最強プレイヤーズ・コンテスト2009「キーボード編」過去のお知らせ（アーカイブ・ページ）

11月7日（土）パシフィコ横浜　アネックスホール２にて行われた 最終選考の結果を速報でお知らせします。
今後、コンテスト時の写真やダイジェスト動画も、本サイトでアップしていく 予定ですので、お楽しみに！

「課題曲プレイヤーズ from YouTube」続々公開中！  ≫動画投稿のご連絡はこちらへ!!

応募音源を自身のブログなどにアップしたり、演奏シーンをYouTubeに発表してもかまいません。ただし実際の応募には、CD-R／MD／TAPEのいずれかで送付して下さい。なお、ウェブに投稿された動画を審査の参考にすることはありません。YouTubeに作品をアップしたことをキーボード・マガジン宛にメールいただければ、実際の応募の有無にかかわらず、YouTube上のキーボード・マガジン・チャンネル及びこのページにて"コンテスト動画まとめ"としてアップする予定です。

キーボード・マガジン メールアドレス：km@rittor-music.co.jp
YouTube「Keyboard Magazine チャンネル」：http://www.youtube.com/user/KeyboardMagJP

最終選考までの流れ

●第1次審査
本誌編集部にて行います。通過者は本サイト、およびキーボード・マガジン 2009年 AUTUMN（9/10発売予定）にて発表します。

●第2次審査
武部聡志、宗本康兵、中嶋ユキノ、扇谷研人、編集部にて行います。
＊通過者には事前に編集部より個別に連絡を取り、最終選考への参加の意向を伺います。 なお、最終審査会場への交通費、宿泊費は自己負担となりますので、ご了承ください。

●最終審査
2009年11月7日（土）『楽器フェア2009』（会場：パシフィコ横浜）アネックスホール2にて行います。武部聡志ほか他楽器部門のプロ・ミュージシャン、大手レコード会社制作担当者、リットーミュージック各誌編集長などがあたります。
各部門の審査方法は、以下となります。
・アレンジ部門：応募音源に準じたライブ・パフォーマンス
・プレイヤー部門：バック・トラックに合わせてライブ・パフォーマンス

 

結果は、本ホームページ上でも11月初旬に発表します。また、最終審査通過者６名の音源は、「キーボード・マガジン　2010年 WINTER (2009年12月10日発売予定）」の付録CDに収録します。エントリーシートの情報も掲載しますので、あらかじめご了承ください。（住所、電話番号、e-mailアドレスなどの個人情報は掲載しません）

課題曲（サンプル）

Message From
武部聡志（監修・審査員）

　宗本君はまだ若いんだけど、歌ものの解釈の仕方が、歌詞や曲の構成を大切にしていて、若いころの自分を見ているような感覚で。だから同じような気持ちを共有できるという意味でお願いしました。課題曲「Step up!」に関しても、アレンジの幅の可能性がいっぱいある曲に仕上がりましたね。
　扇谷君は、元ORQUESTA DE LA LUZのキーボーディストとしても、ピアノ演奏には定評があって、僕以上にジャズやラテンなどの音楽に造詣が深い。僕は歌ものを中心に仕事をしてきましたが、彼はセッションなどで歌もの以外の場もたくさん踏んでいるので、インストゥルメンタルを作るにはうってつけの人物だと思い依頼しました。課題曲の「face the mind」は、僕でも難易度の高い曲に仕上がりましたね。転調があったり、コードに関しても、テンション・コードがたくさん入ってきますので、これをコピーしたり探っていく中で、コード・ワークの勉強にもなると思います。
　コンテストなので自分の主張も入ってくると思いますが、両部門とも全体の流れを壊さないように作っていくことが大事です。そういうバランス感覚が審査の上で注目する点ですので、ぜひ頑張ってください。

Profile●1957年生まれ。大学在学中よりキーボーディスト、アレンジャーとして活動を開始し、1983年より松任谷由実コンサート・ツアーの音楽監督を務める。1990年以降はプロデュースにも力を入れ、一青窈を始め、今井美樹、大黒摩季、川江美奈子など数多くのアーティストを手がける。またドラマや映画の音楽なども担当し、その活動は多岐にわたる。
[HP] http://www.htmg.com/
producers/takebe.htm

 

Message From 宗本康兵（楽曲制作）

歌もののアレンジをする時は、やっぱり歌が聴こえないと意味がないので、キーボードをたくさん入れたくなる気持ちを抑えて、歌とのバランスを考えてみてください。あと、僕もやっているのですけど、デモが完成したら音楽をやっていない友達に聴いてもらうと良いですよ。特に１人で作っていると自分の世界に入り込んでしまいますので、客観的に聴いてもらうと自分では気がつかなかった発見があると思います。ぜひ頑張ってください。

Profile●1984年生まれ、北海道出身。3歳のころからピアノを習い、音大入学を機に上京。在学中から川嶋あいのサウンド・プロデュース、アレンジ、バンド・マスターとしてプロのキャリアをスタートさせる。以降中村 中、新垣結衣、福原美穂など、作編曲からライブ・サポートまで幅広く活躍している。
[HP] http://www.htmg.com/producers/munemoto.htm

≫プレイヤーズ部門課題曲の譜面はコチラからもDLできます! (6/22修正)

Message From 扇谷研人（楽曲制作）

コンテストの曲ではありますが、ギミック的なことを増やすのではなく、曲としてもきちんと聴いてもらいたい、それでこの曲を弾いてみたいと思って頂きたいなと。機械で何でもできる時代ですが、演奏することはこの先なくならないと思うんです。直接人に訴えかける技ですし、時に言葉よりも強く訴えかけられるので、演奏することはとても楽しいことですよね。鍵盤楽器はそれを伝えられる声帯のようなものなので、ぜひ演奏する喜びを、この曲を通して感じていただけたらと思います。

Profile●1974年札幌出身。98年上京以降、ライブ・サポートやレコーディング、CMなどの楽曲提供に携わる。2003年よりオルケスタ・デ・ラルスに参加し海外ツアーなど精力的に活動。2007年退団後、自身のアルバム『From The Country』を発売、現在は野呂一生inspirits、キリンジのツアー、大石昌良のプロデュースなど多岐にわたり活躍中。[HP] http://kent-colors.com/

譜面訂正のお知らせ

　2009年SUMMER号にて最強プレイヤーズ・コンテスト2009の課題曲を発表しましたが，P073に掲載されているプレイヤーズ部門「face the mind」の譜面に誤りがありました。リハーサルマークB'の2小節目Fdimのコードの箇所の音符が【ファ#、シ】とありますが，正しくは【ソ#、シ】となります。読者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げ，ここに訂正させて頂きます。

[修正版PDF] こちらから修正版「プレイヤーズ部門課題曲の譜面PDF」をDLして頂けます。

[正誤画像] 以下のイメージをクリックすると正誤画像が拡大致します。