2007年06月29日

高柳昌行と植木等 ふたりのジャズ・ギタリストその2

高柳さんといえば,戦後の日本を代表するジャズ・ギタリストで,
まさに伝説と呼べる人です。
フリー・ジャズやノイズ・ミュージックに取り組んだことでも知られますが,
例えば70年録音の『プロフィール・オブJOJO』などを聴くと,
はじけるようなバップ・フレーズと歌心のあるメロディが満載で,
その素晴らしさに圧倒されます。
この頃のメイン・ギターがES-175だったようで,
当時のレコードの裏ジャケットなどでその姿を確認できます。

今回の撮影にはおいらもついていきました。
どうしても見たかったんです。
担当のSが一生懸命撮影のセッティングをしている横で,
おいらはケースを開けました。
オーバーな表現ですが,一目ですごいオーラを感じました。
圧倒的な存在感。
フルアコのギターは,フルアコであるというだけで,
どういうわけか一割増しぐらい価値があるように見えるものですが,
それを差し引いても,そのボディから漂ってくる「匂い」は甘美でした。
恐れ多いことですが,弾かせてもらいました。
亡くなった当時のまま保管されていたということなのですが,
驚くほど調整が行き届いており,
このままライブでも使えそうなほど良い状態でした。
左手にピタッとくるフィット感。ほどよい弦高。

ピロピロと弾いていると,
どういうわけか4弦をヒュッヒュッとスライドしたくなります。
指が自然に素早く動いていくのです。
よく見ると,4弦だけがフラットワウンド弦でした。
もしかしたら,これが高柳スタイルの秘密かもしれないと思いました。

ケースの中には,直筆の譜面も入っていました。
五線上にオタマジャクシを重ね,コードネームが振ってありました。
味わい深い筆跡で。

7月号に掲載したギターのうしろに写っているのは,その譜面です。
ギターとギタリストの出会いが運命なら,
ギター編集者とギターの出会いは使命なのかもしれません。
それを読者に伝えるための。

投稿者 ギター・マガジン編集部 : 11:06

2007年06月28日

ギター・マガジン8月号鋭意制作中!

070628_1941~01.JPG

ただいま,ギター・マガジン8月号の校正中です。
出たばかりのCharのインストゥルメンタル・ベスト
『FLYING TOY'S』を聴けば,赤ペンも躍ります。
Flying Toy’s instrumental best(初回盤)

投稿者 ギター・マガジン編集部 : 19:41

2007年06月27日

高柳昌行と植木等 ふたりのジャズ・ギタリスト

現在発売中のギター・マガジン7月号で
「伝説のギターをたずねて」という特別企画をやっています。
大抵のギタリストは,長いギター生活の中で,
この1本というべき愛すべきパートナーに巡り会うものですが,
そういった出会いが生み出す伝説を美麗な写真と解説で追った企画です。

エリック・クラプトンとブラッキー,フランク・ザッパとギブソンSG,
ジェフ・ベックとテレキャスター,ジョン・レノンとリッケンバッカー325,
ジョー・ストラマーとテレキャスター……

こうして列挙してみると,
運命のギターを抱えたギタリストたちの立ち姿が
ありありと目の前に現われるようではありませんか。萌えますね。

不思議なのはなぜそのギターでなければならないのかということですが,
これは正直言って神のみぞ知るというか,誰にもわからないことでしょう。
まるで天体の運行のように,そうあるべきと決められた両者が惹かれ合って,
互いの琴線に触れた時に,素敵なメロディを奏でるのだ,
そうとしか言いようがありません。
あたかも大宇宙に満ちているさまざまな物理法則と同じように,
ギタリストとギターの出会いの法則は決まっているのかもしれません。

おいらの場合,一応ギタリストなんですが,
30年以上もギターを弾いてきているというのに,
残念ながら未だに運命の1本に出会ってません。
大宇宙の法則もヘタなギタリストには当てはまらない,ということでしょうか。
よよよ。

この企画では,我が国の伝説のジャズ・ギタリストのギターを2本取材しました。
高柳昌行と植木等。
ギターはどちらもギブソンES-175でした。(つづく)

投稿者 ギター・マガジン編集部 : 12:44

2007年06月26日

TOKYO GUITAR SHOW 2007 速報第2弾

101-0102_IMG.jpg


100-0021_IMG_2.jpg

100-0012_IMG.jpg


IMG_0199.jpg


IMG_0260.jpg

投稿者 ギター・マガジン編集部 : 16:50

2007年06月25日

大感動! ジェームス・バートンのライブ

070622_1918~02.JPG

昨日,おとといとギターショー関連で慌ただしかったもので
書きそびれましたが,22日の金曜日,
ジェームス・バートンのライブを見てきました。
エルヴィス・プレスリーやリッキー・ネルソンを支えた,
ロックンロール・ギターの生きた伝説,ジェームス・バートンです。
仮にもおいらはギター・マガジンの変酋長なので,
これを見逃すわけにはまいりません!
実は先年の来日公演は見逃したので,今度見逃したら末代までの恥,
とばかり,勇んで会場の銀座TACTに行きました。

そこは超満員で,始まる前から,
期待が渦巻いているのが目に見えるほど客席のテンションはハイ!

オープニングは元ヴィレッジ・シンガーズの小松久と
黒澤久雄(元ブロード・サイド・フォー/黒澤明の子息)が務め,
バートンが登場! 感動です。
あのジェームス・バートンが目と鼻の先にいるなんて。

ライブは想像以上に素晴らしくて,心底感激しました。
バートンのギターは,ベテランらしいイナタい音かと思っていたのですが,
まったく違い,イナタいどころか,洗練されていて
イキイキとフレッシュで躍動していました。
こんな素敵なギターをバックに歌っていたエルヴィスは
本当に幸せだったことでしょう。

オフィシャルなレポートは
ギター・マガジン8月号に書きましたので,ぜひ読んでみてください。

投稿者 ギター・マガジン編集部 : 16:34

2007年06月24日

TOKYO GUITAR SHOW 2007 閉幕 

CIMG1254.JPG


今日も東京ギターショーに行ってきました!
お台場は小雨交じりの曇天でしたが,大にぎわいでした。
会場にはいいギターと,素敵な笑顔がたくさんあり,
グッドサウンドが鳴り響いていました。

ギター・マガジン8月号で,ショーの模様をレポートします。
お楽しみに。

投稿者 ギター・マガジン編集部 : 18:05

2007年06月23日

TOKYO GUITAR SHOW 2007速報!

東京ギターショー2007速報
June 23 @TFT Hall Ariake

CIMG1106.JPG

CIMG1109.JPG

CIMG1218.JPG

CIMG1125.JPG

CIMG1127.JPG

CIMG1128.JPG

CIMG1129.JPG


CIMG1132.JPG

CIMG1135.JPG

CIMG1136.JPG

CIMG1119.JPG

CIMG1120.JPG

CIMG1123.JPG

CIMG1139.JPG

CIMG1140.JPG

CIMG1141.JPG

CIMG1142.JPG

CIMG1143.JPG

CIMG1146.JPG

CIMG1225.JPG

CIMG1147.JPG

CIMG1148.JPG

CIMG1149.JPG

CIMG1150.JPG

CIMG1152.JPG

CIMG1154.JPG

CIMG1155.JPG

CIMG1156.JPG

CIMG1158.JPG

CIMG1159.JPG

CIMG1161.JPG

CIMG1162.JPG

CIMG1166.JPG

CIMG1167.JPG

CIMG1168.JPG

CIMG1170.JPG

CIMG1171.JPG

CIMG1172.JPG

CIMG1173.JPG

CIMG1174.JPG

CIMG1175.JPG

CIMG1177.JPG

CIMG1188.JPG

CIMG1189.JPG

CIMG1193.JPG

CIMG1194.JPG

CIMG1196.JPG

CIMG1197.JPG

CIMG1198.JPG

CIMG1199.JPG

CIMG1200.JPG

CIMG1203.JPG

CIMG1209.JPG

CIMG1213.JPG

CIMG1212.JPG

CIMG1220.JPG

CIMG1224.JPG

CIMG1234.JPG

CIMG1236.JPG

CIMG1238.JPG

CIMG1241.JPG

CIMG1242.JPG

CIMG1243.JPG

CIMG1244.JPG

CIMG1246.JPG

CIMG1245.JPG

CIMG1247.JPG

投稿者 ギター・マガジン編集部 : 15:36

2007年06月22日

オファーする

ギター・マガジン編集部は,8月号の締め切り真っ只中です。
内容はいつものように強力ですが,
発売されるまで,7月号をじっくりと弾き倒して下さい。
スコア関係では,マキシマムザホルモンの「ぶっ生き返す」のほかに,
ジャニス・ジョプリンの「ジャニスの祈り(Move Over)」なんて,
しぶ〜い曲も載せてます。
ジャニスのバックバンドだった,
ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーについては,
あまりの素晴らしさにいつか特集を組みたいぐらいですが,
まずは,この曲を弾きたい人は意外と多いのではないかと選びました。
このギター・ソロ,抜群ですよね。
途中転調するところなんか,あまりのスリリングさに悶死しそうです。
耳コピが難しいソロですが,
譜面にしてみると,基本はペンタの王道フレーズでした。
こういうのをさらりと,インプロヴィゼーションで弾けたら,
ギターの腕前は相当なものですね。

さてさて,今日は近年あっちこっちで耳にする
「オファーする」という言葉を考えてみましょう。
テレビや雑誌などが俳優に出演を依頼する時に使ったり,
取材依頼する時に使うことが多いようです。

音楽雑誌の社会でも,編集者がアーティストに取材の依頼をすることを
「オファーする」と言うのですが,
これは誰がいつ頃から言い始めたんでしょうか。

おいらが編集を始めた80年代の中盤にはなかった言い方で,
ずいぶん長い間,こういう言い方はしませんでした。
なんだか知りませんが,90年代ぐらいから突然降って沸いた表現方法のようで,
ギター・マガジン編集部でも,気づけば,全員が当たり前のように使っています。

テレビの影響が大きいような気もしますね。
ワイドショーでもよく聞きますし,
ダウンタウンあたりが普通のトークで,
「こないだ,なんとかっていう映画に出てくれっていうオファーがあったんや」
みたいな会話をしているのを聞いていて,刷り込まれたのかもしれません。

あと,ヘタな翻訳インタビューに頻出する表現でもあります。

若い人が気軽に「オファーする」を使うのを聞くと,仰天します。
いきなりオファーかよ,と思う。
この感覚,わかる人いませんかね。
ま,ソースはいろいろありますし,
どっかのストリートで,当たり前の表現として拾ってきたのかもしれません。
まったくもって近頃の若者の気持ちも生態もさっぱりわかりません。

ギター・マガジンでは「ほう」でお馴染みの編集Bなどは,
入ってきたその日から,「オファーのほうしときましょうか」なんて
ニコニコしながら言ってましたからね。
「いや,オファーのほうではなくて,依頼をしとけ」と
おいらが指示したことは言うまでもありませんが。

でも,この便利な「オファーする」という言い方が出現する前は,
なんて言ってたんだろうなと考えると,これが思い出せないんですよ。
「依頼する」というのが有力ですが,これは改まった言い方で,
くだけた会話では使ってなかったと思います。
「お願いする」だったかな。あとは「頼んでみる」とか。
単に「言う」とか言ってかもしれません。
依頼するでは堅苦しい,他に適当な言い方が見あたらない,
そんな時に「オファーする」はちょうどよかったのかもしれません。

今は「オファーのお願いをしとけ」なんて平気で言いますから,
昔なら「お願いのお願いをしとけ」ということで,なんだか変ですね。

今のところ,この表現はプライベートな場面では使われないようですが,
そのうち「誕生日に彼氏にプレゼントをオファーする」とか
「結婚式に友人の出席をオファーする」とか
「母親に明日の昼の弁当をオファーする」とか,
日常会話で使われるようになるかもしれません。

そしたらおもしろい,というか別にどうでもいいですがね。

昔,しりあがり寿の漫画に出てくるこういうシチュエーションがありました。
会社の年配の部長が,部下の女子にお茶をいれてもらうのに
「お茶を一杯企画してくれないか」と言うと,
部下の女子はその言い方をヘンに思いながらも,
「企画しました!」といって持って行き,双方満足するというものです。

オファーするのちょっとよそ行きな感じは
なんだかこれと似ている気もします。
え,違いますか。

長くなりましたが,明日から東京ギターショーです。
週末はお台場へ!

投稿者 ギター・マガジン編集部 : 12:14

2007年06月21日

村井邦彦BOX発売!

今日は『The Melody Maker〜村井邦彦の世界〜』をBGMに書いています。

村井邦彦といえば,「翼をください」の作曲者として有名ですが,
他にも数え切れないほどの,名曲・ヒット曲を書いた偉大な作曲家です。
そして,アルファレコードの創設者,プロデューサーとして,
赤い鳥,ガロ,荒井由実,カシオペア,シーナ&ロケッツ,YMOなど,
日本の音楽史上最も重要なアーティストを次々に世に送り出しました。

マイナー&カルトなところでは戸川純とかタンゴヨーロッパもアルファです。
ちなみにタンゴヨーロッパはおいらの大好きなバンドで,
書こうと思えばいくらでも書くことができますが,
間違いなくうざい文章になるので,ここではやめておきましょう。
ただ,彼女らの1stで未だCD化されていない80年代の名盤『乙女の純情』,
これだけはぜひともCD化してください,と勝手にお願いしておきます。
蛇足ですが,ガロについてはアコギ・マガジンのブログに書いていますので,
時間と興味のある人は読んでみてください。

さて,村井先生のヒット曲をざっとあげてみると,

「朝まで待てない」ザ・モップス,
「エメラルドの伝説」ザ・テンプターズなどのグループ・サウンズ,

「夜と朝のあいだに」ピーター,「経験」辺見マリ,
「ざんげの値打ちもない」北原ミレイなどの昭和歌謡,

「或る日突然」トワ・エ・モワ,「忘れていた朝」赤い鳥,
「美しすぎて」ガロ,「美しい星」森山良子などのソフトロック

といった風にジャンル別にたくさんあります。
40歳を超えている人なら,誰でも一度は聴いたことがあるでしょう。
90年代からこの方,一部に熱狂的なソフトロック再評価の波がありますから,
若い人でも知っているかもしれませんね。

今回のボックスは5枚組で,
上にあげたジャンルからまんべんなく選曲されており,
さらに村井先生の近年のオーケストラ作品集も付いています。

こうして聴いてみると,このメロディセンスは素晴らしいの一言です。
60年代からジャズやボッサなどの洗練された要素をいち早く邦楽に取り入れた
その功績は計り知れないものがあります。
そして,なんといってもハーモニー。
5thディメンションやロジャー・ニコルズなどの
本場A&Mサウンドに範をとったと思われる,
抜群のコーラスワークは村井サウンドの真骨頂です。
赤い鳥を,ガロを聴いてみて下さい。
そのめくるめくハーモニーに悶死しそうになります。

さらにさらに,洗練されたハーモニーと同居する
場末の酒場の路地の匂いのするメロディ。
このもの悲しさがたまらないのです。

98年,大村憲司さんが亡くなった時に,
村井先生にコメントをいただいたことがあります。
大村さんは70年代の初め頃,赤い鳥に在籍しており,
その後,ソロ・アルバムで大名盤『KENJI SHOCK』を
村井さんのプロデュースの下,アルファレコードからリリースしました。
村井先生はある意味,大村さんの育ての親でもあるのです。

当時,八方手を尽くして村井先生の所在を突き止め,
アメリカに住んでおられた先生に国際電話をかけました。
まずは大村さんが亡くなったことを伝えると,
そのことをご存知でなかった先生は,大変驚かれて,
おいらが知らせたことに感謝の言葉をくれました。
そして,昔の思い出,大村さんへの追悼の言葉を丁寧に語りだしました。
その魅力のあるやわらかな語り口が今でも耳に残っています。

このボックスのDisc2は「Ryoko,Junko,Emiko」
のサブタイトルが付けられています。
これは森山良子,山本潤子(赤い鳥,ハイ・ファイ・セット),
白鳥恵美子(トワ・エ・モワ)のことですが,
当時のソフトロックの3大歌姫のウィスパーボイスをギュギュッと凝縮した,
大変魅力のある選曲がなされています。
ここでは「美しい星」という名曲中の名曲を,3人の声で聴くことができ,
それはもううっとりするほどドリーミー,この上ない極上の幸せ気分に浸れます。

う〜ん,しかし何かが足りない。
Ryoko,Junko,Emikoだから仕方がないのですが,
実はこの曲,天地真理の名唱があり,
なんとかひとつボックスのどこかに入れて欲しかったと,
心に小さな穴があいたおいらなのでした。

日頃,ギター・マガジンを編集しながら,
ジミヘンかっけえ〜とか,レッチリ最高!とか,
レイ・ヴォーンしびれる〜(死語)とか職業的に叫んでみても,
おいらの戻ってくるところはココだとしみじみ思います。


投稿者 ギター・マガジン編集部 : 13:22

2007年06月20日

クセになるホルモン

最近,ギターを持つと,
ついマキシマム ザ ホルモンの「ぶっ生き返す!」を弾いてしまいます。
ギター・マガジン7月号のスコアでも取り上げている曲ですが,
譜面を校正しながら弾いていて,すっかりやみつきになってしまいました。
それほど難しそうではないのですが,
どっこい随所に鋭い仕掛けが効いていて,一筋縄ではいきません。
個人的には自分の手クセにないプレイが続出するので,ひいこら言いました。
なんとか完コピに向けて頑張ります。
読者の皆さんも,まずはローDにチューニングして,
ギター・マガジンの譜面を見ながら,トライしてみてください。
きっと新しい世界がのぞけますよ。

さて,昨日,石立鉄男のことを書きましたが,
何の気なしにふと「山口いづみ」を検索してみると,
なんと,本人ブログがトップに表示されました。
ギョギョッ! 山口いづみ本人なの? ホントにホント?
半信半疑とはこのことです。
早速クリックしてみると,間違いありません。
こういう時,変な時代になったなと感じると同時に,
本当に不思議な気持ちになります。
接点などあろうはずもない人と,突然つながったような気がするのですから。

有名人ならまだいいですが,
自分の名前とか中学の時の友達とかを検索して
なにやらヒットした時,恐ろしい気持ちになります。
若い人はそうでもないんですかね。

さて,山口いづみといえば,水戸黄門などの時代劇が有名でしたが,
今でも歌っていたんですね。
ブログには自分のライブ談などが書かれています。

下の方を見ていくと,石立さんのことにも触れていました。
そして,昨年のライブで「そよ風のように」を歌ったことも。
虫が知らせたのでしょうかね。

この曲は『コメディードラマ・ソングブック』という
コンピ盤に収録されています。
興味のある人は聴いてみてください。

投稿者 ギター・マガジン編集部 : 11:25

2007年06月19日

週末は東京ギター・ショー2007

毎年恒例の東京ギター・ショーが今年も開催されます。
詳しくは右下のバナーをクリック!
週末はお台場へ。

投稿者 ギター・マガジン編集部 : 15:59

デレック・トラックス・バンド来日決定!

ギター・マガジン2月号の表紙を飾った
ウワサの若きスライドギターマスター,デレック・トラックスが来日します。
詳しくは,ページ右下のバナーをクリック!

投稿者 ギター・マガジン編集部 : 15:55

デザイナーのSさんと(久々に)

先日,俳優の石立鉄男さんが亡くなりました。
石立さんのことはこのブログでもたびたび書いてきました。
ギター・マガジンのデザイナーのひとりであるSさんが
石立ファンであることも。

石立さんが亡くなった数日後,デザイナーのSさんが来社したのですが,
何か言いたそうな顔で,おいらの席までやってくるのが見えました。
ああ,これは石立さんのことに違いないとピンと来ましたが,
はたしてそのとおりでした。

「石立鉄男が亡くなりましたね」とSさん。
「はい,びっくりしました。悲しいです」
「ワイドショーでお葬式を見ましたけど,
ゆかりのある芸能人がコメントしてましたよ。
岡崎友紀とか杉田かおるとか」
「そうですか。大原麗子は?」
「いや,出てきませんでしたね」
「残念です。きっと馴染みが薄いんでしょうね」
「ところで,変酋長は“雑居時代”はゲットしたんですか?」
「いいえ,猛烈に見たいんですが,DVDボックスを買うほどでもないかと」
「まあ,それはそうでしょう」
「う〜ん,全部見たいってわけでもないんですよね。1話だけでいい。
切り売りしてくれないでしょうか。とにかく大原麗子が見たいんです」
「はははは,見たいのは大原麗子ですか」
「はい,前にも書きましたが,おいらの美人の基準は,
“雑居時代”の大原麗子ですから。
後にも先にも,あれ以上の美人は見たことがありません。
この基準は永遠に変わらないと思います」
「その基準は,現代のほとんどの人がわからないでしょうねえ」
「ほっといて下さい。見たいなあ……,もしかして」と思い,
You Tubeを検索してみると,なんとありました!
雑居時代の映像のようです。
現われたのは,主題歌とタイトルバックでした。
歌は山口いづみの歌う「そよ風のように」。
専門家の間では,和製ソフトロックのマスターピースとされている曲です。
ものの2分ぐらい,紙芝居のような懐かしい映像。
脚本=松木ひろし 主演=石立鉄男云々……
残念ながらドラマ本編はありませんでした。
山口いづみは,ドラマでは大原麗子の妹役でした。
この人も美人なので好きでした。

投稿者 ギター・マガジン編集部 : 13:44

2007年06月18日

尾崎孝と内田勘太郎ライブ その4

ROA07_%20%2810%29.jpg
Photo:Minoru Yuasa

しばらくあいだがあいちゃいましたが,
尾崎さんと勘太郎さんのライブレポを続けます。

勘太郎さんのソロ・コーナーが終わって,小休止。
そして,尾崎さんがバンドをひきつれて再度舞台に上がりました。
向かって左に尾崎さん,右にはご子息の博志さん。
親子揃ってペダル・スティールです。
これはサッカーで言えば,
右と左のウイングがペダルスティールというようなポジションでしょうか,
なかなか壮観なものがありました。う〜ん,親子鷹。

沖縄録音の最新作『Feel Me! Touch Me!』
からの曲がさっそく始まります。
このアルバムは,尾崎さんの多彩な音楽性があふれ出た会心の作で,
ペダルスティールというと,どうしてもカントリーというイメージがありますが,
どっこい,カントリー色はほとんどなく,
むしろファンク&ソウル,さらにはアイランドミュージック的な
要素がたっぷりつまったゆる〜い感じが魅力です。

ライブで聴くと,ゆるさ倍増。
南国のホテルのラウンジにでもいる気分。

3曲目から勘太郎さんが加わりました。
アルバムでもゲストで参加していた「グリーン・オニオン」が始まりました。
勘太郎さんが加わると,ググッとブルース色が強まる(当たり前)のですが,
これには尾崎さんもよい刺激を受けていると見えます。
スティールギターがより一層ソウルフルに鳴り出しました。

投稿者 ギター・マガジン編集部 : 15:57

2007年06月15日

ピースサイン

今日はエイモス・ギャレットの『Acoustic Album』をBGMに書いています。

名手の中の名手の最新アルバムですが,期待通りの素晴らしい出来映え。
軽快にスウィングするギターと,あのしぶ〜いバリトン・ボイスがたまりません。
アコギなのに,あの「トコロテン」のようなギターを聴かせてくれます。
こういう作品を聴くたびに,生きてて良かったと思いますよ。
先頃来日も果たし,九州から北海道までツアーしたので,
見に行かれた方もいるのではないでしょうか。
ギター・マガジンではもちろんインタビューを敢行しました。
タイミングを見計らって掲載しますのでご期待下さい。

さてさて,今日は久々に30年来の疑問をまたひとつ披瀝したいと思います。
写真を撮られるときに,誰もがよくやるポーズにピースというのがありますよね。
ジャンケンで言えばチョキですが,これは一体いつ頃から始まったのでしょうか。
ピースサインそのものはおそらく太古の昔からあるのでしょうが,
なぜそれを写真撮影の時にするのかというのがここでの論点です。
とりあえず,WIKIPEDIAで調べてみると,恐ろしいことにちゃんと載ってます。
ちょっとここをクリックしてみて下さい。

ピースサイン

なるほど。クリック一発。まったく便利な世の中になったもんだね。
こうして人はものを考えなくなっていくんですね。
ま,そんなことはどうでもいいとして,
その発祥から,写真撮影の時に用いられるようになった経緯まで言及しています。
これでほぼ謎は解けたようなもんですが,
おいらにはちょっと納得できない部分があるんです。
それは開始の時期です。

この記述によると,
「1980年代頃までは、子供を中心に写真撮影をされるときに
ピースサインをするのが流行した」とありますが,
おいらの記憶では,むしろピースをするようになったのは
80年代以降のような気がするのです。
まあ,原文の「80年代頃までは」という言い方が,
おそろしく幅広いので,どっかでかぶっているのかもしれませんが。

70年代にはこういう習慣は見かけなかったような気がするんですよね。
おいらが紅顔の美少年だった中高生の頃の記憶をたどってみても,
ひとつも思いあたりません。
ただし,自分の記憶力にはまったく自信がないので,
アルバムを開いてみたらびっくり仰天,ピースの嵐ということもあり得ますが。

しかし,むしろはっきり覚えているのは,
社会人になった80年代中盤あたりから,
まわりの人々がやけにピースをするようになったことです。
僕はこの現象にものすごい違和感を覚え,
背中がむずかゆくなったので,覚えているのです。

これは,おいらが生まれ育ったところにはなかった習慣かもしれず,
また,おいらが働きだした頃の周囲のひとたちが
たまたま80年代中盤からピースを実行しただけのことかもしれません。

時期のことはさておいて,なぜピースをするのかという疑問ですが,
これはWIKIに,納得できる仮説がありました。

それは
「井上順がカメラのCMでアドリブでピースサインをした
影響だとも言われている」というもの。

ホントかね(笑)。でもいい説明ですね〜。
おいらはこれを支持!
まったくの見当はずれとも思えませんしね。

おいらのように小心で引っ込み思案で内気な人間は,
写真を撮られる時にどういうポーズをしたらいいか大変困ります。
これは程度の差こそあれ,誰でも同じではないでしょうか。
そういう時のピースはまさに干天の慈雨,砂漠にオアシス,
というわけで,誰でも簡単にできるこのシンプルなポーズに
みんなとびついたのではないでしょうか。
井上順のあの親しみやすい笑顔でやられたらひとたまりもありませんよ。

ギター・マガジンでは,
ギタリストの撮影を毎日のように行なっているわけですが,
撮影の時には必ずギターを持ってきてもらうようにしています。
ギタリストというものは,ギターを持った時が一番カッコイイから
というのが最も大きな理由ですが,
もうひとつの理由として,ギタリストはギターがないと,
撮影の時にどうしたいいかわからない,という現実があるからです。
要は手持ちぶさたなんですね。
まれにギターなしで撮影することはありますが,
どうにも腰が定まらない感じになってしまいます。

しかし,公式の撮影でピースをしたギタリストは皆無だったな。
(実はひとつだけ例外がありますが)
ファッション雑誌のモデルがピースをしている写真というのも見たことないし,
今考えると,ピースというのは
基本的にはくだけた場面で用いるのだなと,気づきます。
なかなか深いもんですね,ピースというのは。

というわけで,疑問は尽きないのですよ。オッホッホ。
現在でもピースサインは立派に生きており,
誰でもここ10年のアルバムを開けば,
自分や友人がピースをしている写真を最低10枚ぐらいは発見するでしょう。
おいらはそういう自分を発見するのが恐くて,
とてもではありませんが,昔の写真を見ることはできません。

ピースではありませんが,80年代の初頭に流行した「友達の輪!!」のポーズで
当時のバンドメンバー全員が写っている写真があることは
はっきり記憶しているのですが,
これなどはもう墓場まで持って行くしかありません。

投稿者 ギター・マガジン編集部 : 11:33

2007年06月14日

老婆心

ギター・マガジン7月号はすでに店頭に並んでいますので,
みなさん,ぜひお手にとってご覧下さい。

おとといの晩ですが,
このブログでも書いた中山うりのライブを見に行ってきました。
会場は渋谷のDUO。さすがの人気で,超満員。
いわゆる音楽業界関係者と思しき人々も多数来ているように見受けられ,
その注目度の高さがうかがわれました。

いや〜,素晴らしいライブでしたよ。
唯一無二の歌声。以前に坪田直子やら原田郁子やらを
引き合いにだした自分が恥ずかしい。
音楽というのは目に見えないものですが,
ステージにいる彼女を見れば,目の前に音楽がいるとはっきりわかるのです。
これは恐るべき才能です。
おそらく好き嫌いがはっきりしそうですが,
未体験の方にはぜひオススメしたいです。

さて,今日もいつものように,隣のデリ珈琲を買いに行きました。
最近のおいらのお気に入りは「フレンチ」という銘柄で,
前にも書いたような気がしますが,苦みと酸味の具合が絶妙なのです。

おっと,キシリトールも買わなくちゃと,
レジ横のスタンドから,ひょいと1本ピックアップ。
うにょ〜し,TEZUKA MODERNOストラップまた応募するぞ,
と気合いを入れました。

時分どきです。店内は昼食を買い求める人々で混雑していました。
レジに並ぶと,前には20代前半と思しき男性。
自然にその買い物に目がいき,仰天しました。
直径30センチぐらいの円形の弁当に,
プリッツ,ハイチュー,そしてコーラ!
おいおい,それは食い過ぎだろう。一度に食うの?
カロリー高杉〜。せめて,コーラはやめといたほうが。
辞書によると,こういうのは老婆心とか大きなお世話とかいうようですが,
考えはとまりません。

ざっと見積もって2000Kカロリー(ほんとか)。
もしおいらが栄養士の資格を持っていれば,確実に栄養指導したでしょう。
しかし,おいらはギター・マガジンの変酋長なのでしませんでした。

もしおいらがレジのおばちゃんだったら,
あんた,カロリー高すぎだから,これとこれは我慢しときなさいと,
おせっかいをやいたかもしれません。
しかし,おいらはギター・マガジンの変酋長なので,それもしませんでした。

まあ,ことほどさように他人の買い物は気になるというお話です。

投稿者 ギター・マガジン編集部 : 14:04

2007年06月13日

ギター・マガジン7月号は今日発売!

RM220707B.gif

突然ですが,去年のこの時期に
世の中が右へならえしてたものを覚えてますか?
ほとんどの人が覚えてないと思いますが,
サッカー・ワールドカップだったんですよ。
しかも,日本が勝たないのであまり盛り上がりませんでした。
まったく現金なもんですよ,オッホッホ。
おまけに梅雨でしたね。

今年はワールドカップはないし,梅雨もまだ来ないしで,
ギターを弾くにはもってこいですね。
なんもかんも忘れてギターを弾きましょう!

というわけで,ギター・マガジン7月号は今日発売されました。
you(ジャンヌダルク)を表紙巻頭に,充実企画が目白押し!

詳しくはこちらをご覧下さい!

最強プレイヤーズ・コンテスト
の豪華賞品も発表します。
これについてはこちらをどうぞ。
締め切りは8月10日です。ふるって参加してください。


投稿者 ギター・マガジン編集部 : 16:44

2007年06月12日

尾崎孝と内田勘太郎ライブ その3

ROA07_%20%286%29.jpg
Photo by Minoru Yuasa

尾崎さん,勘太郎さんのデュオで2曲やったあと,
勘太郎さんのソロ・コーナーに突入。
ギター1本抱えてそのまま残った勘太郎さんは,
目の覚めるようなフィンガーピッキングで
ラグタイム・ブルースを弾き出しました。
その指さばきの鮮やかなこと,一音一音の力強いこと。
弾くという字は弾む(はずむ)とも読みますが,
なぜそう読むのかが一瞬にしてわかりました。

名手といわれる人の演奏を見ていると,
これが音楽というものか,楽器とはこういう風に弾くものだったのかと,
天啓のようにひらめくことがありますが,この夜はまさにそんな瞬間でした。
心が弾み,胸が躍る8曲。
あっという間の夢のような時間でした。

投稿者 ギター・マガジン編集部 : 12:32

2007年06月11日

尾崎孝と内田勘太郎ライブ その2

ROA07_.jpg
Photo By Minoru Yuasa

「スターダスト」,それはそれは素晴らしい演奏でした。
写真は壇上のおふたりです。
手前の尾崎さんが弾いているのはEMMONSのペダル・スティールです。

投稿者 ギター・マガジン編集部 : 15:46

2007年06月08日

尾崎孝と内田勘太郎ライブ

CIMG1082.JPG

晴れたら空に豆まいて……そんなちょっと不思議な名前のライブハウスに
尾崎孝内田勘太郎のライブを見に行ってきました。
一昨年の同じ頃ですが,やはり尾崎さんがホストとなって行なわれた
Rockin' Of Agesというイベントがあったのですが,
それの第二弾的なライブです。
そして,尾崎さんの最新作『Feel Me Touch Me』の発売記念でもあります。

尾崎さんといえば,日本のスピーディ・ウエストの異名をとる(?)
ペダル・スティールの第一人者で,徳武弘文率いるDr.K Projectの一員です。
あの凄まじいスライドバーさばきを久しぶりに見られると思うとワクワク。
しかも,勘太郎さんとのジョイントですので,こっちも楽しみでした。

ライブハウスは,まだ新しいようですが,ちょっと古風で
日本情緒とアジアンテイストが微妙に入り交じったような,
なんとも落ち着いた空間でした。桟敷席もあったりしてグー。
会場には徳武さんも来てました。

ライブは,まず尾崎&勘太郎のデュオでスタート。
渋いブルースで始まり,二曲目は「スターダスト」でした。
勘太郎さんのソロ・アルバムでかつておふたりが共演した曲ですが,
ライブでは初演のようです。
これがもう,うっとりするほど素晴らしい出来映えでした。
ペダル・スティールと生ギターの組み合わせはあまり聞いたことがありませんが,
これほどドリーミーなハーモニーを生み出すことができるとは。
名手同士のあうんの呼吸で,演奏中に曲がどんどん深化していくのです。
楽器というのはこういう風に弾くものなのだ,と深く感じ入りました。

というわけで,ライブレポはしばらく続きます。

投稿者 ギター・マガジン編集部 : 14:33

2007年06月07日

MySpace Secret Shows Japan May 28th

All photos by Teppei

YK1.JPG

04-144.JPG

07-430.JPG

07-461.JPG

08-65.JPG

08-114.JPG

01-42.JPG

Ken Yokoyama
MySpace

投稿者 ギター・マガジン編集部 : 18:29

2007年06月06日

生のルーティーン

東京はすっかり夏の様相です。
天気予報によれば,今年の夏は猛暑らしいですが,
その前に梅雨がやってくると思うとうんざりしますね。
でもまあ,四季があるのはありがたいもの。
人間はつまるところ生をルーティーン化し,
繰り返しのサイクルの中でいきる動物だとおいらは思っているので,
四季のはっきりした日本という国に生まれたことは幸せです。
国というのが,たとえ政府のことを差すとしてもね。オッホッホ。

ま,そんなことはどうでもいいんですが,
ものすごい勢いで更新していると思いませんか?
大宇宙を貫く慣性の法則が働きだしたようです。

ギター・マガジン7月号が昨日校了したことはすでにお伝えしましたが,
もう少し内容をお知らせしましょう。

特別企画「伝説のギターをたずねて」には,
このブログでも以前紹介した植木等のES-175も登場します。
植木さんの事務所である渡辺プロにオファーすると,
快く受けて下さいました。
ギター・グラフィックで見逃した方は必見ですよ。

さらに,同じES-175ですが,
日本ジャズの偉人,高柳昌行の貴重なギターも撮影に成功しました。
おいらも取材に立ち会いましたが,
ギター・ケースを開けた途端に,何か特別なオーラが漂ってきました。
もう見ているだけで圧倒される一本です。

ギター・マガジン編集部はすでに8月号の準備に大わらわ(死語)です。
今月,23,24日は恒例のトーキョー・ギター・ショーもありますね。


投稿者 ギター・マガジン編集部 : 13:12

2007年06月05日

ギター・マガジン7月号校了!

070605_1901~01.JPG

ギター・マガジン7月号校了しました!

投稿者 ギター・マガジン編集部 : 19:02

2007年06月04日

フィンガリングの美

070517_1657~02.JPG

2007年ももう6月。
今年もほぼ半分終わってしまうわけですが,
実は年度はスタートしたばかり。
1年の始まりと年度の始まりをずらすことで時間感覚は大いに狂わされます。
この時差のせいで,時間の流れが余計に早く感じられるのではないでしょうか。
単なる感想ですが。

さて,ギター・マガジン7月号は引き続き校了間近ですが,
表紙・巻頭を飾るyouの話題をもう少し。
冒頭の写真はyouの左手です。

別に手相を見ようというわけじゃありません。
おいらギタリストの手がやたらと気になるのですよ。
うまいギタリストは,フィンガリングの運びに
例外なくなんともいえぬ美しさがあるものですが,
そういう美を生み出す本体をただ見たいのです。
ランディ・ローズなんか,信じられないほど美しいですよ。
日本人では,土方隆行がダントツと思います。
意外ですか? おいらも意外(失礼)だったんですが,
土方さんの左手が指板上を縦横無尽に動き回る様は,まさしく蝶のよう。
「舞う」という表現がぴったりだと,あるライブを見ていてそう思いました。

そういう風にただ見たい人はもっといるだろうと勝手に想像して,
いろんなギタリストの手を撮影しているわけですがね。

youのフィンガリングも圧倒的に美しいものでした。
その美しさがギター・マガジン7月号の誌面できっと伝わることでしょう。

投稿者 ギター・マガジン編集部 : 12:29

2007年06月01日

ギター・マガジン7月号表紙・巻頭アーティストは

070517_1653~01.JPG

今日はクライ・オン・キューの『トゥルース・トゥー・ライム』
BGMに書いています。
クライ・オン・キューは,デヴィッド・リンドレーの
エル・ラーヨ・エキスのメンバーだったバーニー・ラーセンのユニットで,
夏にぴったりのグッドレゲエを聴かせてくれます。
リンドレーもしかりですが,LAの人がレゲエをやると,
リズムが割り切れたいい感じになりますね。
おいらは本場レゲエよりこっちのほうが好み。
このくらいのゆるさがちょうどよいです。

さて,編集部はギター・マガジン7月号の校了に向けてまっしぐらです。
そんな中,物凄い勢いで更新していくのはなかなか骨が折れますが,
ここで次号の表紙・巻頭アーティストをお知らせしましょう。

初のインスト・ソロ・アルバムを発売する
you(ジャンヌダルク)がその人です。
すでにオフィシャル・サイトでは発表されていたので,
ファンの方はご存じだったかと思います。
このソロ・アルバム,youの才能が詰まった会心の作と言えるでしょう。
持ち前のテクニックとメロディセンスをフルに発揮し,
ギタリストにもそうでない人にも訴えかける何か普遍のキラメキに満ちています。

取材は先日,都内某スタジオで行いました。
インタビューから撮影まで含めて5時間あまりの長丁場でしたが,
こちらのリクエストにはすべて丁寧に答えてくれ,
とても内容の濃い取材となりました。

写真は,MACを操作しているyou。
アルバムの曲のバックトラックを再生し,
それに合わせてギターを弾いてもらっているところです。
編集部はそれを忠実に採譜して誌上で譜面にします。
つまり本人直伝,完全譜面というわけです。

それにしてもyouのプレイは見事でした。
ここを弾いてくれと言うと,ささっとバックトラックを呼び出して,
ポンとリターンキーを叩いたかと思うと,
すぐさまピックを持って,ソロを弾き出すのです。
アルバムのフレーズを完璧に再現してくれました。

MACの左に青の小さいボックスがありますが,
これは何を隠そうギター・マガジン編集部が自作したディバイスで,
バックトラックとギターの音を同時に再生できるアンプです。
数年前に連載していた
「エフェクターを作ろう」という企画で作ったものなんですが,
けっこうあっちこっちの取材で役立っております。
ちなみに,あの桑田佳祐も撮影時にこのアンプで音を出しました。

というわけで,ギタリストyouのすべてがわかる
表紙・巻頭企画をお楽しみに。

投稿者 ギター・マガジン編集部 : 15:58