MAGAZINES

サウンド&レコーディング・マガジン 2010年2月号

定価1,026円 (本体933円+税10%)
発売日2010.01.15
品種雑誌
仕様A4変形判

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内容

ドリカム中村正人がスタジオを大公開!

■巻頭インタビュー
中村正人(DREAMS COME TRUE)
ドリカム20周年を迎えて明かされる“宅録家・中村正人”
ヒット曲を量産するSTARCHILD STUDIOを大公開!
オリジナル・アルバム15枚のほとんどがヒット・チャートの1位を獲得しているビッグ・バンド、DREAMS COME TRUE。昨年末のNHK紅白歌合戦で紅組のトリを飾ったのも記憶に新しいところだが、そんな彼らがコンスタントにヒットを生み出している要因は、吉田美和の圧倒的な存在であることは誰もが認めるところ。しかしながら、アレンジャー/プログラマー/ベーシストの中村正人が果たす役割も忘れてはならない。実のところ、彼は音楽を志したときからベースとともに録音機材を手にし、今も日夜トラック作りに没頭している“宅録家”なのだ。13ページの大ボリュームで “レコーディング・マニア”としてのその素顔をクローズアップする。

◎これは貴重! 中村正人ロング・インタビュー
◎6ページぶち抜き! プライベート・スタジオ「STARCHILD STUDIO」撮り下ろし

■特集
すごいぞ! Melodyne Editor
~和音を分解&編集できる音楽ソフトが登場
ピッチ補正&波形編集ソフトのMelodyneシリーズに、革命的な新技術“DNA”を搭載したMelodyne Editorが登場した。このDNAは何と、録音した和音をバラバラに分解してくれるという! 本当にそんなことが可能なのか? 本企画ではその実力をじっくり検証していく。

◎1:まずはアコギで小手調べ
◎2:ひずんだエレキもいけるのか?
◎3:アコギ・アルペジオはどうなる?
◎4:エレキ・カッティングはどうなる?
◎5:ブレイクビーツをぶち込んだらどうなる?
◎6:オーケストラはどうなる?
◎7:面倒だから2ミックスをぶち込んでみる
◎8:さらにフィールド・レコーディング素材では?
◎Tips:倍音だけを取り出してみる
◎Tips:フォルメントで遊んでみる

■特別企画
ピアノロールで簡単打ち込み!
ジャンル別「コード進行のネタ帳」
音楽を作るにあたって、コード進行の知識があった方がいいとは誰もが思うことだが、コードはきちんと学ぼうとすると何やら難しく感じてしまうのも事実。そこで本企画では、ジャンル別にライター陣にお手本となるコード進行を10種類ずつピックアップしてもらい、DAWのピアノロール画面を使ってその魅力と秘密を解説していただいた。掲載されているコード進行は、WebサイトからMIDIデータをダウンロードできるので、自分のDAWに読み込んで、実際に音を聴きながら読み進んでいけば、いつの間にかコード進行を自在に操れるようになるハズだ!

≪登場ジャンル≫
◎ロック by CUBE JUICE
◎ポップス by 高山博
◎ソウル by 祐天寺浩美
◎ジャズ by 斉藤修
◎ボサノバ by 安田寿之

■Cross Talk Vol.27 NUMB × 牛尾憲輔
ソフト・シンセ“第二世代”の出現
これまでソフト・シンセの中で特に人気が高かったのは、MOOG MinimoogやSEQUENTIAL Prophet-5など、ビンテージの名器を再現したものだった。こうした実機を模したタイプの製品については既に出尽くした感がある一方、最近は全く新しいインターフェースと独自のサウンドを持ったソフト・シンセがリリースされつつある。“第二世代”とも呼ぶべきこれらの登場によって、音楽制作や生み出されるサウンドは変わっていくのだろうか?

≪登場製品≫
◎FAW Circle
◎FXPANSION DCAM : Synth Squad
◎NATIVE INSTRUMENTS Massive
◎WALDORF Largo

■ミックス解剖学
ミューズ「アップライジング」
by マーク“スパイク”ステント
海外のトップ・エンジニアに自身の手掛けたヒット曲のミックス手法を直接解説していただく本連載。今回登場していただくのは、過去20年間において最も成功したイギリス人ミキシング・エンジニア、マーク“スパイク”ステント。これまで にマドンナをはじめ、ピンク、ビヨンせ、ビョーク、リリー・アレン、イレイジャー、デペッシュ・モード、マッシヴ・アタック、クレイグ・デイヴィッド、ヤー・ヤー・ヤーズ、オアシス、U2、ニュー・オーダー、ペット・ショップ・ボーイズ、レディー・ガガなどといったさまざまな大物アーティストのミキシングを行なっており、プロディースを含めるとそのクレジット数は700を越えるという。1990年代のポップ/エレクトロニカ/ロック界において、イギリス流のミキシング・テクニックを浸透させた、最大の功績を持つ彼に詳しく話を聞くことができた。

■コンサート見聞録
一青窈 with 東京フィルハーモニー交響楽団@東京オペラシティ コンサートホール
2002年に「もらい泣き」でデビュー以来、4枚のオリジナル・アルバムをリリースするほか、映画や舞台で主役を務めるなど特異な才能を発揮している一青窈。2009年8月には「さようなら、一青窈」と題された散文詩とともに“新歌謡(進化窈)”というキーワードを掲げ、「うんと幸せ(premium acoustic tour '09 ver.)」の無料ダウンロードも実施するなど、大きな話題となった。そんな“新生”を感じさせる積極的な活動が続く中、今回は東京フィルハーモニー交響楽団をバックに一夜限りのコンサートを開催。会場となった東京オペラシティ コンサートホールは、27.6mの天井高を誇るクラシックなコンサート・ホール。エンジニアを務めたムーヴの武田敏弘氏への取材を通して、65名のオーケストラとボーカルが違和感なく共存するPA術の裏側をレポートしていく。

■US Beat Makers Lab.
サムアイアム

■people
◎NOKKO
◎LOVE PSYCHEDELICO
◎マイア・バルー
◎中塚武
◎クニユキ・タカハシ
◎toe

■report
◎アコースティックエンジニアリングが提案するコンパクト・スタジオの姿
◎FOCAL PROFESSIONAL CMS 50/CMS 65開発秘話
◎V-Mixing System導入レポート~オトムラの場合
◎ライブ・スペース訪問:下北沢 THREE

■new products
◎AVID Sibelius 6
◎PRESONUS Studio One Pro
◎SPECTRASONICS Trilian
◎FOCUSRITE Saffire 6 USB
◎KORG Sound On Sound
◎NATIVE INSTRUMENTS Traktor Kontrol X1
◎MXL MXL R-77J
◎ALESIS M1 Active 520 USB

■LIBRARY
◎BIG FISH NASHVILLE SESSIONS
◎MUTEKKI audioboutic tribal elements

■DAW AVENUE
◎STEINBERG Cubase 5
◎ABLETON Live 8
◎DIGIDESIGN Pro Tools 8
◎CAKEWALK Sonar 8.5
◎SONY Sound Forge Pro 10

■seminars
◎作曲に悩む人のためのプログラミング講座~ハウス編/Watusi
◎Mic Rec Tutorial/渡邊修一
◎波形編集でトラックを作ろう/飛澤正人
◎ミックス・ダウン研究所/山内“Dr.”隆義
◎シンセで作るオレ流サウンド/H2
◎Q&A
◎現代のPAシステム/志村明

■column
◎祐天寺浩美のお部屋一刀両断
◎HOW TO BUILD OUR STUDIO/赤川新一
◎素晴らしきエンジニア・オーディオの世界/三好敏彦
◎no Pain, no Gain/瀬川英史
◎そこのにいさん どこ向いてんのよ/戸田誠司
◎Into Infinity/原雅明
◎私の手放せない一品~早乙女正雄のVALLEY PEOPLE 440

■standards
◎Information

■sound&recording review
◎NEW DISC
◎ENGINEERS' RECOMMEND
◎RE-ISSUE
◎VIDEO
◎BOOKS
◎NEWS

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