プレイフォームを知ろう

座って弾く時の注意

 座ってギターを弾く時の座り方は、あまり深く座らずに少し浅めに座るとピシッと構えることができます。背もたれがある椅子の場合、その背もたれに寄りかかりすぎて姿勢が崩れ、弾きにくくなることがよくあります。もたれかかりすぎないように注意しましょう。

ギターの抱え方

 ギターを地面から角度をつけて弾いてしまうと、ネックなどが重力の影響を受けてチューニングが安定しなかったりします。また、右手のストローク(腕の振り)にも影響が出てしまいます。なので、ギターのボディは地面に対して垂直に立てるようにしておくと良いでしょう。また、ギターと身体の角度にも注意が必要。平行になってしまうと右手の振りを阻害してしまいます。右手が45度になり、ネックが少しだけ前に出るような感じで構えると良いでしょう。

ピックの持ち方の基本

 ギターの弾き方の基本としてピックの持ち方が重要です。色々な持ち方がありますが、基本的にはリラックスした状態でふんわりと持ち、ピックの先が親指の下から1cm出るくらいを目安にしてみましょう。ギュっと握ると手首が動かなくなってしまうので、軽く動くくらいで持ってください。動画で確認してみましょう。

右手の構え方と握り方

 右手を振って音を出すことをピッキングと言います。重要なのは「筋肉振り」なのか、「スナップ振り」なのかということ。筋肉振りは前腕の筋肉を使ってグリグリと弾く奏法で、力みやすい振り方です。一方、スナップ振りは手首をブラブラさせ、重力を使って自然と手を落としていくような振り方です。この振り方による音の違いを知ってみてください。

左手の構え方と手首の角度

 左手で弦を押さえながらフレット上の指を動かしていくことをフィンガリングと言いますが、ここでのフォームを学びましょう。ギターは、ヘッドに近いローフレットを押さえる時に指を結構開かなければならなくなります。この時、指が十分に広げられない場合は、指が突っ張ったり変なフォームになってしまいます。日頃から指を開く練習をしてみると良いでしょう。
 また、弦を押さえる時は左手首の角度が重要です。手首を逆に反らせてしまうと、押弦力(押さえる力)が弱くなってしまいがち。ネックのやや下に手首を置き、少し曲がるくらいの感じで構えることを意識しましょう。

人差指の立たせ方とミュート(消音)

 左手の指の立たせ方を学びましょう。6弦を弾く時に人差指を立たせすぎると6弦だけではなく、他の弦の音も鳴ってしまいます。そのため、人差指だけは寝かせ気味にしましょう。また、6弦以外を弾く時は人差指を上の弦に触れさせてミュートしておくことが重要です。5弦を弾く時に6弦に触れずにいると、6弦が鳴って音が濁ってしまいます。これを克服するために6弦にも触れるのです。さらに、人差指の指先が身体の外に向かっていると、チョーキングなどの大きなアクションをしづらくなってしまいます。どのような向きが正しいのか動画で確認しましょう。

その他の指での押さえ方

 弦を押さえるには、リラックスして確実な押弦力を持つことが重要です。人差指はミュートのために寝かせておくのが大切ですが、他の指は立たせるのがポイントです。キッチリ立たせてください。また、左手の特に小指などは弦を押さえとした時に第2関節が突っ張ってしまうことがあります。これではスムーズな運指ができませんので、できるだけ指を開いてだい2関節も含めて指自体が緩やかなカーブを描いているようにするのが良いでしょう。

右手の振り方とカッティング

 コードカッティングでは、右手が力んでいるとキレが悪くなってしまいます。音が詰まってしまうので、右手首の関節が常にリラックスしている状態を保つようにしましょう。その際、太ももを叩くようにカッティングすれば、ギターの高音弦まできちんと音が鳴ります。また、右手の肘がギターのボディに乗り、右手が斜めに動いてしまうケースがよくあります。これでは6弦から1弦まで弾くのに時間がかかり、キレが悪くなってしまいます。できだけ垂直に振り下ろすように心がけましょう。では、動画で方法を確認しましょう。

不要弦のミュート(消音)

 コードカッティングには、不要弦のミュートが重要です。例えば、5弦から始まるコードを弾く場合、6弦が鳴ってしまうことがあります。この場合は、中指を6弦に触れさせることで6弦の音が出ないようにしておくことを覚えておきましょう。

立って弾く時のプレイフォーム

 立って弾く時にストラップが肩の外側になってしまうと、左手の動きが悪くなってしまうので、首に寄せてかけましょう。また、ストラップを長めにして立った時に、右手の振りが身体の外に向いてしまう場合が多くあります。右肘関節を固定したままだとその外に向かう傾向が強くなりますので、右肘の関節が上下に柔軟に動くように意識すれば、弦に対して垂直に向かうようになります。では、動画で確認してみましょう。



 『できるゼロからはじめるエレキギター超入門』は、全編カラー写真とわかりやすい図を交えながら「エレキギターの弾き方」を詳しく解説しています。本の中身を少し紹介しますので、あわせてご覧ください。