MAGAZINES

サウンド&レコーディング・マガジン 2004年02月号

定価1,257円 (本体1,143円+税10%)
発売日2004.01.15
品種雑誌
仕様A4変形判 / 356ページ / CD付き

この商品は現在、在庫切れとなっております。

内容

■表紙:DABO

■表紙/巻頭アーティスト
DABO
3rdアルバム『Diamond』が提示するヒップホップ・トラックの最前線!

硬軟を自在に操る巧みなリリックと唯一無二のフロウで多くの支持を集める実力派MC、DABO。日本のヒップホップ・シーンを代表する8MC集 団、NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDの中心メンバーとしても知られる彼が、自身の主宰するレーベルBABY MARIO PRODUCTIONの第一弾アルバムとして発表したのが3rd『Diamond』だ。YAKKO、DJ HAZIME、GP a.k.a GREEN PEEACE、DJ Watarai、BL、MACKA-CHINという充実のプロデュース陣に加え、全編でミックスを手掛けるD.O.I.氏により、まさに"ヒップホップの 最前線"と言うべき作品となっている。これをヒップホップ・リスナーだけに聴かせておくにはあまりにも惜しい!ということで、本誌ではDABOと D.O.I.氏へのインタビュー&D.O.I.氏による充実の全曲解説を紹介することにしよう。

■CD連動特集1
トップ・クリエイターが見せる!聴かせる!サウンド錬金術
~AOKI takamasa、リョウ・アライ、Heigo Tani (Co-Fusion) 、MASAMATIX (audio active) 、澤井妙治 (portable[k]omunity) 、渋谷慶一郎 (ATAK)

エフェクター、サンプラー、DAWソフト上での編集・プラグイン加工など、サウンド・プロセッシングの手法は百花繚乱といった今日。各アーティス トたちは独自のサウンドを求め、創意工夫を凝らしているのが現状だ。そこで本企画では、エレクトロニック・ミュージック分野で先鋭的な音を作っているトッ プ・クリエイター6人に登場していただき、サウンド加工テクを開陳してもらうことにした。元素材を明確にするため、あらかじめ2つのサンプルを用意。それ らを加工するプロセスを誌上で解説していただくとともに、結果を付録CDに収録してみた。シンプルな音素材が魅力的に変化するさまはさながら音の錬金術。 読者諸氏もこれらをヒントにオリジナルな手法を編み出してほしい!

■CD連動特集2
DM2000/02R96を進化させるクリエイション・ツール
YAMAHA Add-On Effects

デジタル・ミキサーのブランドとして最高峰の技術を誇るYAMAHAが、さらなる性能アップのために用意した最新ソフト、それがAdd-On Effectsである。DM2000/02R96というハードウエアを進化させるこのツールの実力にいち早く迫るべく、本誌ではanonymassの面々 を迎え、実際の効果のほどを体験してもらうことにした。いわゆるプラグイン・エフェクトとは異なる新しいコンセプトを持つソフトウエアとは、一体どういう ものなのだろうか?付録CDを聴きながら、その最新鋭のサウンドをぜひあなたも一緒に体感してほしい。

■CD連動特集3
Pro Tools|HD Accelのパワーがもたらす可能性

多くの音楽制作現場でスタンダードなツールとなったDIGIDESIGN Pro Tools。その最新モデルであるPro Tools|HD Accelは、圧倒的なプロセッシング・パワーの獲得により、ハイビット/ハイサンプリング・レートでの楽曲制作、そしてマルチチャンネル作品の制作にお いて存分に実力を発揮するシステムだ。今回の特集ではそのPro Tools|HD Accelのパワーを検証するために、プロデューサー/エンジニアの杉山勇司氏を招き、24ビット/96kHzというフォーマットでの楽曲制作を行ってい ただいた。レコーディングからミックスまでをすべてPro Tools|HD Accel内部で完結。その作業の内容を誌面で紹介しつつ、付録CDにその成果を収録することにした。

■特別企画
沖縄スタジオ紀行

沖縄は、音楽的に豊かな土地だと言われている。民謡はもちろん、エイサーなどの土地に根ざした音楽が今でも盛んな上、現在のJポップ界を見渡して も、ロック・バンドやソロ・シンガー、あるいはアイドル・グループまで、沖縄出身アーティストの人気は高い。だが、これら沖縄発の音楽がどのような環境で 作られているかは意外と知られていない。この特別企画では、そんな沖縄の音楽制作事情を解き明かすべく、沖縄県内のスタジオをめぐるツアーを敢行!特色溢 れるスタジオの数々をお目にかけよう。

■特別企画
KORG Electribeシリーズを追え!

古くはKorgueに始まり、MS-20、Polysix、Poly-800、DW-6000、M1、Trinityなど数え切れないほどのキー ボードの名機を生み出してきた老舗メーカー、KORG。近年もTritonやMS2000、MicroKorgなどエポック・メイキングな製品を次々にリ リースしているが、その中でも一際異彩を放っているのがグルーブ系マシンのElectribeシリーズだろう。シンセ、リズム・マシン、サンプラーなどの 各機能に特化した6種類がラインナップされ、内蔵のステップ・シーケンサーやエフェクトと組み合わせて高度なトラック作りが可能。今やダンス・シーンを中 心に多くのクリエイターに愛用される名シリーズとなっている。ここではそんなElectribeシリーズの歴史を紐解きながら、最新機種のMX/SX/A MKII/R MKIIをクローズアップし、その人気の秘密に迫っていきたい。

■インタビュー
ステレオラブ
KICK THE CAN CREW
クリスタル・メソッド
CLEAR
ZAZEN BOYS
松谷卓

■レポート
コンサート見聞録:EGO-WRAPPIN'
ライブ・スペース訪問:下北沢CLUB CAVE-BE

■新製品レビュー
PIONEER DVJ-X1
DIGITECH VX400
RODE NT2000
BEHRINGER B-5
FOSTEX T40RP MKIIN
TFPRO P8
TRIDENT AUDIO S40
LEXICON Omega Studio
プラグイン・レビューSoft Machine
EVENTIDE Octavox Harmonizer
EVENTIDE Reverb
SONY Transient Modulator
URS A Series
URS N Series

■連載セミナー/コラム
トミーのLet's パソコン・レコーディング 横川理彦
新連載 素晴らしき電源ケーブルの世界 スパノヴァ
月刊 宅&録マガジン 佐藤洋介
CM音楽の作り方 瀬川英史
テクノロジカル・サウンドスケープ 佐々木敦
新連載 Everything is connected 小林武史
A LOG-BOOK 半野喜弘
Oscillation For Neighborhood Psycho 澤井妙治
She Came in through the "MICROSOFT Windows" 戸田誠司
魁Reaktor道場 NUMB
Eureport 後藤英
祐天寺浩美のお部屋一刀両断
Vintage Gear Gallery:AKG 414EB/C451E/C12

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