MAGAZINES

リズム&ドラム・マガジン 2012年8月号

定価943円 (本体857円+税10%)
発売日2012.07.13
品種雑誌
仕様A4変形判 / 164ページ

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内容

名曲(スタンダード)を再構築する“自由なる楽団”の指揮者(コンダクター)~芳垣安洋[Orquesta Libre]

■アーティスト特集
芳垣安洋
最高峰の打楽器アーティストが放つ渾身のアルバム
Orquesta Libre『うたのかたち~U TA NO KA・TA・TI』&
『Can’t Help Falling In Love~好きにならずにいられない』を解く
表紙&アーティスト特集は、自身のリーダー・バンド、Orquesta Libreで初となるアルバム・リリースを果たした芳垣安洋。このバンドで芳垣は、クルト・ワイルやバート・バカラックに、チャールズ・チャップリン、ボブ・ディラン、ジミ・ヘンドリックスといったアーティストによる古き佳き名曲達を解体/再構築。スタンダード・ナンバーを刺激的な今の楽曲として蘇らせている。アルバムは歌もの2枚組の『うたのかたち~U TA NO KA・TA・TI』とインスト作『Can’t Help Falling In Love~好きにならずにいられない』の2作同時リリース。この気合いの入りまくった状態の芳垣に、Orquesta Libreの楽曲、音楽、ドラミングについてじっくりと話を聞いた。機材紹介や、その“生”の魅力に迫る最新ライヴ・レポートもあり!

■close up!
機能を駆使して“オレ流”にカスタマイズ
“ハイテク・ペダル”がすごい!!
近年、これまでにないほど細かな調整ができる“ハイテク”なフット・ペダルが次々と登場し、注目を集めている。PCのパーツなど、ドラム以外で採用されている最新技術なども取り入れられ、まさに各メーカーの“テクノロジーの粋を集めた楽器”とも言えるのではないか。しかし、多機能なために“十分に使いこなせない……”という方も多いはず。そこで今回のclose up!では、そんな“ハイテク・ペダル”を徹底解剖! 国内で入手可能な9モデルを取り上げ、“自分好みのセッティングにしていくための試奏レポート”を中心に、最新機種に搭載された特徴的な機構の解説や調整のノウハウについて詳しく紹介。自分にベスト・マッチした“ハイテク・ペダル”のチューニングがきっと見つかる!

≪登場フット・ペダル≫
◎AXIS A-21
◎DW DW9000PB
◎GIBRALTAR INTRUDER 9611DD
◎JANUS Ergo Drum Pedal JNSP7000
◎MAPEX FALCON P1000
◎PEARL ELIMINATOR DEMON CHAIN P-3000C
◎TAMA Speed Cobra HP910LS
◎TRICK DOMINATOR
◎YAMAHA FP9500D

■特別企画
“ドラムがたたきやすくなるカラダ”を作る
ドラマーのためのボディ・ケア&トレーニング
ドラマーは、四肢をフルに使って演奏するぶん、関節や筋肉などを痛めるリスクも高いもの。身体の故障は演奏にも支障が出るため、なるべく避けたいところだ。では、故障しないためにドラマーはどんなケアすればいいのだろうか? 今回の特別企画では、そんな悩みを解消すべくドラマーのためのボディ・ケア&トレーニング方法を紹介していく。Part.1では、長年ハードなプレイも続けてきた角田mittan美喜にご登場いただき、実際に行っているストレッチ方法や身体の使い方について語っていただいた。Part.2では、「ドラマーの“カラダ”作り講座」と題し、ミュージシャン専門トレーナーによる骨の作りや筋肉の使い方、ライヴ時の食事の摂り方など身体の内面についての解説や、演奏前後に行うと良いストレッチ方法を掲載。それぞれの視点から“ドラマーためのボディ・ケア”について考えていく。

■Interview
◎Bunta[TOTALFAT]
清々しく疾走感溢れるサウンドと泣きメロで人気を集めるTOTALFATが、7月にメジャー第3弾アルバムとなる『Wicked and Naked』をリリース。新作ではよりパワフルに、よりキャッチーに、メロコア、ロック、ポップスなどのジャンルを超えたTOTALFATサウンドを聴かせてくれている。そのバンド・サウンドの中でも一際冴えるのが、図太くアグレッシヴなBuntaのドラミングだ。今回のインタビューでは、新作についての話を中心に、強靭なビートを叩き出すBuntaのプレイ・スタイルの詳細について写真つきで解説していく。

◎FUYU
日本人離れした独特のグルーヴと教会で磨き上げたゴスペル・チョップスを武器に、MISIA、ATSUSHI(EXILE)らのサポートを務めるニューヨーク帰りのグルーヴ・メイカー、FUYU。彼が全面参加し、多彩なアプローチを繰り広げる、シンガー・ソングライター、さかいゆうの『How's it going?』発表の好機に、彼のインタビューを敢行! グルーヴ・メイクやフレーズ構築の考え方など、時代の先端を走る彼の語りは、まさに全ドラマー必見!!

◎エリック・ハーランド[ジェイムス・ファーム]
重鎮から若手まで引っぱりダコの超売れっ子ドラマー、エリック・ハーランド。多忙を極める彼が、ジョシュア・レッドマン、アーロン・パークス、マット・ペンという現代ジャズ・シーンを牽引するメンバーと共に新バンド、ジェイムス・ファームを結成。同バンド初となる来日公演が実現した好機にエリックのインタビューに成功。ドラマーとパーカッショニストを行き来するかのように彩り豊なアプローチで酔わせてくれた、ドラミング・スタイルの核に迫ってみた。

◎ジョナサン・ブレイク
NYの若きファースト・コール・ジャズ・ドラマー、ジョナサン・ブレイクの初インタビューが実現。ケニー・バロンやマッコイ・タイナーといったレジェンドからロイ・ハーグローブやアヴィシャイ・コーエンといった気鋭のミュージシャンまで、絶大な信頼を得ている彼に、そのドラミングをいかに培ってきたのか語ってもらった。リーダー・アルバムの全曲解説も掲載。

◎河村吉宏[坊っちゃん]

■このドラマーに注目!
SUMMER SONIC 2012

■無人島スネア
【第35回】クハラカズユキ[The Birthday]

■楽しく演奏するための本格教則講座
どらまがセミナーず
◎  悩める入門ドラマーのためのドラム・ビギナーズ通信
◎ひたすらつづける!スティック・コントロール
◎“菅沼”孝三&道昭が伝授!変態ハイテク・ドラム講座
◎Kosekingに学ぶ楽器の深~いところ ちょー楽器王

■三浦晃嗣が教える楽曲コピー体験記
今月の1曲、勉強になりました!
「ハイドラ」TOTO
ドラム:ジェフ・ポーカロ

■音楽学校メーザー・ハウス誌上ドラム・セミナー
J-POPの最前線で活躍する
実力派ドラマー渡辺豊直伝
ライヴで生きるプロの心得

■Musicians Institute Japan
“OPEN HOUSE”でドラムを学ぶ

■ドラムが叩ける!お宅訪問
アコースティックエンジニアリングが手がけた防音ルームを拝見!

■“ドラムな”最新情報を発信するBeat Square
ジョニー吉長/ドラム・マガジン・フェスティバル2012/大隅寿男&原大力&大坂昌彦&大槻“カルタ”英宣[BIG4]/山木秀夫[ローランド・エクスペリエント]/中村達也&高橋まこと[布袋寅泰]

■NEW PRODUCTS
[PREMIER]Modern Classic Series 2653、2615 Snare Drums
[BALCK SWAMP PERCUSSION]DYNAMICX Series Stainless Steel Shell DXSS5X14TF、DXSS65X14TF Snare Drums
[DW]DW-5000Delta 4 Series DW-5000TD4、DW-5000AD4、DW-5002TD4DW-5002AD4 Foot Pedals
[PEARL]Standard Box Cajon
[MEINL]Subwoofer Cajon
[MEINL]Slap-top Cajon

■アーティスト・コラム
沼澤 尚『NOW and THEN』
ピエール中野『ドラマーはどこまでわかっていないのか?』
芳垣安洋『ドラム・ノーベル賞!』
岡部洋一『めしのたいこすき、すごいたのしめ』
ビリー・マーチン『ルーツ探求』

■情報ページ
Drummer's Disc Guide
Drummer's Paddle

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