リットーミュージック

トモ藤田&ジム・ケリー 
ギター・セミナー

『ギタリストのための演奏能力開発エクササイズ』シリーズより抜粋

exercise10 Bフラット・ジャズ・ブルース

表紙イメージ 『ギタリストのための演奏能力開発エクササイズ2~ソロ・プレイ強化編』
(インストラクター:トモ藤田)
「PART7 ウォーキング・ベース&コンピング」より
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解説

●ウォーキング・ベース&コンピングのエクササイズです。ウォーキング・ベース&コンピングというのは、ジャズのベース・ラインを低音弦(主に6&5弦)で弾きながら、それと同時に高音弦(主に4&3弦)でコード・コンピングを行なう奏法のことです。

●このエクササイズはB♭のジャズ・ブルースです。グルーヴが出るまで練習を続けましょう。

●譜面のとおりに弾けるようになったら、部分的にパターンを差し換えてみたり、コンピングのタイミングを変えたり、自分のフィーリングでアレンジしてください。

練習方法

●エクササイズにとりかかる前にやってほしい準備練習がふたつあります。ひとつは、五線譜の上に書いてあるコードを普通に弾くことです。リズムは1小節につき4分音符4つ、ボイシングは“ルート+3度+7度”にします。テンポは55~60に設定します。これでエクササイズのコード進行が理解でき、基本的なコードのフォームも覚えられます。

●もうひとつの準備練習は、高音弦のコードは無視してベース・ライン(符線が下向きになっている音符)のみを弾いてみることです。この時、音符の横についた指番号(1=人差指、2=中指、3=薬指、4=小指)で左手の指使いを確認し、この指定を守って弾いてください。あとでコード・コンピングを加える時に、この指使いが重要になります。

●そしてエクササイズを始めたら、ベース・ラインは本物のベースのように弾くことを心がけてください。“ギターでベースを真似てるだけ”という軽い感じになってはいけません(一見無茶な注文ですが)。そしてコンピングは、ジャズ・ピアニストの右手の素早い動きを思い浮かべながらやるといいでしょう。

付記

●ウォーキング・ベース&コンピングは、ジョー・パスやタック・アンドレスの得意技です。ひとりで練習したり、ギター・デュオをしたり、ボーカルの伴奏をやる時にとても重宝します。僕はよくこれでカラオケ・テープを作ってソロの練習をしています。初めはとても難しく感じると思いますが、一度慣れてしまうとそうでもなくなりますので、がんばって練習してください。

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