商品紹介

書籍

立東舎

少女マンガの宇宙 SF&ファンタジー1970-80年代

著者 萩尾望都、脇明子、井辻朱美、野阿梓、想田四、石堂藍、図書の家(編集)
定価 1,944 円(本体1,800円+税)
仕様

A5判/160ページ

発売日
ISBN 9784845630301
内容

70年代SFファンタジーの傑作短編、萩尾望都「ユニコーンの夢」をA5サイズで初収録! 少女マンガ家たちが描いた当時のハヤカワ文庫のカバーイラストもカラーで106点収録! 少女マンガの1大ジャンルである「SF&ファンタジー」を大解剖

『11人いる!』『地球へ…』など、数多くのSF&ファンタジー少女マンガが生まれた1970~80年代。本書では、当時の少女マンガ家たちの魅力を、豊富な図版とともに紹介していきます。また、同時期に少女マンガ家たちはハヤカワ文庫のカバーイラスト(書影)として、非常に多くのSF&ファンタジーイラストを描いていました。今となっては大変貴重なそのイラストを、カラーで約60pにわたり大量に掲載しています。総図版点数300点超、テキスト3万字超で、じっくりとあの時代を楽しめる1冊です。

【目次】
■萩尾望都「ユニコーンの夢」

■SF&ファンタジー少女マンガ 作家セレクション
青池保子、木原敏江、竹宮惠子、萩尾望都など

■SF&ファンタジー少女マンガ 雑誌と作家たち
[コラム]白泉社は少女マンガを牽引したか?
[コラム]戦後世代の登場と「超人ロック」 想田四
[コラム] SFブームの中での女流マンガ家たち 想田四
ファンタジー少女マンガ作品リスト
[エッセイ] ファンタジーの水脈 〜ファンタジー、SFと少女マンガ 石堂藍
 
■巻末カラー特別企画 ハヤカワ文庫FT・SF・JA カバーイラスト集
[インタビュー]ハヤカワ文庫 元編集者・風間賢二
[コラム]翻訳家・脇明子
[コラム]翻訳家・井辻朱美
[ミニ特集・番外編]サンリオSF文庫のカバーイラスト
[特別寄稿]作家・野阿梓
[ミニ特集]ハヤカワコミック文庫について

著者 プロフィール

図書の家(としょのいえ)

1999年より少女マンガ研究サイト「図書の家」を開設し、初出調査や作家検証を中心に活動。雑誌記事・書籍の編集、デザイン、映像等の制作、資料提供なども行っている。2013年京都国際マンガミュージアムで企画開催された展示 「バレエマンガ〜永遠なる美しさ〜」では調査・資料協力を担当。主な制作実績に『ネコマンガ(●ↀωↀ●)✧コレクション』(立東舎、編集・制作)
『総特集 三原順』『坂田靖子ふしぎの国のマンガ描き』 (河出書房新社、企画・編集・制作)、『大島弓子 fan book』(青月社、作品解説・資料提供・編集協力)、『わたしのマーガレット展』(集英社、調査・全作品リスト制作・図録校正協力)などがある。

編集担当より
ひとこと

「SFやファンタジーを描いてはいけないよ 読者にウケないからね」
あの頃の少女マンガ家たちは しばしばそう言われたそうです
本当に? 私はこんなに好きなのに
読者は嫌いな人ばかりってことあるのかな
少年マンガにはいっぱいあるのに
少女マンガでは絶対駄目だってことあるのかな
そう思った描き手たちがひとり またひとりと
SFやファンタジーの作品を描き
その作品に魅せられた描き手がまた別の作品を描き
数多くの名作がうまれ少女マンガ躍進のエネルギーとなりました
けれど結局
SFだとかファンタジーだとか
実はどうでもいいのかもしれません
あの頃の少女マンガ家たちが読者と共有したかったのは
 「〝イマジネイション〟の世界では
好きなものを好きと好きなだけ言っていい」
たったそれだけのメッセージ
まるで宇宙の大海原に ビンに詰めた手紙を流すように
そっと誰かに届いてほしいと
それだけの気持ちであったのかもしれません
純粋で切実なその想いは
今なお 宇宙の闇に浮かぶ星々のように
変わらぬ光を放っています(図書の家)

カテゴリ ダンス・ビジネス・カルチャー・その他 > その他