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2009年01月09日
ギター・マガジン2月号できました!
新年一発目のブログです。
今日,ギター・マガジン2月号ができあがってきました!
表紙巻頭はジョン・フルシアンテ。
本誌独占インタビューを掲載しています。
いつもながらディープでロングな内容です。
才気あふれる言葉の数々にはただ感動。
13日に発売ですので、ぜひ店頭でご覧下さい。
さてさて,実は年末にちょっとばかしバンドをやりました。
実に久々でおっかなびっくりだったんですが,
案じるより団子汁(死語),やってみると,いやー楽しかった〜。
やっぱライブってのは気持ちいいもんですね。
このために,家でひたすらコピー。
リハは二回だけでしたが,スパルタ式に異常な集中力でこなしました。
ライブは予想外に楽しかったです。
本番の日の朝,鏡を見たら口元に吹き出物ができていたので,
あら,ちょっといやだわ,などと一気にブルーになったのですが,
男の子ですから気にしないことにしました。
それで,まあなんとか終えてみると,左手の指先が硬いのですよ。
お〜,忘れていたこの感覚。
最近は,試奏と校正でしかギターを弾かないからな(汗)。
本気でやるとこうなるのね。
思えば中坊の頃,日々硬くなっていく指先がなんとなくいとおしかったけなあ。
ところが,これがある限度を超えると
ボロボロとむけてくるので,往生したものです。
しかも,あかぎれみたいに血がにじんで痛いのなんのって。
いい想い出ですが,その感覚までまざまざと甦って心が甘酸っぱくなりました。
うん,バンドはいい,といまさらながらに思ったのでした。
次は何をやろうかな。オッホッホ。
ギターがうまくなるにはどうしたらいいかという質問をよく受けますが,
それは人前で演奏すること。これが最も近道です。
要は人前で演奏するために払う努力と本番で人前にさらされる緊張の体験が
プレイをグングン上達させるのですよ。
そういう当たり前のことを実感させられました。
おいらはそのあたりを怠ってきたので,あんまりうまくないんですがね。
だいたいギターがうまかったらギター・マガジンの編集なんかやってませんよ。
ギタリストをやってます,ちきしょーめ。
トホホホホ。次は何をやろうかな。
そうそう,デレク・トラックスの新作が出ます。
間違いなく最高傑作と言える出来で,最近はそればかり聴いています。
クラプトンとやった経験が確実にフィードバックされており,
なんというか枯れ木に花を咲かせてしまう
クラプトンの天賦の才をうまく学んだ感じがします。
ひとことでいうと,垢抜けたアルバムで,
一般のロック・ファン(変な言い方ですが)でも十分OKでしょう。
当然ですが,ギター・マガジンの3月号ではデレクを大フィーチャーします。
あ,クラプトンとベックの共演も決定しましたね。
ギター・マガジン編集部は盆と正月がいっぺんに来たような騒ぎですよ。
そうそう,こないだ『ノン子36歳(家事手伝い)』という映画を見ました。
何を隠そうおいらは主演の坂井真紀のファンなので気になっていた映画でした。
ちなみに,坂井真紀のファンだというと,
大抵の人に「マニアックですね」と言われるのですが,どうしてかしら……。
それはそうと,非常におもしろい映画でした。
じわじわと盛り上がる男女の恋心を淡々としたロケーションで描くのですが,
この監督はリアルをよくわかっていると思いました。
おまかに関東近郊の人間関係というものも。
ああいう神社もああいうお祭りも,おいらの田舎にもあったよ,よよよ。
坂井真紀の相手役が,本誌にもたびたび登場してくれた
SAKEROCKの星野源なんですが,彼がいいんですよ。
俳優として素晴らしいです。
年上の女に,すぐに「すいません」と言ってしまう20代の男,
そういう男,まわりにいませんか?
おまけに自信たっぷりに頓珍漢な夢を持っている男,
そういう男を見事に演じているのですが,あれは地なんでしょうか?
まあ,興味があったら見てみてください。
書いてて気づいたけど、このタイトルは『アイコ十六歳』のもじりなんだな、きっと。
昨日は古川昌義&SHUUBIのライブを観てきました。
ふたりのコラボアルバム『PLEASE』の発売記念ライブで,
この日を心待ちにしていたファンに温かく迎えられたいいステージでした。
年頭からいい歌をたくさん聴いた幸せな夜でした。
今日見たニュースで気になったのは,牟田悌三さんが亡くなったことです。
もはや中高年の人しか知らないかもしれませんが,
昭和が最も平和だった時代に,ケンちゃんシリーズなど数々の
テレビドラマに出ていた味わいのある俳優です。
ご多分に漏れず,ケンちゃんシリーズは制覇していたおいらは,
この人の醸し出すちょっととぼけた「お父さん」な雰囲気が好きでした。
ローカルな話ですが,富士急ハイランドにその昔,
ワンダーモノレールという乗り物がありました。
園内を一周しながら,洞窟に突入して,怪獣がガオーッ!みたいな
イージーゴーイングなアトラクションでしたが,
モノレール内の案内役のナレーションを担当していたのが牟田さんでした。
もちろん録音テープですが。
ちょっと正確ではないかもしれませんが,
モノレールが進み始めると,
「やあ,こんにちは。牟田悌三のおじさんだよ」という挨拶があり,
探検隊のリーダーさながらに窓の外の景色を案内するのです。
冒頭の「牟田悌三のおじさんだよ」というひとことを聞くと,
この牟田悌三はあのケンちゃんの牟田悌三と同じなのだよな,
と頭の中で必死に確認して,この牟田悌三はあの牟田悌三だよな,
ほかに牟田悌三はいないよな,としつこいくらいに確認して,
なんだか不思議な安堵感にひたることができたのでした。
ガキの頃に何度も乗りましたが,乗り物そのものよりも
牟田さんの声を聞きたくて乗っていたような気がします。
安らかにお眠り下さい。
なにはともあれ,今年もギター・マガジンをよろしくお願い致します。
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 2009年01月09日 16:37















