商品紹介

雑誌

サウンド&レコーディング・マガジン 2016年6月号

定価 900円(本体833円+税)
仕様

B5変型判/264ページ

発売日

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内容

UKテクノの重鎮が打ち鳴らす“耽美的ダンス・ミュージック”の作り方

■巻頭インタビュー
アンダーワールド

テクノ/ハウスにロックの要素を織り交ぜ、「ボーン・スリッピー」をはじめとする数々の曲を世に送り出してきたアンダーワールド。1980年代に活動していた前身バンドを経て、メンバー脱退などがありつつも、カール・ハイド(vo、g/写真左)とリック・スミス(prog/右)を軸に約25年間歩み続けてきた。6年ぶりの7thアルバム『バーバラ・バーバラ・ウィ・フェイス・ア・シャイニング・フューチャー』 は、カラフルなサウンドだった前作の反動か、無骨なビートと美しいパッドでジワジワと攻める耽美的テクノに回帰。一般メディアではフロントマンであるカールをフィーチャーすることが多いが、あえて本誌はトラック制作を担うリックにインタビューを行い、彼らのサウンドが作られるまでの過程をじっくり聞くことにした。機材愛あふれるリックの言葉をかみしめていただきたい。

■特集
4つ打ち研究会!

4/4拍の楽曲で、拍のアタマにキック・ドラムを配した“4つ打ち”。もはや説明不要のこのリズムは、古くはディスコ・ミュージックなどで使われ、消費されることなく今も多くのアーティスト&リスナーの心をつかみ続けている。しかしなぜ、これほどまでに求心力があるのだろう……? その答えを探るべく、編集部は一念発起。4つ打ちを“研究”する特集を企画した。4つ打ち音楽の歴史を紹介する記事、グルーブをひも解くためのテクニック解説、著名アーティストへのインタビュー&アンケート、名機のサウンド分析などを通して多角的に迫ってみたので、ぜひいろいろな人に読んでいただきたい。そしてここに込められたエッセンスの数々を、自らの音楽制作に生かしてもらえると幸いだ。

◎4つ打ちの過去&現在 by 今本修
◎4つ打ちグルーブ制作テク伝授 by MK
◎ジェフ・ミルズが語る4つ打ちの美学
◎アーティスト・アンケート
◎TR-808/909の音色&グルーブ解析 by 中村公輔
◎4つ打ちサミット~福富幸宏、☆Taku Takahashi(m-flo、block.fm)、渡部高士、ALI&(80KIDZ)がバトル・トーク!!

■特別企画
ネット時代のマスタリングを考える

2014 年に音楽配信の総売り上げはCD のそれを上回った。SoundCloud やbandcamp はクリエイター必携のツールとなり、DAW で作った楽曲をそれらのサービスにアップするのは、もはや当たり前の行為とすら言える。実際、インターネット上にはかつてない数の楽曲があふれているが、その一方で“音が悪くて聴けない”作品も増えているようだ。昨今は“マスタリング”という工程を経ないままアップされる楽曲も多いようだが、果たしてそれは本当に“人に聴かせる”ことを意識したものになっているだろうか? 本稿では海外のトップ・マスタリング・エンジニアや、自宅に近いプライベートな環境で優れた音質のマスタリング作品を送り出しているエンジニアの談話を通して、インターネット時代のマスタリングが持つ意義をあらためて考察する。さらに、音楽タイプ別にDAW環境でマスタリングする際のポイントをプロのエンジニアが伝授。一般的なプラグインの合わせ技で2ミックスを磨くノウハウをお伝えする。本特集を参考に、“長く聴ける”楽曲を世に送り出していただきたい。

◎Part 1 トップ・エンジニアが語る“マスタリングの現在”~スチュワート・ホークス
◎Part 2 プライベート・マスタリングの達人に聞く~高橋健太郎/熊野功雄
◎Part 3 実践! プラグインを使った2ミックスの磨き方(エレクトロニカ/ロック/ベース・ミュージック)~三好敏彦

■Production Report
パニック!アット・ザ・ディスコ『ある独身男の死』

2004年にカルテットとしてスタートしたパニック!アット・ザ・ディスコ。以降メンバーの数を減らし、ドラマーのスペンサー・スミスが2015年の4月にバンドを去ったとき、ブレンドン・ユーリー一人となった。彼は頭の中にあった“新しい作品をどうやって形にするのか”という問題に直面する。そして“シナトラとクイーンの融合”というテーマを掲げて彼が選んだのは、若きミュージシャンでありプロデューサーでもあるジェイク・シンクレアという人物だった。シンクレアはウィーザー、フォール・アウト・ボーイ、テイラー・スウィフトらといったポップ、ロックの分野で活躍している人物だが、エンジニア/ミキサーとしても知られている。パニック!アット・ザ・ディスコの過去の作品でも曲を提供していたこともあり、彼に白羽の矢が立つ運びとなった。ここではシンクレアが最新作『ある孤独男の死』の曲作りとレコーディング・セッションについて、またミックスを手掛けたクラディウス・ミッテンドルファーがその手法を語ってくれた。

■Special Report
MILLIAN@シンガポール~日本資本による本格ライブ・ハウスがオープン

1965年にマレーシアから独立し、いまや世界有数の観光大国として知られるシンガポール共和国(以下、シンガポール)。巨大なショッピング街、充実したマリン・スポーツ施設、そしてご当地グルメなど魅力満載のこの国に、アミューズ関連会社によるライブ・ハウスMILLIANがオープンした。ナイト・クラビングの文化はあるシンガポールだが、収容人数1,000人規模の“本格的”なライブ・ハウスとしてはほぼ初というMILLIAN。その出店意図を探るべく、現地に赴いた。

■behind the scene~映像を音で彩る作曲家たち
牧戸太郎

映画やドラマ、CM、アニメなど、映像作品を音で彩る作曲家の音楽人生に迫る本連載。今回登場いただくのは牧戸太郎氏。幼少期から音楽に触れピアノを習うなどして過ごし、中学では吹奏楽部、高校では合唱部に所属。そして大学は東京音楽大学へ進学した。卒業後に一度は就職をするが、その後独立。CMやTV ドラマ、映画、そして歌モノのアーティストへの楽曲編曲など、映像音楽を中心としながら、さまざまなジャンルの音楽制作に携わっている。今後ますますの活躍が期待される牧戸氏のプライベート・スタジオを訪れ、これまでの音楽活動を振り返ってもらった。

■コンサート見聞録
ジェフ・ミルズ×東京フィルハーモニー交響楽団@Bunkamura オーチャードホール

クラブ・ミュージックとクラシックの融合を図るDJ=ジェフ・ミルズ。そんな彼が、日本では初となるオーケストラとのコラボレーション公演を、去る2016年3月21日にBunkamura オーチャードホールで開催した。本稿では当日の様子をPA面に焦点を当ててレポートしたい。さらにジェフ本人へのインタビューもできたので、本番に使用した機材とその演奏方法についても写真入りの詳しい解説でお届けしよう。

■Event Report
“HIGH RESOLUTION FESTIVAL” at SPIRAL
~蓮沼執太/TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDのハイレゾ・ライブ・レコーディングに迫る

去る3月11日から3月13日までの3日間、東京・青山の複合文化施設SPIRALにて“HIGH RESOLUTION FESTIVAL” at SPIRALが開催された。これはハイレゾ・オーディオの良さをさまざまな形で体験してもらうというイベントで、OTOTOY、SPIRAL、本誌サウンド&レコーディング・マガジンの共催により実現した企画。3階のスパイラルホールでは公開ライブ・レコーディング、9階のスパイラルルームではトーク・ショウや試聴会、そしてスパイラルホール入口のホワイエでは出展企業によるハイレゾ製品の展示/即売が行われ、さまざまなハイレゾの魅力を体感することができた。ここでは企業出展ブースの模様の一部と蓮沼執太、TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDのライブ・レコーディング・イベントのレポートをお届けする。

■PEOPLE
HIROSHI WATANABE

■Beat Makers Laboratory:ドット

■REPORT
『DISSIDIA FINAL FANTASY』~アビイ・ロードでのレコーディング・レポート
kyokaが伝える4DSOUND~実空間に音をドラッグ&ドロップ
MILLIAN@シンガポール~日本資本による本格ライブ・ハウスがオープン
音響設備ファイル 関西大学 ソシオ音響スタジオ
製品開発ストーリー SHURE KSM8
第一線で活躍するエンジニアがSHURE KSM8の実力をテスト
テン年代☆インディー白書 Noah
ライブ・スペース訪問 大岡山Goodstock Tokyo

■NEW PRODUCTS
◎UVI Falcon
◎OUTPUT Exhale
◎MANLEY Force
◎BLACK LION AUDIO Auteur MKII
◎PELUSO P-87
◎AUDIO-TECHNICA AE2300/ATM230
◎JBL PROFESSIONAL LSR708I/LSR705I
◎MUTABLE INSTRUMENTS Rings/Shades/Warps/Branches
◎ACME AUDIO Motown D.I. WB-3
◎IK MULTIMEDIA Lurssen Mastering Console

■LIBRARY
◎BIG FISH AUDIO BIG BAD HORNS 2
◎SAMPLE DIGGERS OMAR VOCALS

■DAW AVENUE
◎STEINBERG Cubase Pro 8.5
◎MOTU DP9
◎IMAGE-LINE FL Studio 12
◎ABLETON Live 9
◎APPLE Logic Pro X
◎AVID Pro Tools
◎TASCAM PROFESSIONAL SOFTWARE Sonar Platinum
◎PRESONUS Studio One

■COLUMN
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