obscure sound【オブスキュア・サウンド】

桃源郷的音盤640選

Chee Shimizu(著)

定価2,420円 (本体2,200円+税10%)
発売日2013.06.25
品種書籍
仕様A5判 / 208ページ
ISBN9784845622580

内容

未知なる音世界への扉を開く、新感覚のディスク・ガイド

素晴らしい音楽は天上の星ほどあり、自分はその1%も知らない。
そのカーテンが開かれ、広大な音楽宇宙の星光を一気に垣間見せられたような衝撃。
――EYヨ(BOREDOMS)


カルト的人気を誇るオンライン・レコード・ショップORGANIC MUSICにて、日々ディープかつ良質な作品を紹介し、DJとしても活躍するChee Shimizuがコンパイルした新感覚のディスク・ガイド。ジャズ、ロックからニューエイジ、現代音楽、実験音楽に至るまで、世界各国からジャンルレスにかき集めたオブスキュア(=世に知られていない、曖昧模糊としている)な音盤を、オーガニック、エスニック、サイケデリック、スピリチュアル......といった12のキーワードのもとにセレクト。クラブ・ミュージックを通過した独自の審美眼と、長年のディグに裏づけされた豊富な知識により、未知なる音世界に出会う感動を提供します。

【CONTENTS】
organic/ethnic/psychedelic/spiritual/experimental/cosmic/meditative/tropical/floating/mellow/pensive/groovy
talk session: Chee Shimizu×二見裕志×梶原としお(BING)×ヤマベケイジ

編集担当より一言

「何のディスク・ガイドなのか?」と問われて、こんなに説明しづらい本もなかなかないのですが、いわゆる“ヤバい”音楽をたくさん紹介している本です。現代のクラブ・ミュージックを通過した耳で聴いても、新鮮に響く音……たとえば、70年代のエスニックなジャズと一部のドイツ電子音楽やプログレ作品に共通するドープな感覚を持った音楽というか……そんな作品ばかり集めています。有名どころでは、ドン・チェリー、クラスター、マニュエル・ゲッチング、エグベルト・ジスモンチ、パット・メセニー、細野晴臣、など。これらのワードと表紙にビビッときた人は、ぜひチェックしてほしいと思います。
(出版1部:服部)