本当に役立つ!ピアノ練習法74 まだまだ知りたい!編

15人の指導者が実践する最強のトレーニング

伊賀 あゆみ(著)/山口 雅敏(著)/村上 隆(著)/石川 芳(著)/藤代 のりこ(著)/ドゥオール(藤井 隆史・白水 芳枝)(著)/丹内 真弓(著)/_木 ちほ(著)/角 聖子(著)/稲岡 千架(著)/黒岩 祐子(著)/腰塚 賢二(著)/佐土原 知子(著)/末永 匡(著)

定価1,980円 (本体1,800円+税10%)
発売日2013.03.25
品種書籍
仕様A5判 / 144ページ / CD付き
ISBN9784845622085

内容

新しい練習方法への探求心が止まらないあなたへ!!

2012年3月発売『本当に役立つ!ピアノ練習法74』の第2弾がついに登場!!  練習方法の自由さ、バリエーションの可能性をさらに追求した、新しい74のメソッドのご紹介です。初登場の方を含む15人の指導者による、楽しくためになる練習法は、誰にでもトライできるものばかり。ピアノ・ソロ用の練習法はもちろん、専門教育を受ける機会が少ないアンサンブルやピアノ・デュオに関する練習法まで、幅広いラインナップを実現して、お得度もアップしています。クラシック学習者がつまずきやすい、即興演奏の壁を崩す方法や具体的な練習フレーズは必見。「もっと上手くなりたい」学習者はもちろん、「指導法の参考にしたい」指導者にも再び手にして欲しい練習バイブル、一見の価値ありです!

【CONTENTS】
■第1章<基礎力アップ編>
01.指の筋力をアップさせる方法
02.指先へ神経を行き届かせて指の動きを良くする方法
03.ピアノが弾きやすい身体を作る方法
04.手首から指先までの筋力をアップさせる方法
05.身体を上手く使って無理なくピアノを弾く方法
06.親指を第3関節から動かしやすくする方法
07.トリルへの苦手意識をなくす方法
08.指を機敏にコントロールする方法
09.指またぎをスムーズにする方法
10.薬指への苦手意識を払拭する方法
11.腕が痛くならない方法
12.手の疲れが気になる場合の練習方法
13.弾かない勉強方法
14.音楽に合った指使いを見つける方法
15.自然な指使いをマスターする方法
16.自分の中に安定したテンポ感を持つ方法
17.インテンポ感覚を身につける方法
18.初見力をアップさせる方法
19.初見に慣れるために楽譜を上手く見る方法
20.初見を得意にするための楽しい訓練方法
21.初見に対する苦手意識を払拭する方法
22.ラクに脱力のコツを掴む方法
23.ヒアリング力を高める方法
24.小さいお子さんが飽きずに練習できる方法
25.飽きずに練習する方法
26.日々の練習をマンネリ化させない練習方法
27.足のウォーミング・アップ方法

■第2章<実践力アップ編>
28.ソフトペダルを有効活用する方法
29.ソフトペダルに対する苦手意識を払拭する方法
30.ペダルを上手く使う方法
31.ソフトペダルを効果的に使う方法
32.和音をなめらかに繋げて弾けるようになる方法
33.スラーの捉え方のコツと上手く弾く方法
34.「歌える」ようになる方法
35.アルペジをを美しくなめらかに弾けるようにするための準備方法
36.両手の音色をコントロールして弾くための練習方法
37.内声を際立たせて弾けるようになる方法
38.厚みのある音を出す方法
39.速い跳躍で失敗しないための練習方法
40.出だしの音を確実に出す方法
41.出だしの音をコントロールする方法
42.即興演奏を得意にする方法
43.左手だけでそれらしいリズムを表現する方法
44.簡易的な伴奏をつけられるようになる方法
45.万能コードを覚える方法

■第3章<アンサンブル力強化編――ピアノ・デュオ>
46. 初めて連弾に挑戦する場合の選曲方法
47. 担当パートを決める方法
48. 相手をあまり知らずに担当パートを決める方法
49. 指導者としての担当パートの決め方とケア方法
50. 呼吸を合わせる方法
51. シンクロ率を高めるための練習方法
52. 一人で練習する際の効果的な方法
53. 合わせる時間が少ない場合の練習方法
54. 楽譜を効果的に使う方法
55. 実際の練習手順と方法
56. デュオの醍醐味を味わう方法
57. 相手を不快にさせない方法
58. ペダルをスムーズにキレイに入れる方法
59. バスを暗譜する方法
60. 全体をより音楽的にまとめていく方法
61. デュオの経験をソロに活かす方法
<アンサンブル力強化編――ピアノ+ほかの楽器>
62. アンサンブルのための準備方法
63. アンサンブルの際に心がける方法
64. いろいろなアンサンブルに対応する方法
65. 歌とのアンサンブルが上手くなる方法
66. 歌とのアンサンブル時に押さえておきたい方法
67. アンサンブル楽譜をギリギリに入手した場合の練習方法
68. アンサンブル相手が視界にいなくても上手く合わせる方法
69. アンサンブルでピアノの持ち味をに最大限に活かす方法
70. オーケストラと合わせるための準備方法

■第4章<対応力アップ編>
71.ストライド奏法をスマートに弾くための練習方法
72.ウォーキング・ベース的奏法が上手くなる方法
73.譜めくりを上手くやるための準備方法
74.本番トラブルを切り抜ける方法

編集担当より一言

本書の取材は、複数の先生のレッスンを受けている感覚を味わえる、貴重な体験でした。基本的には、私の苦手な部分をリアルに質問していったので、取材後にその方法を実践してみるのも楽しみのひとつでした。また 「最初に試した練習方法よりも、それを踏まえて辿り着いた別の方法が役に立った!」というお話も多く、実体験に基づいた確実なメソッドであることを確信しています。

……それにしても、私と同じように教育を受けたハズの先生方が教えてくれた、私にとって初耳の斬新な練習方法の数々には驚かされました。15人全ての方が、問題解決のために全力でピアノに向き合っているのです。自信を持ってオススメできる、リアルなニーズに応える74のメソッドに、ぜひ取り組んで下さい。(出版2部:菊地弘子)