MAGAZINES

サウンド&レコーディング・マガジン 2015年7月号

定価916円 (本体833円+税10%)
発売日2015.05.25
品種雑誌
仕様B5変形判 / 260ページ

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内容

Superfly/ジャンルを超越した極上のサウンド。最新作『WHITE』のレコーディング全貌

■巻頭インタビュー
Superfly

ロックの力強さやファンクのグルーブをJポップと融合させ、数々のヒット曲を歌い上げてきたSuperfly=越智志帆。2012年の『Force』以来となる5thオリジナル・アルバム『WHITE』(5/27発売)は、BONNIE PINK、いしわたり淳治、中田裕二(元椿屋四重奏)、クリス・セスター(元JET)などの多彩な作家陣を迎えるほか、さらに1stアルバムの制作からタッグを組むプロデューサー蔦谷好位置(写真右)とともに作曲にも意欲的に参加。魂を揺さぶるロック・ナンバーはもちろんのこと、しっとりしたバラードからEDM要素を取り入れたポップス、アメリカ・レコーディングによるインディー・ロック風トラックまで今回は非常に多彩。そうした楽曲のクオリティの高さや卓越した蔦谷の編曲/プロデュース能力は言うまでもなく、手練れのミュージシャンや第一線のエンジニアによってプロフェッショナリズムが貫かれたサウンドは、まさに現代が忘れかけていたレコーディングの“原点”を思い出させてくれる。早速、完成したばかりという蔦谷のプライベート・スタジオに赴き、越智と蔦谷に話を聞くことにしよう。後半部では本作のメイン・エンジニアである三好敏彦氏に、収録曲「Beautiful」のミックスについても振り返ってもらった。

■特集1
ハードで刻むマシン・グルーブ頂上対決
~Seiho、Koyas、O.N.O(THA BLUE HERB)

音楽制作用ソフトウェアが成熟する一方で、ハードウェア機材が再び注目を集めている。ダンス・ミュージックの世界ではハード主体でトラック制作を行う“ロウハウス”なるジャンルが話題となったし、ジョン・フルシアンテのようなロック・ミュージシャンも実機のリズム・マシンなどでテクノを作り、1枚のアルバムを仕上げたほどだ。もはやハードでの音楽制作は、一つのムーブメントと言えるのではないか……? そう直感した編集部は、普段から制作/ライブの両方でハードを使い倒しているSeiho/Koyas/O.N.Oの3人のビート・メイカーに声をかけ、“自慢のシステムを使って1曲パフォーマンスしてください!”とオファー。その様子を動画撮影した上で、システムの構築方法や演奏手法について聞いてみることにした。

■特集2
プレミアム・オーディオ・インターフェースの世界

DAWを活用した音楽制作では欠かせない機材がオーディオ・インターフェース。昨今はプロのエンジニアがプライベート・スタジオや持ち出し用として導入する高品質な製品も現れ始めました。マイク・プリアンプやAD/DAコンバーターは音のクオリティに直結するスペックであり、ここをレベル・アップすることで録り音やモニターの大幅な精度向上が見込めます。本稿では20~35万円の“プレミアム”なインターフェース7機種をピックアップし、studio MSRを拠点に活躍する奥田泰次、檜谷瞬六、藤巻兄将の3氏が音質面を中心に徹底チェック。スタジオの“体幹”をグレード・アップして、ワンランク上のサウンド・クオリティを目指しましょう。

<登場機種>
◎ANTELOPE AUDIO Zen Studio
◎APOGEE Ensemble
◎AVID HD Omni
◎DIGIGRID DigiGrid IOX
◎MOTU 1248
◎RME Fireface 802
◎UNIVERSAL AUDIO Apollo 8

■特集3
コンプは“動作タイプ”で使い分ける!

ハードウェアのコンプには、真空管、光学式、FET、VCAなどとさまざまな動作タイプがあります。そして、多くのプラグインはこれらをモデリングしたものです。しかし、これらのタイプの違いを知り、用途に応じて使い分けるのはなかなか難しいことでしょう。この特集では、タイプごとの特徴に加えて、使い分けの実例を紹介していきます。それぞれのタイプの違いを理解すれば、コンプ使いが格段にうまくなる!

■ミックス解剖学
ビョーク「ストーンミルカー」
by クリス・エルムス

海外のトップ・エンジニアに、自身の手掛けたヒット曲のミックス手法を直接解説してもらう本連載。今回登場していただくのはクリス・エルムス。イギリス人のエルムスは、BRIT芸大を卒業後、サポート・ギタリストとして活躍し、5年ほど前からガイ・シグスワースの下でエンジニアリング、ミキシング、プログラミングを手掛けるようになった。以来、アラニス・モリセットをはじめ、アリソン・モエット、ジェシー・Jなどのアルバムで手腕を振るう。ビョークの新作『ヴァルニキュラ』では、よく一緒に仕事をするシグスワースの推薦でプロジェクトに起用された。アルバムのミックスはハクサン・クロークが多くを手掛けているが、冒頭曲「ストーンミルカー」はエルムスのミックスが採用された。ここではエルムスに、「ストーンミルカー」のミックスについて解説してもらおう。

■behind the scene~映像を音で彩る作曲家たち
神前暁

映画やドラマ、CM、アニメなど、映像作品を音で彩る作曲家の音楽人生に迫る本連載。今回登場いただくのは、神前暁氏。京都大学を卒業後、ゲーム会社ナムコのサウンド・クリエイターとして働いていた氏は、2005年に独立し、現在の所属事務所に在籍する。そして2006年に音楽を手掛けた、TVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』で広く知られることになった。以降、『らき☆すた』『化物語』『セキレイ』といったアニメを中心に、テーマ曲から劇中音楽まで幅広く担当している。直近の1年間は活動を休止していた神前氏だが、活動を再会するこのタイミングで話を聞くことができた。

■不定期新連載
oscillator lovers by yukihiro
第2回ゲスト:日下貴世志

前号から始まった本ページは、yukihiro(L'Arc-en-Ciel/acid android/geek sleep sheep)が毎回さまざまなゲストとともに、1つのテーマについて語り合うという不定期連載。今回は前項でメンバー・インタビューをお送りしたgeek sleep sheepの新作『candy』の録音/ミックスを務めたエンジニア、日下貴世志氏。ACIDMANやthe telephonesなど多くのバンドから支持を得ている彼と、“ロック・レコーディング”について対談を敢行。『candy』の制作を振り返りながら、氏の音作りに迫っていく。

■Beat Makers Laboratory:V・ドン

■People
◎MG(マーティン・ゴア)
◎スクエアプッシャー
◎ボンジュール鈴木
◎ASIAN KUNG-FU GENERATION
◎Awesome City Club
◎geek sleep sheep

■report
◎Red Bull Studios Tokyo
◎30万円あったらコレを買う! 浅倉大介
◎音のプロが使い始めたECLIPSE TD-M1 アル・シュミット
◎SHURE PSM300~すべての音楽家に贈るワイアレス・ステレオ・イアモニ
◎ライブ・スペース訪問:目黒鹿鳴館

■new products
◎YAMAHA TF3
◎YAMAHA Mobile Vocaloid Editor
◎FAW Circle 2
◎OUTPUT Signal
◎SOFTUBE Transient Shaper
◎ANTELOPE AUDIO Satori
◎ZOOM UAC-2
◎RUPERT NEVE DESIGNS Shelford Series 
◎CHANDLER LIMITED Redd.47 Pre Amp 
◎TASCAM VL-S5
◎QSC TouchMix-16
◎RADIAL Stage Direct

■LIBRARY
◎ZENHISER BIG EDM STEMS
◎SAMPLEPHONICS JAVIER BARRIOS LATIN JAZZ GUITAR

■DAW AVENUE
◎STEINBERG Cubase Pro 8
◎IMAGE-LINE FL Studio 11
◎ABLETON Live 9
◎APPLE Logic Pro X
◎AVID Pro Tools 11
◎TASCAM PROFESSIONAL SOFTWARE Sonar Platinum
◎PRESONUS Studio One

■column
◎無垢なるダイア、ここに眠る! の子
◎音楽クリエイターのためのイメージ・トレーニング! 中脇雅裕
◎Bedroomで逢いましょう。 Neat's
◎サンプル大学グルー部ビートメイ科 SUI
◎THE CHOICE IS YOURS 原雅明
◎素晴らしきビンテージの世界 三好敏彦
◎Berlin Calling 浅沼優子
◎祐天寺浩美のお部屋一刀両断
◎音楽と録音の歴史ものがたり 高橋健太郎
私の手放せない一品~CharのFENDER CUSTOM SHOP Char Signature Stratocaster“Charizma”

■sound&recording review
◎NEW DISC
◎ENGINEERS' RECOMMEND
◎BOOKS
◎NEWS

■特別企画
ミュージックスクールガイド2016

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