します。また、各楽曲の世界観がひと目 でわかるイラストに加え、原詩とコード譜、その楽曲に登場する英単語・英熟語フレーズ集のおまけ付き。有名なブルース・スタンダード曲も多数取り上げているので、セッションなどではちょっとした歌本としても役立つはず。一冊で二倍も三倍も楽しめるブルース本の決定版です。

【CONTENTS】
■紹介楽曲
◎Ain't Nobody's Business~エイント・ノーバディズ・ビジネス(ベッシー・スミス/ジミー・ウィザースプーン)
◎Blues Before Sunrise ~ブルース・ビフォア・サンライズ(リロイ・カー)
◎Born Under a Bad Sign~悪い星の下に生まれて(アルバート・キング)
◎Call It Stormy Monday (But Tuesday's Just As Bad)~ストーミー・マンデイ(Tボーン・ウォーカー)
◎Canned Heat Blues~キャンド・ヒート・ブルース(トミー・ジョンソン)
◎Cleanhead Blues~クリーンヘッド・ブルース(エディ・クリーンヘッド・ヴィンソン)
◎Cross Road Blues~クロスロード・ブルース(ロバート・ジョンソン)
◎Death Letter Blues~デス・レター・ブルース(サン・ハウス)
◎Dust My Broom~ダスト・マイ・ブルーム(エルモア・ジェイムス)
◎Eisenhower blues~アイゼンハウアー・ブルース(J.B.ルノアー)
◎Got My Mojo Working~ガット・マイ・モジョ・ワーキング(マディ・ウォーターズ)
◎Hard Luck Blues~ハード・ラック・ブルース(ロイ・ブラウン)
◎Have You Ever Loved A Woman~愛の経験(フレディ・キング)
◎Hoochie Coochie Man~フーチー・クーチー・マン(マディ・ウォーターズ)
◎I Don't Want No Woman~アイ・ドント・ウォント・ノー・ウーマン(ボビー・ブランド)
◎I Just Want To Make Love To You~恋をしようよ(マディ・ウォーターズ)
◎Just A Dream~ジャスト・ア・ドリーム(ビッグ・ビル・ブルーンジー)
◎Let Me Go Home Whiskey~レット・ミー・ゴー・ホーム・ウィスキー(エイモス・ミルバーン)
◎Merry Christmas Baby~メリー・クリスマス・ベイビー(チャールズ・ブラウン)
◎My Last Meal~マイ・ラスト・ミール(ジミー・ロジャース)
◎Nobody Knows You When You're Down And Out~ノーバディ・ノウズ・ユー(ベッシー・スミス)
◎Rock Me Baby~ロック・ミー・ベイビー(B.B.キング)
◎Saturday Night Fish Fry~サタデイ・ナイト・フィッシュ・フライ(ルイ・ジョーダン)
◎The Killing Floor ~キリング・フロア(ハウリン・ウルフ)
◎The Red Rooster~ザ・レッド・ルースター(ハウリン・ウルフ)
◎The Things That I Used To Do~ザ・シングス・ザット・アイ・ユースト・トゥ・ドゥ(ギター・スリム)
◎Trouble In Mind ~トラブル・イン・マインド(ジョージア・ホワイト)

著者プロフィール

編集担当より一言

全国各地に点在している街のブルース・バーに足を運んでみると、演者さんは淡々とブルース曲を演奏するではなく、曲間に“歌詞”や“曲の成り立ち”、“オリジナル・ミュージシャン”について長~く熱ーく語っているシーンをたびたび目にします。この本の帯文を書いて頂いた吾妻光良さんも、“〈キーE!エルモア調シャッフル!ケツから!ハイ、ツー!スリー!フォー!〉折角のブルース、これではお楽しみのまだ半分!”と仰っていますし、著者の小出斉さんも“良いドラマーは決まって歌詞の内容を尋ねてくる”とあとがきで語っています。 例えばセッションでマディ・ウォーターズの「フーチー・クーチー・マン」を演奏した経験があるギタリストは多いと思いますが、少なくても自分は単純にKey=Aのブルースとして弾いていただけだったなあ……そんなことを思いながら、この本を企画したわけです。いわゆるブルース・スタンダードからややマニアックなものまで幅広く取り上げていますが、その世界観が一発でイメージできる書き下ろしのイラストも手前味噌ながら素晴らしい。もっともっとブルースが楽しくなる一冊に仕上がったと思っています。(ギター・マガジン書籍編集部/坂口和樹)