好きなことを仕事にして成功する方法

夢を実現するためのセルフマネージメント術

荻野 良乙(著)

定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
発売日2011.03.15
品種書籍
仕様四六判 / 192ページ
ISBN9784845618705

内容

太田プロダクション・マネージメント部長が説く、「好きなことを仕事にしたい」人のためのセルフマネージメント術

あなたにとって、「好きなこと」とは何でしょうか? スポーツ? 漫画? 音楽? ファッション? それとも車? 料理? インターネット? 人それぞれあるでしょう。そして、「好きなことに関連した仕事をしたい」「好きなことで一生食べていきたい」と思っている方は多いと思います。本書は、そんな「好きなことを仕事にしたい」と思っている人のためのセルフマネージメント指南書。好きなことと仕事を一致させ、また仕事を自己表現のひとつとして考え、「なりたい自分」になるためには、それ相応の戦略を持たなければなりません。本書では、芸能プロダクションに勤務する著者が、そのマネージメントの方法を紹介しています。仕事に対する心構えや商売になるアイデアの生み出し方、スランプに陥ったときの克服術など、著者がタレントを売るために実践していることの多くは、そのまま「好きなことを仕事にしたい」人へのアドバイスとなるのです。芸能界のタレントの成功例・失敗例を交えた、楽しみながらセルフマネージメントを学べる本です。

【CONTENTS】
■第1章:好きなことを仕事にするということ
セルフマネージメントできる人間が社会に必要とされる
必要なのはセルフマネージメント
「好きなことを仕事にすること」の仕組み
「好きなことを仕事にする」には順序がある
仕事の向き・不向きはまず経験してから
必ずしも会社員<独立ではない
転職しても、次につながらないと意味がない
本当の自分の魅力とは何かを探る

■第2章:好きなことで売れるために
「売れる」とは、相手がいて始めて成立すること
「売れない」人は現状に満足している
売れたときの姿をイメージする
肩書きは中身に付いてくるもの
常に周りの意見を聞くこと
自分を客観視することの重要性
まずは一番大事な人を喜ばそう
本職に励み、「おつり」を当てにするな

■第3章:マーケットの中で自分の「枠」を知る
商売のポジションは必ず存在する
差別化を図れる武器を1つ見つけよ
あちこち手を付けてはいけない
コンプレックスを武器にせよ
マーケットのニーズを見極めるためにすべきこと
「今」を起点にものを考える
マーケットの気持ちになろう
同世代をターゲットにすべき

■第4章:ビジネスになるアイデアの作り方
芸事にはどこか本物が必要
先輩の行動で見習うところをメモしよう
再発見・再認識の大切さ
複数の人の真似をして、一番良い自分を作っていく
行動し続けることがアイデアを生む
煮詰まったら別の課題に取り組んでみる
かつての流行を現代風にアレンジする
興味のない流行に流されるな

■第5章:スタート時にすべきこと
新人は人のために全力を尽くせ
修行をしてこそ好きなことをするための体力が付く
お金は後から付いてくる
報酬以上の効果を与える
自己満足だけの仕事をするな
過度に自分をアピールするな
仕事の前に「人間性」を磨け

■第6章:自分だけの成長戦略を立てる
目標に向かい迷わず進もう
目標となる人を想定し、自分の成長プランを立てる
自分のポジションを知ろう
具体的な数字に夢を書きこむ
きっかけを作り、強い気持ちを持ち、布石を打つ
目標を遂行する時期をイメージする
複数の結果を出さなければ他人は評価しない

■第7章:プランに沿ってスキルアップする
ステップアップは1段1段着実に
壁を越えればどんどん売れる
自分で飽きずに貫け
目標をクリアしているかを定期的にチェックする
量から質が生まれる
外れくじは進んで引け
コンスタントに発表することが大事
余裕を持つことが成長につながる

■第8章:効率的な営業術と仕事選び
「当てたい」よりも「世の中に知らせたい」
売り出しのタイミングを計る
「割引」でリスクを軽減する
自分が売れれば相手にとってもメリットがある
売り込みは「面白い話」と同じ
常に少し高いハードルを目指す
ハードルを越える期限を決める
今後の方向性を見据えて仕事を選ぶ
収入と仕事のバランスを考える

■第9章:勘違いしてはいけないこと
見えない努力を惜しむな
ビジネスの一発屋になるな
人脈は作るものではなく作られていくもの
周りに信頼できる先生を作る
相手の「間」を取って話をしよう
自分をさらけ出す勇気を持て
熱意が伝わっているかを確認せよ
無関係なことも本業に生かせる

■第10章:壁にぶち当たったときに……
伸び悩んでいるときの考え方
時間とケンカするから悩みになる
「旬」は頂点ではない
チャンスは何度でも訪れる
マイナーチェンジのタイミング
マイナーチェンジは「ギャップ」か「プラスアップ」
変化するときには思い切りが必要
ピンチはチャンスととらえよ
目標をチェンジできる勇気を持つ