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サウンド&レコーディング・マガジン 2011年8月号

1,008(本体933円+税)

品種雑誌
仕様A4変形判 / 256ページ
発売日2011.07.15
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内容

特集「私の作曲法」~蔦谷好位置/永井聖一/yellowRubato/DECO*27/小室哲哉

■特集
「私の作曲法」
蔦谷好位置/永井聖一/yellowRubato/DECO*27/小室哲哉
5人の売れっ子が明かす秘密のテクニック!
“どうすればいいメロディを作れるのか?”はたまた“曲の断片は思い付くけれど、作品として発展/完成させるための方法が分からない”……といった悩みにこたえるため、本特集ではその作品が多くのリスナーを獲得している5人のクリエイターをフィーチャー。“歌メロ作り”を話題の中心として、彼らが普段どのように曲を着想し完成形へと持って行くのか、そして、作品を生み出し続けるにあたり日々どのようなトレーニングを積んでいるのか、その具体的な方法を教えてもらいました。

■特別企画
プラグイン頂上対決!
“WAVES vs UAD”
DAW黎明(れいめい)期より、Renaissance Compressor、L1など“プロが使える”プラグインをリリースし続けてきたWAVES。近年は著名エンジニアと組んだSignature SeriesやOneKnob Seriesなどユーザビリティの高い製品を立て続けに発表し、注目を集めている。一方、ビンテージ・ハードウェア・メーカーとの緊密なコラボレーションにより、1176LN、LA-2Aなど精度の高いエミュレーション系プラグインを発表、急速にエンジニアの支持を高めつつあるのがUNIVERSAL AUDIO UADシリーズ・プラグインだ。本稿ではDAWシーンを代表する2大プラグイン・エフェクト・メーカーのラインナップや注目製品を紹介。それぞれの設計思想や音質について、国内の第一線で活躍するエンジニアである甲斐俊郎、D.O.I.、山内“Dr.”隆義の3氏に徹底的にチェックしていただいた。

≪WAVES/UADプラグイン・レビュー≫
◎コンプ編
◎EQ編
◎チャンネル・ストリップ編
◎リミッター/マキシマイザー編
◎リバーブ/ディレイ編

≪コラム~ガチンコ対決!≫
◎WAVES CLA-76 Blacky vs. UNIVERSAL AUDIO 1176LN
◎WAVES CLA-2A vs. UNIVERSAL AUDIO LA-2A
◎WAVES PuigChild 670 vs. UNIVERSAL AUDIO Failchild 670
◎WAVES SSL G-Master vs. UNIVERSAL AUDIO SSL G Series Buss Compressor
◎WAVES PuigTec EQP-1A vs. UNIVERSAL AUDIO Pultec EQP-1A
◎WAVES V-EQ3 vs. UNIVERSAL AUDIO Neve 1073 EQ
◎WAVES SSL E-Channel vs. UNIVERSAL AUDIO SSL E Series Channel Strip

■Cross Talk 美濃隆章 × 葛西敏彦
ニアフィールド・モニターの新潮流:ヨーロッパ編
U87などのマイクで知られるドイツのブランド、NEUMANNが、スピーカー市場に参入。ニアフィールド・クラスのモニターKH 120 Aを発表し話題となっている。多くのエンジニアやクリエイターが、自身のリファレンスのモニター・システムを確立していった感があったモニター・シーンだが、あらためてこの1年間の動向を振り返ってみれば、同じくドイツのADAM、フランスのFOCALなど、ヨーロッパのスピーカー・ブランドがこぞって新たなニアフィールド・スピーカーを発表している。今回のCross Talkでは、この3ブランドのスピーカーをサウンドインスタジオにて試聴。登場いただいたのは、ロック・バンドtoeのギタリストでクラムボンなどの作品でエンジニアリングも行う美濃隆章と、本誌主宰の“Premium
Studio Live”でもおなじみのエンジニア葛西敏彦氏だ。

≪登場機種≫
◎NEUMANN KH 120 A
◎ADAM A3X
◎FOCAL CMS40

■中田ヤスタカ10th Anniversary連続対談(1)
中田ヤスタカ×福富幸宏
capsuleとしてデビューしてから今年で10年目を迎えた気鋭クリエイター、中田ヤスタカ。本誌ではその節目を記念し、彼が尊敬するアーティストたちとの対談を不定期にお送りしていく。対談1回目のゲストは、1990年代初頭に日本へ“本場のハウス”を伝え、今なおクラブ・ミュージック・シーンを牽引し続ける重鎮、福富幸宏。対談したいアーティストとして中田が真っ先に名前を挙げた人物だ。では編集部の司会の下、DJ/トラック・メイカーとして共通点の多い二人にそれぞれが志向する音楽を語り合ってもらった。

■Premium Studio Live Vol.4
マイア・バルー+アート・リンゼイ
レコーディング・スタジオでの一発録りをライブとして公開し、DSDで収録した音源をDSDファイルのまま配信するという本誌主催のPremium Studio Live。第4回はピエール・バルーを父に持つ、東京生まれパリ育ちのシンガー&マルチミュージシャン=マイア・バルーと、アメリカ生まれブラジル育ちで、DNAやアンビシャス・ラヴァーズでの活動のほかソロとしてもギタリスト/コンポーザーとしても活躍しているアート・リンゼイが登場。共にワン・アンド・オンリーの音楽性を持つ2人が、初共演でどのような新しい音楽を奏でるのか? 6月10日に東京・港区のサウンド・シティ Astudio行われたセッションの模様とともに、エンジニア奥田泰次氏が後日行ったDSDミックスの模様まで『ambia』の制作過程を詳細にレポートしていく。

■レコーディング・レポート
ブッチ・ヴィッグ&アラン・モウルダー×フー・ファイターズ
『エコーズ、ペイシェンス、サイレンス・アンド・グレイス』がグラミーを受賞し、今やアメリカを代表するロック・バンドとなったフー・ファイターズ。彼らの最新作『ウェイスティング・ライト』は、ニルヴァーナ『ネヴァーマインド』を手がけたブッチ・ヴィッグをプロデューサーに迎え、バンドの首謀者であるデイヴ・グロールの自宅ガレージにて、ニルヴァーナ時代をほうふつとさせるアナログ・レコーディングに挑戦した。それに加えて同バンドに在籍したクリス・ノヴォゼリック(b)、パット・スメア(g)をゲストに招くなど、彼らにとって原点回帰作とも呼べる作品に仕上がっている。90年代に一世を風びしたグランジ・ロックの当事者たちが集結して生み出されたサウンドは、近年のロック・アルバムとは明らかに異なる音像を持った作品と言えるのだ。徹底してアナログ主義を貫いたという本作の制作秘話を、ブッチ・ヴィッグに加えてミキシングを担当したアラン・モウルダー、さらにはフー・ファイターズのメンバーの証言から解き明かしていく。

■ミックス解剖学
ビースティ・ボーイズ
『ホット・ソース・コミッティー・パート2』by フィリップ・ズダー
海外のトップ・エンジニアに自身の手掛けたヒット曲のミックス手法を直接解説してもらう本連載。今回取り上げる曲はビースティ・ボーイズの「メイク・サム・ノイズ」。メンバーの病気などバンドの困難を乗り越えてリリースされた『ホット・ソース・コミッティー・パート2』の先行シングルだ。そんな同曲のミックスを手掛けたのが、フィリップ・ズダー。もともとはカシアスとしてフレンチ・ディスコ・シーンを牽引し、今なおDJ業も続けつつ、フェニックスやザ・ラプチャーといったバンドの作品も手掛けるエンジニアである。しかも熱狂的なアナログ機材好きとして、彼をよく知る人間から“奇人”扱いまでされているという個性の強い人物のようだ。ミクスチャー感覚に富んだ「メイク・サム・ノイズ」を、彼がアナログ機材でどのように料理したのかじっくり語ってもらうことにしよう。

■Classic Tracks
マーヴィン・ゲイ
「ホワッツ・ゴーイン・オン』
マーヴィン・ゲイの代表作『ホワッツ・ゴーイン・オン』は、ソウル・ミュージック史上最も重要な作品とされるアルバムだ。彼のスタジオ・アルバム11作目として1971年5月にリリースされた本作は、アメリカン・ドリームの崩壊がテーマとなっている。収録曲の歌詞には泥沼化したベトナム戦争や貧困、公害など、1970年代初頭のアメリカ社会が直面していた問題がつづられており、ジャジィなサウンドがそれらを包んでいる。本作は、こういった事実を音楽という形でリスナーへ伝えようとしたコンセプト・アルバムだが、メッセージ性の強さも手伝い、極めて芸術性に優れた音楽表現として今もなお高い評価を受け続けている。しかしこのアルバムは「悲しいうわさ」など、4オクターブの声域を持つこのシンガー・ソングライターが1960年代に発表した官能的なヒット・ナンバーとは明らかに作風を異にしている。また、モータウンがそれまでにリリースしたどのアルバムとも性格が異なっていたため、レコーディングへと至るまでにはそれなりの紆余曲折があったようだ。とりわけ、アルバムを作るインスピレーションの源泉ともなった「ホワッツ・ゴーイン・オン」については、なかなか日の目を見られなかったという。1970年6月のレコーディング後、シングルとしてリリースされ、最終的には1971年3月のビルボード・ホット100で2位まで昇り詰めることになったこの楽曲。アルバムにまつわるエピソードと絡めながら、本稿ではその制作ストーリーを振り返っていく。

■プロデュースの技法
ドン・ウォズ
~ルシンダ・ウィリアムズ『Blessed』
アメリカが生んだ希代のシンガー・ソングライター、ルシンダ・ウィリアムズは、サザン・ソウルやカントリー、ブルースなどのルーツ・ミュージックとスモーキーな歌声が織り成す土臭いサウンドで、本国を中心に大きな支持を集めているアーティストだ。彼女の最新作『Blessed』のプロデュースに名を連ねるのが、今回紹介するドン・ウォズである。本作はルシンダが得意とするブルージィな曲調のみに収まらず、アグレッシブなロックンロール曲などで彼女の新たな一面を表現するなど、より幅広いサウンドに仕上げられている。本作の制作においてウォズは、的確な人選を行ない、現場を盛り上げつつ、楽曲を正しい方向性に導くという、大御所ならではの手腕を遺憾なく発揮している。ウォズが久々に手がけた大物ミュージシャンの作品でもある『Blessed』、そこに込められた彼のプロデュース哲学を検証していく。

■Beat Makers Laboratory
マシューデイヴィッド

■people
◎オリジナル・ラブ
◎岸田教団&THE明星ロケッツ

■report
◎ベルリン・マスタリングの事情
◎その“瞬間”のサウンドをしっかり捉える新世代のオーディオ・インターフェース?ROLAND Captureシリーズ
◎曽我部恵一リミックス・コンテスト結果発表!
◎My Favorite UAD-2 Plug-Ins
◎オーディオ・インターフェースを超えた存在RME Fireface UFX
◎コンサート見聞録:松任谷由実@神奈川県民ホール
◎ライブ・スペース・レポート:ASTRO HALL

■new products
◎ARTURIA Spark
◎DPA 2006A/2011A/2006C/2011C
◎EASTWEST Quantum Leap Ministry of Rock
◎SONIC REALITY Epik Drums
◎KORG NanoPad2/NanoKey2/NanoKontrol2
◎VESTAX Pad-One
◎ANTELOPE AUDIO Zodiac+
◎MODE MACHINES KRP-1 Krautrock Phaser
◎PIONEER DJM-900 Nexus
◎MIDAS Venice F-32
◎QSC GX7
◎APEX Intelli-X2 48

■LIBRARY
◎BIG FISH AUDIO BEATAGE/CLINTON SPARKS COLLECTION
◎SONOKINETIC TUTTI

■DAW AVENUE
◎STEINBERG Cubase 6
◎ABLETON Live 8
◎AVID Pro Tools 9
◎CAKEWALK Sonar X1

■seminars
◎入門!デトロイト・テクノ塾/Q'HEY
◎ヒップホップ ビート・メイク道場/SUI
◎サンレコ打ち込み手帖/木本ヤスオ
◎カンガルー・ポーの『マイク1年生』/中村公輔
◎エフェクターの基礎知識/渡辺正人
◎Q&A

■column
◎Independent Cities
◎THE CHOICE IS YOURS/原雅明
◎素晴らしきビンテージの世界/三好敏彦
◎そこのにいさん どこ向いてんのよ/戸田誠司
◎祐天寺浩美のお部屋一刀両断
◎私の手放せない一品~中村公輔のTELEFUNKEN V72

■sound&recording review
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