2008年01月31日
校了前夜にしみる一枚

『ワン・サイズ・フィッツ・オール』
フランク・ザッパ
ギター・マガジン3月号は校了間近。
これを聴けば心も躍る。
宇宙の森羅万象を統べる法則を,ピタリとひとことで言い当てる偉大な音楽家。
こういう人にあこがれます。
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 20:58
2008年01月30日
今さらながら……
あけましておめでとうございます!
お正月明けたらベルトの穴がふたつも後退していたオカオカです!
Ohhhh〜!
そんなにダラけてましたっけ!?
きっとシルエットの違うジーパンに変えたせいだよ!
これから巻き返すよ!
……ということで,年始1発目のオカオカ・ブログは,毎年恒例・年越し庭会の模様をレポート!
あ,これがベルト後退の一因だったかも……。

▲今回の目玉はおーきなヤキイモ!
普段はアルミホイルに包んでそのまま炭の中にドンだったんですが,この日は文明の利器(携帯です)を借りて上手なヤキイモの作り方をチェック! それによると,ぬれた新聞紙にくるんでからホイルという手順がよろしいらしい。

▲もちろんメインは鍋です。左から鶏団子キムチ鍋,豚白菜鍋,この時点では5人前。このほかにおモチやら何やらがスタンバイ。

▲キムチ鍋の中身がなくなってきたら,もちろん麺を投入します。麺のタイプも太麺,細麺,マロニーちゃんなどさまざま。このあたりから第一次お腹の限界がきます。ふー。

▲ラッキーなキミにはチクワブまるまるプレゼント! もちろんまずはストローとして汁をすすります♪

▲ついにやってきたメイン・イベント。見て下さいな,このホカホカっぷり☆ 新聞紙作戦大成功です♪ やはり持つべきものは最新携帯だね! ちなみにオカオカの携帯は7年選手くらいなので,インターネットはおろか,カメラもついていません。むしろギリでカラーです。
すでにお腹は第二次限界を迎えておりますが,やきいもは別腹!
最終的には10人オーバーとなった07-08庭会。寒い冬空の中,肩寄せ合って食べる鍋は格別ですね。
(ほとんどは5〜6人で食べてたけどさ)
このあと軍団はみんなで地元の神社に行き,各々願い事をするのでした〜。
ちなみに神社の帰り,うちの突撃長は“ガツン,とみかん”(アイスキャンディー)を食べてました。
寒いのに……大好きなのね,アイス。
こんな幕開けだったオカオカの08年,果たしてこれからの11ヵ月,どのようなことが起こるのでしょうか!?
おもしろ出来事はこのブログでも紹介していきますヨ!
ではでは今年もギター・マガジン・ブログをよろしくお願いいたしまーす☆
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 21:37
沖縄,料理,勘太郎。
![]()
今日の東京は,やや暖かくてラクでした。
冬の気温としてはこのくらいが妥当ですね。
これから三寒四温ということで徐々に春になっていくのでしょう。
さて,ギター・マガジン・オンラインでは,
今日,内田勘太郎の新コラムをアップしました。
ギター界随一の料理人の異名をとる勘太郎さんが,
得意の腕をふるったレシピ集です。
名づけて「丘の上勘ちゃん食堂のてーげーレシピ」。
ご飯三杯はいける極上の一品をお楽しみ下さい。
丘の上勘ちゃん食堂というのは,
勘太郎さんの「雇われ人」お運びしん子さんのブログの名前で,
ギターブログナビにもリンクされていますが,
沖縄在住の勘太郎さんの演奏活動や
身辺の様子をユーモラスにつづったとても面白いブログです。
ここでたびたび勘太郎さんの手料理のエピソードが出てくるので,
ああ,おいしそうだなあとしげしげ眺めていたのですが,
そのうちふと,料理のコラムを書いてもらえないかなと思ったのです。
おそるおそる依頼してみると,快く受けて下さいました。
この先どんなレシピが登場するのでしょうか。
沖縄,料理,勘太郎……。暖まりますね〜。
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 20:53
2008年01月29日
ジミー・ペイジ記者会見をくわしく
先ほど,ジミー・ペイジ記者会見の詳しい様子を
ギター・マガジン・オンラインにアップしました〜。
ザッパ・プレイズ・ザッパのレポートも上がってます。
今日はギター・マガジン3月号の校正と
ペイジ記者会見にかかりきりで,力尽きました。
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 21:04
2008年01月28日
ジミー・ペイジがやってきた!
ギター・マガジン・オンラインでも発表しましたが,
ジミー・ペイジがやってきました!
あのZEPの再結成ライブ以来,公の場に出るのは世界でも初めてだそうです。
ロマンスグレイの長髪にすらりとした長身のペイジはとてもカッコよかったです。
今回は,昨年出たベスト盤『マザーシップ〜レッド・ツェッペリン・ベスト』と
『永遠の詩(狂熱のライヴ』のプロモーションのためでしたが,
まあ,しゃべるしゃべる。
これでもかというくらいよくしゃべる人でした。
オフィシャルなレポートは明日ギター・マガジン・オンラインに書きます。

『マザーシップ〜レッド・ツェッペリン・ベスト』

『永遠の詩(狂熱のライヴ)』
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 21:13
2008年01月25日
締め切りの夜にしみる一枚

『1980.2.23 リサイタル MODERN MUSICの彼方』
ムーンライダーズ
このところ,原稿を書きながらよく聴いてます。
80年という特別な時代に作られたライブアルバム。
日本のニューウェイブはどこにあるのかと聞かれたら,
おいらは迷わずここと答えます。
しみる。
「スタジオミュージシャン」が特に。
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 20:35
2008年01月24日
ギター・マガジン3月号は入稿大詰め
年が明けて,雪が降って,あっという間に
ギター・マガジン3月号の締め切りがやってきました。
編集部の目の色が変わってます。
今日はパット・メセニー・トリオの新作『DAY TRIP』をBGMに書いてますが,
いや〜,素晴らしい。
しょっぱなからぐいぐい引き込まれます。
スリリングなプレイ,リリカルな音色,
メセニー・ミュージックここに極まれり,という文句なしの傑作です。
このトリオを,この演奏を生で見たら,衝撃でひっくり返ってしまうかも。
というかひっくり返りたい。
それほどライブに期待させる作品です。
いろんなギタリストがいろんなギターの弾き方をするわけですが,
ギターとはこういう風に弾くものだと
はっきりと教えてくれるアルバムに出会った時,
ギターを弾いていてよかったなあとつくづく思います。
これは間違いなくそんな作品です。
無理とは思いますが,コピーに挑戦してみようかしら。
なんでこれを聴いているかというと,
3月号のディスクレビューで取り上げたからです。
さきほどやっとこさレビューを書き上げました。
3月号の内容は徐々にお知らせしていきます。
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 17:40
2008年01月23日
雪化粧
先ほど、ざっとギター・ブログ・ナビを渉猟したところ、
今日は雪の話題が多いですね。
それも無理もないほど、
首都圏の人は雪の一降りに一喜一憂するのでした。
実はおいらの田舎は、降る時はけっこう降るので、
ある程度心得はあるのですが、
やはり一喜一憂してしまいます。
でもって、大人になってからは雪がまったく楽しくない。
今日は、渋谷のある高層ビルの最上階(あるいは少し下か)にある和食屋で
アメリカからやってきたあるメーカーの人たちとランチをしたのですが、
このビルのエレベーターというのがガラス張りの展望タイプだったため、
渋谷の町並みが一望できるのです。
面白いのはまわりのすべての雑居ビルの屋上が見わたせること。
上に行けば行くほど、一大パノラマが楽しめます。
渋谷の道玄坂周辺の雑居ビルがどんな感じか想像できる人は多いと思いますが、
案の定、目を覆いたくなりました。なんとまあ小汚い。
屋上に一体何があるのか見極めたい気持ちに駆られましたが、
何しろ一瞬のことなので、とても無理。惜しいことをしました。
雪化粧がなかったら、渋谷の本当の姿を見たかもしれません。
ま、だからどうということはないんですがね。
今度はすっぴんの時を見計らって行ってみよう。
このエレベーターはぜひともガイドブックに載せたいものです。
街ミシュランでもあれば、三つ星に決定★★★。
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 23:17
2008年01月22日
ギター・マガジンの発売日前後に思うこと
ブログとは何なのか未だによくわからないおいらですが、
おいらなりに考察していることはありますので、
それについてはいずれ書こうと思っています。
このブログに何を書くかは、
ここ数年の試行錯誤の末に、だいたいのところは固まってきました。
で、その一環として、ギター・マガジンの発売日前後には
ギター・マガジンの内容を書くということでガイドラインを定めたのですが、
これは我ながら自分をほめてやりたいほど
画期的な方策だったと自己満足しています。
なにやら自分ほめ殺しのような修飾語のオンパレード(死語)で、
読みづらくて仕方ありませんが、すいません。
だいたいにおいて、ギター・マガジンの変酋長が
ギター・マガジンのことを書くのは至極当たり前。
書かない方がどうかしているわけですが、
まあ、ブログというものが何なのかよくわかっていないだけでなく、
今だにネットなるものが何なのかよくわからない有様ですので、
これからも試行錯誤を重ねて、精進したいと思います。
何はともあれ、発売日前後にはギター・マガジンの内容を書けばいいという
方法を開発したことで、ものすごく気持ちが楽になりました。
と申しますのは、何を書いていいのかわから〜ん
という状況をとりあえず回避することができるからです。
何? ギターのことを書けばいいじゃないかって。
おっしゃるとおりです。
それはいつもいつも考えるのですが、
ギターのことはギター・マガジンに死ぬほど書いてあるので、
おいらとしてはぜひともそちらを読んでいただきたいのです。
音楽のことを書けばいいじゃないかって?
それもギター・マガジンにたくさん書いているので、
できればそちらを読んでいただきたいのです。
誰が考えてもわかるように、
ギター・マガジン・ブログの題材としてふさわしいのは、
おそらくはギターのことと音楽のことなのでしょうが、
どちらもギター・マガジンにディープに書いてあるわけで、
このブログに書いたところであまり意味はない。
というわけで、ギター・マガジンにはこういうことが書いてある
ということをこのブログに書くことは
非常に正当性のあることのように思われます。
というわけで、やはりギター・マガジンの発売日前後に
ギター・マガジンの内容について書くことは、やっぱり意味があるのでした。
というわけでの連発ですが、今日も内容を書くことにします。
2月号のインスト特集は、メサ・ブギーです。
現地取材を敢行した決定版。
最新機種をDAITAがばっちり試奏して、実に的確なコメントをくれました。
ギター工場もいいものですけど、アンプ工場というのもいいものですね。
工場萌えしてしまいますよ。うっふふふ。
ノウハウ特集は、3連符の徹底トレーニング集と
7th,9thを活用したコード・ボイシングのアイディア集です。
どちらも苦手なギタリストが多いのではないでしょうか。
弱点克服のためにぜひお役立てください。
さて、今日、編集部に来る電車の中で
桐野夏生の『白蛇教異端審問』を読んでいたら、
ネットに関して、自分と考えを同じくするようなことがたくさん書かれてあり、
一心不乱に読み切ってしまいました。
最近、椿屋四重奏をよく聴いています。
ユニークなバンドです。同じようで違う。
さあ、3月号の締め切りも間近。
編集部一同頑張ります。
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 23:48
2008年01月21日
サンボマスターかく語りき
しかし寒い日がつづきますね。
おいらの感覚だと,今日がこの冬一番寒い日です。
ケツから冷え上がってくるこの寒さ,こたえますよ。よよよ。
さて,サンボマスターの新作『音楽の子供はみな歌う』がもうすぐ発売されます。
ギター・マガジン2月号ではサンボ山口隆の最新インタビューを行い,
ミニ奏法分析も付けています。
今回のサンボのアルバムは,全編疾走系のとても明快なロックアルバムで,
その純度には驚かされます。
ギター・マガジンのレビューで,おいらは次のように書きました。
サンボマスター待望の4作目。どこを切っても“渾身”の文字が浮かび上がってくるようなテンションの高さと光のスピードで、ギター・ロックの王道を突っ走る。ライブ盤といっていいほどのこの生々しさに、サンボかくあるべしと思わず膝を打った。新しい音楽性は特に見あたらないが、山口のギターはいよいよ芸風を確立し、格段に凄みを増している。荒々しくレス・ポール・スペシャルをかき鳴らすそのプレイは、もはや至芸というべき領域に達し、黒光りしているのだ。加えて、時折エモーショナルに奏でられるソロは、一音一音に意味がある。言葉がある。胸の奥までじんじんと響いてくる言葉が。ここにロックとソウルはまたひとつ幸せな融合を果たした。
当たり前ですが,サンボも他の誰とも違う音楽をやっています。
本当に不思議です。そして感動します。
2月号では,奥田民生と山口隆のエールの交換というのをやってます。
お互いのページにお互いが出張して,コメントを述べるというもので,
どちらもそのあまりの的確さに笑いました。
奥田が「(山口は)ギタリストの個性っていう点では相当あるでしょう」とやれば,
山口が「あの人が好きな音は土の臭いがする」とやる。
うるわしい兄弟愛みたいなもんですね。
いいミュージシャンは耳も目もいい。
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 20:21
2008年01月18日
禅問答
昨日はレミオロメンのライブを見てきました。
なんというか心温まる平和なコンサートでした。
藤巻亮太は,グレッチのカントリー・ジェントルマンをメイン・ギターに,
ストラト,レス・ポール,ムスタングとけっこうめまぐるしく
ギターを換えながらプレイしていました。
ここのところ,人間椅子,バンプ・オブ・チキン,Ken Yokoyamaと
頻繁にライブを見ていることは昨日も書きましたが,
レミオロメンを見ていたら,ふとあることに気づきました。
それは,みんな全然違う音楽だなあということ。
当たり前っちゃあ当たり前ですが,よく考えると不思議だなあと。
なんでみんな違う音楽をやるんだろう。
これは真剣に検討すべきことのように思えます。
おそらくほとんどの人はコピーから始めるはずで,
おいらももちろんそうでしたが,コピーで十分満足。
オリジナルをやろうと思ったこともありますが,
結局満足できるものを作ることができず,
それならコピーの方が断然楽しいので,それ以上の発展はなかったのでした。
今プロで活躍している人でも,
おそらくはコピーから始め,その後オリジナルに移ったものと思われます。
ごくまれに始めからオリジナルをやっていたという人に出くわしますが,
おいらの長い取材経験上,こういう人は第一線に行けないか,
行っても長いこととどまれないことが多いようです。
あくまでおいらの経験談ですよ。
これは想像ですが,コピーからオリジナルに移るには,
オリジナルの方が良いと心から思えなければ無理だと思われます。
おいらも恥ずかしながらオリジナルは作ったことはありますが,
どれひとつとして他人の曲よりいいと思えるものがなかったので,
決して発表しようなどとは考えませんでした。
オリジナルを発表する人は,
自分の曲の方が他人よりいいと判断する人なのではないでしょうか。
いやいやそれだけとは言えません。
善し悪しの問題ではなく,他人とは違う,
というところが判断の根拠なのかもしれません。
少なくとも,他人と同じではオリジナルの意味がありませんから,
「違う」という点は圧倒的な値打ちです。
ふむふむ。だからみんな,それぞれの音楽は違うのだな。
そういうことかな。
でも,「違う」だけでは良いとはいえないかもしれない。
そもそも,「違う」とか「良い」とか判断するのは聴く側の方では?
それはそうですが,少なくとも発表する側が「違う」とか「良い」とか
判断しないものをそもそも発表するわけがなく,
やはり先に作り手の判断が存在するはず。
そうこうして,作り手の判断と聞き手の判断が混じり合って,
太古の昔から音楽は栄枯盛衰してきたのでした。
でも,そもそも音楽であるかどうかは誰が判断するんだろう。
難問です。
ただ,人間椅子とバンプとレミオロメンとKen Yokoyamaが
すべて同じ音楽だったらイヤだ。
それだけはイヤだ。
それはそうと,来週は締め切り。
今日は帰って,「未来講師めぐる」でも見よっと。
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 21:35
2008年01月17日
奥田民生そしてデレク・トラックス
今年は年頭からすでに3つもライブを見に行きました。
人間椅子(+ニューロティカ),バンプ・オブ・チキン,Ken Yokoyama。
そして,今日の夜はレミオロメンを見に行ってきます!
なんかライブ三昧の年になりそうで,ワクワクです。
さて,ギター・マガジン2月号では,奥田民生の特集もしています。
最新作『Fantastic OT9』をみなさんはもう聴きましたか?
これが,さすが民生と膝を打ちたくなるぐらいの傑作です。
なんというか,ロックなんですよ。
これがロックでなかったら何がロックなんだという感じの。
ご本人も,なんとなく“番長”的風格が出てきましたが,
それに相応しい有無を言わせない作品ですね。
ひよっこにはこの音楽は作れないだろうという感じの。
才能の枯れない人というのは本当に才能が枯れないんですね,
冒頭から貫禄がぷんぷん。
一聴,すごいアルバムだなと思いましたよ。
近年はアルバムのギターはほぼひとりでこなす民生さんですが,今回も同様。
いつものレス・ポール・スペシャルやら59年レス・ポールやら
フェンダー・ムスタングやら,エピフォン・カジノやらを使って,
ごっつい音を聴かせています。
インタビューではギターについて詳細に聞いています。
抱腹絶倒のおもしろさでした。
このアルバムを作る過程で奥田民生が気づいたこと。
それは次のやりとりに集約されています,
GM 本当にライブっぽいアルバムですよね。
奥田 今回はバンド全体として録音がうまくいってるんですよ。
自分のイメージと近いっつうかね。“ちょっとこれ,録音の仕方が
わかっちゃったよ”って感じもあるぐらい。
なんだ,ちゃんと弾きゃあいいのかと(笑)。
ツマミいじってる場合じゃないんじゃないかと。
この続きはギター・マガジン2月号でご覧下さい。
![]()
Photo:Masayuki Noda
そしてそして,あのデレク・トラックスがまたやってきました!
昨年11月から12月にかけての公演は大成功。
唯一無二のスライドプレイを炸裂させました。
今回,ギター・マガジンでは小沼ようすけとの対談をセッティング。
ともにジャズにルーツを持つふたりの愛情溢れる対談は,
互いの発言に触発された,インプロビゼーション的発言が行き交い,
まさにトークセッションと呼ぶべきものとなりました。
ギタリストならではのマニアックな内容です。
記事内では,今回のライブでデレクが使用した機材も紹介しています。
デレクが使ったあのビザールギターが何か気になってた人も多いでしょう。
ライブレポートは,ギター・マガジン・オンラインにすでにアップしてますので,
あの公演の模様を味わってみて下さい。3公演を詳細にレポートしています。
【ライブ・レポート】
11月25日 恵比寿ガーデンホール
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 16:36
2008年01月15日
Ken Yokoyamaの武道館ライブを観た
13日,耳まで凍りそうな寒空の下、
武道館へKen Yokoyamaのライブを見に行ってきました。
昨年のギター・マガジン9月号で取材した時に、
ちらりと武道館に向けた意欲を語っていた健さんですが、
一体どんなライブになるのか楽しみでした。
何しろ武道館といえば、ロックを愛するある世代にとっては特別な場所。
初めてこのライブの構想を聞いた時は、
ああ健さんらしいなと思ったものです。
そういうロックの夢が生きてる場所なんですよ。
その感覚はジャストにわかります。
会場の外には、グッズを買い求める人たちの長蛇の列。
なんでも前日からの徹夜組もあったらしく,
くねくねと蛇行しながら敷地内を人が埋め尽くしていました。
おそるべしKenグッズ。
会場内は、3階のバックステージ席までびっしり埋まった人、人、人。
アリーナは六区画の巨大モッシュピットとなっておりました。
オープニングはブラフマン。びっくりの登場です。
渾身のハードコアなステージに会場が揺れていました。
さて,激しい拍手に迎えられてKen Bandの入場。
そう,登場よりも入場という表現が相応しいように感じました。
初めからいつものKen Bandの演奏です。
最新作『Third Time's A Charm』からの曲も多数盛り込んだ豪快なステージ。
演奏の合間に,舞台を踏みならして全身で喜びを表現する健さん。
「来たぜ!武道館。でっけえ,かっけえ!」
この言葉にすべてが集約されていました。
ギターはニュー・シグネイチャー・モデルの
ESP助六 IGUANAをメインにしてました。
アンプはお馴染みのディーゼルで,よく抜ける音でした。
アンコールも含めて約30曲。
一回目のアンコールが終わると,ちらほらと人が帰り始めたのですが,
ちょうどおいらの位置から,
ギターテクがアコギをセッティングしようとするところが見えたので,
あ,これはまだあるなと思い,待っているとやはりやってくれました。
これはある意味,予想どおりの展開でした。
ライブの最後は「Father's Arm」で締めるだろうなという予感があったので,
いよいよアコギの出番かと,こちらも気合いを入れ直しました。
アコギ一本でSittin' Alone。
まず始まったのは「Over The Rainbow」でした。
CDではエレキで弾いていたものにアコギで挑戦。
正直言って粗かった……。
しかし,そのプレイは最高にエモーショナルで,
さっきまでダイブを繰り返していたアリーナの客が
示し合わせたように地べたに腰を下ろし,体育座りして拝聴するという
清々しい光景を生み出しました。
ここで会場からリクエストを募り出す健さん。
あくまでも自然体です。
ミニー・リパートンの「ラヴィン・ユー」なども演奏されました。
そしてラストのラスト,やはりこの曲。「Father's Arm」でした。
父親の息子に対する気持ちを切々と歌った佳曲です。
最新作の『Third Times A Charm』はある意味堂々たるラブソング集なのですが,
その中でも最大のハイライトと言えるでしょう。
すぐれたパンクロッカーはすぐれたラブソングを書く。
生で聴いて,改めてそのことを思いました。
歌い終わると,かけよってきたスタッフに赤いバスタオルを巻かれ,
健さんは退場していきました。
その後ろ姿は最高に幸福そうでした。
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 15:13
2008年01月11日
ギター・マガジン2月号は明日発売です
ギター・マガジン2月号は
バンプ・オブ・チキンの藤原基央を表紙に明日発売されます。
ジャズ・ギタリスト進化論はグラント・グリーン,
他に,先頃来日して大旋風を巻き起こした
デレク・トラックスと小沼ようすけの
スペシャル・トーク・セッション,
奥田民生特集,メサ・ブギー(海外取材敢行),
7th&9thで彩る魅惑のコード・ボイシング特集,
3連符のトレーニングなどなど,大充実の内容です!
ギター・スコアは
「ハイダウェイ」
ジョン・メイオール&ザ・ブルース・ブレイカーズ・
ウィズ・エリック・クラプトン
「カム・アズ・ユー・アー」ニルヴァーナ
「卒業写真」荒井由実
の3曲。
詳しい内容はコチラをチェックしてください。
昨日はバンプ・オブ・チキンのライブに行ってきました。
ツアー初日のZEPP東京でした。
力というものは目に見えないものですが,
確かに大きな力をこの目で見ました。
今日はイカ天ネタお休みです。
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 19:50
2008年01月10日
イカ天と併走した或る編集者の記録 その2
昨日のことですが、高校時代の親しい友人からメールがありまして、
「今日、人間椅子のライブがあるから来ない?」と誘われました。
何を隠そうこの友人、人間椅子がデビューした当時、
マネージャーを務めていたのです。
その後もバンドとは親しい付き合いを続けている模様。
友人Sとしておきましょう。
Sは、このブログをたびたびチェックしているようで、
おいらがイカ天ネタを書いているのを見てメールをくれたのです。
そう言われちゃ、行くしかないと、夕べライブに行ってきました。
もうずいぶん長いこと、見てないしな。
無性に見たくてたまりませんでした。
誘われたのは「大和塊(魂ではない)」という
渋谷のO-EASTで行なわれたイベントで、
人間椅子の他にニューロティカも出演するとのこと。
ニューロティカですよ、あのニューロティカ。
道玄坂を早足で歩いて会場に到着。
会場はほぼ満員で、人間椅子の出番はもう始まってました。
ステージを見た瞬間に衝撃が走りました。
ネズミ男ことベースの鈴木研一は、あのコスチュームではなく、
スキンヘッドに白塗りフェイスというスタイルでしたが。
音楽はまったく変わることなく、あの人間椅子がそこにいました。
サウンドは完全に確立されたもので、ものすごい説得力と迫力。
和嶋慎治はやはりギブソンSGで轟音を鳴らしていました。
途中のMCで「年末のイカ天スペシャルを見た人?」と
ネズミ男が呼びかけると、驚いたことに、
会場の半数ぐらいの人から声が上がりました。
ほとんどが女性客で、20代前半とおぼしき年齢層が過半と思われます。
イカ天はこの年代にも関心あるのね、と改めて思い知らされました。
そしてバンドは、「それではみなさんが審査員です」と叫んで、
イカ天初出演時のあの曲「陰獣」をやりだしたのです。
重低音が鳴り響き、会場は激しく縦揺れ。
終わると、ひとこと「完走!」とネズミ男が叫びました。
意味わかりますよね。
和嶋さんのギター・プレイはより重みを増し、黒光りするようでした。
そのルックスはジョニー・デップに似てきたという説もあるそうで(?)。
人間椅子を見たことのない人もある人も、
何か言いしれぬ存在感を感じたに違いありません。
心にどっしりとのしかかる重しのような。
やはり凄いバンドだと実感しました。
ライブ終了後、楽屋を訪ね、久々に和嶋さんにお会いしました。
思い返せば、デビュー当時に渋谷の公園通りにある喫茶店で
インタビューしてからほぼ20年。
とてもそんな時間が経過したとは思えませんでした。
挨拶を交わし、近況を報告し合い、短くも楽しいひとときでした。
そしてニューロティカのステージを見ました。
これは想像以上に楽しかった。結成24年というので仰天。
帰途、色んな意味でしみじみしました。
20年やりつづけるってのは大変なことだなと。
おいらは早い段階で音楽をあきらめてしまった人間なので、
そのことがよけいに身にしみました。
円山町の木枯らしに吹かれ、とぼとぼ歩いて神泉駅にたどり着くと、
ひとり井の頭線に乗ったのでした。
(つづく)
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 23:45
2008年01月09日
イカ天と併走した或る編集者の記録 その1
昨日はポール・ギルバートが編集部にやってきました。
え,どのポール・ギルバートかって?
あのポール・ギルバートに決まってるじゃありませんか。
何が行なわれたかは詳しく書きませんが,
ゆくゆくのギター・マガジン誌面を楽しみにしていて下さい。
取材の模様は,近々オカオカ日記か担当のBがブログでお知らせすると思います。
ちなみにポールは1.23に新作を発表します。
本領発揮のポップなインスト集ですので,興味のある人はぜひ。
さて,私的イカ天ネタの続きを書きます。
年末のスペシャル番組を見ながらまず思ったのは,
なんか「エンタの神様」を見ているような感じだなということ。
とにかくよりどりみどりのいろんなバンドが現われては消え,
現われては消えたのでした。
中には記憶にないバンドもありましたが,80%ぐらいは覚えてました。
マサ子さん、ノーマ・ジーン、kusu kusu、宮尾すすむと日本の社長、
マルコシ、たま、ブランキー、大島渚、LANPA
フライングキッズ,アンダーテイカー、BEGIN、
AURA、remote、人間椅子……。
なにもかも懐かしい……とイスカンダルから戻った
沖田艦長のように目頭を押さえてしまいました。
こうしてみると,今も昔もまったく変わらないじゃん,というのが実感。
今いるバンドを見渡すと,イカ天全盛時の状況を
そっくりそのままワープさせたような感じさえします。
あの頃は,特殊とか色物とか変わり種とかいう名で
呼ばれたジャンルがすっかり定着して,
何があってもおかしくないという状況になったのが今だと
手に取るようにわかります。う〜ん,面白い。
偉大なる先達がこうして日本のロックを作ってきたのです。
もちろん,さらにその前があるわけですが。
さてさて,気になるバンドを寸評してみましょう。
強烈だったのはマサ子さん。
これは20年早すぎた。今ならありかもしれません。
今出現したら,おそらく21世紀の戸川純と言われて人気が出たでしょう。
戸川純からさほど間がなかったため,不当な色物扱いとなったものと思われます。
初代グランドキングのフライングキッズは,当時からおいらは苦手なバンドで,
どこがよいのかさっぱりわからなかったのですが,
今見てもわかりませんでした。
たしかに演奏力があって,ボーカルの浜崎の歌がすごいのはわかる。
でも,曲が……というのが変わらぬ印象です。
ノーマ・ジーン。
マリリン・モンローの本名がノーマ・ジーンだと知ったのは
このバンドのおかげです。
そういう人は多いのではないでしょうか。
単純にポップで好きでした。
たしかBMGからデビューしたように記憶してます。
この頃のガールズバンドの化粧は,80年代末期に共通の特徴があって,
眉が太くて妙にケバイのですが,
当時はなんとも思いませんでした。
竹の子族とかバブルとかいろんなものがミックスされた
今ではなかなかお目にかかれない貴重な記録でしょう。
remote。イカ天史上でも最大級に物議を醸したバンドですが,
当時のギター・マガジン編集部でも同様でした。
おいらはあの堂々たる歌謡ロックが好きでしたが,編集部では総スカンでした。
今見ると早すぎたシャ乱Qという感じもします。
いや,やや遅いCCBだったのかもしれません。
このバンドは原宿のホコ天を拠点にしており,
間違いなく竹の子ファッションの末裔と言えるでしょう。
たしかワーナーからデビューしたはず。
人間椅子。衝撃でした。
文芸ロックというあるようでなかったジャンルを切り開き,
江戸川乱歩と太宰治の名を広くリバイバルさせました。
おどろおどろしい曲調はブラック・サバス直系。
ギターの和嶋慎治は,
トニー・アイオミよろしくギブソンSGを操り,
津軽三味線の音まで再現して見せました。
kusu kusu。なんというかトロピカルなイキのいいバンド。
今見るとジャニーズ系のボーイズを取りそろえたような感じで,
やっぱり早すぎたのかもという印象。音楽的にはしっかりしていました。
たま,AURA,宮尾すすむと日本の社長,大島渚などは次回に。
(つづく)
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 12:27
2008年01月08日
あけましておめでとうございます
皆様あけましておめでとうございます。
今年もギター・マガジンとギター・マガジン・オンラインを
どうぞごひいきによろしくお願いします。
新年一発目のBGMは髭(HiGE)の『Chaos in Apple』でございます。
昨年最もよく聴いたアルバムのひとつですが,年が明けても気に入ってます。
なんというかスケールのデカいロックで,
旧来の物差しがあんまり通用しないようなタイプだと思います。
不覚にもまだライブを見たことがないので,今年は見に行きたいです。
さてさて,年もあけて2008年。
平成でいえば20年という節目の年であります。
私事ながら,元号が昭和から平成に変わったその瞬間,
自分がどこにいて何をしていたかはっきり記憶しているので,
あれからもう20年もたっちゃったんだよとは到底信じられません。
驚天動地の出来事です。
その変わった瞬間の「気持ち」までありありと思い出すことができます。
昨日のことはすぐに忘れるのに,だいたい20年ぐらい以前のことから
より記憶が鮮明になってくるのは,おいらの記憶力が良いからでしょうか。
それとも悪いからでしょうか。
そんなことはどうでもいいとして,
年末年始,おいらのトピックのひとつは,年末のイカ天スペシャル番組でした。
イカ天の歴史と歴代イカ天キングをずらりとダイジェストで紹介するもので、
出てくるバンドみな、あ、これ知ってる、懐かしい!と
思わず声をあげてしまいました。
アンダーテイカー、マサ子さん、フライング・キッズ、AURA、
たま、ノーマ・ジーン、人間椅子、kusu kusu、マルコシアス・バンプ、
BEGIN、ニュース、グイーン、LANPA、そしてブランキー。
思わずテレビの前に正座して,食い入るように見てしまいました。
いつの間にか,ずるずると前に進んでいたようで,
気づくと,顔面が画面まで20センチぐらいのところまで近づいていました。
いや,全然飽きなかった。文字通り目が釘付け。足がしびれました。
平成の御代と同時にスタートしたこの番組,
当然ながら昨年末の時点で19周年なのですが,
これがほぼ20年前の番組かと思うような発見がいくつもありました。
イカ天が始まった時,
おいらはギター・マガジン編集部に入ってほぼ半年。
まだ紅顔の美少年の面影をとどめている頃でした。
編集者として駆け出しの頃、
あの怒濤のような無我夢中の時代をおいらはイカ天と併走していたのでした。
あのバンドもこのバンドも取材しました。
思い返すと万感胸に募ります。
しばらく私的イカ天ネタを書いてみようと思います。
というわけで,BGMはたまの『きゃべつ』。
(つづく)
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 17:17
















