音楽を作る力が驚くほどアップするエンジニア耳の鍛え方

プロ・エンジニアが指南する実践的イアー・トレーニング

2,052(本体1,900円+税)

品種書籍
著者Nagie(著)
仕様A5判 / 192ページ / DVD-ROM付き
発売日2012.09.25
ISBN9784845621408

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内容

A音限定の絶対音感トレーニングがすべての始まり

エンジニア耳とは、アレンジ/レコーディング/ミキシング/サウンド・メイキングなどに必要とされる耳の力のこと。このエンジニア耳を育てるために、本書では音程/音色/音質を素早く正確に見極めるためのさまざまなトレーニングを、付属アプリケーションとともに用意しました。その基礎となるのは著者の実体験に基づく"A音限定の絶対音感トレーニング"。これを毎日の生活に採り入れることにより、音感が発達するのみならず、微細な音の聴き分けを行えるようになり、より良い音を素早くイメージ通りに作り上げていくことが可能になるのです。しかも、その方法は至って簡単。誰でも気軽に、そして楽しくプロの耳の秘密を学べます。音楽クリエイターの皆様、ぜひ挑戦してみてください!

【CONTENTS】
≪INTRODUCTIONエンジニア耳とは何か≫
■chapter 01 音を写真のように記憶する
◎1 エンジニア耳の特徴
◎2 絶対音感とエンジニア耳

■chapter 02 音響的に音を聴き分けるために
◎1 現代的な音楽制作での必須能力
◎2 トレーニングの3本柱

≪PART 1 基礎トレーニング≫
■chapter 01 音を意識した生活をおくる
◎1 A音を頭にたたきこもう
◎2 生活音の音程を探ってみよう
◎3 音を"そのまま"覚えよう

■chapter 02 音感を鍛える
◎1 音感トレーニング・アプリケーション

≪PART 2 音響的トレーニング≫
■chapter 01 音の差異を聴き分ける
◎1 環境音やエフェクト音で聴き分け力をチェック
◎2 [Instruments]で楽器のデータベースを構築
◎3 マルチトラックを聴き分ける
◎4 チューニングの違いを聴き分ける
◎5 グルーブを聴き分ける
◎6 エフェクトの微妙な変化を聴き分ける

■chapter 02 音の基礎知識
◎1 音の正体
◎2 位相を理解しよう
◎3 音のスピード

■chapter 03 音の聴こえ方を探る
◎1 カクテルパーティ効果とマスキング効果
◎2 人間は大音量ほど平均化して聴いている
◎3 思い込みにだまされるな!
◎4 音の左右は"音量差"と"時間差"
◎5 音の"前後"と"上下"方向について
◎6 音の高さの範囲

≪PART 3 エンジニアリング・テクニック≫
■chapter 01 良い音を録る/作るためのアドバイス
◎1 心構えと重要ポイント
◎2 マイクや録音場所の選定方法

■chapter 02 Nagie式録音メソッド
◎1 耳は最高のステレオ・マイク
◎2 ステレオ録音を活用しよう
◎3 楽器の音作りに参加する意識を持とう
◎4 バランスに気を配ろう

■chapter 03 マイキング小辞典
◎ボーカル
◎アコースティック・ギター/エレキギター
◎ドラム~スネア/ドラム~キック
◎ドラム~タム&ハイハット/ドラム~トップ(オーバーヘッド)
◎ピアノ
◎バイオリン/ビオラ/チェロ/コントラバス
◎ストリングス/アンサンブル応用例
◎サックス/クラリネット/オーボエ/トランペット

■chapter 04 良い音とは何か
◎1 モニター・スピーカーの選び方と置き方
◎2 良い音の機材の見極め方

著者プロフィール

編集担当より一言

いわゆる「絶対音感」は幼少時に専門的な訓練を受けた場合にしか備わらないと言われていますが、エンジニアである著者はそうした教育を受けることなく音楽業界に身を投じ、プロの現場で音感の大切さを痛感したことで、A音を頭にたたきこむ訓練を独自に始めたそうです。その結果、A音限定ではあるものの絶対音感的な力が備わり、さらにはその訓練を通して微細な音の聴き分け能力も高まって、「良い音」を素早く判断して作り上げていくことができるようになったとのこと。

本書はそんな著者の経験に基づくクリエイター/エンジニアのための総合的なイアー・トレーニング本です。ぜひ楽しみながら耳の力を鍛えてください!(出版3部/永島聡一郎)