MAGAZINES

METAL HAMMER JAPAN Vol.9

定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
発売日2022.03.15
品種雑誌
仕様A4変形判

内容


◎Special Feature①

●アイアン・メイデン
『魔力の刻印』と1982年のヘヴィメタル

アイアン・メイデンに名盤は数あれど、最も衝撃的かつ後世への大きな影響を持った作品と言えば、1982年3月にリリースされた3rdアルバム『魔力の刻印』だと言えるだろう。今回は本作に感化され、よりヘヴィメタルに邁進していったミュージシャン、関係者の言葉から、本作の重要性に改めて向き合っていきたいと思う。
また同年にはほかにもさまざまな名メタル・アルバムが発売されており、作品や各バンドの動きとともに、1982年がヘヴィメタル・シーンにとってどのような1年だったのかも考えてみよう。


**

◎Special Feature②
●YOSHIKI
〜過激と美麗の先に

長いロック史に於いて、YOSHIKIほど過激に、そして美しく音楽を創造してきた人物はいるのだろうか。ハードロック/ヘヴィメタルをバックボーンに、ドラミングでは誰よりもアグレッシブなパフォーマンスを魅せ、ピアノにて絶世の美旋律を奏でる。その音楽性は、後続のミュージシャンに今もって多大な影響を与え続けている。
現在は米国を基盤にワールドワイドな活躍を見せているYOSHIKIだが、去る昨年11月、久しぶりの帰国を果たす。本METAL HAMMER JAPANは、彼が今思うリアルな言葉を聞くべく単独取材を決行した。
そこで語られたのは、コロナ禍におけるエンターテインメント業界の現状とそのなかでの音楽制作について、3年ぶりに行なわれるディナー・ショウ、そして待望のソロ作品についてなど、この機会でしか聞けない非常に貴重な話題ばかり。
"激と麗"、その極限を追求するYOSHIKIの、心からの声に耳を傾けてほしい。


**

●NEMOPHILA

昨年12月に1stフル・アルバムをリリースし、1月にはフル・メンバーでは初となる有観客ワンマン・ライヴを[LINE CUBE SHIBUYA]にて成功させたNEMOPHILA。次代のメタル・シーンを彩る彼女たちに、改めてアルバム&ライヴについて、そして次なる歩みについて話を聞く。今回は<SAKI×むらたたむ>、<mayu×葉月×ハラグチサン>という対談&鼎談にて、それぞれの想いを語ってもらった。本誌撮り下ろしカットにも注目!


**

◎The Documentary①
●ロブ・ハルフォード/―告白―

50周年を迎えたジューダス・プリーストより、ヘヴィメタル・シンガーの象徴であるロブ・ハルフォードが登場。バンド脱退から再加入はもちろん、同性愛についてのカミング・アウトまでも赤裸々に語る貴重な"告白"。


**

◎The Documentary②
●セパルトゥラ/マックスの"拒絶"と"抵抗"

セパルトゥラにとってはもとより、以降のメタル・スタイルにも大きな影響を与えたアルバム『ケイオスA.D.』。同作の開幕を告げる「リフューズ/レジスト」は今もってグルーヴ・メタルのアンセムのひとつであり、バンドの代表曲だ。同曲制作時について、マックス・カヴァレラが振り返る。


**

◎ヘヴィの流儀
●ヴォイヴォド/ミシェル"アウェイ"ランジュヴァン

毎号、各人が持つ"ヘヴィさ"について語ってもらう本連載。今回は初のドラマーとなる、ヴォイヴォドのミシェル"アウェイ"ランジュヴァンが登場だ。スラッシュ・メタル・シーンを出自としつつ、結成より40年を迎えた今も唯一無二の世界観を変わらずに持ち続けているバンドである。そのオリジナル・メンバーであるアウェイが持つヘヴィの流儀は、最新作『シンクロ・アナーキー』でも体現されている。


**

◎特集①
キーボードが織りなす美旋律メタルの調べ with YUHKI

ヘヴィなギター・リフや怒涛のドラムだけがメタルの必須要素にあらず! そこに鍵盤によるメロディが加わることで、楽曲はより色鮮やかに昇華していくのだ! 時代やジャンルによるキーボードの特徴を知ることで、楽曲をより楽しめるようになるだろう。後半はシーン切っての奏者YUHKIに、プレイヤーならではの意見も聞かせてもらったぞ。


**

◎特集②
THE 50 BEST ALBUMS OF 2021から考察する日英メタル・ミュージック・ムーブメントの同異点

今回も発表された、英『METAL HAMMER』チームが制作する"2021年リリース・アルバムTOP50"。欧州での最新ブームが見えてくる本ランキングを、日本的目線で考察。昨年はアイアン・メイデンの『戦術』を筆頭に、大物のリリースもあったが、果たして日英での流行りの違いや感覚の差とは......いかに!?


**

◎LET'S TALK METAL
●高市早苗

衆議院議員であり、現在は自民党・政務調査会長を務める高市議員も、ハードなサウンドを愛聴する人物である。"音楽には、宗教も政治も関係なし"の合言葉のもと、高市議員の音楽的趣味、そして政治とメタル界がともに抱える問題について熱く討論!


**

◎インタビュー
●スティーヴ・ヴァイ
●アウトレイジ
●Crossfaith
ほか


**

◎...and more!
NEW NOISE
DISC REVIEWS
METAL NEW GEAR
STARS' WORDS

BACK NUMBER