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2006年06月15日
June Bride その1
今日はジョン・マクラフリンの新作『Industrial Zen』をBGMに書いています。
近年はシャクティでインド音楽に専心していたマクラフリンが
久々に怒濤の弾きまくりジャズロックを展開した傑作です。
いや〜,素晴らしい。
以前にも書きましたが,一応おいらはギター・マガジンの変酋長なので,
仕事相手に,どんなギターを持っているんですか?とよく聞かれます。
相手にしてみれば,この人は変酋長なんだから,
当然いいギターとか高いギターとか普通に持ってるだろうという
先入観を持っていることが多く,
その感じが大抵の場合,顔に書いてあるので,
ああまたか,と内心溜息をつきながら応対することもしばしば。
相手も別に心底関心があって聞いてるわけではなく,
話のついでというか,会話を円滑に運ぶために
あいさつ程度に聞いてるんでしょうけど,
こっちにしてみればけっこう困ったりします。
この手の質問にもだいぶ慣れたので,近年は相手によって
答えを使い分けることにしています。
例えば相手があまりギターに詳しくない人であったとします。
「そうですね。テスコとケイとダンエレクトロですね。
ダンエレクトロはジミー・ペイジが使ってたのと同じやつで,
あれ,中が空洞なんですよ。ブリッジはバダスに換えてます……」
などとやった場合,確実にヒカレるので,そんな愚行は犯しません。
「ストラトとかレス・ポールとか持ってますけどね」
と答えておけば万全でしょう。
しかし,中にはかなりのギター・マニアというのもいて,
こりゃ,同好の士だなとピンと来た場合は,本当のことを話したりもします。
さあ,おいらはどんなギターを持っているのでしょう。
たまには手持ちのギターを紹介してみましょうか。
今はそんなにたくさん持ってませんけど,
こんな1本を紹介しましょう。
これなんだと思います?
ヘッドにはDECARというデカール(笑)。
どうやらアメリカ製らしいのですが,メーカー不明。
おいらは60年代初頭のケイ製ではないかとにらんでいますが。
もう14年ほど前,知り合いから買いました。
ある日,この知り合いが電話をかけてきて,
手元に面白いギターがあるから見に来いと言います。
絶対キミは気に入るからと,しつこいほど言うのです。
話を聞いてみると,彼がアメリカの楽器店から通販で買ったもので,
もともと通販リストには「レス・ポール」と記載されていたそうです。
値段も安かったし,特に疑いもなく入れてみたところ,来てみてびっくり。
どこがレス・ポールじゃ〜!
レス・ポールではないものの,見たこともないギターだし,
何とも言えないこのルックス,たまらなく切ないこの感じ。
そこで彼はおいらのことが瞬時に思い浮かんだそうです。
(つづく)
投稿者 ギター・マガジン編集部 : 2006年06月15日 11:40















