« ギター・マガジン7月号発売中 | トップページ | 今週末はTOKYO GUITAR SHOW! »
2008年06月24日
ホワイト・アルバム
うっかり更新しないでいたら,ずいぶん間があいてしまいました。
何度も言いますが,ブログを書かないってなんて楽なんでしょう。
本当に,幸せでした。
こんなに幸せならいっそのことやめてしまえばいいのに。
オッホッホ。
さて,ギター・マガジンはあっという間に締め切りを迎えています。
今月はやたら締め切りが早かったんだよな。
ところで皆様,7月号の『ホワイト・アルバム』特集はいかがでしたか?
おいらも長いこと,この仕事をしていますが,
ミュージシャンにインタビューに行って,
ビートルズの話になると,
大抵の人がホワイト・アルバムをフェイバリットにあげます。
ビートルズのアルバムに順位をつけるのは無理があるとよく言われますが,
おいらははっきりとホワイト・アルバムをベストにあげます。
その次が『アビイ・ロード』,そして『リボルバー』です。
もちろん,他のアルバムも大好きですし,ビートルズ自体が別格なので
意味がないといえばないんですが。
それでもやっぱりホワイト・アルバムが好きですね。
おいらのホワイト・アルバム歴は,ちょうど30年。
つまりリリースから10年後に聴いたわけです。
30年聴き続けてまったく飽きないどころか,
聴くたびに新しい発見やら不明点やらが続出して,
なんとかして解答を見いだそうと頑張ったりもします。
「ブラックバード」「アイ・ウィル」「バースデイ」「ディア・プルーデンス」
「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」などなど,
ことあるごとにギターでコピーしましたが,完全コピーは不可能。
なにがどう重なってるのか,誰がどのギターを弾いてるのかよくわかりません。
そんなホワイト・アルバムの謎を解き明かそうと,
7月号では名うてのビートルマニア3人に集まって頂き,対談を催しました。
本誌のCD企画やビートルズ企画でもお馴染みの
末原康志,大金直樹,天童淳の3氏です。
誌面ではコンパクトにまとめてありますが,
実際には3時間あまりにわたる長時間の対談で,
伝聞・憶測なども大いに交えて非常に面白いトークセッションになりました。
中でも天童さんが語っていた
「ホワイト・アルバムはオルタナの始まり」という意見に深く頷きました。
まさにそうだなと。
ビートルズのアルバムの中でもオルタナであるし,
80年代以降のいわゆるオルタナ系の源流はここにあるのではないかと。
そういえば,80年代アメリカのガレージ・ギター・バンド,
フィーリーズが「シー・セッド・シー・セッド」や
「エヴリボディズ・ゴット・サムシング・イクセプト・ミー・
アンド・マイ・モンキー」をカバーしていたことが思い出されます。
「ヘルター・スケルター」もスージー&ザ・バンシーズを始め,
いろんなアーティストにカバーされていますしね。
末原さんはリアルタイムで買ったそうで,さすがの貫禄。
この企画ではCHABOさんにもホワイト・アルバムについて
インタビューしているのですが,やはりリアルタイムで買ったと言ってました。
ビートルズのアルバムをリアルタイムで出るたびに買う,
先人達はこんなかけがえのない経験をしているのです。
うらやましい限りです。
この素晴らしいアルバムが出てから40年。
50年,100年を経てもその価値はまったく変わらないでしょう。
真剣にそう思います。
ちなみに冒頭の写真は,表紙のオルタナ・バージョンです。
いろいろ事情があって,こんなパターンも作ってみたのでした。
ボツになりましたが。
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 2008年06月24日 13:24















