MAGAZINES

サウンド&レコーディング・マガジン 2008年4月号

定価1,153円 (本体1,048円+税10%)
発売日2008.03.15
品種雑誌
仕様A4変形判 / 300ページ / 小冊子/CD/CD-ROM付き

この商品は現在、在庫切れとなっております。

内容

コーネリアス――SENSUOUS×映像×5.1ch=dvd『SENSURROUND』!

■表紙
コーネリアス
映像とサラウンド空間の完全なるシンクロ
ポップスとしてのアートを追求した最新DVD
独自のジャンルを築いたと言っても過言ではない『SENSUOUS』から約1年半、今度は同アルバムを5.1chサラウンド化し、辻川幸一郎、高木正勝、 groovisionsという希代のクリエイターたちによる映像を加えたDVD『SENSURROUND』がリリースされる。早速コンセプターである小山田とコーネリアス・チームの美島豊明氏、そしてサラウンド・ミックスを手掛けた高山徹氏へのインタビューを敢行。さらに各曲の映像についても付録冊子(『SENSURROUND』のパッケージ・サイズに合わせた特別仕様!)にて詳細な分析を行っている。そして、お待ちかねの「sensuous flagments」リミックス・コンテスト結果も発表!

■CD&CD-ROM連動特集1
リズプロ! スペシャル拡大版!
リズム打ち込みマスト・テクニック集
大好評連載中のリズム・プログラミング講座「リズプロ!」が、今月は何と特集として登場です。講師はもちろんWatusiさん。リズム打ち込み上達のための修練パターンをズラリと取りそろえております。付属のCDにはサウンドを、CD-ROMにはMIDIファイルも収録! グルーブ感覚を究めたい人は今すぐトライしてください!

≪リズム・パターンは以下の5カテゴリーに分類≫
◎ロック Part 1:1950~70年代の8ビート
◎ロック Part 2:1980~2000年代のボーダーレス・サウンド
◎ハウス:シカゴ生まれのダンス・ミュージック
◎テクノ:実験精神に富んだビートとサウンド
◎ヒップホップ/R&B:ソウル・ミュージック発のグルーブ

≪さらに2つのスペシャル・コーナーも用意≫
◎タム回しのオカズをモノにする
◎サンプリングの道へ踏み込む

■CD&CD-ROM連動特集2
スタジオ録音したデータで分かった!
抜群に音のいいオーディオI/O
DAWの入り口/出口を担うオーディオ・インターフェースはデジタル・レコーディングのもう一つの主役とも言える。そこで今回は8ch以上のマルチチャンネル・オーディオ・インターフェースを徹底分析。注目の8機種で生バンドの一発録りを敢行し、そのサウンドをエンジニアの伊藤圭一氏にチェックして頂いた。録り下ろしたサウンドは付録CD&CD-ROMに収録されているので、ぜひ記事を読みながら聴き比べてほしい。また、具体的なセットアップ例や現行製品のカタログも併せて掲載する。これさえ読めば、あなたのスタイルに合ったオーディオ・インターフェースがきっと見つかることだろう。

≪チェック機種≫
◎APOGEE Ensemble
◎DIGIDESIGN 003 Rack
◎FOCUSRITE Saffire Pro 26 I/O
◎MACKIE. Onyx 1200F
◎MARK OF THE UNICORN 896HD
◎METRIC HALO Mobile I/O 2882+DSP
◎PRESONUS FireStudio Project 
◎T.C.ELECTRONIC Studio Konnekt 48

■Cross Talk
吉田保×内沼映二
至高のリバーブが欠かせない理由
DAWが普及した現在でも、往年の名機がスタジオに鎮座するエフェクトの筆頭、リバーブ。その一方で、プラグインはもちろん、単体のハードウェアもいまだ新機種がリリースされ続けており、それぞれが独自の方法で美しい響きを生み出している。しかし、デッドで前に張り付いたようなサウンドが主流である現在の音楽シーンにおいて、リバーブ・サウンドはどれだけ望まれているのか? 共にキャリア40年を超えるエンジニア、吉田保、内沼映二の両氏が、最新機種のチェックを通じて現代のリバーブの在り方を問い直す!

≪Gears of This Month≫
◎BRICASTI DESIGN M7
◎T.C. ELECTRONIC Reverb4000
◎AUDIO EASE Altiverb 6 XL

■ミックス解剖学
フォール・アウト・ボーイ「アームズ・レース」
by ニール・アヴロン
海外のトップ・エンジニアが直々に自らのミックス手法を解説するミックス解剖学。今回は米オルタナティブ・ロック界でその名をとどろかす、ニール・アヴロンの登場だ。彼はこれまでにリンキン・パーク、イエローカード、エヴァークリアなどを手掛けており、プロデュースからレコーディング、ミキシングのすべてをこなし、バンドのトータルなプロダクションに積極的にかかわるスタイルが高く評価されている。バンドの持つ荒々しい初期衝動はそのままに、楽曲にモダンな味付けを施すアプローチの全ぼうを紹介しよう。

■Classic Tracks
「リラックス」フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド
1980年イギリスのリバプールで結成され、その破格なイメージとスキャンダラスな歌詞の内容で、1987年活動を休止するまで話題の絶えなかった5人組シンセ・ポップ・バンド、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド。1983年にリリースしたデビュー・シングル「リラックス」はBBCの放送禁止処分にもかかわらずイギリス・チャート1位を獲得し、3作連続でチャートの頂点に立つ人気を博した。そんな成功の裏には、数多くのヒットを量産したプロデューサー、トレヴァー・ホーンの存在がある。彼との作業でフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの曲はヒット曲として生まれ変わっていったのだ。本作からトレヴァー・ホーンのエンジニアを務め、1990年代からは自身もプロデューサーとして成功するスティーヴ・リプソンにその制作過程について聞く。

■スペシャル・インタビュー
大瀧詠一、自らを語る vol.1
~笛吹銅次、FUSSA 45 STUDIO、『NIAGARA CALENDAR』を徹底解剖
今回お届けするインタビューは『ロンバケ』前夜、いわゆる第一期ナイアガラ時代などと呼ばれる1975~78年ごろにスポットを当てたものである。来たる 3月21日にCD『NIAGARA CALENDAR 30th Anniversary』が発売されるのだが、このアルバムは彼のFUSSA 45 STUDIOや笛吹銅次(大瀧のエンジニア名)の活動のピーク時期に当たるという見方ができる。そこで第一回となる今号では、大瀧が笛吹銅次に至るまでの経緯やエンジニアリングをどのように体得してきたのかといった話をじっくりお伝えする。

■コンサート見聞録
バート・バカラック@東京国際フォーラムホールA
“ポップス界の偉大なる父”、バート・バカラック。作曲家としてデビューして以来、カーペンターズ「遙かなる影」、クリストファー・セレナーデ「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」など数多くのヒット曲を制作。その傍ら、『アルフィー』、『007/カジノ・ロワイアル』などの映画音楽にも着手し、彼のサウンドは現在においても幅広く親しまれている。そんなバカラックが、自身の80歳の誕生日を祝して日本ツアーを行った。本誌では、オーケストラを迎えて大々的に行われた東京国際フォーラムホールAでの公演の様子やサウンド・システムをレポートしていく。

■US Beat Makers Lab.
DJスクラッチ

■Mr. Bonzai's Talking
アルバート・フォックス

■people
◎鈴木慶一&曽我部恵一
◎くるり
◎矢井田瞳
◎オウテカ

■report
◎YAMAHA CA ネットワーク・オーディオ・セミナー
◎開発者インタビュー:BOSE L1 Model I
◎ライブ・プロダクション・レポート:スティーヴ・ジャンセン『Slope』
◎ライブ・スペース訪問:ライブ・スペース訪問:KOENJI HIGH

■new products
◎FXPANSION BFD2
◎SOUNDCRAFT MFX Series
◎KRK Expose E8B
◎ALESIS M1Active 320USB
◎M-AUDIO Studiophile Q40
◎TASCAM DR-1
◎DENON DN-HS5500
◎VESTAX VCM-100
◎FOCUSRITE Liquid 4Pre
◎MILLENNIA HV-3R
◎GRACE DESIGN M201 ADC Factory

■PLUG-IN EFFECTS
◎NOMAD FACTORY Music-Tone Equalizer
◎URS Classic Console Strip Pro

■LIBRARY
◎MUTEKKI LOOP DEFINITION
◎BEST SERVICE Chris Hein Bass

■DAW AVENUE
◎STEINBERG Cubase 4
◎ABLETON Live 7
◎DIGIDESIGN Pro Tools |HD7
◎CAKEWALK Sonar 7
◎MARK OF THE UNICORN Digital Performer 5

■beginner
◎DAWなら誰でも作曲できちゃいます。/横川理彦
◎Q&A

■seminars
◎スターリング流マスタリングの神髄~ユーイ・ナスタシ
◎素晴らしき電源の世界/三好敏彦
◎CM音楽の作り方/瀬川英史

■column
◎Good Job! ~福田宏之(東京ボイスセンター)/今津甲
◎そこのにいさん どこ向いてんのよ/戸田誠司
◎祐天寺浩美のお部屋一刀両断
◎Vintage Gear Gallery:SONY C-800G

■standards
◎Information

■sound&recording review
◎NEW DISC
◎IMPORTED DISC
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◎VIDEO
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◎CONCERT SCHEDULE

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