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2018.08.24

穂村弘推薦!小説家・高原英理の最新刊は架空の天才歌人をめぐる伝記小説。書き下ろし長編『歌人紫宮透の短くはるかな生涯』が発売。

 インプレスグループで音楽関連の出版事業を手掛ける株式会社リットーミュージック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松本大輔)は、立東舎レーベルより、小説家・高原英理の最新書き下ろし小説『歌人紫宮透の短くはるかな生涯』を、2018年8月24日に発売します。
 『ゴシックハート』『リテラリーゴシック・イン・ジャパン』などの著作を持ち、最近では『不機嫌な姫とブルックナー団』のヒットも記憶に新しい小説家の高原英理さん。そんな高原さんの最新書き下ろし長編小説『歌人紫宮透の短くはるかな生涯』が発売になります。
 この作品は、「紫宮透(しぐうとおる)」という架空の歌人の生涯を、彼がのこした31首の短歌を通して追っていく伝記小説です。
 歌人が遺した31首の短歌から紐解かれていく彼の生涯。虚構と現実が入り乱れた作品世界で、「私」が見つけた真実とは。1980年代の日本を舞台に繰り広げられる、当時の若者文化と短歌が混ざり合った「ザ・文化系」の青春グラフティとなっています。

穂村弘・推薦文
極度に文系な魂のための青春のバイブル、ただし80年代限定版。

PROFILE
高原英理(たかはら・えいり)
1959年、三重県生まれ。小説家、文芸評論家。立教大学文学部卒業。東京工業大学大学院博士課程修了(価値システム専攻)。1985年、小説「少女のための鏖殺作法」で幻想文学新人賞受賞(選考委員は澁澤龍彦・中井英夫)。1996年、三島由紀夫と江戸川乱歩を論じた評論「語りの事故現場」で群像新人賞評論部門優秀作を受賞。著書に『怪談生活』『ゴシックハート』(立東舎)、『不機嫌な姫とブルックナー団』(講談社)、『うさと私』(書肆侃侃房)、『ゴシックスピリット』(朝日新聞社)、 『抒情的恐怖群』(毎日新聞社)、編著に『ガール・イン・ザ・ダーク 少女のためのゴシック文学館』(講談社)、『リテラリーゴシック・イン・ジャパン----文学的ゴシック作品選 』(ちくま文庫)など。

■発売情報
歌人紫宮透の短くはるかな生涯
著者:高原英理
定価:1,944円(本体1,800円+税)
発売:2018年8月24日
仕様:四六判/336ページ
立東舎刊行/リットーミュージック発売
商品情報ページ http://rittorsha.jp/items/17317428.html


【本件に関するお問合せ先】
株式会社インプレスホールディングス 広報宣伝担当
Tel: 03-6837-5051 / E-mail: pr@rittor-music.co.jp