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2021.08.13

僕の住む世界にはいつだってストーンズがいた---- ファンジン制作を通じ、ローリング・ストーンズにすべてを捧げた青年が、 間近で見たメンバーの素顔や巨大ロック・バンドの内実を描いた青春ノンフィクション!

 インプレスグループで音楽関連のメディア事業を手掛ける株式会社リットーミュージック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松本大輔)は、『アンダー・ゼア・サム ブルックリンの青年が覗いたローリング・ストーンズの奥座敷』を、2021年9月25日に発売します。
 本書は、ローリング・ストーンズに特化したファンジン「ベガーズ・バンケット」を1978年から1996年にかけて発行していた著者による回想録で、2009年発売の『Under Their Thumb: How a Nice Boy from Brooklyn Got Mixed Up with the Rolling Stones (and Lived to Tell About It)』を翻訳したものです。原書は、まるでローリング・ストーンズのメンバーが目の前にいるかのような生き生きとした筆致と、世界トップ・クラスのロック・バンドの内実を描いた内容により、非常に高い評価を得ていましたが、このたび遂に日本版として発売されることになりました。

 1978年、著者がハイスクール時代に学校の印刷室に忍び込んで印刷したローリング・ストーンズのチープなファンジン作りから、本書の物語はスタートします。そのファンジンは号を重ねるごとにメンバーにも認知されるようになり、やがてバンドの公式ニュースレターにまで成長。

 しかし80年代を迎え、ロックは反逆の象徴から大金を生むビジネスへと大きな舵を切ることになり、著者はメンバーとは親しい仲でありながらも、バンドという単位では遠い存在になっていきます。

 本書は、ローリング・ストーンズとファンジン制作にすべてを捧げた著者の青春ストーリーであると同時に、時代とともに大きく変革していったロック・ビジネスの内幕を描いたノンフィクションでもあります。

 ローリング・ストーンズのファンはもちろん、すべてのロック・ファン必読の1冊です。


■書誌情報
書名:アンダー・ゼア・サム ブルックリンの青年が覗いたローリング・ストーンズの奥座敷
著者:ビル・ジャーマン 監修:池田祐司 翻訳:久保田祐子
仕様:四六判 / 560ページ
定価:2,750円(本体2,500円+税10%)
発売:2021年9月25日
発行:リットーミュージック
商品情報ページ https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3120317120/

CONTENTS
第1章 ブルックリン横丁で芽生えた夢のファンジン
第2章 卒業
第3章 踊るリッツの夜
第4章 ハンプトンで大暴れ
第5章 友を待つ
ほか、全40章

PROFILE
ビル・ジャーマン(著)
1962年、ニューヨーク市ブルックリン生まれ。10歳でローリング・ストーンズのアルバム『ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!』を初めて聴いて人生がひっくり返る。ストーンズの日常を逐一レポートすべく、自作のファンジン〈ベガーズ・バンケット〉を立ち上げたのが16歳。ニューヨーク大学でジャーナリズムを専攻したのも束の間、ストーンズを追っかけるために中退する。やがてバンド・メンバーたちも注目するようになった〈ベガーズ・バンケット〉がストーンズの公式ニュースレターになると、ジャーマンもストーンズに伴って世界を旅するようになり、メンバーたちの自宅にも招き入れられる。ギタリストのロン・ウッドと『The Works』を共著し、ローリング・ストーン誌やスピン誌にストーンズ関連の記事を書いたジャーマンは、ボストンのWZLX、ロサンゼルスのKLOS、デトロイトのWCSX、ニューヨークのWNEWやK-ROCKなど全米のラジオ局でもストーンズをレポートしてきた。彼を囲んだ特集も、MTVやVH1で組まれている。現在もマンハッタンで暮らすジャーマンは、ヤンキー・スタジアムが"ベイブ・ルース御殿"と呼ばれているのにちなんで、自身のワンルームマンションを"ストーンズ御殿"と呼ぶ。著書の日本語版がついに出版されて非常に喜んでおり、近々、また日本を訪れたいと願っている。

池田祐司(監修)
1953年北海道生まれ。日本ローリング・ストーンズ・ファンクラブ代表。元はザ・ビートルズのファンだったが、友人の勧めでストーンズに傾倒しファンクラブ活動に参加。1973年ストーンズの日本公演が中止になったのを機に、9月ロンドン公演を初体感。爾来、ストーンズのライヴ活動に夢中になり、世界各国でおよそ300回のライヴを鑑賞。ストーンズの魅力を啓蒙し伝承するために多方面にわたり日々奮闘している。著者ビル・ジャーマン氏とは30年来の友人関係にあり、ニューヨークの彼のアパートを数回訪問したことがある。好きなアルバムは『ゲット・ユア・ヤーヤズ・アウト』、好きな曲は「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」。

久保田祐子(翻訳)
1961年東京生まれ。10歳でローリング・ストーンズの魅力にとりつかれる。ストーンズのドキュメンタリー映画『オレ!オレ!オレ! ア・トリップ・アクロス・ラテン・アメリカ』の劇場版字幕翻訳を手がけたほか、共訳書に『U2 BY U2』などがあり、映画パンフレット用の翻訳を多くこなす。ストーンズ・メンバーの中で唯一しゃべった相手がチャーリー・ワッツというのがプチ自慢。ストーンズ東京ドーム公演ではたいてい最前列で盛り上げている。好きなアルバムは『ラヴ・ユー・ライヴ』、好きな曲は「ウィンター」。


【株式会社リットーミュージック】https://www.rittor-music.co.jp/
『ギター・マガジン』『サウンド&レコーディング・マガジン』等の楽器演奏や音楽制作を行うプレイヤー&クリエイター向け専門雑誌、楽器教則本等の出版に加え、電子出版、映像・音源の配信等、音楽関連のメディア&コンテンツ事業を展開しています。新しく誕生した多目的スペース「御茶ノ水Rittor Base」の運営のほか、国内最大級の楽器マーケットプレイス『デジマート』やエンタメ情報サイト『耳マン』、Tシャツのオンデマンド販売サイト『TOD』等のWebサービスも人気です。

【インプレスグループ】https://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」「学術・理工学」「旅・鉄道」を主要テーマに専門性の高いメデイア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。
以上
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【本件に関するお問合せ先】
株式会社リットーミュージック 広報担当 原見
Tel: 03-6837-4704 / E-mail: pr@rittor-music.co.jp