日本人のためのリズム感トレーニング理論

2,160(本体2,000円+税)

品種書籍
著者友寄 隆哉(著)
仕様A5判 / 448ページ / CD付き
発売日2014.02.07
ISBN9784845623556

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内容

「リズム感」の源泉を多方面から解き明かし、黒人的なリズム感を体得!!

リズム感の違いはどこから生まれるのか? 黒人ミュージシャンのような、"うねり"のあるリズム感を獲得するにはどうすればいいのか? ビートとリズムの関係とは? そんな疑問に真っ向勝負で取り組んだのが本書です。ビートを細分化していく従来のリズム・トレーニングは、正確なタイミングでの発音は可能になりますが、独特の"硬い"演奏になってしまい、黒人ミュージシャンのリズムからは遠ざかってしまうことがあります。それをふまえ、本書では「リズム感」の秘密を、日常的に行なっている身体の動作や、言語の違いなどから解き明かし、演奏技術ではなく「リズム感」そのものをトレーニングしていきます。本書を読んで主旨を理解し、付録CDを使ってトレーニングをすれば、大きなビートを感じながら細かい音符まで捉えて"リズムのある"演奏ができるようになり、読譜力も飛躍的に向上するでしょう!

【CONTENTS】
■第1章 生命リズムと機械リズム
1-1 心臓のビートと機械のビート
1-2 ビートとテンポ

■第2章 運動神経とリズム感
2-1 立ち方と座り方
2-2 "押す"と"引く"のイメージ
2-3 歩行と走行のリズム
2-4 歩行によるリズム感トレーニング

■第3章 リズムをめぐる思想
3-1 『リズムの本質について』を著したルートヴィッヒ・クラーゲス
3-2 1970年代に問題提起した成毛滋と松延博
3-3 ダンサーの視点からリズムを探った七類誠一郎 
3-4 若者とリズム感

■第4章 言語とリズム
4-1 "アフリカ語"の分類
4-2 アフリカの文字文化
4-3 ピジン語とクレオル語
4-4 アフリカ大陸以外の黒人文化と音楽
4-5 アフリカの言語から考察する"バウンズ"
4-6 日本語が持つリズムの特徴
4-7 日本語のアクセントとリズム感
4-8 ことばを使ったリズム感トレーニング

■第5章 リズムの読み方/感じ方
5-1 リズムの読み方/感じ方
5-2 伴奏のリズムと即興のリズム
5-3 リズム感を真似るためのヒント

■第6章 CD対応リズム感トレーニング
6-1 付録CDの利用法
6-2 付録CD対応譜面集

■第7章 聴いておきたいミュージシャン
7-1 ギタリストと黒人音楽
7-2 ギター以外の楽器奏者

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著者プロフィール

編集担当より一言

全448ページという、ビックリするほど重量感のある本です。どうしてこんなにボリュームがあるのか……実は何千回の稽古よりも言葉による理解が大事であると著者は説きます。今まで何年、何十年と黒人音楽を聴いていてもそのリズムが真似できないならば、聴覚だけに頼って黒人ミュージシャンのようなリズム感を獲得することは難しいでしょう。

しかし、リズムの“コツ”は、たったひとつの言葉によって得られることもあるのです。本書では、リズムのノリの違いをいろいろな角度から言葉で解説するために多くの紙幅を割いています。全編を読み通さなくとも、面白そうだと思ったところを中心に読んでいけば、音楽生活を変えるような言葉と出会えるかもしれません!
(出版2部/橋本)