MAGAZINES

サウンド&レコーディング・マガジン 2013年5月号

1,028(本体952円+税)

品種雑誌
仕様A4変形判 / 216ページ / CD Extra付き
発売日2013.04.15
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内容

やくしまるえつこ~スタジオ・ライブ録音で作られた最新アルバム制作レポート!

■巻頭インタビュー
やくしまるえつこ
スタジオ・ライブ録音で作られた最新アルバム
『RADIO ONSEN EUTOPIA』制作レポート!
特別付録!朗読+即興演奏を収録したCD/DSD音源

やくしまるえつこの新作『RADIO ONSEN EUTOPIA』は、大友良英、木暮晋也、NARASAKI、永井聖一、吉田匡、山口元輝、itoken、高良久美子、宮地夏海、エマーソン北村といった手だれのプレイヤーを招き、青葉台とビクター401にてスタジオ・ライブ形式で制作されたもの。自身の曲から『NHK みんなのうた』まで計12曲を、現代の音楽では久しく耳にしなかった臨場感あふれる音で聴かせてくれる。このレコーディングの模様を、大量の写真とやくしまるへのメール・インタビュー、そしてエンジニアリングを務めたzAk氏の発言によりレポート!
さらに!付録のCD Extraにはアルバム・セッション時に録られた朗読+即興演奏とdimtaktと呼ばれるオリジナル楽器によるソロ演奏を特別に収録。ROM部分には2.8MHzのDSDと24ビット/48kHzのハイレゾ音源も収録しているので、臨場感を存分に味わいながら読み進んでほしい。

■特集
ABLETON Live9+Pushが切り開く新次元の音楽制作ループ・シーケンサー的なセッションビュー、明快なインターフェースのDrum Rack、自由度の高いオートメーション、ユニークで多彩な付属エフェクトを備えたクリエイティブ・ツールとして厚い支持を受けているABLETON Live。2012年のアナウンス以来、世界中のクリエイターが待ち焦がれた最新バージョンLive 9が、ついにリリースされた。本稿では“オーディオ to MIDI”や“クリップ・オートメーション”など新機能を余すところなく紹介するとともに、同時発売される専用MIDIコントローラーPushのユニークなグリッド式インターフェースの操作方も、KOYASを講師に迎えていち早くレポート。DAW+専用コントローラーの組み合わせによる、従来のループ・ベースから一歩抜け出した新次元の音楽制作を体感していただきたい。

■特別企画
打ち込みで“ノリ”が生まれる瞬間MIDI打ち込みでドラム・パートを作る際、いわゆる“ノリ(=グルーブ)”が感じられずグッと来るビートにならない……と頭を抱えた経験は無いだろうか? 人為的に組み上げたビートは現代的なサウンドにはなるが、生ドラムと違ってグルーブをうまくコントロールしないと平坦で退屈なものになってしまうケースも多いのだ。そこで本企画では、ビートのMIDI打ち込みで絶妙なノリを出す方法をいろいろと研究してみたい。難解な音楽理論は抜きにして、ビートの基礎知識からノリが生まれる瞬間まで、林田涼太氏のレクチャーで分かりやすく解き明かしていこう。

■Cross Talk
渋谷慶一郎 × evala × 金森祥之
マルチ入出力オーディオI/Oの装備でDAWを拡張するアナログ・ミキサーDAWの進化によりミックスはコンピューターの内部で完結させるケースがほとんどとなったが、その一方でアナログを介在させることで音に質感が加わるメリットを説くエンジニアも多い。また、DAWの高音質化が進むほど音を取り込む際のクオリティが重要となり、ADコンバーター手前のプリアンプやEQの果たす役割が大きくなってきているのも事実。そんな状況を反映し、最近マルチ入出力のオーディオI/Oを搭載したアナログ・ミキサーが注目されている。そもそもはPA時にライブ・レコーディングをしやすいよう開発された機材だが、単体機に引けを取らない個性的なプリアンプ/EQで作り込んだ音をUSBやFireWire経由で即座にDAWに録音できること、そしてDAWから8ch程度のステム・ミックスを立ち上げサミング・アンプ的なことができるとあって、音楽制作のシステムに組み込めるものとみなされているのだ。今回のCross Talkはその代表機種と言えるMACKIE. Onyx 1640I、MIDAS VeniceU 16の2機種を取り上げる。いずれも、レコーディングやPAの現場で多くのプロフェッショナルに愛用されているブランドの製品であり、その音質や操作性は折り紙付きだ。それぞれのクオリティと使い勝手について、アーティストの渋谷慶一郎、evala、そしてエンジニアの金森祥之の3氏に試していただくことにしよう。
≪Gears of This Month≫◎MACKIE. Onyx 1640I◎MIDAS VeniceU 16

■コンサート見聞録
GLAY@横浜アリーナTERU(vo)、TAKURO(g)、HISASHI(g)、JIRO(b)という盤石のメンバーで数多くのヒット曲を生み出し、もはや国民的ロック・バンドと言えるGLAY。去る1月には、GLAYサウンドを共に作り上げてきた佐久間正英プロデュースの『GUILTY』に加え、メジャー・デビュー後初のセルフ・プロデュース作となる『JUSTICE』を2枚同時にリリースし、バンドとしての新たな可能性を指し示した。今月は、そんな彼らのアリーナ・ツアー「GLAY ARENA TOUR 2013“JUSTICE & GUILTY”」をクローズ・アップ。3月9日(土)に行われた横浜アリーナ公演のPAシステムをレポートしていこう。

■ミックス解剖学
リアーナ「ダイアモンズ」by フィル・タン
海外のトップ・エンジニアに、自身の手掛けたヒット曲のミックス手法を直接解説してもらう本連載。今回登場していただくのはフィル・タン。マレーシアで生まれたタンはラッパー/プロデューサーのジャーメイン・デュプリとの仕事で名を上げ、独自のスタイルにより世界屈指のエンジニアにまで上り詰めた存在だ。アリシア・キーズやジェイ・Z、ジャスティン・ビーバー、ホイットニー・ヒューストンといったビッグ・ネームを手掛けてきたほか、マライア・キャリーとリュダクリス、リアーナのアルバムで計3回のグラミーを受賞。リアーナの作品に関しては、これまでに全米チャート首位を獲得したシングル全10曲のうち8曲をミックスしており、最新アルバム『アンアポロジェティック』に収録の「ダイアモンズ」もその1つとなっている。今回は同曲のミックス工程に迫るとしよう。

■Classic Tracks
マイク・オールドフィールド「チューブラー・ベルズ(パート1)」
イギリス人マルチ楽器奏者であるマイク・オールドフィールドのデビュー・アルバムであり、ヴァージン・レコードの記念すべきリリース第1号作品となった『チューブラー・ベルズ』は、多種多様な楽器の使用によって、多彩なサウンドとリズムが巧みに組み合わされたニューエイジ色の濃いプログレッシブ・ロックの大作である。リスナーを随所で刺激し、スピリチュアルなシンフォニー・トリップへと誘う壮大なスケールと抗し難い魅惑を持ったそのクオリティは、独学で音楽を身に付けた19歳の若者が初めて作った作品とは思えないほど高い。どこか共通性の感じられる2曲の長編をLPレコードの片面にそれぞれ収録し、オールドフィールドが20歳の誕生日を迎えた10日後の1973年5月25日にイギリスでリリースされた。発売当初から一気に注目されるような派手さはなかったものの、同年暮れに公開された映画『エクソシスト』のテーマ曲として「チューブラー・ベルズ(パート1)」の冒頭が使用されると、あの催眠を誘うようなピアノ・サウンドが世界中に知られるようになり、アルバムもより広い層から支持されることとなった。

■Beat Makers Laboratory:コンピューター・ジェイ

■people
 ◎ジェイムス・ブレイク◎メジャー・レイザー◎ゼッド◎LOVE PSYCHEDELICO◎やけのはら◎松浦雅也が語る“シンセシスト東 祥高”

■report
◎ヒカシュー、ラトビアにJZ MICROPHONESを尋ねる◎ジェームス・ギャドソンビート・メイク・コンテスト結果発表!◎My Favorite UAD-2 Plug-Ins~藤巻兄将◎YAMAHA DXR導入ストーリー~イノックスサウンドデザイン◎ライブ・スペース・レポート:RUIDO K4

■new products
 ◎D16 GROUP Lush-101◎ARTURIA Spark LE◎ADAM F5◎AKG K702 65th Anniversary Edition◎MIKTEK C7◎AUDIO-TECHNICA AT4033/CL◎YAMAHA UR22◎M-AUDIO M-Track Plus◎TASCAM US-366◎CLASSIC PRO CSX12P

■LIBRARY
◎LOOP MASTERS BOXCUTTER COSMICDUB ELECTRONICS◎SAMPLE MAGIC ULTIMATE FX 2 SM33

■DAW AVENUE
◎STEINBERG Cubase 7◎ABLETON Live 9◎AVID Pro Tools 10◎CAKEWALK Sonar X2

■seminars
◎Max 6で作る自分専用パッチ 原 摩利彦◎Science Of The Beat SUI◎カンガルー・ポーの『ミックス1年生』 中村公輔◎Q&A

■column
◎Independent Cities◎THE CHOICE IS YOURS 原雅明◎そこのにいさん どこ向いてんのよ 戸田誠司◎素晴らしきビンテージの世界 三好敏彦◎祐天寺浩美のお部屋一刀両断◎私の手放せない一品~~Shingo SuzukiのSUMMIT AUDIO TD-100

■sound&recording review
◎ENGINEERS' RECOMMEND◎RE-ISSUE◎BOOKS