2007年01月30日
デトロイトメタルシティ
今日はストレイテナーの今度発売される新作『リニア』をBGMに書いています。
最近人気急上昇中ですが,
それを裏付けるような充実の内容です。
ダークなムードぷんぷんのスリリングなロックですが,
このコード進行でこのメロディ?と思わずツッコミたくなるくらいの美メロ満載。
昨年秋に大阪にエルレガーデンを見に行った時,
対バンしていたのがストレイテナーでした。
その時もいいなと思ったんですが,今後のライブも楽しみです。
さてさて,昨日ひょんなことから,
ずっと読みたいと思っていた漫画を借りることになりました。
『デトロイトメタルシティ』って知ってますか。
それまで夢中で読んでた小川洋子の『薬指の標本』を放り出して,
一気に読みましたが,いや〜,想像を超える面白さ!
本当はネオアコをやりたいデスメタルバンドのギタリストの話です。
この先の展開に期待! この作者はギターを弾くのかな。
弾くならぜひギター・マガジンの
「みんなギターで大きくなった」のコーナーにご登場いただきたいです。
ところで,昨年秋についに待望のガロのボックスセットが出ました。
それについてアコギ・マガジンのブログに書きましたので,
興味のある人は読んでみてください。
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 12:26
2007年01月29日
アーティスト
今日は木村カエラの新作『Scratch』をBGMに書いています。
早くも3rdアルバムですが,クオリティはまったく衰えてません。
粒ぞろいの楽曲満載。メロディと歌がいいですねえ。
CMで使われてる曲もけっこう入ってます。
そのひとつが「Tree Clibmers」で,モード学園のコマーシャルで使われてますが,
初めて聴いた時から,ギターのリフが妙に印象に残ったんですよ。
ちょっと複雑な音使いだなと。
だからというわけではありませんが,
この曲をギター・マガジン3月号のスコアで取り上げています。
待ってた人,多いのでは?
(ちなみにエルレガーデンの「Marie」も取り上げています。)
「Tree Climbers」でギターを弾いてるのはAsparagusというバンドもやってる
渡邊忍というギタリストですが,彼のギターは素晴らしいですね。
あんなリフよく思いついたものです。
譜面の校正を見ながら弾いてみましたが,
あんな運指はおいらの手グセには全然なくて,四苦八苦しました。
世代の問題かなとあきらめて,自分を慰めてますが。
何にせよ,後発の世代というのは,物を作るのが大変だと常々思いますが,
才能のある人は,特に苦労とは思わないのかもね。
漫画でも映画でも音楽でも小説でもなんでも……。
毎日毎日,音楽やら何やらに接していると,
よくも日々これだけの新しいものが生まれてくるものだと感心します。
もちろんいいものもあればそうでないものもありますが,とにかく生まれる。
新しい物を生み出す人は,
先人の敷いたレールなどまったく知らないことも多いのに,
それでも素晴らしい物を出してくる。
おいらのように,少なくとも30年以上はベッタリ音楽を聴いている人間は,
新しい物に対して,過去のパターンとかフレーズとかの引き出しから
元ネタを想像してしまうのが習い性になってるんですが,
その手の分析をまったく受け付けない人がときどきいます。
そういう人に出会えた時は,感動です。
今まで何度かありました。
そして,こう思ったのです。
アーティストとは想像力でものを作る人のことだと。
こうして文字にしてみると,あまりに当たり前すぎて,
自分でもヒイてしまいそうになりますが,
これを実感するのに,おいらは十何年もかかりました。
トホホ〜イ。
さて,ギター・マガジン3月号の編集作業もいよいよ佳境。
海外派遣組のミスターとチェリーも帰ってきたし,校了へ向けてまっしぐら。
ギター・マガジン3月号の内容は,
明日からちょこちょことお知らせしていきます。
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 17:56
2007年01月18日
タペストリーが生まれた瞬間
井上陽水,奥田民生と,ネタが続きましたが,と来れば,これ。
今日は井上陽水奥田民生の『ダブルドライブ』をBGMに書いています。
結成10年にして,久々のアルバムです。
このふたりのコラボならではのゆる〜い内容ですが,
ときおり思わず血が騒ぐ,骨の太いロックがあったりして,
非常にバラエティに飛んでいます。
それにしてもメロディがいい。歌もいい。
さて,昨日の続きですが,ダニー・コーチマーといえば,
キャロル・キングやジェイムス・テイラーのセッションで有名な
ニューヨークの腕っこきで,「クーチ」という愛称で知られています。
自身のバンド,ジョー・ママやセクションで活躍していたこともありました。
そのグルーヴィなカッティングは超一級品。
ジョー・ママは,90年代の後半に名盤探検隊(ワーナー)でCD化されて,
都市部では話題沸騰したものです。
今回は奥田民生との対談,そして単独インタビューもしました。
なが〜いセッション歴を振り返ってもらったのですが,
中でもキャロル・キング『タペストリー(つづれおり)』のことは
よく覚えているらしく,すごく感動的な言葉で語ってくれました。
あの名盤が生まれた瞬間に立ち会ったような気がしましたよ。
ギター・マガジン3月号をぜひお楽しみに。
冒頭の写真はダニー・コーチマーの左手です。
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 13:35
2007年01月17日
奥田民生とダニー・コーチマー
今日はデスクワークが多く,ほぼ一日中,奥田民生のベスト盤を聴いてましたが,
どれもこれも素晴らしい曲ばかりで,
繰り返し聴いてもまるで飽きません。
改めて奥田民生の音楽の素晴らしさを実感しました。
音楽として素晴らしいのはもちろんですが,
昔々の洋楽にあったいわゆる男臭いロックの匂いというやつが,
あっちこっちに宿ってるんですね。
別にロックだからどうというわけではありませんが,やっぱりロックと言いたい。
この安定感とスリリングな感じ。ギター・ロックのすべてがありますよ。
実は昨年末,奥田民生の取材をしたんです。
The Verbsという,スティーヴ・ジョーダンのユニットに参加して
数カ所でライブをやったことはファンならご存じかと思いますが,
このバンドには,あの伝説の名セッション・ギタリスト,
ダニー・コーチマーが参加しており,そのダニーとの対談が実現したのです。
奥田民生は,単なるゲスト扱いではなく「メンバー」としての参加で,
ライブのメニューの半分ぐらいは彼の曲でした。
ここでも彼はギターを弾きまくったのですが,その音の太いこと太いこと。
最近のライブで使っているという,謎のツールも活躍してました。
マイクにワイヤーでセットされた何やらノブのようなものを回すと,
グワングワンにディレイ(リバーブ?)が
かかるという妖しげなエフェクターです。
この謎のツールはギター・マガジン3月号でばっちり紹介しますよ。
というわけで,冒頭の写真は民生&ダニーの愛器です。
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 20:29
2007年01月16日
日米3大ギタリストの饗宴
14日,日米3大ギタリストの夢の饗宴を大阪城ホールで見てきました!
そう,布袋寅泰×ブライアン・セッツァー×チャーのライブです。
ギター・マガジン読者なら,一体どんな内容になるのか
気になって仕方がなかったと思われますが,
それはもうエキサイティングだったと言っておきましょう。
布袋のテレキャスター,チャーのストラトキャスター,
ブライアンのグレッチから繰り出されるギタートーンは,唯一無二。
まさにロックンロールそのもの。
布袋がMCで言ったように,
“技と技を競うのではなく,スタイルとスタイルを競う”
史上稀なる貴重な瞬間でした。
東京,横浜公演は今週末です。ギター弾きなら見逃すな!
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 12:43
2007年01月10日
白いカーネーション
今日は井上陽水の『センチメンタル』をBGMに書いています。
以前から見たかった『かもめ食堂』という映画を
この正月の間に見たのですが、
その中で主役の小林聡美が鼻歌を口ずさむシーンが出てきます。
パッと出てきた聴き覚えのあるメロディ。思わず懐かしさがこみあげます。
うわ、これ陽水じゃん、なんちゅう曲だっけ。
このシーンがなんともゆるくて、時間が止まったよう。
それからそのメロディが頭から離れませんでした。
映画のエンドロールを見ると「白いカーネーション」という曲でした。
そうだった、そうだった、というわけで、
CD棚をあさると、2ndアルバム『センチメンタル』(72年)に入ってました。
思えば、このアルバム、小学生の時分から、
一体何度聴いたことかわかりません。
『クリムゾン・キングの宮殿』同様、
30年以上聴いてるアルバムのひとつですね、
「紙飛行機」「能古島の片想い」「東へ西へ」など
片っ端からギターでコピーしました。
特に好きだったのは「能古島〜」で、
愛用のアリアのフォークギターで繰り返し繰り返し、
暗き自部屋にて弾き語っていました。
この曲はコード進行が何ともシャレていて、
前半はカラッと明るいのに、
サビで突然マイナー調になるところが好きでした。
今聴いても全然色あせないのですが、
それどころか新たな発見すらありました。
前半はフォーク調で進むのですが、
後半で突然トランペットのソロが始まり、ボードヴィル調のアレンジになります。
バックにはバンジョーのストロークが。
それに続いて弦楽四重奏的なストリングスが奏でられ、
それがエンディングとなります。
当時は全然認識していませんでしたが、
今考えるとこれはとても不思議なアレンジです。
それなのにまるで違和感がない。
なんというビューティフルな音楽でしょう
ある意味、これはプログレです。
よくもこんなアレンジを思いついたと思いますが、
これぞ星勝マジックということでしょうか。
「白いカーネーション」は、ギター的には地味な曲なので,
当時はそれほど一生懸命聴きませんでしたが、
今聴くとものすごくいい曲で、しかもギターで弾きたくなります。
じわじわと滲みてくるこのかわいらしいメロディ。
これをさりげなく映画の挿入歌に使った製作者のセンスは素晴らしい!
そんなこんなで初期井上陽水の良さを再認識した次第です。
ビートルズの遺伝子をしっかり受け継いだ
アーティストは日本にはなかなかいないものですが、陽水は数少ない継承者です。
なんといっても「帰れない二人」がその代表曲ですが、
アルバムでいえば、この『センチメンタル』が最もいい例ですね。
『かもめ食堂』に話を戻します。
とても面白い映画なので、興味のある方はぜひ見てみて下さい。
フィンランドでひとり、食堂を開いた日本人女性の物語です。
最初は客がまったく寄りつかないものの、
だんだん地元の人に受け入れられていく様子を
ゆる〜くコミカルに描いています。
脇を固めるのは片桐はいりと、もたいまさこというわけで、
ある時代のある深夜番組にはまった人には馴染みがあるのではないでしょうか。
フィンランドの風景というものも、これまた素晴らしくビューティフルです。
あんな国に住みたいものだと溜息が出ました。
ことに太陽の光の美しさ音いったら!
そして、主役の小林聡美が素晴らしいです。
その手が作る料理のおいしそうなこと。
『転校生』の頃からファンですが、やっぱり素敵な役者ですね。
毎年毎年、今年こそいっぱい映画を見るぞと誓うのですが、
実行できた試しがありません。
う〜ん、今年こそは。
『どろろ』と『蟲師』はとりあえず見逃せないと思っていますが。

さて、ギター・マガジン2月号は13日に発売です。
デレック・トラックスの雄姿がもうすぐあなたのお手元に!
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 18:53
2007年01月05日
あけましておめでとうございます
皆様,あけましておめでとうございます!
今年もギター・マガジンをよろしくご愛読お願い致します。
2月には何やらすごいギターの別冊本も用意しています。
とりあえず元旦夕暮れの富士などご覧下さい。
年明け一番で『鉄コン筋クリート』見ました〜。
スゲエよかった(特に蒼井優)。宝町に住んでみたい。
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 20:04















