内容
もう暗記しなくても大丈夫!
ウクレレ初心者にとって最初に立ちはだかる壁は「コードの暗記」ではないでしょうか? とてもいろいろな種類のコードがあるので、曲を弾いてみようとするたびに「あれ? このコードってどうやって押さえるんだっけ?」となってしまう経験は誰にでもあると思います。でも、実はすべてを暗記する必要はありません! コードを押さえる形(コード・フォーム)には幾つかのルールがあり、それさえ覚えてしまえば押さえたいコードの形を自在に導き出すことができるようになるのです。本書ではそのルールを6章に分けて紹介していきます。さらに各章で「押さえる指を選ぶコツ」を解説しているのも特徴です。前後のコードのつながりで「便利な押さえ方」があったり、「省略してもOK」な音があったりと、実はいろいろなコツがコード・フォームには隠されています。「きれいな音が出せない」「うまく押さえられない」と悩んでいる方にも、ぜひ手に取っていただきたい一冊です!
【CONTENTS】
■第1章:「m」「M7」「7」コードを作る基本ルール
■第2章:Cコードから考える置き換えルール
■第3章:12倍のコードが見つかるズラシ・ルール
■第4章:「dim7」や「aug」などを導き出す特殊ルール
■第5章:コード進行にも強くなるキー・ルール
■第6章:分数コードや「9」以上のハイレベル・ルール
■番外編:知っておきたいコードとメロディーの関係
はじめに
Introduction ー本書を読み進めるに当たって
第1章 「m」「M7」「7」コードを作る基本ルール
魔法の言葉、「こん、ばん、み」
コード名では3と5の音は省略される
mコードは「み」を半音下げる
M7コードは「ばん」を半音下げる
7コードは「ばん」を全音下げる
mM7コードは mとM7のルールを合体
m7コードは mと 7のルールを合体
Dの7コードはもう1箇所ある
ここまでのまとめ
おさらいテスト
押さえやすい指選びのコツ
おさらい練習
第2章 Cコードから考える置き換えルール
開放弦を使うC系コード
Cコードの別の姿
mコードは「み」を半音下げる(ふたたび)
Cコードに「M7」「7」を採用
選択肢がドンドン増える
時にはルートを省略してもOK
6は「ばん」の 3フレット下か「こん」の全音上
ここまでのまとめ
おさらいテスト
押さえやすい指選びのコツ
おさらい練習
第3章 12倍のコードが見つかるズラシ・ルール
Aコードを上げていくズラシ
Cコードを上げていくズラシ
Fコードを上げていくズラシ
ズラシからのフォーム展開例
mコードにもズラシ・ルールは使える
ひとつのコードには 4種類のフォームがある
ここまでのまとめ
おさらいテスト
押さえやすい指選びのコツ
おさらい練習
「dim7」「aug」などを導き出す特殊ルール第4章
sus4コードは「み」を持ち上げる
♭5は「こん」を半音下げる
dim7は「ジグザグ」
augは「ストロー」
6コードは「こん」を全音上げる
ここまでのまとめ
おさらいテスト
押さえやすい指選びのコツ
おさらい練習
第5章 コード進行にも強くなるキー・ルール
コード進行を覚えることの大切さ
ダイアトニック・コード
わたしの散歩ストーリー「コンビニへ行って帰る」
寄り道できるところ
微妙なオジさん
アミちゃんの散歩
ダイアトニック・コードを数字に置き換える
ダイアトニック・コードの簡単な覚え方
マイナー・キーのダイアトニック・コード
♯コードと♭コード
Fキーのダイアトニック・コード
Gキーのダイアトニック・コード
楽曲の卵「スリー・コード」
代理コードとは?
ここまでのまとめ
おさらいテスト
押さえやすい指選びのコツ
おさらい練習
第6章 分数コードや「9」以上のハイレベル・ルール
分数コードってなに?
覚えておきたい分数コード
9コードは「ばん」を全音上げる
9コードは原則7の音を含む
add9は7の音を含まない
♭9、♯9は「9」の左右
「11」や「13」は「こん」の左右
超簡単な「9」「11」「13」の見つけ方
ここまでのまとめ
おさらいテスト
押さえやすい指選びのコツ
おさらい練習
番外編 知っておきたいコードとメロディの関係
ミスを少なくメロディを弾くヒント
キーとスケールとコードの関連性
コードとメロディの関係
検証しよう! 「故郷」Fキー
検証しよう! 「トロイカ」Amキー
ここまでのまとめ
おさらいテスト
押さえやすい指選びのコツ
おさらい練習
テスト解答
[コラム]
フレットを押さえていく順序
なぜ一番下の弦を1弦と呼ぶのか?
イージーなウクレレだからこそ
触る楽しさの先に
生まれ持った才能がなくても
譜面も暗記ではない?
メロディにコードを挟む方法
おわりに