商品紹介

雑誌

サウンド&レコーディング・マガジン 2016年3月号

定価 900円(本体833円+税)
仕様

B5変型判/248ページ

発売日

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内容

ミュージシャン、俳優、文筆家、そして宅録家!多芸多才なアーティストの“イエロー・ミュージック”

■巻頭インタビュー
星野源

俳優業や文筆家としても高い評価を獲得しているクリエイター、星野源。昨年12月にリリースした4thアルバム『YELLOW DANCER』は、その非凡な才能が新たな実を結んだ作品であり、ブラック・ミュージックを日本人として解釈した“イエロー・ミュージック”。古き良きソウルやディスコのフィーリングを取り入れつつ、わびさびも大事にしながら静かに盛り上がる極上のサウンドを聴かせてくれる。制作面においても、手練れのミュージシャンおよび敏腕エンジニアの渡辺省二郎氏を招き、自身はほとんどの楽曲でおなじみのギターをあえて手放してボーカルと全体の指揮に専念するという、プロフェッショナリズムに徹して作られたアルバムだ。本号では宅録にも造詣が深いという星野へロング・インタビューを敢行。後半部では渡辺省二郎氏への取材も行い、総16Pのフルボリュームでお送りする。

■特集
マルチバンド・プラグイン攻略ガイド!

複数の帯域を個別に処理できるマルチバンドのエフェクト。近ごろはさまざまなエフェクトがマルチバンド化を遂げ、プラグインとして発売されています。こうした“マルチバンド・プラグイン”により、旧来のハードウェアでは難しかった緻密な処理が手軽に行えるようになりました。ところがどっこい、“便利そうだけどイマイチどう使っていいのか分からない……”と思っている人も多いのでは?   本特集ではマルチバンドのコンプ/ダイナミックEQ/エキサイター/ディストーションの攻略法について、レコーディング・エンジニアの中村公輔氏に解説していただきます。

■特別企画
今、見直される“初期PCM音源”

シンセサイザーの音源には、アナログ、デジタル、FMなどさまざまな形式あるが、その中で、1980年代半ば以降に本格的に普及し始め、現在のシンセで主流なのがPCM音源だ。メモリーに記録しておいた楽器のサンプルを再生する音源方式で、現在は本物に迫るクオリティだが、1980年代当初は、メモリーの容量の制限があり、本物とは似て非なるものといった感じだった。しかしここに来て、当時のPCM音源を楽曲に取り入れるアプローチが注目されている。本特集では、PCM音源の概要をおさらいしつつ、“初期PCM音源”を取り入れた楽曲制作について、★STAR GUiTARとSapphire Slowsが指南。さらに初期PCM音源を使用するアーティストたちのアンケートから、魅力に迫っていきたい。

■コンサート見聞録
X JAPAN@横浜アリーナ

『DAHLIA』から約20年ぶりとなるスタジオ・アルバムを、2016年3月11日に世界同時発売する予定のX JAPAN。ロンドンのウェンブリー・アリーナでの公演を控え、昨年はファン待望の全国ツアーを敢行した。本稿では12月3日の横浜アリーナでのライブをPA面からレポートしたい。ヴァン・ヘイレンなどのロック・バンドのPAを手がけるFOHエンジニア、ブラッド・マディックス氏が今回のツアーのオペレートを担当したが、氏にインタビューすることで、当日のPAシステムやFOHの音作りについて知ることができた。各メンバーの使用機材など、豊富な写真とともにお送りしよう。

■Cross Talk Bun(Fumitake Tamura)×奥田泰次
ビート・ミュージックに“質感”を付ける
サミング・ミキサーを探せ!

マーク・エルヌストゥスやリカルド・ヴィラロボスがドイツ製の高級アナログ・ミキサーZAHL AM1を導入するなど、一部のエレクトロニック・ミュージック・アーティストは、音の“質感”に徹底的にこだわり、自身の音楽をほかと差別化する強力な武器とするような動きが目立ってきた。1月号のプライベート・スタジオ特集でバーント・フリードマンも語っていた通り、その際はDAWの出音も一度アナログ機材を通すことがポイントとなるようだ。今回のCross Talk では、共に一貫して“質感”にこだわった制作を続け、林正樹『Pendulum』の制作を通して意気投合したというビート・メイカーのBun(Fumitake Tamura)とエンジニアの奥田泰次氏に、トラックに質感を加える40万円以上のプレミアムなサミング・ミキサー4機種をテストしてもらった。

<登場機種>
◎DANGEROUS 2-Bus+
◎SHADOW HILL The Equinox
◎THERMIONIC CULTURE Fat Bustard II
◎TUBE-TECH SSA 2B

■Production Report
ベン・フォールズ『So There』

1995 年、3ピース・ピアノ・ロック・バンド、ベン・フォールズ・ファイヴのボーカル&ピアノとしてデビューを果たしたベン・フォールズ(写真左から3人目)。2000 年にバンドは一度解散するが、ソロとして活動を続け、2012 年にはバンドが復活する。以降はバンドとソロと、精力的な活動を展開してきた。今回の最新作は、ソロでのアルバム『So There』。しかし本作は、ニューヨークを拠点に活躍するクラシックの6重奏団、yMusicとのコラボレーション楽曲とナッシュビル交響楽団とのピアノ協奏曲が収録された、これまでの作品とは一線を画す意欲作となっている。ナッシュビルにあるフォールズのスタジオ“グランド・ビクター・サウンド”で録られた本作の制作過程を、フォールズ本人とレコーディング・エンジニアのジョー・コスタ、ミキシングを手掛けたデイヴ・ウェイに振り返ってもらおう。

■ミックス解剖学
ザ・ウィークエンド「The Hills」
by カーロ“イランジェロ”モンタグニーズ

海外のトップ・エンジニアに、自身の手掛けたヒット曲のミックス手法を直接解説してもらうこの連載。今回はインディーズ時代のザ・ウィークエンドを支え、メジャー第2弾となる最新作『Beauty Behind the Madness』でも約半数の曲で手腕を奮っているカーロ“イランジェロ”モンタグニーズに、同作に収録された「The Hills」のミックスについて解説してもらうことにしよう。1987年生まれのプロデューサー/エンジニアであるモンタグニーズは、2010年、カナダ・トロントでザ・ウィークエンドことエイベル・テスファイに出会い、意気投合。約2年ほどタッグを組み、トリップホップやチルアウトの要素を感じさせる、ザ・ウィークエンドの独自のサウンドを作り上げてきた。16歳のときに手にして以来、作曲からミックス、マスタリングにまで活用してきたというSTEINBERG Cubaseとプラグインの画面を参照しながら、複雑なプロセッシングについて語ってもらう。

■behind the scene~映像を音で彩る作曲家たち
上野耕路

映画やドラマ、CM、アニメなど、映像作品を音で彩る作曲家の音楽人生に迫る本連載。今回登場いただくのは、上野耕路氏。1970年代よりパンク/ニューウェーブ・バンド“8 1/2”“ハルメンズ”で活動し、1982年には“ゲルニカ”でデビューを果たす。その一方、映像音楽としては、坂本龍一との仕事の中で、映画『子猫物語』『ラストエンペラー』などに参加。自身も『帝都大戦』や『ゼロの焦点』『ヘルタースケルター』『のぼうの城』などを担当した。現在はそういった映像の音楽を作曲をメインに活動している上野氏。現在の作業部屋を訪れ、これまでの音楽歴について話を聞いた。

■PEOPLE
ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー(OPN)
METAFIVE
蓮沼執太
Shing02+Cradle Orchestra
Phew

■Beat Makers Laboratory:デイデラス

■REPORT
◎【新連載】音響設備ファイル 名古屋クラブ クアトロ
◎GENELECアクティブ・モニター4機種を徹底試聴
◎すべての音楽家にワイアレス・ステレオ・イアモニを!~SHURE PSM300
◎製品開発ストーリー PIONEER RM-07/RM-05
◎テン年代☆インディー白書 jealousguy
◎ライブ・スペース訪問 ケネディハウス銀座

■NEW PRODUCTS
◎AURORA AUDIO Stinger
◎LEWITT LCT 450
◎RETRO OP-6
◎TRITON AUDIO D20
◎HEADWAY EDB-2
◎AKG WMS40 Pro Mini Vocal Set
◎RCF ST 15-SMA
◎ASPEN PITTMAN DESIGNS Center Point Stereo Spacestation V.3
◎FENDER Passport Studio
◎ZOOM Q4N

■LIBRARY
◎IMPACT SOUNDWORKS ACOUSTIC REVOLUTIONS 2
◎SAMPLEPHONICS ASTRAL BEATS

■DAW AVENUE
◎STEINBERG Cubase Pro 8.5
◎MOTU DP9
◎IMAGE-LINE FL Studio 12
◎ABLETON Live 9
◎APPLE Logic Pro X
◎AVID Pro Tools
◎TASCAM PROFESSIONAL SOFTWARE Sonar Platinum
◎PRESONUS Studio One

■COLUMN
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◎Berlin Calling 浅沼優子
◎音楽と録音の歴史ものがたり 高橋健太郎
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◎私の手放せない一品~DJ WATARAIのPRISM SOUND Orpheus

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