MAGAZINES

リズム&ドラム・マガジン 2012年3月号

定価943円 (本体857円+税10%)
発売日2012.02.13
品種雑誌
仕様A4変形判 / 164ページ

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内容

ダニエル・ラノワの音楽を支える芸術的ドラミング タイム、グルーヴ、ダイナミクスの魔術師~ブライアン・ブレイド

■アーティスト特集1
盟友ダニエル・ラノワとの“マジック”とは!?
その圧倒的タイム感と音楽的アプローチの秘密
ブライアン・ブレイド
その“音楽”に溢れる演奏によって注目を受ける、現在最重要ドラマーの1人、ブライアン・ブレイド。自身のバンド、フェロウシップやウェイン・ショーター、ジョシュア・レッドマンといったジャズの才人達とのセッションなどで名を馳せる彼だが、その多彩な活動の中で重要なファクターの1つになっているのがミュージシャン/プロデューサーであるダニエル・ラノワとの密なる関係だ。去る1月、初来日を果たしたラノワのバンドでは、ジム・ウィルソン(b)とのトリオを展開し、また1つ彼の計り知れない芸術性の高さを示していった。今回、この来日のタイミングを機に、インタビュー、使用機材解説、沼澤尚による“全公演チェック・レポート”、豊富な写真を用いたドラミング解析を通して、ブライアン・ブレイド+ダニエル・ラノワの関係が生み出すマジックに迫る。

■アーティスト特集2
ワッツ流ポリリズムの“仕掛け”に迫る!
ジェフ“テイン”ワッツ
盟友であるブランフォード・マルサリスのバンドを離れ、自身のグループを率い、精力的に活動を展開しているベテラン・ドラマー、ジェフ“テイン”ワッツ。彼が自ら立ち上げたレーベルから発表した最新作『Family』を引っさげて、去る1月中旬に来日。ポリリズムを駆使したトリッキーなリズム・アプローチと超ヘヴィなサウンドで、日本のファンを沸かせてくれた。この来日の好機に本誌では約9年ぶりとなる彼のインタビューが実現。“野生”と“知性”が交錯する、ワッツ流ジャズ・ドラミングの“深化”に迫る。

■アーティスト特集3
最新のソロ作&教則DVDで見せた熟練の技と遊び心
神保彰
最新ソロ作としてオリジナル・アルバム『スマイル・スマイル』とカヴァー・アルバム『ジンボ・デ・カヴァー』を1月に同時リリースし、新教則DVD『ソロ・ドラム・パフォーマンス9~解体神保』を2月20日に控える、神保彰。ドラマー・キャリア30周年を超えた今もまったく歩みを緩めることのない、彼が辿り着いた境地とは? インタビューと現在の使用機材、そして最新作の分析を通して紐解いていく。

■特集
スティック・ケースの“中身”から、そのドラミングが見えてくる!
the Style from Sticks
feat. マヌ・カチェ/屋敷豪太/GO[sads、SUNS OWL、地獄カルテット]/千住宗臣[DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN、etc.]/岡部洋一[ROVO、Bondage Fruit、etc.]
and. Tetsu[D’ELANGER]/BOBO[54-71]/ピエール中野[凛として時雨]
ドラマーが肌身離さず持ち歩く必須アイテム=スティック・ケース。その中身は、それぞれの好みはもちろん、求めるサウンドや奏法によってさまざま。そこにプレイヤーの特徴が表れるといっても過言ではないだろう。今回の特集では、マヌ・カチェ、屋敷豪太、GO、千住宗臣、岡部洋一という5人を大フィーチャーし、彼らのスティック・ケースを拝見。愛用するスティックと、その使い方からそれぞれの個性を探ってみた。

■close up!
エフェクト・サウンドの新たなスタンダード
4メーカー22枚を叩き比べ!
穴空きシンバルを選ぶ
“エフェクト・シンバル”と言って、真っ先に思い浮かべるのは、おそらくチャイナ&スプラッシュの2種類であろう。だが、近年、通常のシンバルに穴を空けることで独自の響きを生み出す“穴空きシンバル”への注目が高まっており、使用ドラマーや新モデルが増えきている。そこで今回、国内で手に入る4メーカー22枚の穴空きシンバルを集め、試奏レポートをお届け! これを読めば、一口に穴空きシンバルと言ってもモデルによって、これだけ違う!ということがわかるだろう。最近使っている人をよく見るし、気になる……と思っている人はぜひチェックして、自分にぴったりの1枚を探してみよう。

■Special Report
世界最大の楽器ショウ密着取材
今年注目のドラムを一挙紹介!
the NAMM show 2012
リフォルニア州アナハイムのコンベンション・センターにて開催された。編集部は会場へ潜入し、密着取材を敢行! 世界各国のドラム&パーカッション・メーカーのブースの模様を紹介しよう。また、NAMM Showの会期中にアナハイムのライヴ・ハウス、House of Bluesにて開催されたローランドV-Drumsのソロ・パフォーマンス・コンテスト、“V-Drums World Championship世界大会”のレポートもお届け!

■Interview
◎桜井誠[ATOM ON SPHERE、Dragon Ash]
◎山口大吾[People In The Box]
◎リアド偉武[BIGMAMA]
◎武井誠[cali≠gari]
◎Eiji[FACT]

■短期集中連載
Roland V-Drumsの進化
Part.1 新V-Proシリーズの表現力に迫る
1997年にデビューして以来、そのクオリティの高さで全世界から評価されてきたローランドのエレクトロニック・ドラム“V-Drums”。サウンドや演奏性の進化を続けてきたV-Drumsが、今年フル・モデル・チェンジを果たし、さらなるクオリティの向上を遂げて登場した。今回、短期集中連載として今号から3ヵ月に渡り、進化したV-Drumsの新モデルの魅力を多角的に紹介していく。第1回目としては、音源モジュールTD-30を核とする新フラッグシップ・モデル“V-Proシリーズ”を徹底解剖! より繊細で表情豊かな表現が可能になるという、TD-30に搭載された新開発の“V-Drums SuperNATURALサウンド・エンジン”や、その他さまざまな新仕様/新機構について解説していこう。

■DM Skill up Scores
ドラムがメキメキ上達する今月の課題曲
People In The Box「ベルリン」

■無人島スネア
【第31回】ササブチヒロシ[東京酒吐座、他]

■楽しく演奏するための本格教則講座
どらまがセミナーず
◎悩める入門ドラマーのためのドラム・ビギナーズ通信
◎ひたすらつづける!スティック・コントロール
◎“菅沼”孝三&道昭が伝授!変態ハイテク・ドラム講座
◎Kosekingに学ぶ楽器の深~いところ ちょー楽器王

■三浦晃嗣が教える楽曲コピー体験記
今月の1曲、勉強になりました!
「Let There Be Drums」サンディ・ネルソン
ドラム:サンディ・ネルソン

■Musicians Institute Japan
“OPEN HOUSE”でドラムを学ぶ

■ドラムが叩ける!お宅訪問
アコースティックエンジニアリングが手がけた防音ルームを拝見!

■“ドラムな”最新情報を発信するBeat Square
マルコス・スザーノ&沼澤尚/Tomoya[ONE OK ROCK]/恒岡章[Hi-STANDARD]/ホゼ・パシーヤス[インキュバス]

■NEW PRODUCTS
[NEGI]Hard Winter 2012
[NEGI]Soft Winter 2012
[YAMAHA]YD9000AJ The Snare
[CANOPUS]佐野康夫Signature Snare Drum

■アーティスト・コラム
沼澤 尚『NOW and THEN』
ピエール中野『ドラマーはどこまでわかっていないのか?』
芳垣安洋『ドラム・ノーベル賞!』
岡部洋一『めしのたいこすき、すごいたのしめ』
ビリー・マーチン『ルーツ探求』

■情報ページ
Drummer's Disc Guide
Drummer's Paddle

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