MAGAZINES

サウンド&レコーディング・マガジン 2014年2月号

1,008(本体933円+税)

品種雑誌
仕様A4変形判 / 240ページ
発売日2014.01.15

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内容

細野晴臣 × 坂本龍一 ~ デュオ名義での初ライブが実現! “2人でやれることがある”

■巻頭インタビュー
細野晴臣 × 坂本龍一
デュオ名義での初ライブが実現!
“2人でやれることがある”
細野晴臣と坂本龍一……いずれも現代を代表するミュージシャンであり、1970年代末~80年代初頭にはYMO=イエロー・マジック・オーケストラで活動を共にし、その後の世界の音楽潮流を大きく変えた2人。1983年のYMO散開以降は長らく別の道を歩むが、今世紀に入ってからはヒューマン・オーディオ・スポンジ~HASYMOを経て、YMOが再始動。再びライブや制作で活動を共にするようになる。そんな中、2011年暮れの坂本のライブに細野がゲスト出演し、そこで初めて2人だけによる、“YMO的なものとは違う音楽”を作る可能性に目覚めた。その実現への期待が高まる中、去る12月21日に“細野晴臣 × 坂本龍一”という名義で初となるライブが行われた。果たしてどんな意気込みでライブに臨んだのか、そしてこれからどうなっていくのか? ライブの前々日に行われたリハーサル現場を訪ねて、2人へ別々にインタビューを行ってみた。

■スペシャル対談
中田ヤスタカ(CAPSULE) × スタジオジブリ
不定期連載としてお送りしているこの対談シリーズ、8回目のゲストは日本のアニメーション界をけん引するスタジオジブリのプロデューサー、鈴木敏夫と西村義明の2人。鈴木はいわずと知れた名プロデューサーであり、高畑勲や宮崎駿の諸作を手掛け多くのヒットを生み出してきた人物。西村は昨年11月に公開された高畑勲監督作品『かぐや姫の物語』でプロデュースを務めるなど、気鋭の若手として注目されている。話題は、昨年公開されたジブリの2大タイトル『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』の音楽から、“創作とは何か”といった深遠なるテーマまで多岐にわたっていった。

■特集
プロが教える
ケース別アルペジエイター活用法
1970 年代ころから現代まで、シンセサイザーの機能の一つとして搭載され続けているアルペジエイター。和音を分散させる 奏法を自動的に行うものだが、時代を経て、その機能は飛躍的に進化している。しかし、一聴してそれと分かってしまうため、使用をためらっている人や、そもそも良い活用方法を見いだせ ない人もいるのではないだろうか? そこで本特集では、シンセ特有のこの機能をうまく楽曲に取り入れているクリエイター3名に登場していただき、その活用方法を指南してもらった。 EDM、Jポップ、アンビエントとそれぞれの得意とするジャンルのデモ・トラック制作していただいたので、それを聴きながら読み進め、そして、ぜひ自身の作品にも活用してほしいと思う。
≪登場クリエイター≫
◎EDM:TeddyLoid
◎J-POP:高藤大樹
◎Ambient:岸利至

■特別企画1
録り音を磨き上げるための
ボーカル・エディット&エフェクトの勘所
楽曲の主役として重要な役割を担うボーカルは、レコーディング後のエディットとミックスを経て完成に至ります。しかしその工程は複雑で、バリエーションも豊かなため、イメージを実現するための具体的な方法が分からずに困っているという人も多いのではないでしょうか? そこで、録り音をブラッシュ・アップするためのエディット&エフェクト・テクニックのポイントについて、Kim Studio主宰のエンジニア/サウンド・プロデューサー、“音の魔術師”こと伊藤圭一氏に解説していただくことにしましょう。

■特別企画2
「低域」にまつわる考察
近年ますます重要性を増している“低域”。しかし人間の耳で聴き取れる低音には限界があり、自分の作った音さえも低域で本当はどんな鳴り方をしているのか分からない……いわば低域は深海のように謎に包まれた世界とも言えるだろう。そんなあいまいな領域にある音をうまく楽曲制作でコントロールするためには、一体どうすれば良いのだろうか? そこで本企画では、“低域大好きエンジニア”として知られる渡部高士氏が、低域について鋭い洞察を披露してくれた。少々難解な部分もあるが示唆に富んだ内容となっているため、ぜひとも読み通してみてほしい。

■Cross Talk 山内“Dr.”隆義 × 森崎雅人
最新ポータブル・プレーヤーがもたらす
ハイレゾ・マスター制作への意識改革
昨年秋、OTOTOY、e-onkyo musicに続き、ソニー・ミュージック系列の音楽配信サイトmoraが、CD以上の解像度を持つハイレゾ音源を発売した。そうした配信のハイレゾ化と呼応するように、これらのハイレゾ音源再生に対応した携帯プレーヤーや、スマートフォンでハイレゾ再生を可能とするDAコンバーターなどが続々登場してきている。手元で常にヘッドフォンでハイレゾ音源が聴ける……そんな時代の到来に対して、音楽の制作現場はどのように対応していけばよいのだろうか? 今回はこれらのハイレゾ・プレーヤー&DAコンバーターをレコーディング・エンジニアの山内"Dr."隆義氏とマスタリング・エンジニアの森崎雅人氏に試聴してもらいながら、両氏に制作現場サイドの課題について語っていただくことにした。
≪登場機種≫
◎ASTELL&KERN AK120
◎SONY NW-ZX1
◎IFI Nano IDSD
◎RESONESSENCE LABS Herus

■ミックス解剖学
ジェイク・バグ「ゼアズ・ア・ビースト・アンド・ウィー・オール・フィード・イット」
by ビリー・バッシュ
海外のトップ・エンジニアに、自身の手掛けたヒット曲のミックス手法を直接解説してもらう本連載。今回登場していただくのはビリー・ブッシュ。ブッシュは1988年にノース・テキサス大学の音楽学科を卒業し、ミュージシャンとしてのキャリアを踏み出すが、自動車事故に遭いその道をあきらめざるを得なくなった。しかし、ギターとキーボードのテクニシャンとしてさまざまなバンドのツアーを回る生活を6年ほど経験した後、1996年よりガービッジのツアーをサポートすることに。その後彼らのレコーディングを手伝ったのが、スタジオ・エンジニアとしてのキャリアの始まりだった。ブッシュの活動はこの10年ほどは基本的にガービッジのライブとスタジオのサポートで占められているが、ミューズ、フィンク、フォスター・ザ・ピープル、ザ・オフスプリング、ベックといったアーティストたちの作品にも参加している。今回ブッシュがジェイク・バグの最新作『シャングリ・ラ』のミキシングを担当したのは、プロデューサーであるリック・ルービンから話をもらったからだった。ここでは、アルバムの1曲目に収録された「ゼアズ・ア・ビースト・アンド・ウィー・オール・フィード・イット」のミキシングについてブッシュに聞いていこう。

■Classic Tracks
トム・ペティ・アンド・ザ・ハートブレイカーズ「ラーニング・トゥ・フライ」
トム・ペティ・アンド・ザ・ハートブレイカーズの8枚目のスタジオ・アルバム『イントゥ・ザ・グレイト・ワイド・オープン』のオープニング曲である「ラーニング・トゥ・フライ」は、ペティの1989年のソロ・デビュー・アルバム『フル・ムーン・フィーヴァー』のオープ二ングを飾った「フリー・フォーリン」と同様、ザ・バーズの音楽をほうふつとさせる12弦ギターの美しい響きがフィーチャーされた曲である。どちらもペティとその盟友であるジェフ・リンが共同プロデュースしたアルバムであり、二人が共作した曲やリンのトレードマークであるELOサウンドがフィーチャーされた曲などを楽しむことができる。この2作だけでなく、ペティとリンのジョイント・プロジェクトの多くでフェーダーを操っていたエンジニアがリチャード・ドッドだ。ドッドは、二人がジョージ・ハリスン、ボブ・ディラン、ロイ・オービソンらとともに組んだスーパー・グループ、ザ・トラベリング・ウィルベリーズのプロジェクトにも深く関与している。ここでは、6週間にわたりビルボードのロック・トラックス・チャートのトップの座に輝いた「ラーニング・トゥ・フライ」について、ドッドに語ってもらおう。

■behind the scene~映像を音で彩る作曲家たち
菅野祐悟
映画やドラマ、CM、アニメなど、映像作品を音で彩る作曲家の音楽人生に迫る本連載。今回登場いただくのは、作編曲家、菅野祐悟氏。菅野氏はこれまでに、CMやアニメの劇伴、TVドラマ『ラストクリスマス』『SP』『ガリレオ』などのほか、映画『アマルフィ女神の報酬』『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』など、実に多数の作品を手掛け、この1月から放映がスタートしたNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』も担当している。2007年からは毎年オーケストラを率いたコンサートを開催しているほか、画家という顔も持つ菅野氏。今、最も忙しいといっても過言ではない氏は、どのような道程を経て、今に至ったのか。またどのようなスタンスで作曲活動を行っているのか、拠点であるプライベート・スタジオにて話を聞いた。

■コンサート見聞録
KIRINJI@オーチャードホール
2013年の夏から、堀込高樹、田村玄一、楠均、千ヶ崎学、コトリンゴ、弓木英梨乃の6人編成となり新たなスタートを切ったKIRINJI。『WORLD HAPPINESS 2013』でも熱いステージを見せてくれた彼らだが、昨年末には現メンバーで初となるワンマン・ライブを東京と大阪の2カ所で敢行した。本稿では、東京公演について音響システムの面からレポートしていきたい。

■Beat Makers Laboratory:ピラミッド・ヴリトラ

■people
◎ニルス・フラーム
◎ゴールドフラップ
◎LUNA SEA
◎蓮沼執太フィル
◎lycoriscoris

■report
◎吉田保ミックス・ダウン・セミナー
◎API500互換モジュール総覧
◎My Favorite UAD-2 Plug-Ins~村田智宏
◎YAMAHA CLユーザー・レポート
◎SONY PCM-D100でピアノ録音~渋谷慶一郎 × zAk
◎GENELEC Mシリーズ~八王子P
◎TASCAM DA-3000~檜谷瞬六
◎ライブ・スペース・レポート:duo MUSIC EXCHANGE

■new products
◎RUPERT NEVE DESIGNS 5060 Centerpiece
◎DIGIGRID MGO
◎STEINBERG UR44
◎ART Auto-Tune Pre
◎TUBE-TECH MP2A
◎NEUMANN TLM107
◎ECLIPSE TD-M1
◎SHURE SRH1540
◎YAMAHA HPH-MT220
◎MACKIE. SRM550
◎JBL PROFESSIONAL JRX215/JRX218S
◎CLASSIC PRO CPM110/CPM110P

■LIBRARY
◎MONSTER SOUNDS DUBSTEP BY GENETIX
◎SAMPLEPHONICS HIP HOP CRATE DIGGERS

■DAW AVENUE
◎STEINBERG Cubase 7
◎ABLETON Live 9
◎APPLE Logic Pro X
◎AVID Pro Tools 11
◎CAKEWALK Sonar X2
◎PRESONUS Studio One 2

■column
◎ツナガル ロクオン 草間敬
◎skmt 2013 to 2014 坂本龍一
◎MUSIC SAFETY RESEARCH 奥田泰次
◎DE DE MOUSEのさっき何話してたっけ?
◎oscillator lover yukihiro
◎THE CHOICE IS YOURS 原雅明
◎そこのにいさん どこ向いてんのよ 戸田誠司
◎素晴らしきビンテージの世界 三好敏彦
◎Max 6で作る自分専用パッチ~デヴィッド・ジカレリ
◎祐天寺浩美のお部屋一刀両断
◎音楽と録音の歴史ものがたり 高橋健太郎
◎Independent Cities
◎私の手放せない一品~上田剛士のROLAND EF-300

■sound&recording review
◎NEW DISC
◎ENGINEERS' RECOMMEND
◎BOOKS